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「プリンセスチュチュ」ファンページ

学園祭の季節...か?

2013-09-29 15:09:06 | その他
御紹介し忘れてましたが、昨日のNHK Eテレ「ららら♪クラシック」はオッフェンバックの『天国と地獄』でした。
まあ内容的にはどうということはなかったんですが、チュチュファンにとってはりりえの名セリフ(「優勝すれば・・・」)と共に記憶に残る曲ですね♪
個人的には番組中で流れたオペレッタの映像で、ナタリー・デセイ(結構好きvなソプラノ歌手)がエウリディーチェ役を演ってる様子が見れた(ほんと、この人は演技派ですね...)ので、ちょっと嬉しかったです。



さて、今晩はNHK BSプレミアムシアターの番組枠で「小澤征爾 復帰の夏 ~サイトウキネンフェスティバル松本2013~」と題されたドキュメンタリーが放送されますが、その中で、チュチュファンなら忘れられない名シーンを彩った(笑)プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」の演奏があります。
今年のサイトウ・キネン・フェスティバルで開催された、ジャズを取り入れたコンサートの中の一曲。
小澤さんの指揮ではありませんが、まあ一言で言えば、日本最高のオーケストラ(と言うにはちょっと語弊がありますが...)の演奏なので。

2013/9/30(月)(29日(日)深夜)0:00~ NHK BSプレミアム
(1:34~ サイトウ・キネン・フェスティバル松本Gig)

ちなみに前半で放送されるラヴェルのオペラ「こどもと魔法」は私も観に行きましたが(追加販売でチケットをようやくゲット! ^_^;)、素晴らしい演奏で、とても楽しめました。
当日、幕が開くまで、(本当に小澤さんが振れるかどうか)ドキドキしましたけどね!(笑)

NYCB来日公演2013

2013-09-20 21:30:00 | その他
世界の多くのバレエ団がメインシーズンに突入して忙しくなる中、この時期比較的ヒマ?なNYのバレエ団。
来月はNYCBが4年ぶりに(震災後は一度も来てない...)日本に来ますね。

プログラムは十八番のバランシン作品づくし。
Aプロでは、バランシンがチャイコフスキーの「弦楽のためのセレナーデ」(日本人には某人材派遣会社CMのイメージが強烈 笑)に振付けた、とにかく美しい「セレナーデ」が予定されてるほか、Bプロには日本初演の「バランシン版・白鳥の湖」(←ストーリー前半だけ?の感じのヤツです)が入ってます。

唯一バランシン以外なのはジェローム・ロビンズ振付の「ウエスト・サイド・ストーリー組曲」(Aプロ)。
「ウエスト・サイド・ストーリー」の名場面(ピックアップ)を、衣装もほぼミュージカル(&映画)と同じで、歌もダンサーが歌っちゃうという、「それバレエか?(笑)」な演目ですが、こういうこともやっちゃう(できちゃう)ていうのがNYCBのスゴいトコなんでしょうね。

ロミオは...

2013-09-11 21:03:23 | その他
NBS News(319号)のフリーデマン・フォーゲルのインタビュー記事で、「ロミオは“今このとき”だけを生きている青年」という発言があって、うーん...
http://www.nbs.or.jp/nbsnews/319/index.html

「デ・グリュー(←「マノン」の)は人生や将来を真剣に見据えている」という発言には、さらに「???」て感じですね。
デ・グリューは、甲斐性も無ければ決断力も実行力も無く(どっかで聞いたような...)、ズルズルと状況に流されるばかりで、挙句の果てに惚れた女を悪者に仕立て(物語は彼の告解の形で語られる)、「自分は悪くないんです」と言い訳してるだけの最低男。
流刑にされたマノンにくっついてアメリカに渡ったのも、それまで精神的にも『経済的にも』彼女に依存してた彼には、他に選択の余地は無かったわけで。
「本当に愛してるなら、他にできることがあったんじゃないの?!」とツッコミを入れずにはおれないくらいなんですが。
まあ、原作と、オペラやバレエなんかの二次創作(?)は別モノですし、解釈は人それぞれですけどね。

それはさておき。
刹那的に生きてたロミオが、ジュリエットと恋に落ちて、永続的な関係(カトリックは一度結婚したら離婚できない)や氏族と未来のこと(ティボルトとの喧嘩も一度は止めようとしてる)と向き合うようになったのと同じに、ふぁきあ君もあひるちゃんとの共同戦線の中で、”今このとき”だけじゃない物の見方をするようになったのかもしれませんね。
「止まっていた物語が(あひるちゃんによって)動き出す」ということには、そういう意味もあるんでしょう。
王子の運命(過去と未来)を受け入れて、心を失くしたままのみゅうとを現在に繋ぎ止めようとすることを止めた時、彼は”今”しか見ないコドモから、過去から未来へと”ずっと続いていく物語”にたずさわる(紡いでいく)オトナとしての自覚を持ち始めたんですよね。
だからこそあひるちゃんの「希望」が、どうしても必要だったんでしょうね。

ロイヤル・バレエは

2013-09-03 21:17:53 | その他
英国ロイヤルバレエは9/30のドン・キホーテが2013-14シーズンのオープニング(& Live cinema)。
カルロス・アコスタが改訂振付した(プティパ原振付)、新プロダクションらしいです。
まあ、華やかな作品でオープニング・ガラにはぴったり?

でもロイヤルバレエの今シーズンの目玉は何と言ってもウィールドン振付の新作(世界初演)”The Winter’s Tale”みたいですね。
シェイクスピアの「冬物語」を下敷きにした全幕物で、2014/4/10が初日。
ちょっと興味を惹かれますが、観に行くのはムリ...
この演目はLive cinemaがある(つまり収録されるはず)みたいなので、そのうちNHKでon airしてくれないかな...