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「プリンセスチュチュ」ファンページ

ドイツ語強化月間(笑)...かな?

2010-08-22 00:58:11 | ドイツ語強化月間(笑)
↓のベルリン・フィルのコンサートの放送を見てて気になったので、一応、念のため補足しておきますと、ヴァルトビューネ Waldbuehne(ueはuウムラウト)の(die)Buehneというのは、一義には「舞台」ですが、日本語の「舞台」と同じで、「劇場」という意味も持ってます。
普通に劇場の名前にも使われます。ってことで。


それにしても、妙な「禿山の一夜」(誰の編曲? 笑)を始めとして、色々とユニークな演奏会でしたね。
レオンカヴァッロの「ボエーム」なんていう珍しいモノも聴けましたし。
でも、ライブ演奏だからってのもあるんでしょうが、異様にテンポが遅くなることが多かった...
「リエンツィ」をあの速度でやられたら管楽器は死ぬ!(笑)

夏はピクニックでコンサート

2010-08-19 00:02:25 | その他
今年のベルリン・フィルのヴァルトビューネ(←”森の劇場”という意味)・コンサートの録画が、今週のNHK芸術劇場で放送されるようです。
ドリンク片手に芝生に寝転び、夕涼みがてら気軽にクラシック音楽を楽しむという、ピクニック・コンサート。
欧米では夏の風物詩ですね。日本ではなかなか難しいですが...(場所の問題とか、夕方でもあんまり涼しくないとか 笑)
きっつい猛暑をひと時忘れて、ベルリン郊外の爽やかな風を感じられる...かもしれません(笑)

曲目をざっと見て、今年のテーマは(あんまりはっきりしてないけど)「ラブ・ストーリー」かな?と思ったら、「愛の夜」らしいです。
なるほどね...まあ、ほとんどのオペラがそう(色恋沙汰がらみ)なんですけどね...
ルサルカ(水の精霊)や、「トゥーランドット」のリュー(ひたすら献身的な女奴隷)は、ルネ・フレミングの、叙情的で、ある意味、非人間的な声質に合ってるような気がします。
「カプリッチョ」のマドレーヌ(伯爵夫人)はメトロポリタン・オペラでのルネの当たり役のひとつですね。実は来シーズンも再演予定。

「禿山の一夜」とか、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」とか、チュチュファンの皆様にもおなじみの曲も演奏されたみたいです。
最後はお決まりの「ベルリンの風」で〆。「美しく青きドナウ」(@ウィーン)とか「オールド・ラング・ザイン」(@UK)みたいなものか(笑)


8/20(金) 23:00-02:55 NHK教育 芸術劇場

23:00-
情報コーナー 「ベルリン・フィル 野外コンサートの見どころ」

23:07-
公演コーナー(1) 「ベルリン・フィルのワルトビューネ・コンサート2010」
交響詩「はげ山の一夜」(ムソルグスキー/リムスキー・コルサコフ編曲)
歌劇「ルサルカ」から「月に寄せる歌」(ドボルザーク)
歌劇「ダリボル」から「このはやる気持ち」(スメタナ)
歌劇「カプリッチョ」から「最後の場」(リヒャルト・シュトラウス)
歌劇「リエンチ」序曲(ワーグナー)
歌劇「死の都」から「わたしに残されたしあわせ」(コルンゴルト)
歌曲集 作品10第1「献身」(リヒャルト・シュトラウス)
愛のあいさつ(エルガー)
歌劇「ボエーム」から「さようなら」(プッチーニ)
歌劇「ボエーム」から「ミュゼットはみずみずしい唇に美しい歌を」(レオンカヴァルロ)
歌劇「ボエーム」から「ミミ・ピンソンは金髪娘」(レオンカヴァルロ)
歌劇「トゥーランドット」から「氷のような姫君の心も」(プッチーニ)
幻想序曲「ロメオとジュリエット」(チャイコフスキー)
ホラ・スタカート(ディニク)
歌劇「ジャンニ・スキッキ」から「わたしのおとうさん」(プッチーニ)
ベルリンの風(パウル・リンケ)
<出演>ルネ・フレミング(ソプラノ)
 イオン・マリン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
<収録>2010年6月27日 ドイツ・ベルリン ワルトビューネ野外音楽堂

01:05-
公演コーナー(2) 「ルツェルン復活祭音楽祭2010」
スキタイ組曲「アラとロリー」作品20(プロコフィエフ)
歌劇「ルル」からの交響的小品(ベルク)
交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(チャイコフスキー)
<出演> アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
 クラウディオ・アバド指揮/シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
<収録>2010年3月19日 スイス・ルツェルン文化会議センターコンサートホール


後半は今年のルツェルン復活祭音楽祭の録画再放送。
今にも倒れそうなアバド(笑)と、ラテンな若々しさいっぱいのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(元々は貧困地域再生の教育プログラムとして結成された民間のオーケストラ)のエネルギッシュな演奏が感動的ですよ♪

時間訂正 です。

2010-08-15 03:19:00 | その他
↓↓で御紹介したバイロイト音楽祭2010「ワルキューレ」の中継生放送ですが、最初に公表されてた8/21(土)22:00-02:00から、8/21(土)22:50-05:10に変更になってました(NHK BSハイビジョン)。
下記記事は既に訂正してあります。
まあ、「ワルキューレ」自体が本来4時間弱ある上に、幕間に40分程度の休憩が2回入るはずなので、それくらいはかかりますよね。

「トリスタンとイゾルデ」(バイロイト音楽祭2009)の方も、それぞれ当初予定より20-30分延長されてます。(こっちももともと4時間半あるオペラだから、当然といえば当然...)

それから「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(バイロイト音楽祭2008)は、8/21(土)【20日(金)深夜】00:25-05:05(NHK BSハイビジョン)の予定です。
その前に00:20から5分ほど、関連番組があるみたいですね。

ただし、繰り返しになりますが、バイロイトの演出は、あんまり『初心者向き』じゃないです...と思います。
演出に惑わされずに「音楽を聴ける」自信のある方ならいいと思いますが。
それか、現代風の「演劇」が好きな方なら。
そもそもドイツ人のユーモアのセンス?はちょっと変わってて、慣れないとちょっとアクが強過ぎる?んじゃないかと思うんですよね...(←あくまで私見)

あと、全くの蛇足ですが、当ブログとしては無視すべきでない事項かと思われますので一応書いときますと、"Die Walkuere"(ueはuウムラウト)は「ディー・ヴァルキューレ」というような発音で(英語ではThe Valkyrie ザ・ヴァルキリー)、「ワルキューレ」というのは完全に『日本語』です。

今日は夏の祭典でしたね

2010-08-13 23:20:04 | その他
私は残念ながら、結局行けませんでしたが...
新刊もたくさんあったみたいですので、幸運にも行かれた方は、きっと楽しい時間を過ごされたのではないでしょうか。


さて、ロイヤル・オペラ・ハウスのマガジンをパラパラ見てたら、どうやら「くるみ割り人形」の新しいDVDが出るらしいです("COMING SOON")。
既に出てるのと同じピーター・ライト版ですが、新しいプロダクションのもののようです。
Sunday Timesの記事が引用されてて、ざっくり訳すと、「ミヤコ・ヨシダは混じりけなしの優美さと最高のテクニックを兼ね備えたこんぺいとうの精、スティーヴン・マックレーは優雅で颯爽とした王子を見せた」だそうです。

吉田都さんと言えば、「オンディーヌ」のDVD / Blue-ray (2010)も出たみたいですね。
(以前、BSで放送されたのと同じ映像かな?)
こないだオーチャード・ホールで催されたエトワール・ガラでは、ロビーでなぜか吉田都さんの伝記漫画?が売られてて、へぇ、こんなのが有るんだ、と思いました。

夏はやっぱりワーグナー?

2010-08-11 22:51:46 | その他
最近、どこの歌劇場もオペラの映像化(中継とか)に力を入れてるみたいで(まあ、わざわざ歌劇場まで行くお客さんを増やすってのは難しいから、別の方法で収入を得ようって考えなんでしょうね)、かのスノッブな(笑)バイロイト音楽祭(ワーグナーのワーグナーによるワグネリアンのための音楽祭)も、ついにテレビ中継に踏み切ったみたいです。
しかも生放送。

8/21(土) 22:50-05:10 BShi ←注:こちらが生放送
8/30(月)【29日(日)深夜】 00:40-05:00 BS2
プレミアムシアター バイロイト音楽祭2010から楽劇「ワルキューレ」(ワーグナー)
(ジークムント) ヨハン・ボータ
(フンディング) ヨン・クワンチュル
(ウォータン) アルベルト・ドーメン
(ジークリンデ) エディット・ハラー
(ブリュンヒルデ) リンダ・ワトソン
(フリッカ) 藤村実穂子 ほか
【演奏】管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団
【指揮】クリスティアン・ティーレマン
【装置】フランク・フィリップ・シュロスマン
【演出】タンクレート・ドルスト
収録:2010年8月21日(土) バイロイト祝祭劇場(ドイツ)

基本的にバイロイトの演出は前衛的で理屈っぽいので、あんまり万人受けはしないと思いますが、演奏はさすがに素晴らしいので、音楽をお楽しみいただくにはいいんじゃないでしょうか。
特に、今年「ワルキューレ」を振るティーレマンは、ワーグナーやリヒャルト=シュトラウスの指揮者としては、現在最も人気があると言っていいので、期待してます。
歌手陣も素晴らしいですが、見た目は期待しないで下さい(笑)

その前に、今週末は、去年のバイロイトの「トリスタンとイゾルデ」も放送されます。
まあ、演出がめっちゃ暗くて、もう既に「トリスタンとイゾルデ」じゃない話になっちゃってますが。
(ワーグナー自身も嫌がったんじゃないかな 笑)

8/14(土) 22:00-02:30 BShi
8/23(月)【22日(日)深夜】 00:40-5:00 BS2
プレミアムシアター バイロイト音楽祭2009から楽劇「トリスタンとイゾルデ」(ワーグナー)
(トリスタン)ロバート・ディーン・スミス
(イゾルデ)イレーネ・テオリン
(マルケ)ローベルト・ホル
(クルヴェナル)ユッカ・ラシライネン
(ブランゲーネ)ミシェル・ブリート ほか
【演奏】管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団
【指揮】ペーター・シュナイダー
【演出】クリストフ・マルターラー
収録:2009年8月9日(日) バイロイト祝祭劇場(ドイツ)

ちなみに8/20(金)深夜には2008年のバイロイト音楽祭の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」(再放送)もあるみたいです。
これまたドイツっぽいというか何というか、クセのある舞台ですが、もし御興味があれば。

夏休み...ではないですが

2010-08-07 00:22:46 | その他
エトワール・ガラ2010のAプログラムに行ってきました。
演目は、前半が

◇「シルヴィア」第1幕より(J.ノイマイヤー振付) S.アッツォーニ、A.リアプコ
◇「カルメン」よりパ・ド・ドゥ(R.プティ振付) E.アバニャート、M.ガニオ
◇「天井桟敷の人々」よりスカルラッティ・パ・ド・ドゥ(J.マルティネス振付) D.ジルベール、J.オファルト
◇「フェリーツェへの手紙」(J.ブベニチェク振付、世界初演) J.ブベニチェク
◇「人魚姫」第1幕より(J.ノイマイヤー振付) S.アッツォーニ、A.リアプコ
◇「アルルの女」よりパ・ド・ドゥ(プティ振付) E.アバニャート、B.ペッシュ

後半がオール・スター出演(笑)で

◇「三銃士」全1幕(P.ラコット振付、世界初演)
 ミレディー:M=A.ジロ
 リシュリュー:B.ペッシュ
 コンスタンス:E.オブラスツォーワ
 ダルタニアン:M.エイマン
 アンヌ王妃:D.ジルベール
 ルイ13世:M.ガニオ
 アトス:J.ブベニチェク
 アラミス:J.オファルト
 ポルトス:A.リアプコ ほか

でした。
で、結論から言うと、私はやっぱり「人魚姫」が好き(笑)です。
(でも、できれば終幕のパ・ド・ドゥの方が見たかった...一幕のの方が人魚姫っぽいですが)
勿論、他のも良かったですよ。
バレエのテクニック的なことはよく分かりませんが、何も気にせずに踊りを楽しめました。
特に「フェリーツェへの手紙」のB.ペッシュは素晴らしかったです。
(これだけはバロック・ヴァイオリンの生演奏が伴奏で、それも良かったです)

三銃士も面白かったですが(ワザとらしい効果音はさておき 笑)、これを日本で初演ってのはどうなんでしょうね?
全部の話を1時間半ほどですっ飛ばすので、ストーリーを知ってないと話についてけないと思うんですが...これは、日本人なら誰でも知ってる話とは言えないような気が...まあ別にいいですが。
フランスでなら大ウケなんでしょうけどね。



さて、本館連載中のザックス話は、作者の都合(笑)により、今週と来週は夏休みです。
次回更新は8/21頃の予定です。

今年はショパン・イヤーなので

2010-08-03 00:17:32 | その他
5年前からGWに有楽町でやってる 「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」ていう音楽祭?があるんですが、今年のテーマはショパンでした(Tシャツとジーンズ着て、マグカップ片手にピアノの前に座ってるショパンがポスターだった 笑)。
日本人はショパン好きだから、盛り上がったみたいですね。(私は東京にいなかったから行ってないんですけど)
ショパンは、『チュチュ』の中でも、恥ずかしいトコ見られたふぁきあ君(笑)のバックに流れてたりしたので、チュチュファンの皆様にも親しみのある作曲家なんじゃないでしょうか。
ただし、今回の放送予定↓には、『チュチュ』で使われてた曲は入ってないみたいですが...

8/6(金) 23:00-01:15 NHK教育 芸術劇場
情報コーナー 「ショパンに沸いた“熱狂の日”」
公演コーナー 「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2010」
<演目と出演の予定>
 練習曲集 作品25 アブデル・ラーマン・エル・バシャ(ピアノ)

 ノクターン ト短調 作品15第3
 カンタービレ 変ロ長調
 ラルゴ 変ホ長調
 ワルツ 変イ長調 作品69第1「告別」 アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

 ワルツ イ短調 作品34第2「華麗な円舞曲」
 ワルツ 嬰ハ短調 作品64第2
 ワルツ ロ短調 作品69第2
 ワルツ 変イ長調 作品64第3
 バラード 第1番 ト短調 作品23
 バラード 第4番 ヘ短調 作品52 小山実稚恵(ピアノ)

 ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
 ドミートリ・リス(指揮)/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)
ほか
<収録>2010年5月3日 東京国際フォーラム ホールA&ホールB7

練習曲集Op.25は「木枯らし」とかを含む曲集で、「別れの曲」(さよならを言いたかったレーツェルさん)とかが入ってるヤツ(Op.10)とは違うものです。
ピアノ・コンツェルトは、バレエファンの方々にとっては『椿姫』の曲なんでしょうけど、ウチではザックスのテーマですね(笑)