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「プリンセスチュチュ」ファンページ

くるみ割り人形シーズンはバレエシーズン?

2013-11-24 00:16:00 | その他
クリスマスだからといって特に何があるというわけでも無いんですがC= (-。- ) 、それでもこの時期の世間のナチュラルハイな雰囲気(笑)は割りと好きです。
NHK BSでも来月は幾つかバレエ番組が放送されるようですね。
チケットぴあからは新国立劇場の「くるみ割り人形」のお知らせが来てました。
新国版(牧阿佐美版)くるみ割りは(以下ネタバレ)現代から始まって、ダブル夢オチで決まりかと思いきや、まさかのサンタクロースオチ(;~▽~;)らしい...
YouTubeにf動画アリ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Qxr5CKwBkNY&afid=824
ちょっとおトクなペアチケット(カップル向け?)とか、もうちょっとおトクなトリプルチケット(ファミリー向け?)とかもあるみたいですよ。

一方NBS News Vol.321には、東京バレエ団とシルヴィ・ギエム関連記事のほか、先月行われたアニエス・ルテステュのパリ・オペラ座ラスト公演の報告記事が載ってました。
http://www.nbs.or.jp/nbsnews/321/05.html
去っていく名ダンサーもいれば(いや、アニエスはたぶんまだ何らかの形で活躍を続けるでしょうが)、どんどん頭角を現してくる若手もおり...って感じですかね。
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ふたたび絵の話 (^▽^;)

2013-11-20 00:15:40 | その他
先日のNHK 日曜美術館で、現在、国立新美術館で行われている
「クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に
 印象派を超えて―点描の画家たち
 ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」
という展覧会が取り上げられてました。

実はこの展覧会、こないだ見に行ったんですが、結構面白かったです。
明確なコンセプトに沿って、展示方法や解説が工夫されていて、当時の画家たちの交流や、それが個々の画家にもたらした影響、ひいては絵画全体のモードがどう変化していったか、という流れのようなものを掴みやすくなっていました。

展覧会のタイトルは「点描の画家たち」となってますが、『点描』作品の展示というよりは、「分割主義」(絵の具をパレット上で混ぜて『色』を作るのではなく、その構成要素となる色をそのままキャンバス上に並べて、見る人の視覚の中で『色』を感じさせるという手法...らしいです)をテーマとした展覧会です。
...なので、最後の方は、完璧、抽象画 σ(^_^;)
でも、説明を読みながら順を追って見てくと、不思議なくらいすんなりと見れるんですよ。
じっと見ていると、絵から『形』(輪郭)が消え、光と色彩の洪水に呑まれて、気持ち良~くなってきます(笑)

ただこの展覧会の解説では、シニャックなどの、点描の点が大きいものを「モザイク風」と表現していましたが、それにはちょっと違和感を覚えました。
本来のモザイク画は、たいてい、全体の大きさが(普通の絵画なんかに比べるとはるかに)デカいので(そして結構離れたところから眺めるので)、点(分割された『色』)の大きさは、相対的には普通の点描画と同じようなもんだと思います。

私は点描画はもともと好き(モザイク画も好き)なんですが、この展覧会で印象に残ったのは、ヨハン・トルン・プリッカーの《花嫁》という絵(番組では紹介されてません)でした。
セピア色のステンドグラスを思わせるアール・ヌーヴォーな作風で、彼の絵はこれと、《十字架の傍らで(チューリップの聖母)》の2作品が展示されてました。
何というか、ちょっと神秘的で、わりとチュチュファン好みなんじゃないかと思ったんですが...

もしこれから見に行かれる方がいらっしゃいましたら、できれば500円出して音声ガイドを借りられることを強くオススメします!
解説パネルには書かれていない製作裏話(?)みたいな話を、ラヴェルやバッハの音楽をバックに聞くことができます。
私は、解説の無い絵のところでも、音楽だけのトラック(っていうのがあったんですよ)を流しながら見てました。
ちなみに音声ガイドの声は、声優の坂本真綾さんと安井邦彦さん。

東京での開催は2013/12/23(月・祝)までで、その後は広島、愛知と回るようです。
TV番組の方は来週の日曜日(今週末)に再放送がありますので、もし御興味があれば。

2013/11/24(日) 20:00-21:00 NHK Eテレ 日曜美術館
“魂”を見つめたコレクション
 クレラー=ミュラー美術館・画家たちの色彩革命(再)
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癒されたい(笑)

2013-11-15 00:13:05 | その他
先日ご紹介したネルトリンゲンのTV番組ですが、町なかの映像はそんなに無かったですね。
上空からの映像はしつこく(笑)出てましたが...

そこそこ映ったのは教会(とリースクレーター博物館の内部)くらい?
ちらっと見えたカラス祭壇(違)は修復中のようで、ちょっと、あれっ?て思いました。いつからいつまでなのかな。
ダニエルに上る階段は懐かしかったです。
でも、やっぱりてっぺんに着いたら「高いズラ~!」って言わないとダメですよね (^▽^)

某アニメの番宣を兼ねてたようなので(商売で作ってる番組なんだから、まあ当然か)、ちょっとワザとらしいこだわり方でしたが(^~^;)、これでネルトリンゲンに興味を持ってもらって、それでググったりしてもらって、でもって「『プリンセスチュチュ』って何?」というふうになってくれると、いいですねv



さて今週末の「ららら♪クラシック」(2013/11/16(土) 21:30-22:00)は、ヒーリング系クラシックアンソロジーの定番、「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(マスカーニ)。
オペラのすじを考えると、全然癒されないんですけどね...(;P)
(イタリアオペラって結構、超深刻な場面でも(こそ?)、明るいきれいな曲だったり、能天気にド派手な曲だったりしますよね)
この曲は『チュチュ』では使われてませんが、拙作"Die alte..."で、ウチの妄想ふぁきあ君のドキドキ・田舎旅行(笑)のBGMに使ってました。
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やっぱりふぇみおが好き(笑)

2013-11-09 02:07:07 | その他
この曲を聴けば、クラクラするほどの(笑)彼の無敵っぷりを思い出す「カルメン」。
今年のNHK音楽祭でのフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏会が放送されます。

2013/11/10(日) 21:00-23:00 NHK Eテレ クラシック音楽館
 NHK音楽祭2013 ビゼー「カルメン」特集
◆序曲“ローマの謝肉祭”作品9(ベルリオーズ)
◆歌劇「カルメン」(および「カルメン」組曲)から(ビゼー)
前奏曲、アラゴネーズ、間奏曲、セギディーリャ「セビリアのとりでの近くに」
アルカラの竜騎兵、ハバネラ「恋は野の鳥」、衛兵の交代
ロマの歌「にぎやかな楽の調べ」
◆歌劇「サムソンとデリラ」から 「あなたの声に心は開く」(サン・サーンス)
◆バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)(ストラヴィンスキー)
◆バレエ音楽「ラ・ヴァルス」(ラヴェル)
◆組曲「マ・メール・ロア」から「妖精の園」(ラヴェル)
チョン・ミョンフン指揮/フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
[2013年10月5日 NHKホール]

「サムソンとデリラ」と「妖精の園」はアンコールかな(たぶん)。
私は聴きに行ってないんですが、この組み合わせ(チョン・ミョンフン&フランス放送フィル)ならおそらく「まちがいない」(笑)でしょうね。
日本を代表するメゾ・ソプラノ、藤村実穂子さんがカルメンを歌われたようです。
(注釈するまでもないとは存じますが、このオペラはヒロインがメゾ・ソプラノ、サブ・ヒロインがソプラノです)

後半のプログラムには拙作“Die alte...”で使ってた「火の鳥」と「妖精の園」がありますね。
あひるちゃん(チュチュ)は、立ち位置的には『オデット』というより『火の鳥』だったよなぁ...と思うんですが。
あと、蛇足ついでに、”La Valse ヴァルス”ってのは”the waltz ワルツ”のフランス語。ラピュタとは関係ないですよ(笑)

本編の後の「コンサートプラス」というミニコーナーの方(たぶん)は、ゴールウェイ(伝説的なフルートの名手)の「カルメン幻想曲」で、こちらもオススメ。
それにしてもふぇみおは、「もんしぇり(mon chéri=男性の恋人への呼びかけ;女性に対してはma chérie)」と言ってる時点で、ちょっと違う方へ行っちゃってるんですが...まあいっか(^▽^;)



ついでに、例の『クラシック番組もどき』(笑)は、今週末はふれいあさんのテーマのようです。

2013/11/9(土) 21:30-22:00 Eテレ ららら♪クラシック
 乙女の祈り(バダジェフスカ)

20代半ばで亡くなったポーランドの女性ピアニスト、バダジェフスカのエピソードを中心とした話になるみたいですね。

ふれいあさんはあんまり競争社会に向かなそうな人だったけど、物語後もちゃんとバレエをやっていけたんでしょうかね?
るうちゃんがいなくなった後の金冠学園では、たぶん一番の期待の星だったんじゃないかと思われますが...
学園内コンクールで優勝したとはいえ、ほぼ『みゅうと様』による催眠状態だったんで、ライバルから抜きんでようという根性が本当にあったわけじゃないと思うんですよね。
結局のところバレエダンサーは、人前で踊って評価されてナンボのもん。
自分が満足してればオッケーと言えるのはふぇみおだけ(笑)
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『樫の木の庭』といえば「新世界から」

2013-11-08 00:24:13 | その他
季節は芸術の秋。
...ということで(?)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴きに、川崎まで行ってきました。

東日本大震災で天井板が落ちて、今年4月まで2年間休館していたミューザ川崎。
チェコ・フィル的にこのコンサートは、震災からの復興を励ますコンサートだったようですね。
来日中ドヴォルザークのシンフォニーを演奏するのはこの1回のみで、しかも『新世界から』という大定番。
「チェコ・フィルの『新世界から』なんてベタすぎ σ(゜┰~ )」と仰る向きもあるでしょうが...
全然違いました!

私自身この曲は何回やったか覚えてないくらい演奏したことがあって、色んなオケの色んな演奏も聴きましたが、「こんな綺麗な曲だったのか!」という衝撃の連続(*゜ロ゜*)
さすがビェロフラーヴェク...
いわゆる『オーソドックス』ではなく、かといって変に奇をてらった感じでもなく、むしろその力みのない新しさがとても自然に響いて、「これがこの曲の本来の姿」と思わされる演奏でした。

特に第2楽章は、冒頭コラールから、音の世界にぐっと引き込まれ、イングリッシュホルンの超有名メロディー(「遠き山に日は落ちて」)がゆったりと聞こえてきた時には、目頭が熱く...
今さらこの曲を聴いて泣くことがあるとは思いませんでしたよ(笑)
第2主題(ふぁきあ@樫の木跡地 BGM)の後は感動的の一言...

前からこの曲は夜空を想起させると思ってたんですが、このチェコ・フィルの演奏を聴いてたら、〈(震災のあと)街が廃墟になった夜、見たこともないような満天の星空に、たくさんの流れ星が流れた(仙台の人の話)〉という光景が目に浮かんできました。
一般的に追悼演奏では暗く悲しい曲が演奏されることが多いですが、こういう、優しくて温かい曲もいいんじゃない?とか思いました。

前プロは(21Aktの)「ルスランとリュドミラ」序曲と、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(...あんまりラフマニノフに聞こえなかった ^◇^;)。
アンコールは、ピアニストの河村尚子さんのショパン(/リスト)が1曲(河村さんはラフマニノフよりショパンの方が合ってますね)前半に有ったのと、後半にハンガリー舞曲第5番(ブラームス)、スラブ舞曲第3番(ドヴォルザーク)、それに「ふるさと」のオケ編曲チェコ・フィルver.、の3曲という大盤振る舞い(笑)
ビェロフラーヴェクとチェコ・フィルのみなさんの、温かな励ましの気持ちが感じられた演奏会でした。
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ネルトリンゲンがTV番組に

2013-11-04 01:27:35 | その他
既に御存知の方もいらっしゃるでしょうが...
先日の中世まつり(正確にはHistorisches Stadtmauerfest 市壁祭というようですが)に行かれた方も、残念ながら行かれなかった方(私も含めて)も、チュチュ・ファンのみなさまにお知らせです!
今週末、我らが聖地ネルトリンゲンが、民放のクイズ番組?で取り上げられるみたいですよ。

2013/11/9(土) 21:00-21:56 TBS 「世界ふしぎ発見!」
宇宙からの贈り物 隕石が生んだ南ドイツの奇跡
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

リース・クレーターの成り立ちと絡めた話になるみたいですね。
ただちょっと、誤解を生じそうなタイトルなのが気になりますが...
以前にもココで書きましたけど(そうでなくてもチュチュ・ファンのみなさまはもちろん御存知でしょうけど)、ネルトリンゲンは、クレーター(が元になった平野)の南西の端っこの方に作られた町、ってだけで、あの円い市壁の形がクレーターの形ってわけじゃないんですけどね。(:p)
(もし御興味がおありでしたら、当blogバックナンバーの「リース・クレーター」という記事を御覧になってみて下さい)
兄弟クレーターのシュタインハイム・クレーターの話も出てくるかな?

話の内容からして、ふぁきあが”樫の木とコンタクト”した庭がある博物館はきっと紹介されることでしょう。
『金冠町』を訪ねてネルトリンゲンに行かれた方は、もしかしたら中は見てらっしゃらないかもしれませんが、ここの展示はなかなか興味深かったですよ。
この地方の特異な地質について、地層モデルやコアサンプルで説明されていました。
ただ、説明パネルが全部ドイツ語(少なくとも私が行った時はそうだった)なので、ドイツ語が読める方かあるいは多少の予備知識がないとちょっとわかりにくいかもしれませんが...
まあ、いろんな石のサンプル(アポロの月の石を含む)を「へぇー」って言いながら見て回るだけでも楽しい、かも?(;^△^)
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ノイマイヤーのロミジュリ

2013-11-02 01:25:58 | その他
こないだのNBS News(Vol.320)で、東京バレエ団が来年2月にノイマイヤー版「ロミオとジュリエット」を上演(カンパニー初演)する話題に関連して、8月に来日したノイマイヤーへのインタビュー記事が載ってましたが、みなさま御覧になりましたか?
http://www.nbs.or.jp/nbsnews/320/03.html
それまでに作られたロミジュリ・バレエ作品にとらわれず、シェイクスピアの原作を意識して振付けた、というような話でしたが...(ノイマイヤーは「椿姫」についてもそんなようなことを言ってましたっけ)

まあ、結局、彼が解釈するところの『原作』ということではあるわけですが、確かに他の版と比べるとエンターテインメント性よりは文学性指向というか、話を知ってなきゃ話についていけない(笑)ってところはあるかも?
(時代の求めるものがそうだった、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが)
(ノイマイヤー版においても)シェイクスピア独特の諧謔は私にはあんまり感じられませんが、明確なキャラづけと細やかな場面設定をすることで、「言葉を持たない」バレエが陥りがちな、(ドラマチックな)“あらずじ”と(アクロバティックな)“技巧”だけの見世物にならないように注意を払った、てことなんでしょうか。

振付の意図(現実味の感じられる人物像と物語)を実現するために若手ダンサーを起用したい、ということで、東京バレエ団では沖香菜子さん(と河谷まりあさん)がジュリエットにキャスティングされたようですね。
(もっとも東京バレエ団では、ベテランの方でもそれほど年はいってないですが...)
明らかに『ベジャール寄り』な東京バレエ団ですけども、この「初・ノイマイヤーの長編」を機に方向転換か?(笑)
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