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「プリンセスチュチュ」ファンページ

英国っぽい?

2012-05-30 22:40:25 | その他
来週のNHK BS プレミアムシアターは、ウィールドンの新作バレエ「不思議の国のアリス」の放送です。
確かロイヤル・オペラ・ハウスの昨シーズン初演作品で、ロイヤル・バレエにとっては久方ぶりの新作らしいですね。
イギリス出身のバレエ・ダンサーが、イギリスの名作文学を元に、イギリスの名門バレエ団に振付けた、とってもイギリス的な作品?(笑)
たぶんロンドン・オリンピック絡みなんでしょうけど、なかなかナイス・チョイスですv

2012/6/4(月)【3日(日)深夜】00:00-04:00 NHK BSプレミアム

◇英国ロイヤル・バレエ公演 バレエ「不思議の国のアリス」
 アリス:ローレン・カスバートソン
 ジャック/ハートのジャック:セルゲイ・ポルーニン
 ルイス・キャロル/白うさぎ:エドワード・ワトソン
 アリスの母親/ハートの女王:ゼナイダ・ヤノフスキー
 アリスの父親/ハートのキング:クリストファー・サウンダース
 マジシャン/マッドハッター:スティーヴン・マックレー
 公爵夫人:サイモン・ラッセル・ビール ほか

 振付:クリストファー・ウィールドン
 台本:ニコラス・ライト
 音楽:ジョビー・タルボット
バリー・ワーズワース指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
[収録:2011年3月9日 コヴェントガーデン王立歌劇場]

◇英国ロイヤル・バレエ公演
バレエ「スケートをする人々」
 スティーヴン・マックレー
 ラウラ・モレーラ ほか

 音楽:ジャコモ・マイヤベーア
 振付:フレデリック・アシュトン

バレエ「ピーターとおおかみ」
 ロイヤル・バレエ学校
 ナレーター:ウィル・ケンプ

 音楽:プロコフィエフ
 振付:マシュー・ハート
[収録:2010年12月16日~23日 コヴェントガーデン王立歌劇場]

後半の「スケートをする人々」と「ピーターとおおかみ」は再放送ですね。
特に「ピーターとおおかみ」は子供たちが見ても楽しめる感じで、お勧めじゃないでしょうか。

パリ・オペラ座はバレエだけじゃありません(笑)

2012-05-24 02:22:37 | その他
...つーか、本当はオペラ劇場です(笑)

今年はドビュッシーの生誕150年(メーテルリンクもか)だから...かどうかは分かりませんが、今春パリ・オペラ座で公演されたペレメリの録画放送があります。

元々はメーテルリンク原作の戯曲で、バリバリ?不倫モノ。
(メーテルリンクは「青い鳥」で有名ですが、本当はこういうシビアな話が多いんですよね)
ドビュッシー自身、あんまり恋愛モラルのある人じゃ無かった(と言うより、恋愛に関しては最低男だった)んで、少なからず共感があった...のかどうか。
ちなみに、拙作"Die alte..."でBGMにしていたフォーレの劇音楽とはまた別物です。

2012/5/28(月)【27日(日)深夜】 00:00-03:01 NHK BSプレミアム
◇パリ・オペラ座バスチーユ公演 歌劇「ペレアスとメリザンド」(ドビュッシー)
 アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(ジュヌヴィエーヴ)
 ステファーヌ・デグー(ペレアス)
 エレーナ・ツァラゴワ(メリザンド)
 ヴァンサン・ル・テクシエ(ゴロー) ほか

 パリ・オペラ座合唱団
 パリ・オペラ座管弦楽団
 指揮:フィリップ・ジョルダン
 演出:ロバート・ウィルソン
(収録:2012年3月11,14,16日 パリ・オペラ座バスチーユ)

アンネ・ゾフィー・フォン・オッターは大御所なので、ストーリー的には脇役でありながら(音楽的には重要な役ですが)トップにクレジットされてました(笑)
あまり親しみやすいオペラではないかもしれませんが、聴き流しやすい曲(笑)だと思いますので、チラ見にでもいかがでしょうか?

話題の

2012-05-19 18:48:44 | その他
金冠...じゃなくて金環日食の日が迫ってきましたね。
ただし金環食になる太平洋側では、今のところ曇りっぽい感じですが...
まあ、雨でなければ、一瞬くらい見えるかな?見えるといいな☆(日食グラス買っちゃったし ;)
部分食が起こる日本海側は晴れそうですよ。

以前御紹介した気象チャンネルのウェザーニュース(インターネット放送&BS910 ←以前CSと書いたのは間違いです。すみません <(_ _);>)が金環・部分日食を各地から生中継するらしいので、そっちなら何かは見れそう?かも。
他にも、姫路市星の子館のインターネット中継やパナソニックの”Eclipse Live from FUJIYAMA”でも見れるらしいです。

一部、誤解が有るようですが、今回は皆既食ではなくて金環食なので、明らかに辺りが暗くなるほどの変化はないんですよね...(特にもともと曇ってると、ほとんど変わらないはず)
だからちゃんと太陽の姿が見れないと、何も分からない(笑)

それからこの間ニュース(N○K)で聞いたところによると、市販されている日食グラスの中にはあまり性能が良くないものがあるそうなので、皆様御注意下さいませ。
着用して蛍光灯を見た時、蛍光灯の形がくっきり分かるようなものは使わない方が良いそうです。

...いやそれよりなにより、月曜の朝にそんなのんびり観測してる余裕があるかどうかが一番問題かもしれない...(笑)

オペラの方もどうぞ

2012-05-16 01:10:14 | その他
ここを御覧になって下さってる方にはバレエの「椿姫」の方が馴染み深いかもしれませんが、たまにはオペラの方もいかがでしょうか?
(一般的には、「椿姫」って言えばオペラの方ですが... 笑)
昨年のエクサンプロバンス音楽祭の(野外)公演で、私は観てませんが、ここはかなりいい公演をするので、期待大かな?
ちなみに、御存知とは思いますが、バレエとは違う曲です。

2012/5/21(月)【20日(日)深夜】 00:00-02:24 NHK BSプレミアム
◇エクサンプロバンス音楽祭2011から 歌劇「椿姫」(ヴェルディ)
 ナタリー・デセイ(ヴィオレッタ)
 チャールズ・カストロノーヴォ(アルフレード)
 リュドヴィク・テジエ(ジェルモン) ほか

 エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
 ロンドン交響楽団
 指揮:ルイ・ラングレ
 演出:ジャン・フランソア・シヴァディエ
(収録:2011年7月 エクサンプロバンス大司教館中庭)

イタリア・オペラの名作で、『オペラ』の代名詞的作品でもありますが、何と言ってもナタリー・デセイのヴィオレッタ(=椿姫)が見どころ(聴きどころ)v
透明感と叙情性を兼ね備えた、伸びのある高音に加えて、コメディから悲劇までこなす抜群の演技力で、現代屈指のヴィオレッタ役の一人と言えるんじゃないでしょうか。
例えばネトレプコのヴィオレッタにはコケティッシュな魅力がありますが、デセイのはもっとギリギリで凄惨な感じ?
追い詰められたヒロインの切羽詰った切なさが伝わってくるような。
オペラというよりは舞台演劇のような印象を受けるかも...


その後、カラヤン指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団で収録されたヴェルディの「レクイエム」の放送もあります。
ソリストはプライス、コッソット、パヴァロッティ、ギャウロフという、当時のそうそうたる面々。
私は実はカラヤンはそんなに好きではないんですが、今となっては貴重なオールスター演奏なので、もし御興味があれば。

23Aktのタイトル曲

2012-05-11 00:56:16 | その他
序曲はメチャメチャ有名ですが、オペラ全体の上演はロシア以外では滅多にされない(一度、ゲルギエフが来日公演でやってたか...)「ルスランとリュドミーラ」。
...の、ボリショイ劇場での公演録画が放送されます。

5/14(月)【13日(日)深夜】 00:00-03:29 NHK BSプレミアム プレミアムシアター
◇ボリショイ劇場リニューアル記念公演 歌劇 「ルスランとリュドミーラ」(グリンカ)
 リュドミーラ(大公の娘):アルビナ・シャギムラトヴァ
 ルスラン(キエフの勇士):ミハイル・ペトレンコ
 フィン(よい魔法使い)/バヤン(吟遊詩人):チャールズ・ワークマン
 ナイーナ(魔女):エレーナ・ザレンパ ほか

 ボリショイ劇場合唱団
 ボリショイ劇場管弦楽団
 指揮:ウラディーミル・ユロフスキ
 演出:ドミートリ・チェルニアコフ
(収録:2011年11月 ボリショイ劇場)


23Aktの感想文でも書きましたが、ロシア民話を下敷きにしたプーシキンの物語詩に基づく、お姫様救出モノ。
ボリショイ劇場ですので、演出はまとも(というか、オーソドックス)だと思います。
ロシアの民族色濃い音楽が楽しめますし、あまり御覧になる機会も無いかと思いますので、もし御興味があれば。

そういや23Aktもある意味、お姫様救出バナシですよね。
ヘタレ騎士は目の前からお姫サマをさらわれ(22Akt)てヘコんでるし、お姫様自ら自分を助けたような部分も(かなり)有るとは言え。