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「プリンセスチュチュ」ファンページ

2008ジルヴェスター・2009ニューイヤーコンサート

2008-12-30 02:19:09 | その他
年明けまでもうあと2日しかないのに、全く片付いてない...
もういいや(笑)

というわけで、今年の東急ジルベスターコンサートは「踊るジルベスター」がテーマらしいです。
私は東京にいないので聴けませんし、見れませんが。

12/31(水)23:30-00:45 テレビ東京
指揮:井上道義
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

ラプソディー・イン・ブルー(ガーシュイン)
 ピアノ:小曽根真
 バレエ:上野水香
オンブラ・マイ・フ(ヘンデル)
 ソプラノ:森麻季
バレエ「くるみ割り人形」から「ロシアの踊り」(チャイコフスキー)
ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
 スケート:荒川静香
「ジャズ組曲」より「ワルツ第2番」(ショスタコーヴィチ)
 バレエ:上野水香、高岸直樹

なかなか謎なプログラムです。まあ、お祭りだから(笑)


それから、ベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートは、今年もサイモン・ラトルが指揮。

1/1(木) 01:15-03:15 NHK BS2

キューバ序曲(ガーシュウィン)
弦楽のためのアダージョ(バーバー)
アメリカの古い歌(コープランド)
高速機械で早乗り(アダムズ)
歌劇“ポーギーとベス”から「サマータイム」「ベスよ お前はおれのもの」(ガーシュウィン)       
パリのアメリカ人(ガーシュウィン)
 ソプラノ:ポーリーン・マラファーネ
 バリトン:トーマス・クヴァストホフ

バーバーのアダージョは、たぶん、ミャンマーのサイクロンと中国の地震への哀悼かな?と思います。
ガーシュウィンはなんででしょうね?今年は生誕110年だったけど。


あと、「美しく青きドナウ」のバレエが見れる、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート。
今年は初めてダニエル・バレンボイムが指揮するようです。

1/1(木)19:00-22:00 NHK教育
1/3(土)10:05-11:52 NHK総合(第2部のみ)
1/4 (日) 08:00-11:00 NHK BShi
1/24(土) 21:00-24:00 NHK BS2

曲はヨハン・シュトラウスの「“ベネチアの一夜”序曲」「ワルツ“東洋のおとぎ話”」「“ジプシー男爵”序曲」「ポルカ“雷鳴と電光”」、ヨーゼフ・ヘルメスベルガーの「スペイン風ワルツ」など。世界各国風ウィーン音楽?なんですかね(笑)

ドイツ語強化月間(笑)余談

2008-12-27 23:45:14 | ドイツ語強化月間(笑)
ほんとに余談...
第九(ベートーヴェンの交響曲第9番)を聴いてて思い出したんですが、ドイツ語の歌曲では、Rを巻き舌の音で発音することが多いんですよね。
で、私は、つい、どんなRもそれで発音しちゃうんですよ。Morgen モーァゲン→モールゲン(朝)とか、Tochter トホター→トホテル(娘)とか。でも、それでも通じなくはないです。というか、それがRの音だって分かってもらえれば、発音がおかしかろうが、別に問題はないわけで。どうせドイツ(オーストリア)人だって、みんなそれぞれに訛ってるんだから、気にするほどのことでもないんじゃないかと(笑)
聞き返されることもしょっちゅうですが(何語でしゃべってても 笑)、聞き返されるってことは、こっちの話をちゃんと理解しようとしてくれてるってことなんで、むしろ勇気づけられますね。でもまあ、ちょっと面倒は面倒?(笑)

プッチーニ生誕150年

2008-12-20 18:48:18 | その他
チュチュを見て、バレエだけじゃなくオペラも見てみたくなった!(オペラの曲もありますしね 笑)という方向け情報。
イタリアオペラの二大作曲家の一人、プッチーニの誕生日(12/22)の翌日(向こうの時間では当日か?)に、NHKがBSで(またしても)丸一日特番をやるみたいです。

12/23(火・祝) BShi

第1部 9:00-11:50
 歌劇「トゥーランドット」 ~新国立劇場公演
  トゥーランドット: イレーネ・テオリン
  カラフ: ワルテル・フラッカーロ
  リュー: 浜田 理恵 ほか
  管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団
  指 揮: アントネルロ・アルレマンディ

第2部 13:00-18:00
 ドキュメンタリー 「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」~プッチーニの光と影~

 歌劇「トスカ」 抜粋 ~ミラノ・スカラ座公演
  トスカ: マリア・グレギーナ
  カヴァラドッシ: サルヴァトーレ・リチートラ ほか
  管弦楽: ミラノ・スカラ座管弦楽団
  指 揮: リッカルド・ムーティ

 歌劇「蝶々夫人」 ~二期会公演
  蝶々夫人: 木下 美穂子
  ピンカートン: 福井 敬 ほか
  管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団
  指 揮: ロベルト・リッツィ・ブリニョーリ

第3部 20:00-23:50
 歌劇「ジャンニ・スキッキ」 ~グラインドボーン音楽祭
  ジャンニ・スキッキ: アレッサンドロ・コルベルリ
  ラウレッタ: サリー・マシューズ ほか
  管弦楽: ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  指 揮: ウラディーミル・ユロフスキ

 歌劇「ボエーム」 [映画]
  ミミ: アンナ・ネトレプコ
  ロドルフォ: ロランド・ビリャソン
  ムゼッタ: ニコル・キャベル ほ か
  監 督: ロバート・ドーンヘルム

どれも有名どころなのでいちいち御紹介する必要もないとは思いますが、トリノオリンピックの荒川静香で一躍(一般的に)有名になった「トゥーランドット」とか、こないだターフェルが歌ってた名アリアてんこもりの「トスカ」とか、歌詞自体に珍妙な日本描写が見られる(笑)「蝶々夫人」とか、映画「眺めのいい部屋」の主題歌だった『私のお父さん』を含む「ジャンニ・スキッキ」とか、どれも馴染みやすいオペラばかりですね。

でもオススメはやっぱり最後の「ラ・ボエーム」(たぶん始まるのは21:00~21:30頃から?)。
アンナ・ネトレプコとロランド・ビリャソンは、2005年ザルツブルク音楽祭の「椿姫」で大好評をとった、現在無敵の組み合わせですし。
オペラ自体も印象的な美しいメロディーが盛り沢山で、舞台も色々と変化があって飽きさせず、初めてオペラを御覧になる方でも十分お楽しみになれるのではないかと思います。モチロンお話も、笑いあり涙あり、ロマンティックな悲恋で、とっても楽しめます(笑)
第1幕~第2幕はクリスマスの夜なので、季節的にもタイムリー(?)。第4幕の初めのロドルフォとマルチェッロの珠玉の二重唱(メチャメチャ好きv)もぜひお聴きになってくださいませ。

ドイツ語強化月間(笑)14

2008-12-14 01:55:51 | ドイツ語強化月間(笑)
さて、英語でもそうですが、ドイツ語でも固有名詞以外の名詞には『冠詞』か何かをつけなきゃなりません。
で、この時つけるものが、名詞の性によって変わります。(名詞に性がある言語ではたいていそうですが)

例えば、英語の"the"(その)にあたる『定冠詞(特定のものを指す場合につける冠詞)』では

  男性名詞 → der デァ・・・・〈例〉der Hof   デァ ホ'ーフ (中庭/校庭)
  女性名詞 → die ディー・・・〈例〉die Schule  ディー シュ'ーレ (学校)
  中性名詞 → das ダス・・・・〈例〉das Tor   ダス ト'ーァ (門)
  複数形  → die ディー・・・〈例〉die Tore   ディー ト'ーレ (門)

の4通り。複数形になったら、性は関係なくなります(便利?)。
女性名詞の定冠詞と複数形の定冠詞は同じように見えますが、実は格変化の形がちょっと違います。

さあ、また出てきやがりましたね、ドイツ語の文法でこれだけは避けて通れない『格変化』。一体何者?てことで、まずは実例を御覧ください↓

  ① Die Prinzessin liebt den Prinzen.  ディー プリンツェ'シン リ'ープト デン プリ'ンツェン
  ② Die Prinzessin liebt der Prinz.   ディー プリンツェ'シン リ'ープト デァ プリ'ンツ

  (Prinzessin=プリンセス liebt=愛する(liebenの変形←これについてはいずれまた...) Prinz=プリンス)

見た目たいして違わないような気がしますが、内容的には大違い。
①は「プリンセスがプリンスを愛する」、②だと「プリンスがプリンセスを愛する」という意味になります。何故?

実はドイツ語の名詞には(必ず)『格』というものがあって、『第1格(主格)』の名詞は主語(~は、~が)、『第2格(属格)』の名詞は所有格(~の)、『第3格(与格)』と『第4格(対格)』の名詞は目的語(第3=~に、第4=~を ←厳密には違いますが、とりあえずはこう覚えといてください)というふうに役割が決まってます(ドイツ語の文法は4がキーワードか? 笑)。ドイツ語では動詞(と助動詞と疑問詞)以外の位置は決まってないので(この話もまたいつか...)、順番からではどれが主語で目的語なのかは分かりません。つまり日本語の『てにをは』を、ドイツ語では名詞の『格』で判断するわけです。

この『格』によって、まず名詞自身が変化します。

 See(湖)
  1格 See ゼ'ー
  2格 Sees ゼ'ース
  3格 See ゼ'ー
  4格 See ゼ'ー

 Prinz(王子)
  1格 Prinz プリ'ンツ
  2格 Prinzen プリ'ンツェン
  3格 Prinzen プリ'ンツェン
  4格 Prinzen プリ'ンツェン

 Herz(心臓)
  1格 Herz ヘ'ルツ
  2格 Herzens ヘ'ルツェンス
  3格 Herzen ヘ'ルツェン
  4格 Herz ヘ'ルツ

 Herr Drosselmeyer(ドロッセルマイヤー氏)
  1格 Herr Drosselmeyer ヘ'ル ドロ'セルマイアー
  2格 Herrn Drosselmeyers ヘ'ルン ドロ'セルマイアース
  3格 Herrn Drosselmeyer ヘ'ルン ドロ'セルマイアー
  4格 Herrn Drosselmeyer ヘ'ルン ドロ'セルマイアー

 Geheimnisse(秘密《複数》)
  1格 Geheimnisse ゲハ'イムニセ
  2格 Geheimnisse ゲハ'イムニセ
  3格 Geheimnissen ゲハ'イムニセン
  4格 Geheimnisse ゲハ'イムニセ

↑にあげたのは一例です。基本は単数の2格で+s(女性名詞は変化しない)、複数の3格で+n(複数形で語尾にnまたはsがつくものは変化しない)。でも、そうでないのも結構あるんで、どの名詞がどのように変化するかは、やっぱりそれぞれ覚えてください(笑)
さらに、名詞の変化に対応して、冠詞の類も全て変化します。

 (定冠詞の格変化)
      《男性》    《女性》    《中性》    《複数》
  1格  der デァ   die ディー   das ダス   die ディー
  2格  des デス   der デァ    des デス   der デァ
  3格  dem デム   der デァ    dem デム   den デン
  4格  den デン   die ディー   das ダス   die ディー

たとえば上に挙げた単語を使って、「(その)王子の心臓」は

  das Herz des Prinzen ダス ヘ'ルツ デス プリ'ンツェン (←1格・4格同形)

なので

  Der Rabe verlangt das Herz des Prinzen. デァ ラ'ーベ フェルラ'ンクト ダス ヘ'ルツ デス プリ'ンツェン
  (Rabe=大型のカラス verlangt=欲する(verlangenの変形))

で、

  「(その)カラスは(その)王子の心臓を欲する」

となります。まぁ、仕組み自体はシンプル?ですよね。

あと、目的語が3格になるか4格になるかは、動詞や助動詞や前置詞などによって決まります。これも覚えるしかありません(笑)

冬はバレエもシーズン

2008-12-13 20:15:01 | その他
も一つ再放送情報。

12/16(火)01:10-01:55 NHK総合 (12/15(月)深夜)
プロフェッショナル 仕事の流儀
「悔しさを、情熱に~バレエダンサー・岩田守弘~」

まぁいわゆるプロジェクトXなノリの番組ですが、厳しい舞台裏の世界も垣間見られて、なかなか面白かったです。
どんな世界でもプロの仕事ってエンドレスなんですよね...(笑)
そういや一昨日までのボリショイの日本公演でも、岩田さんは「白鳥の湖」と「明るい小川」に出られてたみたいですね。ていうか、それに関連した番組だったと言うべきなのか?

チュチュ音楽いろいろ?

2008-12-11 22:28:59 | その他
今週のN響アワーは、単品の(序曲しかない)序曲特集。てことで、怪しい人がチュチュを後ろから押さえ込みのテーマ(笑)=チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」(エフゲーニ・スヴェトラーノフ指揮/NHK交響楽団 収録:1999年2月27日, NHKホール ←なぜここまで遡るのか...)があります。

12/14(日)21:00-22:00 NHK教育
独り立ちした序曲たち

(たぶん)その前にベートーヴェンの序曲「レオノーレ」第3番(これもカッコイイ。「コリオラン」(役立たずな騎士ふぁきあ)や「エグモント」(完全復活王子)よりカッコイイかも)とブラームスの悲劇的序曲があるので、ロミジュリは40分頃からかな。


それから、「亡き王女のためのパヴァーヌ」とか「展覧会の絵」とかがあったNHK音楽祭2008のハイライトが、来週と大晦日に放送予定。

12/19(金)22:30-01:30 NHK教育
12/31(水)08:00-11:00 BShi

もっともこの放送時間の長さだと、ヴァイオリン・コンツェルト以外は数曲しかやらない可能性大...


あと、『名曲探偵アマデウス』の「くるみ割り人形」の回の再放送がありますので、見逃された方はどうぞ。

12/13(土)13:00-13:45 BShi
チャイコフスキー「くるみ割り人形」~クリスマスに届いた呪いの人形

Kバレエカンパニーの公演映像とか熊川哲也のコメントとかちょこちょこ入ってて、音楽そのものの解説と言うよりは、「バレエの音楽」としてのオハナシになってたような気がします。

プロムス2008 ラスト・ナイト・コンサート

2008-12-04 00:18:29 | その他
しつこいようですが(笑)、当サイトの一押しバス・バリトン歌手、ブリン・ターフェルが出た今年のBBCプロムス・ラスト・ナイト・コンサートの模様が放映されます。

12/6(土) 22:00-00:34 NHK BShi
1/5(月) 00:40-04:00 NHK BS2

「プロメテウスの創造物」序曲(ベートーベン)
歌劇「タンホイザー」から「優しい夕星よ」(ワーグナー)
歌劇「トスカ」から「テ・デウム」(プッチーニ)
ピアノと合唱とオーケストラのための幻想曲ハ短調(合唱幻想曲)(ベートーベン)
歌劇「ファルスタッフ」から「この悪党め」(ヴェルディ)
---休憩---
「フニクリ・フニクラ」(デンツァ/リムスキー=コルサコフ編曲)
「サイレント・ヌーン」(ヴォーン・ウィリアムズ)

フォークソング・メドレー
「コキジバト」(イングランド民謡) ←管理人注:日本で言う「オシドリ」みたいな語意を持つ鳥
「ロッホ・ローモンド」(スコットランド民謡)
「Cariad cyntaf」(ウェールズ民謡) ←管理人注:ウェールズ語なんで、どう読むのか分かりません(笑)。意味は「初恋」らしい
「モリー・マローン」(アイルランド民謡)

「フロムズ」(アンナ・メレディス)
「ファンファーレ」(ヘンリー・ウッド)
「海の歌」(ヴォーン・ウィリアムズ)
「ルール・ブリタニア」(アーン/サージェント編曲)
「威風堂々」第1番(エルガー)
「エルサレム」(パリー/エルガー)
イギリス国歌

バス・バリトン:ブリン・ターフェル
ピアノ:エレーヌ・グリモー
ほか

合 唱:BBCシンガーズ、BBC交響楽団合唱団
管弦楽:BBC交響楽団
指 揮:ロジャー・ノリントン
[ 収録:2008年9月13日, ロイヤル・アルバートホール (ロンドン) ]

ターフェルは第1部でオペラ・アリア3曲、第2部でイギリス民謡と、恒例の「ルール・ブリタニア」も歌ってたかな。
「トスカ」のスカルピアのアリアを歌った時は、ゲストの女性が、「本当はトスカはスカルピアを憎まないといけないのに、こんなに素敵に歌われたら愛しちゃうわ」みたいなコメントしてました(笑)。「ファルスタッフ」ではファルスタッフの衣装で登場したらしく(←普通はやりません)、大歓声が上がってました(どんな衣装かご存知ない方は、見てのお楽しみ)。ターフェルはサービス精神が旺盛で楽しいことが好きな人らしいので、終始観客から笑いが起こってましたね。ラジオの解説者はいちいち解説してくれるわけじゃないので、何が起こってるのかは分かりませんでしたが、楽しそうな雰囲気は伝わってきました。


あとついでに、来週、ボリショイ・バレエの(旧ソ連圏以外で唯一の外国人ソリストの)岩田守弘さんのドキュメンタリーがあるみたいです。

12/9(火)22:00-22:45 NHK総合
プロフェッショナル 仕事の流儀
「悔しさを、情熱に ~バレエダンサー・岩田守弘~」

身長の低さを逆手に取った躍動的な踊りで、ロシアでも人気のある人ですね。

ドイツ語強化月間(笑)13

2008-12-03 02:12:48 | ドイツ語強化月間(笑)
少し脇道にそれますが、名詞の『複数形』についてサクっとさらっときましょうかね。

たいていのヨーロッパ系言語と同じようにドイツ語にも複数形があります。が、ちと面倒なことに、英語みたいに最後にsを付ければいいというわけにはいかないんです。
複数形のタイプは以下の4つ。

 ①語尾に何もつかない(単数形と変わらない)
  「窓」単数・・・Fenster フェ'ンスター
     複数・・・Fenster フェ'ンスター

 アクセントのある母音がウムラウト化する場合もあります
  「鳥」単数・・・Vogel フォ'ーゲル
     複数・・・Voegel フェ'ーゲル 《oe=oウムラウト》

 ②語尾に-e[r]がつく
  「卵」単数・・・Ei ア'イ
     複数・・・Eier ア'イアー

 アクセントのある母音がウムラウト化する場合もあります
  「しっぽ」単数・・・Schwanz シュヴァ'ンツ
       複数・・・Schwaenze シュヴェ'ンツェ 《ae=aウムラウト》

 ③語尾に-[e]nがつく(ウムラウト化することはありません)
  「羽根」単数・・・Feder フェ'ーダー
      複数・・・Federn フェ'ーデルン

 ④語尾に-sがつく(ウムラウト化することはありません) ←別名「外来語型」
  「紅茶」単数・・・Tee テ'ー
      複数・・・Tees テ'ース ←注:語尾のsは必ず「ズ」ではなく「ス」

どの単語がどういう変化をするか、については、傾向がないわけじゃないですが、覚えた方が早いです(笑)。覚えてください。
けど、例えば「パン3個下さい」と言う時に「Drei(=3) ドラ'イ Semmel ゼ'メル(←単数形。複数形はSemmeln ゼ'メルン), bitte ビ'(ッ)テ.」と言ったからといって、パンが1個しか出てこないということはまずありません(笑)。
逆に(?)ビールを3杯頼む時は単数形で「Drei [Glas] Bier, bitte. ドラ'イ[グラ'ス]ビ'ーァ、ビ'(ッ)テ」(←こういう場合のGlas(グラス)はなぜかいつも単数)と言うのが普通みたいです。複数形(Biere ビ'ーレ)を使うのは、ビールの種類を言う時とか、かな?
一方コーヒーの場合は、単数も複数もどっちも使うようです(Drei Kafee ドラ'イ・カ'フェ/ Drei Kafees ドラ'イ・カ'フェス/ Drei Tassen Kaffee ドラ'イ・タ'セン・カ'フェ(←この場合はTasse タ'セ(カップ)が複数でKaffeeは単数), bitte.)。
どういう基準なのかは知りません(笑)。あと、固有名詞(に近いもの)は普通は複数形にしないので、料理名なんかも普通は単数ですね。

数字の読み方はどのドイツ語の本にも載ってると思いますが、まあ、一応書いときますか。

  1 eins ア'インス ←数字の「1」を言う時。「1つの~」の時はein アインを使う
  2 zwei ツヴァ'イ
  3 drei ドラ'イ
  4 vier フィ'ーァ ←viel フィ'ール(たくさんの)とお間違えなく(そんな人いないって 笑)
  5 fuenf フュ'ンフ  《ue=uウムラウト》
  6 sechs ゼ'クス
  7 sieben ジ'ーベン
  8 acht ア'ハト ←頭が大文字(Acht)の時、「気にかける」という名詞になることも
  9 neun ノ'イン
  10 zehn ツェ'ーン
  11 elf エ'ルフ
  12 zwoelf ツヴェ'ルフ 《oe=oウムラウト》

  13 dreizehn ドラ'イツェーン
  14 vierzehn フィ'ァツェーン ←アクセントの母音を伸ばさない
  15 fuenfzehn フュ'ンフツェーン 《ue=uウムラウト》
  16 sechzehn ゼ'ヒツェーン ←sが落ちる
  17 siebzehn ジ'ープツェーン ←enが落ちる
  18 achtzehn ア'ハツェーン ←tは発音しない
  19 neunzehn ノ'インツェーン

  20 zwanzig ツヴァ'ンツィヒ
  21 ein und zwanzig ア'イン ウント ツヴァ'ンツィヒ ←und:~と~(=英語のand)
    (↑読みやすくするために分けて書いてますが、普通は全部つなげて書かれます)
                             以下同様に続きます

  30 dreiβig ドラ'イシヒ ←zツェットではなくβエスツェット
  40 vierzig フィ'ァツィヒ ←アクセントの母音を伸ばさない
  50 fuenfzig フュ'ンフツィヒ 《ue=uウムラウト》
  60 sechzig ゼ'ヒツィヒ ←sが落ちる
  70 siebzigジ'ープツィヒ ←enが落ちる
  80 achtzig ア'ハツィヒ ←tは発音しない
  90 neunzig ノ'インツィヒ
  100 hundert フ'ンデルト
  1000 tausend タ'ウゼント

  2345 zwei tausend drei hundert fuenf und vierzig  《ue=uウムラウト》
     (↑読みやすくするために、以下同文)
     ツヴァ'イ タ'ウゼント ドラ'イ フ'ンデルト フュ'ンフ ウント フィ'ァツィヒ
     (↑こんなしちめんどくさい読み方をしてて、よく計算ができるなあと感心 笑)

  1/2 halb ハ'ルプ (半分)
  1/4 viertel フィ'ァテル (四分の一)

序数(1番目、2番目...)はまた別の形になるんですが、それは省略。