Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

「リトル・ダンサー」

2008-06-28 22:50:53 | その他
バレエ関連映画。

「リトル・ダンサー」(2000年イギリス)
6/30(月)21:00-22:53 NHK BS2

説明の必要もないとは思いますが、イギリスのド田舎の炭鉱の町の少年が、バレエと出会い、それによって人生が変わっていくヒューマン・ドラマ。
ラストシーン、成長したビリー役でアダム・クーパーが(本当に一瞬だけ)出演してて話題になりましたね。
バレエ自体は映画のメインではなく(レッスン風景はいっぱいありますが)、ビリーと周囲の人々との葛藤が話の中心だと思います。でも「バレエを習う男の子」がぶつかりがちな問題がよく分かる?かな?

スパルタクス

2008-06-24 21:38:54 | その他
ボリショイ・バレエのパリ公演の録画放送です。

6/30(月) 00:40-03:03 NHK BS2
ボリショイ・バレエ団公演
バレエ「スパルタクス」(ハチャトゥリヤン)
管弦楽:コロンヌ管弦楽団
指 揮:パーヴェル・クリニチェフ
振 付:ユーリ・グリゴローヴィチ
[ 収録:2008年1月19/22日, パリ・ガルニエ宮]

「ガイーヌ」(←『剣の舞』が有名なやつです)と並ぶハチャトゥリヤンの2大バレエの一つ。
世界史に出てくる「スパルタクスの反乱」を起こしたローマの剣闘士が主人公のバレエですが、一般的にはカーク・ダグラスの映画の方が有名ですかね?ま、あれはあれで面白い映画なんですけど(肉体美満載ですし 笑)

ちょっと調べたところ、バレエの方もスパルタクスが処刑されるところまで話はあるみたいですが、処刑シーンがあるかどうかは演出によるのかもしれません。
一旦は成功するかに見えた反乱が、色んな事情で破綻していく、という辺りをバレエで表現するのはやはりちょっと難しいようで、バレエではかなり話が単純化されてるようです。

で、(話が話なんで)男性の群舞が見どころになるわけですが、ボリショイならその辺はまず間違いないんじゃないかと。
オーケストラは...微妙かな(笑)
ちなみにスパルタクスと妻のフリギアが踊るアダージョ(ここも見どころですね)を、拙作'Die alte Geschichte'20. 「炎」のタイトル曲に使ってます。これをお聴きいただければ、なんであの話があんなにノリノリなのかなんとなく分かっていただける...かも?(笑)

”黒”王子?

2008-06-21 01:25:05 | その他
ほんとにどーでもいい話ですが、先日「ルサルカ」(ドヴォルザーク:チェコ語読みだとドゥヴォジャーク)ってオペラを見に行きました。
話を簡単にまとめると、王子(と「人間の魂」)に憧れて、自分の声と引き換えに魔女から人間の姿をもらった水の精が、やがて王子に飽きられ、「お前は冷たい」(←水の精だから仕方ない 笑)と言って捨てられ、最後は王子もろとも地の底に落ちる、というもの(ある方の話では、「人魚姫」と同じ系統の伝説らしいです)。

で、歌も演奏も良かったですし(ホルンが下手だったけど 笑)、セット、ライティング、せり出しやドライアイスの使い方、挿入されるバレエや映像等、演出も秀逸で、たいへん幻想的な素晴らしい舞台だったんですが...
実は一番の萌えどころはそこじゃなかった!
開演前になんとなくキャスティング表を見てたら、王子役の歌手の名前が「ツェルニー(チェコ語で”黒い”という意味)」さん!(笑)
澄まして客席に座ってたものの、内心『黒王子かよ~っ!!』って悶絶してました。
いやあ、世界は狭いな(違)

まあでも確かに、ルサルカの王子の非道ぶり(というかダメ男ぶり)は黒王子的かもしれません。みゅうとなら絶対そんなことはしないだろう...

雑談

2008-06-17 22:40:25 | その他
その1
ファンタジー映画絡みで。
現在公開中の「ナルニア国物語2」でカスピアン王子を演じてるベン・バーンズ、実は「スターダスト」で主人公の父親(魔女に囚われた妖精の王女と一夜限りの契りを結び、息子をもうける)の青年時代を演じてます(あっという間に終わりますが 笑)。一見主人公かと思わせておいて実はそうではないという、得なのか損なのかよく分からない役柄(笑)
「スターダスト」は超大作じゃないですが、ロバート・デ・ニーロとかミシェル・ファイファーとかピーター・オトゥールとかスゴイ人達が脇を固めていて、かなり楽しめます。御覧になったことのない方には一見の価値ありかも(まあ、好き好きですが)。


その2
今日偶然見たニュース。
ボリショイ・バレエ唯一の日本人プリンシパル岩田守弘さん(←先日NHK BSで放送された「ボルト」(ショスタコーヴィチ)ってバレエで、準主役の浮浪児を踊ってました)が振付けた、日本の神話を基にした「魂」ってバレエが好評だったらしいですね。和太鼓主体の音楽で、話の中身は、荒廃した大地を復活させるために5人の若者が天照大神に魂を捧げるというものらしいです。なんか全体的に「春の祭典」(ストラヴィンスキー)を髣髴とさせる...と思ったのは私だけでしょうか?

ディカプリオの「ロミジュリ」&「ジュエルズ」再放送

2008-06-12 23:25:36 | その他
チュチュとはあんまり(?)関係ありませんが。

レオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズのロミジュリを6/13(金)の深夜にやるみたいです。
(ただし深夜枠の地上波の映画は、編集という点では最悪 笑)

映画「ロミオ+ジュリエット」(1996年アメリカ)
6/14(土) 2:50-4:45 フジテレビ

ご存知とは思いますが、台詞などは一応それなりにシェークスピアの戯曲に沿ってはいるものの、話は現代マフィアの話になっているので、どちらかというと「ロミオとジュリエット風」の映画と考えるのがいいのかも。
水が嫌いなのに何故か水中の撮影に縁のあるディカプリオ。可哀そうに(笑)
二人の死体にオーバーラップしてかかる音楽が、「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」の最後の最後の部分です(カットされないといいけど 笑)
クレア・デーンズは英語版「もののけ姫」の吹き替え(タイトルロール)をやったりしてましたが、最近では「スターダスト」っていうファンタジー映画で、ちょっとクセのあるヒロインを上手く演じてましたね。(「スターダスト」自体は、原作よりもアクが少なく、映画としてよくまとまっていたと思います)


あと、来週ですが、「ジュエルズ」の再放送があります。

パリ・オペラ座バレエ「ジュエルズ」
6/22(日) 8:00-9:40 NHK BSハイビジョン
(2005年5月,パリ・オペラ座ガルニエ宮)

振付家ジョージ・バランシンの記念碑的作品?
以前のブログに書きましたとおり、3種類の宝石になぞらえた三部構成で、フォーレの「ペレアスとメリザンド」と「シャイロック」(エメラルド)、ストラヴィンスキーの「ピアノとオーケストラのためのカプリッチョ」(ルビー)、チャイコフスキーの「交響曲第3番」(ダイヤモンド)にのせて、それぞれフランス風、アメリカ風、ロシア風のバレエが楽しめるというもの。
オーレリ・デュポンやマリ・アニエス・ジロ、クレールマリ・オスタ、それにマチュー・ガニオといったパリ・オペラ座のエトワール達が一度に見れるのもいいですね。

お城の中2

2008-06-11 23:05:29 | その他
第2の中庭から見たお城の塔。
噴水(チェコの噴水はわりと普通。白鳥とかじょうろとかの形はしてません 笑)と建物は、実際は写真で見るよりも離れてます。
夕方でちょっと暗いですが、壁の煉瓦とか彫刻の模様がお分かりいただけるでしょうか?
実はコレ全部、壁に描かれた絵です。この『だまし絵』はチェスキー・クルムロフの町中で見かけることができますが、ルネサンス様式を意識したものらしいです。
ルネサンス様式と言えば、当時の文化の中心イタリアで花開き、壮麗で一種神秘的なゴシック様式に対して、明快で実用的、かつ数学的な秩序と調和を重視したと言われるもの。中央ヨーロッパの領主様も、せっせと流行を取り入れようとしたんでしょうかね。

お城の中1

2008-06-10 22:32:02 | その他
熊のいる堀。米粒(より小さい)くらいの熊が写ってます。(←たぶん見つけるのはムリ 笑)
右上が第1の中庭。左手の画面外が第2の中庭。

金冠学園も、外の門を入って橋を渡って、入り口の建物をくぐって中庭に入るようになってましたね。

お城の門

2008-06-06 00:11:25 | その他
...というか、城館の一部なんですが。(昔の門って、人や物を置けるよう、ある程度広がりのある建物になってますよね。金冠町の門もしかり)
チェスキー・クルムロフ城の第2の中庭の入り口です。観光客が橋の上から覗いてるのは、堀の中の熊です。少なくとも3頭は確認できました。そういや金冠町って動物ランドだったけど、熊はいなかったですよね?(マレーグマはいたけど...)ドイツ~スラブ文化圏では、熊ってわりと親しみ(?)のある動物だと思うんですが。
入り口アーチの左右上部にある穴の奥には、昔、橋が跳ね橋式だった時に橋を上げ下ろししていた(と思われる)滑車が付いていて、裏側から操作するようになっていました。

眠れる森の美女

2008-06-02 23:30:04 | その他
と言っても童話やバレエではありません。

チェコ南部のチェスキー・クルムロフという町(ユネスコ世界遺産)は、『眠れる森の美女』と呼ばれてるらしいです。なぜかと言うと、20世紀以降経済が停滞し、近代化から取り残され、荒廃したまま忘れ去られていたからなんだとか。
共産政権崩壊後、かなりの部分が復興され、田園地帯の中に中世の町並みが残るかわいらしい町になってます。歩いてるとほんとに『おとぎの国』に迷い込んだような感じです。旧市街の城壁はほとんど残っていませんが、蛇行したヴルタヴァ(モルダウ)川にほぼ全周をぐるりと囲まれていて、北側の対岸にお城があります。お城には城壁がなく(最初は有ったのかもしれませんが)、丘の上に城館が露出して建ってます。5つの中庭と大庭園があり、噴水や池も有ります。

で、実は'alte~'を書いた時、ノルドのお城の遠景は、映像で見たこのチェスキー・クルムロフ城をイメージしてました。なのでノルドのお城は、金冠学園と違って、丘の上に建ってます。ただし建物については、金冠学園の建物配置と物語の時代背景の方を(なるべく)重視しました。チェスキー・クルムロフ城の方は、近世まで増改築が繰り返されたので、様式がごっちゃで建物自体も巨大です(幾つかの建物群が通路でひとつながりになってるという点では同じですが)。また、チェスキー・クルムロフ城には城全体を囲むような堀は有りませんし、内部の堀にも水は無く、熊がいます(←本当 笑)。

まあそんなわけで、書くだけ書いといて実物を見てないってのも如何なものかと思い、この間(やっと)見てきました。写真は川岸から見たお城の塔と、『第2の中庭』を囲む城館です。

あいね えんとひぇん

2008-06-01 01:33:39 | その他
「(ウチの本館の)サイト名が読めない」というお叱りを受けましたので、一応...(笑)
カタカナ表記すると「アイネ エントヒェン」という感じです。ただ実際には音がつながって、「エンチェン」みたいに聞こえると思います。
意味はeine = a (one) = ある、Entchen = duckling = アヒルの子、となります。
ただし、何度も書いてますが、これは文法的には正しくありません。正しくはein Entchen(アイン エントヒェン、中性名詞単数一格)です。でもあひるちゃんは女の子ですし、ふぁきあも固有名詞として'Entchen'(あひる...)て書いてますしね。(言い訳)

あとついでに、ここのブログ名は「エントヒェンスゼー」=アヒルの子の湖(←注!:私の造語)です。この場合のSeeは海ではなく湖なので、男性名詞です。
もう一つついでに、私のHNは「ロプ ノール」と読みます(中国の核実験場じゃありません。名前の元になったものは同じですが 笑)。元はスウェーデン語?か何かだと思いますが、ドイツ語でも同じです。英語ではLop Nur。いやそれはどうでもいいか。

まあ、どれもただの『マーク』に過ぎないので、読めなくても気にしないでいただけるとありがたいです。
口で言わなきゃならない時には困るかもしれませんが、あんまりそういう機会は無いと思いますし(笑)