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「プリンセスチュチュ」ファンページ

10Akt&ドイツ語強化月間(笑)番外編

2009-06-27 23:40:02 | チュチュ感想文
夏草や...
というわけで、燃え尽きてしまわれちゃった方も、興奮冷めやらぬ方も、皆様お疲れ様でした。

さて、じゃあ、今回は、感想文シリーズ(?)兼ドイツ語シリーズ(?)な話です。

色々とアブナイことをやらかしてくれるあひるちゃんとふぁきあ君のエピソードX、あひるちゃんに覗かれてるとも知らず、上半身ハダカに短パン・肩タオル姿でのんびりたそがれてた湯上りふぁきあ君...のところへ届けられた、「差出人誰?」っていう謎の『招待状』。当ブログとしては、これを避けて通るわけにはいきませんね(笑)

実はこの文面、私も気になりつつ、文字が読み取れなくて放置してたんですが、某所にて解読させていただきましたので(ありがとうございましたv)、御同様に読み取れなかった方のために御紹介。

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Einladung zur Hochzeit
アインラードゥング(招待) ツーァ(~への) ホッホツァイト(結婚式)

Von Herr Mytho und Fraeulein Kurehe (ae=aウムラウト)
フォン(~の) ヘル(男性の敬称) ミュート(みゅうと) ウント(~と~)
 フロイライン(未婚の女性の敬称) クレーエ(クレール)

Trauzeuge ist Herr Fakia
トラオツォイゲ(結婚立ち会い人) イスト(~は~である)
 ヘル(男性の敬称) ファキア(ふぁきあ)

Die Hochzeitsfeier findet heute
ディー(女性名詞の定冠詞1格) ホッホツァイツファイァー(婚礼)
 フィンデット(=stattfinden シュタットフィンデン、催す) ホイテ(今日)

um Mitternacht in der Kirche statt.
ウム(~から(時間)) ミッターナハト(真夜中)
 イン(~で) デァ(女性名詞の定冠詞3格) キルヒェ(教会) シュタット
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まあ、おおよその内容は、ふぁきあ君の半裸にも(アザにも)全く動じなかったあひるちゃんが親切に(笑)読んでくれてた通りですね。
(最後の文章で、stattfindenは分離動詞(前から2番目の文節にfindenの三人称単数=findetが来て、一番最後に前つづりのstattが来る)であることに御注意ください)
で、いくつか突っ込みを入れさせていただきますと...

2行目のVonは、「みゅうととクレール『の』結婚式」の『の』かな?と思いますが(ただし、頭が大文字になっているのはおかしい)、もしそうだとすると本来は、その後ろのHerr→Herrn(3格)になるはずなんですが...(たぶん 笑)

で、クレールの名前に敬称(Fraeulein)が付いてるってことは、これを書いたのはクレール本人じゃないってことで、とするといったい誰が書いたのか?...あの踊ってたカラス族?(笑)

それからクレールの名前のつづりは、公式ガイドでは"Kraehe"(ae=aウムラウト;意味はカラス)だそうなのですが、ここではどういうわけか"Kurehe"(このつづりだと「クーレーエ」って発音になる 笑)になってます。
ふぁきあの名前も公式ガイドでは"Fakir"らしいんですが、ここでは"Fakia"。
名前がちゃんと決まってなかったんですかね(笑)

あと本当は、結婚立会人は2人いないと結婚が成立しないんですが...まあ結局は立会人の乱入(しかも馬で 笑)で式自体がぶち壊されちゃったから、どうでもいいのか。

明日~

2009-06-20 09:38:57 | その他
さて、その中東系騎士様ですが、オンリーに合わせて本にされました!

ワサキ様作
『アラビアンKNIGHT』\700

詳しくはワサキ様のサイト「チョットダケ」*ttp://yaokisuto.cside.com/wasaki/(最初の*をhに換えてください)にて御確認下さい。
web上で公開されているものから、さらにヴァージョンアップされてますv
表紙を含めてムード満点なイラスト(ワサキ様のお友達の御三方によるもの)も入って、アラビアンな味わいがより一層深まっているように拝見しました。
ちなみに私のしょうもない萌え語りも入れていただいてますが、そこは読み飛ばして下さい( ;)

そして実はワサキ様のもう一つの新刊、『ナーハハウゼ』に、ウチのふぁきあひ中世パラレルシリーズに出てくるザックスとレーネが出演させていただいてます(ありがとうございます~)。
"nach Hause"(家に帰る)のタイトルどおり、「心が帰り着く」相手との、穏やかだけど刺激的でもある日常が描かれた、ほのぼのしっとりした素敵なお話。...というか、バレエダンサーになったふぁきあひ夫婦のラブラブなお話?(笑)
添えられた優しいイラストからも、大人になった二人の「横顔」が窺えます。
バレエのお話もたくさん出てくるので、とっても勉強にもなると思います。

私は残念ながらオンリーには伺えませんが、参加される皆様、どうぞ楽しい時間をお過ごし下さいませ。

ハレム

2009-06-13 20:03:05 | その他
梅雨の無い北海道(と言っても、7月は相対的に雨が多いんですけどね)を除く全国が梅雨入りしましたが、チュチュ・ファンの皆様におかれましては、今それどころじゃない!という状態かと存じます(笑)

さて、中東系騎士様熱烈賛頌スペシャル最終回(たぶん...)。

トプカプ宮殿のハレムの大広間(宴会場)です。中央、天蓋付き台座上のソファがスルタン(皇帝)の場所。左側の柱の向こう、一段高くなったスペース(絨毯敷きで、周囲にぐるりとソファ、中央に水盤(?))にオダリスク(部屋持ち妻妾)達が座ったと思われます。で、その上のロフトっぽいところがおそらく楽団席(オダリスク達の姿を楽師達に見せないようにするため。もっとも宮廷の楽師は、ハレムの女性達を見ないように目を潰されてたってウワサも...)。中央のシャンデリアは近世になってから付けられたものですね。「パシャの御殿」はここまで華美じゃないでしょうが、造りとしてはこんな感じでしょうか?

ハレムの内部はガイド・ツアーでのみの公開なんですが、実際、ガイドさんがいないとたぶん道に迷います(裏道?まで知り尽くしてるうずらちゃんなら大丈夫でしょうけど 笑)。見れるのは1階の主要箇所だけですが、ハレム自体は何階建てなのかよく分からない造りで(笑)、地下(半地下)にはプールまであるらしいです。ハマムも白大理石と金で豪華でした。まあ、ここで妄想するなっていうのがムリな話...(笑)

ではどうぞ皆様も、中東系騎士様の御話で、”アラビアン・ナイト・ドリーム”にどっぷりとヒタって下さいませv

チャイ(お茶)の時間。

2009-06-06 15:44:31 | その他
v中東系騎士様v激奨フェア(何それ 笑)第3弾。

トルコの典型的お茶セットです。上のポットに濃~い紅茶が入ってて、それをカップに注いで、下のポットに入ってるお湯を適当に足して、角砂糖を2-3個放り込んで甘~くして飲みます(まあ、どれをどのくらい入れるかはお好みですが)。ティーカップはガラス製が多いみたいですね。ちなみにお菓子も激甘のが多いです。

トルコではお茶は生活習慣の一部らしくて、何かにつけてお茶をするのはもちろん、お店に買い物に来たお客さんにも出したりするらしいです。バザールには、紅茶を(ポットとグラスで)配達してくれる紅茶屋さんがあり、公園には、デカい紅茶ポット?をしょった紅茶売りの人がいます。きっと宮殿のハレムでも飲んでたことでしょう。総督は砂糖無しかな?それともあひるちゃんやうずらちゃんと一緒に激甘を飲んでた?(笑)

トルコは本っ当に食べ物が美味しいんですよね。農業国で、素材が新鮮で良いってのもあるんでしょうが、味付けも意外にさっぱりして日本人好みなんじゃないかと思います。ヨーグルトとかチーズとか、そんなにクセは無いけど、味はしっかりある、という感じ(でもアイラン≒飲むヨーグルトは、私はダメでした 笑)。ぶどうの葉っぱ巻きのドルマなんかも、見た目は「何?」と思いますが、食べてみると美味しい。街を歩いててふらっと食堂に入っても、普通の食事が普通に美味しい。これで治安が良ければ、オススメの観光地なんですけどね...まあ、お話じゃないですけど、大昔からの複雑な歴史があるとこなんで。