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「プリンセスチュチュ」ファンページ

年末まとめシーズン(笑)

2013-12-26 20:54:49 | その他
今年の春にあった「NHKバレエの饗宴2013」の再放送があるらしいです。

2013/12/29(28日深夜) 0:00-2:26 NHK Eテレ

演目はウィーン国立バレエの橋本清香さん&木本全優君の「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」(ルグリ先生振付...しっかり古典なんだけど自由な感じで、かなり良かった)とか、東京バレエ団の「春の祭典」(当然のようにベジャール版)とか、ベルリン国立バレエの中村祥子さんの「黒鳥のパ・ド・ドゥ」(王道プティパ版)とか。
完全に特別ゲスト扱い(笑)の吉田都さんのパ・ド・ドゥ(ラフマニノフの「パガニーニの主題によるラプソディ」に振付けられたもの)もありましたね。
前回放送時見逃された方はどうぞ。


さて、私はまたしてもしばらく留守にします。
今年も冬コミには行けません...。゜(゜´Д`゜)゜。
みなさま、防寒対策をしっかりして、楽しんできて下さいませ。

年末恒例?(最近) ミラノ・スカラ座特集

2013-12-22 03:56:59 | その他
NHKはミラノ・スカラ座と何年契約か(?)してるんですかね。
クラシック業界的には、スカラ座は既に結構『過去の栄光』扱いなんですが...
まあ、でも今年の開幕公演は私も注目してました。
なんと言っても、スカラ座では『超いわく付き』演目の「椿姫」。
そして、危惧されていた通りというか、今回はテノール主役のピョートル・ベチャワがターゲットにされたらしいです(観客からのブーイング攻撃の)。
歌自体は結構いい出来だったらしいのに、気の毒に...
放送ではその辺りがうまく編集されているのか、というのも要チェック、というところでしょうか(笑)

演出(ロシアの現代派演出家による)は、なんとなく19世紀末から20世紀初頭のアメリカみたいな感じで、それも(それこそが?)開幕公演に集った「先祖代々スカラ座の客」な方々にはお気に召さなかったようです。
まあねぇ、マリア・カラスやカルロス・クライバーを始めとする輝かしい(過去の)栄光を思えば、彼らが「自分達こそが《正統》」(だから新しいものには何かしらケチをつけなきゃいけない)って思う気持ちも、分からなくはないんですけどね...
矛盾するようですが、もし放送を御覧になるのでしたら、あまり先入観を持たずに御覧になった方が宜しいかと思います。

チュチュ・ファンのみなさまにはむしろその後の「ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2010」(再放送)の方がオススメ。
ドゥダメルの指揮で、ベルリン・フィルとしては珍しく(笑)熱の籠もった演奏です。
情感たっぷりのフランス・スペイン音楽が聴けます。
歌ったガランチャは、現代最高の”カルメン”だと私は思っています。


2013/12/23(月)【12/22(日)深夜】 NHK BSプレミアム
0:30~3:05
◇ミラノ・スカラ座 2013/14シーズン 開幕公演
歌劇「椿姫」(全3幕) (ヴェルディ)
 ヴィオレッタ・ヴァレリー: ディアナ・ダムラウ
 アルフレード・ジェルモン: ピョートル・ベチャワ
 ジョルジョ・ジェルモン: ジェリコ・ルチッチ
  ダニエレ・ガッティ指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団
  [収録:2013年12月7日 ミラノ・スカラ座]
3:08~4:40
◇ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2010
1.序曲「ローマの謝肉祭」作品9 (ベルリオーズ)
2.劇的物語「ファウストのごう罰」から ロマンス「燃える恋の思いに」 (ベルリオーズ)
3.歌劇「サムソンとデリラ」から バッカナール (サン・サーンス)
4.歌劇「サムソンとデリラ」から あなたの声に心は開く (サン・サーンス)
5.歌劇「カルメン」から (ビゼー)
 (1)前奏曲
 (2)ハバネラ「恋は野の鳥」
 (3)第3幕への間奏曲
 (4)セギディーリャ「セビリアのとりでの近くに」
 (5)第4幕への間奏曲
 (6)ロマの歌「にぎやかな楽の調べ」
6.バレエ組曲「三角帽子」第2部 (ファリャ)
 (1)近所の人たち
 (2)粉屋の踊り
 (3)終幕の踊り
7.サルスエラ「セベデーオの娘たち」から ろう獄の歌 (チャピ)
8.歌劇「はかない人生」から スペイン舞曲第1番 (ファリャ)
9.グラナダ (ララ)

 メゾ・ソプラノ: エリーナ・ガランチャ
 グスターボ・ドゥダメル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 [収録:2010年12月31日 ベルリン・フィルハーモニーホール]


ちなみにその翌日からは、「華麗なるオペラの世界 ミラノ・スカラ座」と題して、

2013/12/24(火) 0:45~ 【23日(月)深夜】
 歌劇「ナブッコ」(ヴェルディ)
2013/12/27日(金) 0:00~ 【26日(木)深夜】
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」(ワーグナー)
201312/28(土) 0:15~ 【27日(金)深夜】
 楽劇「神々のたそがれ」(ワーグナー)

という、『チーム・生誕200年』なラインナップ。
スカラ座のワーグナーは私はあまり好みませんが、もし御興味がおありでしたらどうぞ。


ついでに、クリスマスの朝は少年合唱団のクリスマス・キャロルの放送があります。

2013/12/25(水) 6:00~6:58 NHK BSプレミアム
クラシック倶楽部 ドレスデン十字架合唱団 演奏会

「あんまりクリスマスなんて関係ないし」という方も、ぜひおごそかな気分だけでも味わってみて下さいませ (^o^)

チャイコフスキーでカップリングか

2013-12-14 15:42:18 | その他
今週末(日曜深夜)はNHK BSプレミアムで「マシュー・ボーンの『眠りの森の美女』」と「マリインスキーの『くるみ割り人形』」がありますね。

マシュー・ボーン版「眠り」はロンドン公演が即完売するほどの人気だったみたいですね。
現代的な解釈を入れつつも、前衛に走るのではない、みんなが楽しめるオシャレなプロダクションのようです(私はまだ見てない ^^;)。

マリインスキーのはたぶん再放送。
(私が記憶してるヤツで合ってれば、たしか色んな点で「まあまあ」だったかな)
ワイノーネン版です。

2013/12/16(月)【12/15(日)深夜】 0:00-04:00
プレミアムシアター
◇ニュー・アドベンチャーズ公演
バレエ「眠りの森の美女」(全4幕) (チャイコフスキー)
 オーロラ姫: ハナ・ヴァッサロ
 レオ(狩り場の番人): ドミニク・ノース
 ライラック伯爵(妖精の王): クリストファー・マーニー
 カラボス(闇の妖精)/カラドック(カラボスの息子): アダム・マスケル
 ベネディクト王: エドウィン・レイ
 エレノア妃: ケリー・ビギン
 マドックス(オーロラの乳母): デイジー・メイ・ケンプ
 妖精たち: ソフィア・ハードリー、鎌田 真梨、ケイティ・ローウェンホフ、リアム・モワー、ジョー・ウォークリング
 音源: ブレット・モリス 指揮/ザ・スリーピング・ビューティー・オーケストラ
[収録:2013年5月10日 ブリストル・ヒポドローム劇場(バーミンガム)]

◇マリインスキー・バレエ公演
バレエ「くるみ割り人形」(全3幕とエピローグ) (チャイコフスキー)
 マーシャ姫: アリーナ・ソーモワ
 王子: ウラディーミル・シクリャローフ
 ドロッセルマイヤー: フョードル・ロプホーフ
 ねずみの王様: ソスラン・クラエフ
 シュタールバウム: ウラディーミル・ポノマリョフ
 シュタールバウム夫人: アレクサンドラ・グロンスカヤ
 マーシャ: アレクサンドラ・コルシュノワ
 フランツ/くるみ割り人形: パヴェル・ミハイエフ
 道化人形: コンスタンティン・イフキン
 少女人形: ヤナ・セリーナ
 ムーア人形: アレクセイ・ポポフ
 雪のワルツ: ワレリア・マルチニューク、ヤナ・セリーナ
 スペインの踊り: ナデシャーダ・バトエヴァ、デニス・ザイネットディノフ
 アラビアの踊り: エレーナ・バジェノヴァ
 中国の踊り: ワレリア・マルチニューク、グリゴリー・ポポフ
 ロシアの踊り: ポリーナ・ラサディナ、クセーニャ・ロマショワ、ミハイル・ベルディシェフスキ
 あし笛の踊り: エレオノーラ・セブナール、ユリア・ゾロフ、ロマン・スーコフ

マリインスキー劇場管弦楽団
マリインスキー劇場児童合唱団
指揮: ワレリー・ゲルギエフ
[収録:2011年11月21日、22日 マリインスキー劇場(サンクトペテルブルグ)]


あー、今年も残り僅かですね...

そういえば忠臣蔵シーズンでもある

2013-12-06 08:04:33 | その他
先日チケットぴあから、『ぴあ特別企画「忠臣蔵を体験しよう!」』というメールが来て、何かと思ったら、東京バレエ団の「ザ・カブキ」のキャンペーン割引チケットのお知らせでした。
確かに「ザ・カブキ」は、(日本大好きベジャールが)忠臣蔵という伝統的モチーフを、洗練されたモダンのエスプリでオマージュした『バレエの』名品だとは思いますが、「舞台初心者から歌舞伎やバレエのファンまで楽しめること間違いなし」という謳い文句は、ちょっとどうかな...?
広い心で芸術作品を見てくれる歌舞伎ファンなら、もしかしたら面白がってくれるかもしれませんが...
(歌舞伎の)物語だけじゃなく、動きやなんかからもかなり影響を受けているとはいえ、やっぱり根本的に違うモノですしね。
まあ、冒険心を持って挑戦しろ、ってことでしょうか。



さて、今週末のNHK BSプレミアムシアター、メインは今年のプロムス・ラスト・ナイトの録画放送ですが、後半はパリ・オペラ座バレエのベジャール&キリアンプログラムの再放送です。

2013/12/9(月)【12/8(日)深夜】 NHK BSプレミアム プレミアムシアター
0:00~3:08
◇プロムス2013 ラスト・ナイト・コンサート
メゾ・ソプラノ: ジョイス・ディドナート
バイオリン: ナイジェル・ケネディ
カウンター・テナー: イエスティン・デーヴィス
合 唱: BBCシンフォニー・コーラス
管弦楽: BBC交響楽団
指揮: マリン・オールソップ
[収録:2013年9月7日 ロイヤル・アルバート・ホール(ロンドン)]

3:09~4:05
◇パリ・オペラ座バレエ ベジャール&キリアン プログラム
「火の鳥」(イーゴリ・ストラヴィンスキー)
振付: モーリス・ベジャール
出演: バンジャマン・ペッシュ、カール・パケット、パリ・オペラ座バレエ団

「ヌアージュ」(クロード・ドビュッシー)
振付: イリ・キリアン
出演: ドロテ・ジルベール、マニュエル・ルグリ

「ボレロ」(モーリス・ラヴェル)
振付: モーリス・ベジャール
出演: ニコラ・ル・リッシュ、パリ・オペラ座バレエ団

管弦楽: パリ・オペラ座管弦楽団
指揮: ヴェロ・パーン
[収録:2008年12月 パリ・オペラ座バスチーユ]

プロムスの方は今年は(バロック)オペラ特集(部分的に)って感じですかね。
パリ・オペのは、バレエも素晴らしいですが、演奏が結構良いv
前回見逃された方はぜひどうぞ。

どこを聴いてもチュチュな曲v

2013-12-01 03:05:44 | その他
お知らせし忘れてましたが、今夜(すでに昨日)のNHK「ららら♪クラシック」のテーマは『展覧会の絵』でした。
...って言っても、ほぼ(作曲者の)ムソルグスキー話に終始してたんで、この曲自体の解説はさらっと流された感じだったですね。
演奏コーナーもピアノ版(原曲版)の最初(プロムナード)と最後(キエフの大門)だけだったんで(まあ、時間的に当然か...)、チュチュファンのみなさまにはたぶん物足りなかったんじゃないでしょうか?

あ、ちなみに、有名な話ですが、「キエフの大門」に出てくる『鐘』の響きは、元になった絵(番組内でもちらっと映ってました)の中の鐘楼の鐘の音だという話があります。
真偽のほどはともかく、この曲を聴くと、20~23Aktにかけてヘタレ騎士からヘタレ作家へと大転身を遂げるふぁきあ君がいきなり使命に目覚めて大丈夫かオイと思っていたらやっぱり次回で吐いてるし(笑)な、22Akt終盤あたりが脳裏に浮かんできますねv

再放送は月曜日の朝です。

2013/12/2(月)10:25-10:55 NHK Eテレ ららら♪クラシック
響け!民衆の魂 ムソルグスキーの“展覧会の絵”

もっとも、これを見るよりチュチュのDVDを見た方が満足できるとは思いますが...(^^;)