Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

年末色々整理(?)

2007-12-31 00:28:55 | その他
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よろしければ御利用下さいませ。
てゆーか、今までちゃんと説明してなくて(してなかったですよね?)スミマセン...


さて、今年もいつの間にか年が過ぎてしまいました。この歳になると、一年がほんと早いです...
12/31(月)は「年越しクラシックハイライト2007」(NHK教育21:30-00:15)でアレッサンドラ・フェリ引退記念公演が取り上げられたり(フェリのロミジュリやるかな?)とか、「東急ジルベスターコンサート」(テレビ東京23:30-00:45)で草刈民代が「瀕死の白鳥」を踊ったりとか、するみたいですね。
年の締めくくりに、『絶望の湖』で踊るあひるちゃん(と、ふぁきあ)やるうちゃんの姿を思い返しつつ、これらを観るのもいいかもしれません。
「東急~」の方は、演出も華やかで、年越しらしい”お祭り騒ぎ”が楽しめると思います。今年のカウントダウン曲は「アッピア街道の松」だとか。ド派手...

年が明けたら1/2(水)の「ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサート」(NHK BS2 19:30-22:30/(再)1/6(日)NHK BShi 15:00-18:00。たぶんそのうち教育テレビでもやるかと...)の中でバレエが観れますね(2曲)。
今年は”フランス的”なプログラムらしいです。去年に引き続き、踊るのはウィーン・シュターツオパーとウィーン・フォルクスオパーのバレエ団。振付はニコラ・ムザン。あと、ホーフブルク王宮内のスペイン乗馬学校の白馬がポルカを”踊る”らしいです。最後はもちろん「美しく青きドナウ」(7Aktみゅうと&アヒル→チュチュ)ですが、今年はなんと、ムジークフェラインザール(コンサート会場)内で初めてライブで踊られる(クリスティアン・ティッヒー振付)そうです。楽しみ...


それでは皆様、良いお年を。
Beste Wuensche zum Jahreswechsel!

「ハイライトその2」

2007-12-21 20:02:31 | その他
NHK音楽祭2007ハイライトその2(今夜;)はオペラ音楽。
 12/21(金)22:25-01:40 NHK教育
ネルロ・サンティ指揮/NHK交響楽団の「歌劇“イーゴリ公”第2幕から ダッタン人の踊りと合唱」(ボロディン)とか、ファビオ・ルイージ指揮/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の「楽劇“ワルキューレ”第1幕」(ワーグナー)とか。
チュチュの曲は無いですね...
ボロディンは、ちびるうちゃんとみゅうとのパ・ド・ドゥで使われてた(るうちゃんと鴉みゅうとのパ・ド・ドゥでも使われてた)叙情的で繊細な弦楽四重奏曲を書いた人ですが、一方でこの「韃靼人の踊り」は、オーケストラに合唱が付いてさらに(オペラの中では)バレエが付くという、かなり絢爛豪華な曲だったりします。CMやなんかでよく使われてるので、中東風(?)のエキゾチックなメロディーは御存知の方が多いでしょうね。
ちなみに来年2月、ワレリー・ゲルギエフ/マリインスキー歌劇場が、日本でこの“イーゴリ公”を上演する予定(私は金が無くて行けませんが)。
それはともかく、同じ『オペラ音楽』と言っても、明るくて楽しいサンティの指揮と情熱迸るルイージの指揮では趣が異なっていて、その対比がおもしろいです。

サンティと言えば先週のN響アワーで「冬の日の幻想」(チャイコフスキー交響曲第1番)をやってましたね(その前の週は「”トリスタンとイゾルデ” 前奏曲と愛の死」でした)。で、先日、本館「eine Entchen」にアップした小話のタイトル(”冬の日”)は、実は当初”冬の日の記憶”にしようかと思ってたんですが、ちょっと考えるところあって(笑)短くなりました。

「ハイライトその1」はバレエ音楽(らしい)

2007-12-14 00:34:49 | その他
明晩(今日ですが)は「NHK音楽祭2007ハイライト」の第1回目。
内容はだいたい下記のような感じになってるようです。

NHK教育 22:25-01:40
[管弦楽/曲目]
ワレリー・ゲルギエフ指揮/マリインスキー劇場管弦楽団
 バレエ組曲“ロミオとジュリエット” (プロコフィエフ)
 バレエ音楽“春の祭典” (ストラヴィンスキー) ほか 

クリストフ・エッシェンバッハ指揮/パリ管弦楽団
 組曲“マ・メール・ロア”
 ボレロ (以上 ラヴェル)  ほか 

[ゲスト] 小林十市 (振付師・元バレエダンサー)、諸石幸生 (音楽評論家)
[ご案内] 宮本亜門 (演出家)、中條誠子アナウンサー

演奏会の日付順じゃなくて、バレエ音楽中心の演奏会とオペラ音楽中心の演奏会で分けたみたいですね。インタビュー映像とかもあるらしいです。
有名バレエ音楽のちょっとおもしろい(?)演奏を聴いてみたい方、あるいは噂のゲルギエフの指揮ぶり(笑)を見てみたい方、また「DVDは持ってないけど『絶望の湖』のパ・ド・ドゥの音楽をもう一度聴きたい!」という方はどうぞ御覧下さいませ。

『白鳥の湖』三題

2007-12-06 00:20:52 | その他
1.
男子フィギュアスケートの高橋大輔君のSPの曲がロック調(と解説者が言っていた)『白鳥の湖』で...

で、その衣装は何?ロットバルト?それとも黒鳥?(笑)
ロック調と言うよりむしろ、ソレ系バー(黒鳥のなんたらという有名なトコがありますね)か何かのショー衣装ですよ(別に偏見は無いですよ)。
彼はこういう衣装が多いような気がしますが、誰も何も言ってあげないんですかね。
まあ結果良ければ全て良しってことなのか。

2.
NHK音楽祭2007第3弾、V.ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団の”ロシアバレエ音楽づくし”(笑)
は、『白鳥の湖』組曲からの抜粋でスタート。(行きたかったけど事情で行けなかったのでTV鑑賞でしたが)

インタビューで「(コンサートの)演奏には驚きがないといけない(惰性的な演奏をしてはいけない)」と話してたとおり、色々と「ええっ?」でした。
第1幕のワルツ(2Aktるう&あひる、13Aktクレールvs.チュチュが踊る音楽)で、曲の折り返し地点で一瞬ですが物凄いリタルダント(強調効果を出すためにテンポを緩める)をかけてたり。
超低速・第2幕のアンダンテ(白鳥の女王の踊り:「エデルさんの心」の音楽?)とか(←こんなに遅いと管楽器はかなり苦しい 笑)。
どっちかというと、コンサート用というより、実際のバレエでの演奏を意識した演奏だったんじゃないかという気がしました。
最初の4曲は遅めのテンポで優雅に、情緒豊かに聴かせてて、それも意外と言えば意外だったんですが、しかしと言うべきかさすがと言うべきか、”チャールダーシュ”(2Aktアリクイ美&みゅうとのパ・ド・ドゥ)の切り替え部分で一気に加速して、そのままの緊迫感で最後までいってました。やっぱり構成がうまいなあ。
普通は最後に”終曲”をやって締めるんですが、その前の”情景”で終わってたのも、『白鳥』が前プロで、その後続けて中プロの『ロメオとジュリエット』をやるという構成上の理由なんだろうなと思いました。

3.
突然思い出したんですが、むか~し(25年くらい前)『白鳥の湖』というアニメ(たぶん映画)があったんですよ。
もちろんバレエを基にしたもので、音楽はちゃんとチャイコフスキーが使われてました。
そしてなんと演奏はウィーンフィル(だったと思う)。
オペラやバレエを映画にするというのは昔からありますが、アニメにしたのは珍しかったんじゃないかな?
チュチュに先立つこと20年前の話...
アニメ自体も結構面白かったですし(ある意味”衝撃的”なクライマックス(笑)は今でも覚えてます...最後はハッピーエンドでした)、演奏がすごく良かったのが印象に残ってます。