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「プリンセスチュチュ」ファンページ

いまさらラフマニノフ

2011-04-29 23:12:59 | その他
という向きも多いでしょうが、まあ、そうは言っても、良い曲はやっぱり良いんですよね。
今年度のN響アワーでは、『いわゆる名曲』を取り上げる年間企画をするようです(たぶん月1回)。

2011/5/1(日) NHK教育 21:00-21:57
N響アワー 永遠の名曲たち
◆ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 (ラフマニノフ)
 ピアノ: アレクセイ・ヴォロディン
 指揮: セミョーン・ビシュコフ
 [2010年2月17日, サントリーホール]
◆パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 から 第16・17・18変奏 (ラフマニノフ)
 ピアノ: 小山 実稚恵
 指揮: 尾高 忠明
 [2010年5月8日, NHKホール]

どっちも拙作"Die alte..."でBGMにしてたことからもお分かりのように、どっちも結構好きな曲で、どっちも複数枚CD持ってたりします(笑)
感情を司る脳領域に、かなり強く働きかけてくる音楽?ですよね。
私の話もそうでしたが、過去にこれらの曲が使われた映画から見ても、短くせつない『訳有りの恋』というイメージにぴったりな音楽...なんじゃないかな。

N響のラフマニノフはたまに良い演奏がありますが、この演奏はどうだったのかは知りません。
ビシュコフはラフマニノフの指揮には定評があるので、たぶんそう悪くないんじゃないかなとは思いますが。

4月~5月はオペラ

2011-04-16 20:25:40 | その他
ch再編で放送枠の減ったNHK BSのプレミアムシアター、まず4月は、小澤征爾@ウィーン・シュターツオパーの「マノン・レスコー」(プッチーニ)と「さまよえるオランダ人」(ワーグナー)、それにサイトウ・キネン・フェスティバルの「利口な女狐の物語」(ヤナーチェク)が放送予定です。

○NHK BSプレミアム:プレミアムシアター

2011/4/16(土)23:30-02:36 (←☆今夜☆)
23:30~ ◇世界のマエストロ 小澤征爾の指揮芸術
00:26~ ◇歌劇「マノン・レスコー」全4幕(プッチーニ)
 小澤征爾指揮 ウィーン国立歌劇場合唱団・管弦楽団
 (2005年6月13日、17日 ウィーン国立歌劇場)

2011/4/23(土)23:30-03:30
◇歌劇「さまよえるオランダ人」(ワーグナー)
小澤征爾指揮 ウィーン国立歌劇場合唱団・管弦楽団
(2003年12月11日、14日 ウィーン国立歌劇場)
◇小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ~フレンチ・プログラム・セレクション~
 1.道化師の朝の歌(ラヴェル)
 2.シェエラザード(ラヴェル)
 3.幻想交響曲(ベルリオーズ)
 4.なき王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
 メゾ・ソプラノ:スーザン・グラハム
 小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ
 (2007-2009年 松本文化会館)

2011/4/30(土)23:30-03:30 (←「急遽放送内容を変更してお送りします」だそうです)
◇ミュージック・フォー・ジャパン PLAY&PRAY
(2011年3月16日 ベルリン・フィルハーモニーホール、2011年4月6日  シャンゼリゼ劇場(パリ) ほか)
◇サイトウ・キネン・フェスティバル松本2008から 歌劇「利口な女狐の物語」(ヤナーチェク)
 小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ
 (2008年8月28日、9月2日 まつもと市民芸術館)

「マノン・レスコー」はバレエにもなってるんで、バレエ・ファンの皆様にもお馴染み?でしょうか。
マスネの「マノン」に比べれば、こちらのプッチーニのオペラの方がまだ原作に近いですね(と言っても、オペラやバレエでの悪女的なマノンの描かれ方にはどうしても違和感を禁じ得ないんですが)。
でも、どちらのマノンの音楽もとても綺麗ですよね。

「さまよえるオランダ人」は比較的初期のワーグナー作品で、ワーグナー色はあるものの作りはわりとイタリアオペラっぽくて、しかもわりと短いので聴き易いかな?
後半のサイトウ・キネン・オーケストラは、さまよえるふぁきあひ(?)の「シェエラザード」とか、迷えるるうちゃんの「亡き王女のためのパヴァーヌ」とか、チュチュ・ファンの方向けなプログラム(笑)です。

「ミュージック・フォー・ジャパン」は、日本の地震の4日後に行われたベルリン・フィルのコンサートでの追悼演奏と、先週パリのシャンゼリゼ劇場で行われたチャリティー・ガラ・コンサートの模様をメインとする特番らしいです。
パリのコンサートには、名だたる奏者やオペラ歌手の他、なんとシルヴィ・ギエムやニコラ・ル・リッシュも参加!
とっても元気づけられそうです。
ベルリン・フィル音楽監督のサイモン・ラトル(指揮者)と小澤征爾さんからのメッセージも有り。
「利口な女狐の物語」は、チェコの作曲家ヤナーチェクによる民話風音楽劇、って感じかな。


ところで、やはり海外演奏家の来日中止・延期が相次いでますね。
(P. ドミンゴは来てましたけど。さすが!...っていうか、まだ歌ってるってのがスゴイ! 笑)
東京バレエ団の「ラ・バヤデール」でも、ソロル役が交代になったそうで。
レオニード・サラファーノフは怪我で降板らしいですが、フリーデマン・フォーゲルは、所属するシュツットガルト・バレエの許可が下りなかったらしいです(ドイツでは日本への渡航自粛勧告が出たので)。
まあ、しょうがないですけどね...
でも、代役のマシュー・ゴールディング(オランダ国立バレエ)とイーゴリ・ゼレンスキー(ノヴォシビルスク・バレエ)はOKっていうのは...うーん...
対応にバラツキが出るのも、また、仕方ないのかもしれませんが。

音で観るバレエ

2011-04-10 01:58:03 | その他
御存知の方も多いでしょうが...
4月からNHK FMで熊川哲也さんのラジオ番組が始まるそうです。
『史上初の映像の無いバレエ番組』らしいです(笑)

「熊川哲也のバレエ音楽スタジオ」
NHK FM 毎月最終金曜 午後9時10分~10時(広島県では翌週土曜 午前1時~)

記者会見の記事をざっくり要約しますと、バレエ音楽の名曲から、まだあまり知られていないバレエ音楽、また、バレエ音楽として作曲された音楽ではないけれど後々バレエで使われた名曲を紹介する、という番組らしいです。
で、熊川さんが音楽の由来や場面の内容などを丁寧に説明する、というコンセプトのようですね。
英国ロイヤルバレエ在籍当時の裏話なんかもするかもしれないそうです。

ローザンヌで金賞獲った時はバネみたいにぴょんぴょん跳ねてて、やたらキレのいい子が出てきたなぁ、って思いましたが、ずいぶん成長したもんですね。
第1回の放送は4月29日(金)で、「ロメオとジュリエット」を中心に、ということです(←バレエだからたぶんプロコフィエフのロミジュリでしょう)。