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「プリンセスチュチュ」ファンページ

世界バレエフェスティバル

2009-04-18 21:07:58 | その他
#なにやらバレエサイトになりつつあるな(笑)

『第12回世界バレエフェスティバル』なるものがあるらしいですね。
ABTのダニール・シムキンとか、英国ロイヤルバレエのタマラ・ロホとアリーナ・コジョカルとか、ルグリ先生とか(日本好きだな... 笑)が来る予定のようです。

<全幕特別プロ>
「ドン・キホーテ」全2幕(7/29(水))
 マリア・コチェトコワ / ダニール・シムキン 他
「白鳥の湖」全4幕(8/6(木))
 タマラ・ロホ / フェデリコ・ボネッリ 他
「眠れる森の美女」(マラーホフ版)全3幕プロローグ付(8/15(土))
 アリーナ・コジョカル / ヨハン・コボー 他

<特別プロ>
《オマージュ・ア・ベジャール》(8/16(日)、17(月))
「ルーミー」(東京バレエ団初演)/東京バレエ団
「ザ・カブキ」より由良之助のソロ/高岸直樹(8/16)、後藤晴雄(8/17)
「バクチIII」/上野水香-後藤晴雄(8/16)、吉岡美佳-木村和夫(8/17)
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」/エリザベット・ロス
「アダージェット」/ジル・ロマン
「鳥」(東京バレエ団初演)/東京バレエ団
「さすらう若者の歌」/ローラン・イレール、マニュエル・ルグリ
「ボレロ」/首藤康之(8/16)、上野水香(8/17)

デヴィッド・ガーフォース指揮、東京フィルハーモニー交響楽団
東京文化会館
(4/25(土)から一般発売開始)


マーラーの曲って、バレエを振付けやすいのかな...よくわかりませんが。

ところで、「ボレロ」を躍らせるならるうちゃんかふぁきあか?と思ってましたが、こないだのシルヴィ・ギエムを見て、やっぱりるうちゃんよりもふぁきあの方が合ってるかなぁ、と思いました。
骨太な力強さっていうか、肉体の底の方から流れ出す原始的なエネルギーみたいなもの?が感じられましたよね。

4月もバレエ?(笑)

2009-04-12 15:57:38 | その他
NHKは今、バレエ・ブームらしいです(笑)
「BS20周年関連企画」とかで、今週BSハイビジョンでバレエ公演の再放送特集を(また)やる予定。

4/13(月)23:00-01:20 ボリショイ・バレエ「スパルタクス」
 カルロス・アコスタ、ニーナ・カプツォーワ、アレクサンドル・ヴォスチコフ、マリア・アラシュ ほか
 振 付 :ユーリ・グリゴローヴィチ
 [ 収録: 2008年1月19日, 22日  フランス パリ・オペラ座 ]

4/14(火)23:00-01:00英国ロイヤル・バレエ「マノン」
 タマラ・ロホ、カルロス・アコスタ、ホセ・マルタン ほか
 振 付 :ケネス・マクミラン
 [ 収録: 2008年11月1日ほか ロイヤル・オペラ・ハウス ]

4/15(水)23:00-00:40パリ・オペラ座バレエ「ジュエルズ」
「エメラルド」(フォーレ)
 クレールマリ・オスタ、カデール・ベラルビ、レティシア・プジョル、マチュー・ガニオ、エレオノラ・アバニャート、ノルウェン・ダニエル、エマニュエル・ティボー
「ルビー」(ストラヴィンスキー)
 オーレリ・デュポン、アレッシオ・カルボネ、 マリ・アニエス・ジロ
「ダイヤモンド」(チャイコフスキー)
 アニエス・ルテステュ、ジャン・ギョーム・バール、イザベル・シアラヴォラ、エミリー・コゼット
 振 付 : ジョージ・バランシン
 [ 収録: 2007年5月, フランス パリ・オペラ座 ]

4/16(木)23:00-00:30牧阿佐美バレエ団「ピンク・フロイド・バレエ」
 マリ・アニエス・ジロ、草刈 民代、菊池 研、逸見 智彦、上野 水香 ほか
 演出・振付 : ローラン・プティ
 [ 収録: 2004年2月8日, NHKホール ]

「スパルタクス」と「マノン」の主演のカルロス・アコスタは、たしか佐々木涼子さんが「たいへん品のある踊りをするダンサー」と評してらっしゃったと思いますが、私はこの人の踊りは、力強くて情熱的だと思います。どっちにしても素晴らしく正確なテクニックの持ち主なのは確かですね。
英国ロイヤル・バレエの「マノン」 は5/8(金)の芸術劇場(NHK教育 22:30-24:45)でも放送されるようです。地上波派の方は要チェックてことで(今書いても忘れられる? 笑)

「マノン」といえば、たいていの作品紹介でマノンが「悪女」とか「小悪魔的」とされているのが、どうも気になって仕方ないんですが...
たぶんオペラの「マノン」のイメージでそう↑なっちゃってるんだと思いますが、原作を読まれた方は御存知のように、この話はデ・グリュー(主人公)の語りという形式になってて、『主観によって事実が変わってる』(芥川龍之介の「藪の中」みたく)という感が拭えないんですよね。「(マノンのせいで)~せざるをえなかった(自分は悪くない)」というデ・グリューの言に惑わされずに、起こった事だけを見れば、むしろ、幼い純真さ故に、甘ったれた甲斐性無しの坊ちゃんにひっかかって破滅させられたのはマノンの方。恋人に良い生活を送らせるために(間違った方法?ではあっても)努力し、罪を被っても最期まで愛し、尽くした挙句、荒野で野垂れ死んだマノンは、哀れとしか思えません。