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「プリンセスチュチュ」ファンページ

音楽の秋?

2010-10-28 00:54:06 | その他
...だからかどうか、今月はオススメなコンサートの放送が多いです(笑)
今週末のNHK BS「プレミアムシアター」は、先シーズンでウィーンのシュターツオパーを退陣したIoan Holender氏のためのフェアウェル・ガラ・コンサート。

10/30(土) 22:00-02:00 NHK BShi
11/15(月)【14(日)深夜】 00:40-04:40 NHK BS2
ウィーン国立歌劇場 イオアン・ホーレンダー総監督フェアウェル・ガラ
 収録:2010年6月26日(土) ウィーン国立歌劇場

曲目は、「フィガロの結婚」(←『序曲』がヤギ子先生のテーマ?でしたね)「ウィリアム・テル」「ドン・カルロ」「ジャンニ・スキッキ」「メリー・ウィドー」「魔弾の射手」「トリスタンとイゾルデ」「ローエングリン」(←『第3幕への前奏曲』が切り込み隊長のテーマ(笑)でしたが...)など、ということですが、出演者がスゴイ。

プラシド・ドミンゴ(まだ歌ってる! 笑)、アンナ・ネトレプコ(お母さんになってもお茶目でカワイイv)といった、超の付く有名どころから、ナタリー・デセイ、バルバラ・フリットリ、ヨハン・ボータ、トマス・ハンプソンなどの人気歌手が勢揃い。
私の好きな、メゾ・ソプラノのアンゲリカ・キルヒシュラーガー(カッコよくて若い男の子役が似合う)とかワルトラウト・マイア(ワーグナー・オペラの翳の有る女役が逸品)とか、それにミヒャエル・シャーデ(明るい声質のテノールで性格も明るい 笑)も歌ったようです。

演奏はウィーン国立歌劇場管弦楽団/合唱団で、指揮をしたのはズービン・メータ、フランツ・ウェルザー・メスト、ファビオ・ルイージなどなどのこれまた錚々たる面々。(本当は小澤征爾も振りたかったんでしょうが...)
これほどの贅沢な取り合わせは、ここでしかありえないですね。
普段あまりクラシックをお聴きにならない方や、初めてクラシックに触れるお子様達にこそ聴いてほしい感じです。

Miyako Yoshidaのロミジュリ

2010-10-21 23:27:17 | その他
来月の放送予定ですが、早めにお知らせ。
今年6月に行われた英国ロイヤル・バレエ団の来日公演で吉田都さんが出演された「ロメオとジュリエット」(マクミラン版)最終日の模様が放送されるらしいです。

2010/11/19(金) 23:00-(終了時刻未定) NHK教育
情報コーナー 「吉田都の芸術」
公演コーナー「英国ロイヤル・バレエ日本公演 『ロメオとジュリエット』全3幕」

バレエ「ロメオとジュリエット」全3幕(プロコフィエフ)
ジュリエット:吉田都
ロメオ:スティーヴン・マックレー
ティボルト:トーマス・ホワイトヘッド
べンヴォーリオ:セルゲイ・ポルーニン
パリス:ヨハネス・ステパネク ほか

振付:ケネス・マクミラン
ボリス・グルージン指揮/東京フィルハーモニー交響楽団
[2010年6月29日  東京文化会館]

チケット発売開始とほぼ同時に売り切れた人気公演(泣)
この公演が吉田さんの事実上のロイヤル・バレエ退団公演(ロンドンでの最終ステージ「シンデレラ」よりも後)だったんですよね。
「情報コーナー」では、御本人がゲストとして出演されるみたいです。
ロメオは先シーズン、プリンシパルに昇格した若手のスティーヴン・マックレー。
マクミラン版振付がお気に召すかどうかはさておき(笑)、一見の価値は有るのではないでしょうか。

現在NHK教育で再放送中の、吉田さんのスーパーバレエレッスンの「ロメオとジュリエット」は11/26~(金曜日22:25-22:50、翌週金曜日5:35-6:00)放送予定ですので、よろしければ合わせて御覧下さい(回し者? 笑)

「椿姫」...の曲

2010-10-16 20:16:16 | その他
来週の「名曲探偵アマデウス」は、ノイマイヤー振付のバレエ「椿姫」で使われている、ショパンのピアノ協奏曲第2番を探る(笑)みたいです。

2010/10/18(月)19:00-19:45 NHK BShi
2010/10/24(日)18:00-18:45 NHK BS2

「名曲探偵アマデウス」 事件ファイル♯75
失われた記憶を求めて ~ショパン 「ピアノ協奏曲 第2番」

完成したのは第1番より早かったらしいですが(といってもほぼ同時)、こっちの方が後に出版されたので第2番なんですよね。
情熱的な雰囲気の第1番よりも、情緒的な感じ?ですかね?ま、似たようなもんではあるんですが(笑)
確か全楽章がそのままバレエの第1幕になってましたよね。(第3幕では第1番の第2楽章が使われてた...)
まあ、ウチのサイトでは、ショパンはザックスのテーマなんですが(笑)

ショパンのピアノ・コンチェルトはヴィルトゥオーソ的要素が強い(つまり音楽の重心がピアノに偏っていて、オーケーストラの協奏的な響きが弱い)とよく言われてますが(オーケストラ版への編曲は他人がしたという説も)、比較の問題のような気がします。
勿論ベートーヴェンやブラームスとは比べるべくもありませんが、シューマンなどの「室内歌曲系」作曲家の曲と比べれば、たいして違わないんじゃないかと...(←偏見)

あと、個性の強いスター・ピアニストがそういうふうに演奏するから、というせいも多分にあるかもしれません。
演奏によっては、例えば第2楽章のファゴットとの掛け合いで、ファゴットがほとんど聞こえないという場合もあり、そうなるとこの曲の繊細な魅力が台無しになると私は思うんですが。
ショパンの作曲当時とはピアノ自体も違い、演奏形態としても、本来はもっと室内楽的でアンサンブル重視のものだったんじゃないかなぁという気がします。
バレエの「椿姫」にも、そういうこまやかな演奏の方が合うように思いますが、いかがでしょうか?

今週も更新休み

2010-10-09 23:04:57 | その他
今週もザックス&レーネはお休みです。
まあ、彼らも久しぶりにハッスルして(^△^;;)疲れちゃったと思うんで、ゆっくり休ませといてやって下さい(笑)
たぶん来週には更新できる...といいんですが。

Metのサイトは、その後、公演初日のフォト・スナップなんかもアップされてます。
http://www.metoperafamily.org/metopera/news/photos/gallery.aspx
プロダクション・イメージのフォト・ギャラリーも充実(The Ring minisite)。

写真やビデオ・トレーラー(←ラインゴールドの演出風景なのに、何故かBGMはヴァルキューレ 笑)で見る限り、舞台を横切る巨大な蛇腹状のセットが中心になっていて、それが自在に変化することで場面を表現しているようですね。
(その変化の仕方が、テーマパークのアトラクション並みにスゴイ ;)
ロバート・ルパージュの他の演出を御覧になった方は御存知と思いますが、この人の演出にはサーカスばりのアクロバティックな動きが入るので、その辺も見所のようです。

あと、↓の「バーンスタイン・イン・ヘーヒスト」のヘーヒストは地名らしいです(変な地名... 笑)
まあ、たぶん、それに引っ掛けた洒落?でタイトルにしたんだと思いますが。

今月はバーンスタイン特集

2010-10-08 01:00:32 | その他
アメリカの世界的名指揮者で大作曲家だったバーンスタインが亡くなってから、この10月で20年。
...って言っても、お若い方々にはいまいちピンとこないかもしれませんが...
当時は、バーンスタインが、恐らく最後になると分かっていた来日公演を途中でキャンセルして(替わりに弟子の大植英次さんが振りました)、騒ぎになったりとかしましたよね。(遠い目...)
広島平和コンサートとかPacific Music Festival(PMF、札幌)など、日本におけるクラシック音楽活動に大きな影響を残した人です。

というわけで、NHK BSプレミアムシアターでは、3回に分けてバーンスタイン特集を敢行(笑)
第1回は、御存知バーンスタイン作曲の名作ミュージカル、「ウェスト・サイド・ストーリー」特集。

2010/10/9(土) 20:00-02:50 NHK BShi
2010/10/18(月)【17(日)深夜】 00:40-04:53 NHK BS2
バーンスタイン没後20年スペシャル第1週
◇バーンスタイン没後20年スペシャル
◇衛星映画劇場「ウエスト・サイド物語」 ←10/18(月)BS2での放送はなし
◇バーンスタイン・イン・ヘーヒスト (22:43-)
◇ドキュメンタリー「メイキング・オブ・”ウエスト・サイド・ストーリー”」 (00:26-)
◇バーンスタイン・オン・ブロードウェイ (01:55-)

ロバート・ワイズ&ジェローム・ロビンス監督の映画については、特にコメントの必要も無いですね。
これを観てないって方もあんまりいらっしゃらないとは思いますが、もしかしたらお若い方でまだ御覧になってらっしゃらない方は是非どうぞ。ロミジュリ好きなら必須です(笑)
映画好きの方なら御存知と思いますが、映画版では、マリア(ナタリー・ウッド)と トニー(リチャード・ベイマー)の歌は吹き替えですよ。(当時としては普通。マリアの歌を吹き替えた人は「マイ・フェア・レディ」のイライザ(オードリー・ヘップバーン)の歌の吹き替えもしてます)

プログラム2番目の「バーンスタイン・イン・ヘーヒスト」(←ドイツ語。英語で言うとBernstein in Highest。日本語で言うと「至高のバーンスタイン」とか「バーンスタイン最高!」(笑)とか?)は、1976年のフランクフルトでのコンサートの録画のようです。曲目は、バーンスタインが弾き振りした「ラプソディ・イン・ブルー」や、ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」を元に彼自身が編曲した「シンフォニック・ダンス」など。

それから「メイキング・オブ・”ウエスト・サイド・ストーリー”」ですが、これは、ブロードウェイや映画のメイキングじゃなく、オペラ歌手に歌わせた「ウエスト・サイド・ストーリー」ってのがありまして、それのメイキング映像です。
トニーを歌ったホセ・カレーラス(某三大テノールの一人、スペイン出身)が「Rを巻き舌にするな」(スペイン語のRは超巻き舌。でも役の上では、スペイン語圏なのはマリアの方で、トニーはポーランド系という設定)って注意されたりしてて、笑えます。

最後のプログラムは、バーンスタイン作品のピアノ・デュオ演奏のようです。
ついでに第2回と第3回の特集の予定は下記の通りです。

2010/10/16(土) 22:00-02:00 NHK BShi
2010/10/25(月)【24(日)深夜】 00:40-04:40 NHK BS2
バーンスタイン没後20年スペシャル第2週
◇ブロードウェイ・ミュージカル 「キャンディード」
◇ドキュメンタリー「レナード・バーンスタイン・リフレクションズ」

2010/10/23(土) 22:00-02:00 NHK BShi
2010/11/8(月)【7(日)深夜】 00:40-04:40 NHK BS2
バーンスタイン没後20年スペシャル第3週
◇バーンスタインのマーラーの交響曲第5番(リハーサル付き)
◇バーンスタインのマーラーの交響曲第9番(リハーサル付き)

「キャンディード」は、ある意味、冒険人生ゲーム風ミュージカル・オペラ?ですかね。
マーラーの交響曲第5番&第9番は、私が与太話を書く時に時々BGMにしてる曲ですので、もし御興味があれば。どちらも第4楽章が有名で、秀逸です。

MetのNew「リング」サイクル開幕!

2010-10-05 00:55:30 | その他
来年は、メトロポリタン・オペラでジェームス・レヴァイン(メトの芸術監督)が初めて指揮してから40周年(音楽監督に就任してからは36年)てことで、記念企画(?)として、今シーズン(2010-2011)と来シーズン(2011-2012)にわたって、ワーグナーの「ニーベルングの指環」が新演出で上演されます(今シーズンは前半2作品、たぶん来シーズンは残り2作品を上演した上で、全4作を上演)。
レヴァインは「リング」好きみたいですね。しょっちゅうやってる気がする(笑)

注目の演出家は、映像とハイテク素材を用いたファンタジックな演出が評判のロバート・ルパージュ(フランス語読みすればロベール・ルパージュ)。
これまで多くの演出家が表現できなかった(ほとんど無理やりな現実融合に逃げざるを得なかった)本来の幻想的な神話世界を観せてくれる、斬新な舞台になりそうです。

歌手陣もスター揃いですよ。とりあえず今シーズンの注目を御紹介しますと↓

ヴォータン(「ラインの黄金」「ワルキューレ」)は当サイトの一押しバス・バリトン、ブリン・ターフェル。色んな性格の役を演じられる人ですが、厳粛な中にも情感豊かなヴォータンになりそう、かな?
カラス(ヴォータンの使い)を肩に乗っけた、鎧?姿の隻眼のブリンを見てみたい方はMetのサイト↓へgo!(笑)
http://www.metoperafamily.org/metopera/
(サイトはしょっちゅう模様替えされてますので、自分で探してみて下さい (笑)
現在は、ヴォータンやフライアの衣装設定のページ
http://www.metoperafamily.org/metopera/news/photos/gallery.aspx?id=12678
なんかもあります)
ちょっと前のものですが、こちらにブリンのインタビューもありますよ↓
http://www.operanews.com/

ブリュンヒルデ(「ワルキューレ」)は人気ワーグナー歌手のデボラ・ヴォイト。Metではイゾルデを歌ったりしてますが、ブリュンヒルデは(Metでは)初挑戦らしいです。
恰幅の良い歌手が多いブリュンヒルデ(笑)の中では、小柄な方ですね。でも、凛とした空気のある人なので、ブリュンヒルデは合うと思います。

そしてジークムント(「ワルキューレ」)は当代切ってのイケメン・テノール(笑)、ヨナス・カウフマンv
バイエルンやバイロイトでも「ローエングリン」役等で大人気。声も良いけどルックスも良いので、太目のジークムントでがっかりされたことのある方は是非どうぞ(笑)

序夜(1作目)「ラインの黄金」は今シーズン初日の9/27に開幕して、とりあえず10/9で第1期目は終了(今シーズンは来春にあと2回公演)。オープニング・ナイトの公演は、タイムズ・スクエアとリンカーン・センターのプラザでスクリーン中継されたらしいです(座席数限定、無料)。うらやましい...
インターネットでラジオ中継もしてたみたいなんですが、さすがに平日の朝7:45から聴いてるわけにもいかず...(笑)
そして第1夜(2作目)「ワルキューレ」は来年4/22に開幕です。

たぶん、チケットはもうほとんど売り切れてるかとは思いますが、「The Met: Live in HD」の対象になっていますので、映像で御覧になることも可能です。
おそらくそのうちNHKの衛星番組でも放送されるんじゃないかと思いますが、「それまで待てない」という方や「BSは観れない」という方、または「ウチのTVよりいい音で聴きたい」という方は、幾つかの映画館で限定上映される「METライブビューイング」へどうぞ(「Live in HD」は本来ライブ放送ですが、日本では4週間遅れくらいで1週間上映されてます)↓
http://www.shochiku.co.jp/met/

普通の映画よりはお高めですが、生のオペラよりは(当然ながら)はるかにお安いので、OLさんの「女子力up」や学生さんの本命デートなんかにいいかも?(笑)
東京近辺の他、札幌・名古屋・大阪・福岡などで開催。詳しくは「METライブビューイング」のHP↑を御覧下さい。
ちなみにこのサイト↑の「ワルキューレ」のデボラの写真はイゾルデの衣装ですが、MetのHPにはちゃんとワルキューレ衣装の写真があります。

今週は更新無し(本館)

2010-10-02 23:55:51 | その他
今週は「作者の都合」(笑)により、本館連載中のザックス話の更新はありません。
まあ、ここのところ延々と『お子様禁止』が続いてますから、18歳未満の読者様(が、もしいらっしゃるとしたら 笑)には、ずっと更新無しになっちゃってますけどね。
つーか、次回もそうなんですが...(笑)

実は先日行われた『聖地巡礼』(私も行きたかった~!)に参加されたある御方から、とっても嬉しいお土産をいただいてしまったので、今週末はそれを見て、リアル金冠町の火祭りの雰囲気を味わわせていただいてます。
ただ、私のドイツ語(のかすかな記憶 笑)はかなり分野が偏ってて、日常使われる言葉はよく分からない(´∀`;)ので、辞書と首っ引き状態ですが。
それでも、見ているだけで情景が浮かんできて、ワクワクしました。

「私と踊って」

2010-10-01 01:56:13 | その他
今週末のNHK BSプレミアムシアターは、ヴッパタール舞踊団の「私と踊って」。
チュチュファンなら引っ掛からずにいられないタイトル(笑)
昨年亡くなったピナ・バウシュの演出・振付(1977年)で、内容としてはシリアスで感傷的なもののようですが、比較的古い時代の音楽をベースとして、ダンサー自身が歌い演じる、演劇と舞踊が融合された作品だそうです。
以前、放送されたピナの「オルフェウスとエウリディーチェ」(グルック作曲)も何かそんな感じでしたよね。あれは、それぞれの役の歌手(元々オペラの曲)がダンサーの脇で歌ってましたが。

後半はピナ・バウシュを支えてきた二人のダンサーへのインタビューと、一般の少年少女たちによるピナ・バウシュ作品上演の道のりを追ったドキュメンタリー。
大成した芸術家(に限らないかもしれませんが)は、晩年は教育に力を入れるものみたいですね。

2010/10/2(土) 22:00-02:00 NHK BShi
2010/10/11(月)【10(日)深夜】 00:40-04:40 NHK BS2
◇舞台中継 ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団 「私と踊って」
◇インタビュー「ピナ・バウシュの遺したダンス」
◇ドキュメンタリー ダンシング・ドリーム~ピナ・バウシュの『コンタクトホーフ』~