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「プリンセスチュチュ」ファンページ

パリの星

2011-08-27 20:05:39 | その他
来年の1-2月に、パリ・オペラ座バレエから何人か来日して公演するらしいですね。
予定出演者はイザベル・シアラヴォラ、ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ、マチアス・エイマン、バンジャマン・ペッシュのエトワール5人のほか、プレミエ・ダンスール2人とスジェ3人。
演目はクラシックのパ・ド・ドゥとコンテンポラリーの小品を幾つかというガラ公演のようです。

Love from Paris エトワール ~フランス・バレエのエレガンス~

2012/1/28(土) 13:00~
2012/1/28(土) 18:00~
 会場:昭和女子大学 人見記念講堂
 【Aプログラム】
 ニュアージュ(キリアン):ジルベール/ペッシュ
 マノン(マクミラン):シアラヴォラ/ガニオ
 白鳥の湖より黒鳥のパ・ド・ドゥ(プティパ):ウルド=ブラーム/オファルト
 チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ(バランシン):フルステ/エイマン ほか
 アーティスティック・オーガナイザー:バンジャマン・ペッシュ

2012/1/31(火) 19:00~
2012/2/1(水) 19:00~
2012/2/2(木) 19:00~
 会場:ゆうぽうとホール
 【Bプログラム】
 ミューズを率いるアポロン(バランシン): ジルベール/フルステ/ウルド=ブラーム/ガニオ
 Aunis オーニス (ガルニエ): オファルト/エイマン/ビトンクール
 椿姫より第3幕のパ・ド・ドゥ(ノイマイヤー): シアラヴォラ/ペッシュ ほか
 アーティスティック・オーガナイザー:バンジャマン・ペッシュ

どうやら先週、先行販売をやってたみたいなんですが、気がつきませんでした...
今日から9/1(木)まで、電子チケットぴあで先行抽選「プレリザーブ」をやってますので、もし御興味があれば。
一般発売は10/1(土)からです。

乗馬ネタ?

2011-08-24 00:42:00 | 二次小咄
捏造『その後』設定、ヒトあひる です。

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「ふぁきあ!って、馬乗れたよね?!」

強い光が瞼の裏に射し、うたたねから覚まされた。

「...なんだ、いきなり」
「ねぇふぁきあ、学校の中庭で頭に本乗っけて寝てたら危ないよ。ヤギ子先生が転がってくるかもしれないし、ふぇみおの牛に踏まれちゃうかもしれないし...」
「俺はそんなに鈍くない。いいから、それ返せ」
「あっ、もう。ふぁきあってば、あたしには色々うるさく言うくせに、自分は...」

俺が取り返した本に手を伸ばして無防備に寄りかかってくる小さな体を、片手で押し返す。

「それで?馬がどうしたって?」
「あっ、そうそう、ぴけとりりえがね、今度一緒にファームステイに行こうって。田舎の農家に泊まって、畑や家畜の世話をしたりするんだよ。で、馬に乗って野原を歩けたりもするんだって。ほら、あたし、馬に乗ったことないじゃない?だから、乗り方を教えておいてもらった方がいいかな、って。あと、収穫した果物でジャムを作ったり、搾ったミルクでチーズを作ったり...」
「やめとけ」
「えっ?なんで?あ、もしかしてあたしが一人で行っちゃうと寂しいと思ってる?」
「違う!そうじゃなくて...とにかく、馬はダメだ。落ちて骨でも折ったらどうする。お前、卵とはいえ、バレリーナだろう」
「だって~、ふぁきあは乗ってたじゃん」
「一緒にするな。お前、そそっかしいんだからな」
「またそうやって自分だけ危ないことする...」

のぞき込んでくる顔を避けるように立ち上がり、本で膝を払う。

「俺は危ないことをしてるわけじゃない。今はな。こういうことには、技術とか訓練以前に、向き不向きってものがあるんだ。お前は乗馬には向かない。馬は賢いし、乗り手の人を見る。精神的にも馬を支配して従わせられる人間でないと、乗りこなすことはできない」
「馬と心で話すってこと?」
「...ちょっと違うが、まあ、それに近いか」
「じゃあ、たぶんできるよ。あたしにも」
「あのな、そういうことじゃなく...」
「ねえふぁきあ、バレエだって本当はあたしには向いてないかもしれない。でもあたしは、そんな理由で踊ることをやめたりしないよ。そうでしょ?」
「それとこれとは違...」

きらきら輝く大きな瞳を見てはいけなかった。なのに、つい見てしまった。

「...う...」
「大丈夫。本当にムリだって思ったらやめるから。あたしだってケガするのイヤだもん。でも、努力してみる前にあきらめてしまうのもイヤだから」
「...それは分かるが...」
「それでさ、いつかふぁきあと馬を並べて走れるようになったら素敵だと思わない?一緒にパ・ド・ドゥを踊るみたいに。あっ、そうだ、そんなに心配してくれるんだったら、ずっとそばにいて教えてくれればいいじゃない?こっちで練習する時だけじゃなくて、あっちで乗る時も」

頭の中で広がった妄想に気を取られて、うっかりうなずいていた。

「...しょうがないな」
「よかった!じゃあふぁきあも一緒に行くって、ぴけとりりえに言って来る!」
「おい、ちょっと待て。俺はお前達と一緒に行くなんて言ってない。第一、誘われたのはお前だろう。俺はお前が馬に乗る時だけ様子を見に...」
「だいじょーぶ、最初っからふぁきあも誘うってことになってたから」
「...は?」
「うん。『ふぁきあも一緒でいい?』って聞いたら、ぴけは『あんたはきっとそう言うだろうと思ってたよ』って。りりえは『楽しみねえ~v』って」

何を楽しみにされているのか知らないが、どうせロクなことじゃない。
だが、身震いして引きとめようとした時には、パタパタと走って行ったあひるが、植木の陰で手ぐすね引いて待ち構えていた二人に捕まるのが見えた。



しばらくネット落ちします

2011-08-13 00:38:31 | その他
たぶんどっかで見るだけは見れるかとは思うんですが...
メールのお返事書いたりとかはできないかもしれませんので、どうぞご了承下さい。

いよいよ夏祭りですね。
東京はいっとき涼し目でしたが、ここにきていよいよ夏本番の暑さ。
大荷物を持って移動するのはキツイので、買い込んだブツは宅急便で送るのがよろしいかと存じます(が、なかなかそうできないんですよね... 笑)
まあ、ムリせず、余裕を持って楽しんできてください。

今年のバイロイト中継は「ローエングリン」

2011-08-06 00:03:51 | その他
2011/8/14(日) 22:45-05:00 NHK BSプレミアム
◇バイロイト音楽祭2011から歌劇「ローエングリン」(ワーグナー)
 ローエングリン:クラウス・フロリアン・フォークト
 エルザ:アネッテ・ダッシュ ほか

 管弦楽:バイロイト祝祭管弦楽団
 指 揮:アンドリス・ネルソンス
 演 出:ハンス・ノイエンフェルツ
(2011年8月14日 バイロイト祝祭劇場)

チュチュファンのみなさまには、『俺はもうヘタレない!』(笑)騎士のテーマとしてお馴染みのオペラですね。

ただしみなさま御承知のとおり、バイロイトの演出は超前衛的で、全く一般向けで『ない』ですので、『普通のローエングリン』がお好きな方にはあまりオススメできません。
妙なモノがぞろぞろ出てきたり、どん底暗いエンディングでもOK!という方はゼヒどうぞ(笑)
タイトルロールを歌うクラウス・フロリアン・フォークトはこれまた特異な声質のテノールで、バイロイトではおなじみの歌手ですが、ローエングリンという役のオーソドックスなイメージを木っ端微塵にしてくれます。(私も最初聴いた時はのけ反りました 笑)

まあ、「世界で一番チケットを取りにくい音楽祭」(笑)なので、ライブで雰囲気を楽しむことができるのはいいですよね。
でも私はたぶん、ライブでは見れないんですが...