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「プリンセスチュチュ」ファンページ

『ワーグナー・シーズン』開幕

2012-09-29 02:12:08 | その他
9月も下旬になって、各地のオペラ・ハウス(&その他クラシック界)では続々と新シーズンが始まってますね。
来年(2013年)はワーグナー生誕200年ということで、今シーズンはどこのオペラ・ハウスも軒並みリング・サイクル(←「ニーベルングの指輪」4作品の全作上演)を企画。
各劇場とも、色々と試行錯誤(?)してワーグナー歌手を揃え(歌うの大変だから... ;~▽~;)、この一大メモリアル・イヤーに臨んだようです(笑)
まあ、キャストは遅くとも2~3年前には大体決まってるんですが、2~3年も経つと色々と事情が変わってきちゃったりもするんでね...

他より一足(二足?)早く、先々シーズンから「リング」をスタートさせたメトロポリタン・オペラは、昨シーズンまでに収録した舞台(+α)を先だってBD & DVDリリース。
待ってました~v というか、意外に早かった(笑)
入手して、今、順番に再鑑賞してるとこです(時間がかかる...)
近く(の画面)で見ると、装置のメカメカしさがはっきり見えるのが御愛嬌( ̄w ̄)

このプロダクションはほんとに、これでもか、ってくらいトラブル続き?だったんですが、にも関わらずなんとか完走して、しかもなかなか良い舞台になった気がします。
こう言ってはなんですが、バイロイトよりイイかも(笑)
バイロイトは既に、ワーグナー本人が目指してたものからはかけ離れてきちゃってるんでね...

メトロポリタン・オペラの音はあんまり繊細とは言えないけど勢いがあって、(どこぞのリリカルな有名歌劇場よりはよほど)ワーグナーに向いてると思います。
レヴァイン(「ラインの黄金」「ヴァルキューレ」)&ルイージ(「ジークフリート」「神々の黄昏」)の音楽作りも、私は悪くないと思いました。
バイロイトやミュンヘン(他のオペラ・ハウスは論外 笑)と比べても、あまり見劣り(聴き劣り?)せず、楽しめるんじゃないでしょうか?

オペラにあまり馴染みのない方、およびゲーム好きな方(謎)には特にこのプロダクションはオススメです。
「ジークフリート」「神々の黄昏」ではチュチュ・ファンの皆様にも聴き慣れたメロディーが出てきますので、是非頑張って聴いてみて下さい(全作で計15時間 笑)。

祝・10周年 \(*^-^*)/

2012-09-24 00:09:14 | その他
某チュチュ・サイト様のところで「Fakiru week」という企画を知って、私はpixivアカウント持ってないので参加はできないのですが、お題をつらつら見てたら、小ネタが一個降りてきました(笑)

ブログにアゲるにはちょっと長めなので、本館(eine Entchen)の方にupしました。
アヒルなあひるちゃんにデレる前、「眉間にシワ」時代のふぁきあ君のモノローグ。
ただ、どのお題をネタにしたかは、ちょっと分かりにくくなっちゃったかもしれません...

こんなところにまで...(笑)

2012-09-23 11:42:23 | その他
先週のR25のインタビュー記事は熊川哲也氏でしたね。
(見逃した方・配布地域外の方、webR25でバックナンバー読めます)
内容は、大雑把に言うと、バレエに対する姿勢がどういうふうに変わってきて、この先は何を目指すか、という話だったと思いますが、もう一つ、あんまりバレエに縁のない若い男性(R25読者)がどういうふうにバレエにとっかかりを持てるか、という話もあって、それらのつながり(?)で、来月のK-バレエカンパニーの「ドン・キホーテ」公演の話が出てました。

熊川君(君づけでゴメン 笑)本人が十八番のバジルを踊る(日もある)ってことで、話題の公演。
直前にフリーペーパーで紹介されたところで、まだチケットあるのか...

全国で公演がありますが、東京では、東京文化会館とオーチャードホールで演る予定。
http://k-ballet.co.jp/performances/2012-donquixote
自分で踊る芸術監督(@オーチャードホール)って、どうなの...(笑)



あ、ところで、話変わりますが、来月NHK BSプレミアムで、第13回世界バレエ・フェスティバルの録画放送されますね。
直前になったらまたリマインダー記事出します(笑)

ベジャール版「くるみ割り人形」

2012-09-22 02:14:22 | その他
私はこのプロダクションを観たことないんですが...
東京バレエ団がベジャール振付の「くるみ割り人形」の公演をするようです(2012/12/15-16)。
http://www.nbs.or.jp/stages/1212_bejart-nuts/index.html

ベジャールが振付したのはどれもそうですが、これも元の作品とはかなり(と言うか全然)違う話になってるようですね。
まあ、どっちかというと大人向けの「くるみ割り人形」なのかな?
ベジャールの夢幻的且つ官能的な独特の世界を楽しめる方には、変わりダネの「くるみ割り人形」として面白いかも。

ただいまNBS WEBチケット会員先行抽選予約受付中(~9/27(木)18:00)。
一般発売開始は10/6(土)10:00~だそうです。

顧客増大作戦?

2012-09-16 18:56:51 | その他
二匹目のどじょう...じゃなくて全く同じ催しですが、東京バレエ団は来年年明けにまた『子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」』を演るらしいです。
http://www.nbs.or.jp/stages/1301_sleepingbeauty/index.html

「今年3月の初演時には、4回の公演がすべて満席」だったそうで、国内バレエ団の公演としては驚異的な集客率?なんじゃないでしょうか(笑)
ついでに将来の顧客を増やそうという遠大な計画?か...
東京バレエ団は「くるみ割り人形」の公演(2012/11/9, 10, 11)も「5歳から入場可」にして、ファミリー向けアピールを図ってるようですね。

「ねむれる森の美女」は現在、WEB先行抽選予約受付中で、一般発売は2012/10/13(土)10:00~だそうです。
また売り切れるかどうかは分かりませんが、御興味の有る方はお早めにどうぞ。
「くるみ割り人形」の方はただいま一般発売中。

復活王子のテーマ?

2012-09-09 00:47:40 | その他
このあいだ年が明けたと思ったら、もう2/3が過ぎてしまいました。
東京は残暑と言うには暑さが残り過ぎですが、そろそろ「くるみ割り人形」のチケット販売も始まって、あーもうそんな時期か、と思う今日この頃...
ちなみに今年の東京バレエ団の「くるみ割り人形」は、ABTのダニール・シムキンがくるみ割り人形王子(ワイノーネン版)を踊るらしいです(11/9, 11のみ)。



それはさておき、伝説の25Aktラスト、あひるちゃんが湖に沈んだり、ふぁきあ君が自分で手をぶっ刺したりしてる間おとなしく待ってた(だけの)王子様が、折られた剣をあっさり召還して大見得切ったシーン...のBGM。
あんまりにも短かったので、どんな曲だったか覚えてらっしゃらない方も多いかと思いますが、元はこんな曲です↓(「エグモント」の方です)


2012/9/10(月)【9日(日)深夜】00:30-02:13 NHK BSプレミアム
ルツェルン音楽祭2012
 エグモント 作品84(ベートーベン)
 レクイエム K.626(モーツァルト)

ブルーノ・ガンツ(語り・俳優/1曲目)
ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ/1曲目)
アンナ・プロハスカ(ソプラノ/2曲目)
サラ・ミンガルド(アルト/2曲目)
マクシミリアン・シュミット(テノール/2曲目)
ルネ・パーペ(バス/2曲目)
クラウディオ・アバド指揮 ルツェルン音楽祭管弦楽団


「真夏の夜の夢」同様、劇上演時に挿入されるための数曲から成る『劇音楽』ですが、「エグモント」で有名なのは序曲だけ、しかも25Aktで使われてたのはその終結部だけ。(同じモチーフは最終曲(何曲目だか忘れました)でも使われてたと思いますが)
でも序曲以外を演るのは珍しいので、滅多に聴けないものが聴ける稀な機会(笑)
ブルーノ・ガンツは、だいぶ前にベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートでもやっぱりこの曲の朗読をやってましたっけ?

アンナ・プロハスカとルネ・パーぺが出演したモツレクも一応、注目ですね。

ニーナ・アナニアシヴィリのトゥ・シューズ

2012-09-01 01:58:38 | その他
「最初にポワントで踊ったバレリーナのトゥ・シューズ、どうなったか知ってる?」という話(9Akt)がありましたが、ジャパン・アーツぴあから来たメールマガジンによると、ニーナ・アナニナシヴィリが先日の来日公演の「白鳥の湖」(来日公演で全幕を踊るのはこれで最後;本人談)で使用したトウ・シューズを東日本大震災復興支援のチャリティ・オークションに出すそうです↓

http://ja-ballet.seesaa.net/article/285485089.html

自筆サイン(カタカナの... 笑)と日付入り。
最低価格2000円から、ってことですが、たぶん万はいくだろうな...
ニャジンスキーならぬニーナのトゥ・シューズ、いかがですか? (^0^)ノ