Entchenssee

「プリンセスチュチュ」ファンページ

「展覧会の絵」とか

2008-10-29 22:22:21 | その他
今年のNHK音楽祭がさっそくBSで放送されるようですね。(まだ始まったばっかり...)
今年のテーマは「魅惑のバイオリン 魂のコンチェルト」(なんだそりゃ 笑)だそうで。

11/1(土) 22:00-02:00 NHK BSハイビジョン
(↑「野球中継のために開始が遅れる可能性があります」だそうです)
「NHK音楽祭 2008」第一夜
1. 亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
2. バイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26 (ブルッフ)
3. 組曲「展覧会の絵」   (ムソルグスキー作曲/ラヴェル編曲)

バイオリン:サラ・チャン
管弦楽:NHK交響楽団
指 揮:ジャナンドレア・ノセダ
[ 収録:2008年10月22日, NHKホール ]

中プロの曲と、前後の曲とのメジャー度の差が...(笑)
サラ・チャンにとっては、7歳の時ジュリアードの入試でやった(そして受かった)お得意の曲らしいですが。
大きくなるにつれて消えていった神童達とは違って、サラは今でもわくわくする演奏を聴かせてくれますね。


それから、「亡き王女~」は、例の謎の音楽番組(笑)『名曲探偵アマデウス』で取り上げられるみたいです。

事件ファイル#18 ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」
NHK BShi 11/15(土) 19:00-19:44
NHK BS2 11/16(日) 23:00-23:44

この番組、しょっちゅう放送予定が変更になるので、また変わるかもしれませんが。
『亡き王女(une Infante defunte)』については色々俗説があるようですが、私が知ってる限りでは、ラヴェル自身は特定の人物を考えてたわけじゃなかったんだとか。
でも、「中身カラス化みゅうと」と悲しげに踊ってたるうちゃんを象徴するような、やけにハマリのいいタイトルだなあ、って気がします。

ドイツ語強化月間(笑)7

2008-10-26 19:24:30 | ドイツ語強化月間(笑)
ドイツ語のアルファベットは英語みたいにいろんな読み方をしない、とは言っても、微妙に変化するのもあります。
でも規則性があるから、覚えるのは簡単。

「B ベー」
見たとおり、「バ」行の子音です。
後ろの母音と合わせて発音しますが、直後が子音の場合は「ブ(子音のbの音のみ)」です(その後ろの母音の音に引っ張られることはありません)。

  Ballett バレ'(ッ)ト (バレエ[団])
  Blume ブル'ーメ (花)

ところが音節末(母音が前にある)にくると、(直前が母音でも子音でも)濁らない「プ(子音のpの音のみ)」になります。

  Grab グラ'ープ (墓)
  Gelb ゲ'ルプ (黄色)

これと同じような変化をするのが「D デー」と「G ゲー」。

「D デー」
も、英語と同じく「ダ」行の子音です。直後が子音の場合は「ド(子音のdの音のみ)」。

  Dunkelheit ドゥ'ンケルハイト (闇)
  Drehorgel ドレ'ーオルゲル (手回しオルガン)

が、音節末では濁らない「ト(子音のtの音のみ)」。

  Tod ト'ート (死)
  Wald ヴァ'ルト (森)

さらに「t」がくっついて「dt」でも「ト」。

  Stadt シュタ'(ッ)ト (町)

ついでに、「s」がくっつくと「ds ツ」になります。(「ts」とか「tz」も「ツ」なんで、それと同じことですね)

  Abschiedsschmerz ア'プシーツシュメルツ (別れの苦痛) ←注:Abschieds+Schmerz

一方、
「G ゲー」
は、英語のような「ジャ」行で読むことは無く、「ガ」行だけ。
(↑外来語では「ジャ」行になるのもあります(例:Orange オラ'ーンジェ=オレンジ[色])けど、めったに無いので、それはそれで別に覚えてください 笑)

口の奥で上顎に響かせるのを意識して「ガギグゲゴ」。直後が子音の場合は「グ(子音のgの音のみ)」。

  Geist ガ'イスト (精霊)
  Glueck グリュ'(ッ)ク (幸い) 《ue=uウムラウト》

で、音節末では濁らない「ク(子音のkの音のみ)」。

  Spielzeug シュピ'ールツォイク (おもちゃ)
  Burg ブ'ルク (山城)

ただし音節末でも「~ng」という語形の場合は、英語の~ingとかと同じ「ング」という読み。と言ってもこのgは、これまた英語と同じく、鼻に引っかかるような感じで、はっきり聞こえません。(←人によっては、gよりもkの音みたいに聞こえることも)

  Anfang ア'ンファング (始まり)

さらについでに、音節末で「~ig」という語形になった時、「(ィ)ヒ」と読むことがあります。(これは「ch」と同じ発音ですが、その話はその時に)

  ewig  エ'ーヴィヒ (永遠の)


しつこいようですが、カタカナ表記の都合上、「ブ」「プ」/「ド」「ト」/「グ」「ク」と書いてますが、これらは(英語と同じで)子音の「b」「p」/「d」「t」/「g」「k」の音『だけ』です。日本語の「ブbu」「プpu」/「ドdo」「トto」/「グgu」「クku」ではないので御承知おきくださいませ。


あと、これらの、音節末で濁らなくなる文字は、格変化(いつか説明します...たぶん)などで後ろに母音が付くと、濁る音に戻ります。

  lieb リ'ープ (愛する) 《形容詞》 ←→ lieben リ'ーベン (愛する) 《動詞》
  Freund フロ'イント (友人) ←→ Freunde フロ'インデ (友人たち)
  Krieg クリ'ーク (戦い) ←→ Krieger クリ'ーガー (戦士)
  Koenig ケ'ーニヒ (王) ←→ Koenigin ケ'ーニギン (王妃)

単語の成り立ちとか考えずに、見た目で判断すればいいので、むしろ楽?


10Aktで、あひるちゃんが風呂上り(風呂(Bad バ'ート)というよりシャワー(Dusche ドゥ'シェ)かな?)のふぁきあを襲って(違)ましたが、ドイツ人って風呂好き...ていうか温泉好きなんですよね。国境越えて温泉入りに行っちゃうくらい(笑)
シュヴァルツヴァルト(Schwarzwald、黒い森)のバーデン・バーデン(Baden-Baden)が有名ですが、他にも温泉地を示す「バートなんとか」って地名があちこちにありますね。ロマンチック街道沿いにもいくつか温泉地はあるので、もし御興味があれば、寄ってみられてはいかがでしょう?水着(Badeanzug バ'ーデアンツーク)着用のとこと裸で入るとこと両方ありますので、現地で訊いてみてください。

パリ・オペラ座バレエ学校日本公演

2008-10-24 20:35:54 | その他
が、11年ぶりに、来年4月、東京であるらしいですね。
「ペシェ・ド・ジュネス」「スカラムーシュ」「ヨンダーリング」の現代モノ3作品。
たぶん行けないとは思うけど、「スーパーバレエレッスン」の生徒さん達の後輩(もちろんルグリ先生にとっても後輩...ずいぶん離れてるけど 笑)だと思うと、ちょっと興味あるなあ。

ドイツ語強化月間(笑)6

2008-10-18 19:48:52 | ドイツ語強化月間(笑)
これまでのところそんなに珍しい話は無かったと思いますが、この辺からだんだん「ドイツ語っぽい」(?)話になってきます(たぶん 笑)。
子音の続き、ちょっと注意が必要なモノ。

「R アール」

Rabe ラ'ーベ (大型のカラス)
Ritter リ'(ッ)ター (騎士)
Reue ロ'イエ (後悔)

カタカナで見ると「英語と同じじゃん?」と思うんですが、実は違います。
英語のRは舌の両脇を緊張させるようにして出しますが、ドイツ語のは
 ①「ルルル...」と巻き舌で出す
か、
 ②口の奥の方に響かせて出す 
かのどっちかです。

①については、原理的にはスペイン語とかイタリア語とかのRと同じ(あそこまで派手にはやりませんが)。口を軽く開け、舌を上顎に近づけて勢い良く息を出し、舌を震わせて出す音です。

②は舌を下の歯茎につけ、奥側を持ち上げる感じでノドを狭くして勢い良く息を出し、口蓋垂(のどちんこ)の辺りを震わせるようにして出す音です。後で出てくるGとかchとかの発音に近い音で、実際日本人の耳には、「ガ」とか「ハ」のように聞こえると思います。

...って説明されてもよく分かりませんよね(笑)
まあ、何か機会があったら、実際に聞いてみて下さい。
どちらにしてもポイントは「勢い良く息を出す」というところでしょうか。基本的にドイツ語は英語よりも(もちろん日本語よりも)強く息を使うとお考えいただいて良いかと思います。
ちょっと練習してみますか?

Rose ロ'ーゼ (バラ)
rot ロ'ート (赤い)

一発でできた方はスゴイです。私は、どっちのRもちゃんとは『できません』(笑)
まぁ、努力目標ってとこですかね。いざとなれば英語のRでも誤魔化せるので大丈夫です(何が 笑)


ところでRの発音について、前に(このシリーズ(?)の3話目で)もうひとつ書きました。
母音の後のRは「~ァ」と読む、って話です。

Tuer テュ'ーァ (扉) 《ueはuウムラウト》

この「~ァ」は、ものすごく単純化して言ってしまえば、「言いかけのR」。つまり、口の形はRで、ただし音を震わせない、こもった音です。
ドイツ語の「A ア」は大きく口を開け、舌を下げて発音する、澄んだ「ア」なので、それとは全然違います。(Rとも違いますが)
日本語ではどっちも「ア」ですし、慣例的にそう書くので私もそれにならってますが、カタカナだけを見て「ア」と発音するのは私はお勧めしません。むしろRを言うつもりで、あいまいにぼかすくらいがいいんじゃないかと思います。


さて、ドイツでレストラン(Restaurant レストラ'ーン ←外来語なので読みがちょっと特殊)に行ったら、まず飲み物(Getraenk ゲトレ'ンク、ae=aウムラウト)を注文ですね。たいていはビール(Bier ビ'ーァ)になると思いますが、昼間っからビールはちょっと...という方は、ラ'ードラー Radler(Rad ラ'ート=車輪状のもの。自転車で行く人、の意味。ビールのレモネード割りです)などいかがでしょう?
そうそう、最後のお支払いの時には勘定書き(Rechnung レ'ヒヌング)の確認をお忘れなく。ドイツはかなりクレジットカード(Kreditkarte クレディ'ートカルテ)が使える方だと思いますが、地元の人が多い食堂や居酒屋のようなとこでは使えないこともありますので、もし必要があれば、入る前にあらかじめ訊いた方がいいかもしれません。

ドイツ語強化月間(笑)補

2008-10-14 21:55:05 | ドイツ語強化月間(笑)
昨日アップした記事↓ですが、私のミスで、当初、文章の一部が抜けていました。申し訳ありません。
21時半頃に修正しましたが、それ以前に御覧になられた可能性のある方は、もしよろしければ御確認くださいませ。


さて、ちょっと調べてみたところ、ドロッセルマイヤーやふぁきあが使ってた『鵞ペン(羽ペン)』に相当する単語には、Federフェ'ーダー(羽根)とKielキ'ール(羽軸)の2通りあるみたいですね。ドイツ語版チュチュでは(「ペンは、海を3回渡った白鳥の羽ペンが...」(あおとあ)のところ)どちらが使われてたのかな?

ドイツ語強化月間(笑)5

2008-10-13 21:19:59 | ドイツ語強化月間(笑)
いまさらですが、一応おことわり...
(前にもどっかで書いたような気がしますが)私が知ってる(知ってた)ドイツ語は『オーストリアのドイツ語』なんで、北部ドイツで話されてるいわゆる『ドイツ標準語』とはちょっと違うかもしれません(日本の標準語と関西弁みたいなもの?...そんなには違わないか)。
でも、ネルトリンゲンのあるバイエルンあたりはむしろこっちに近いと思うので、まあ、その辺を御勘案の上、お読みくださいませ。

ではあらためて、ざっとアルファベットの読み方をさらっときますかね。
(つづりを説明するのに必要になるかもしれませんし 笑)

  A アー  B ベー   C ツェー D デー 
  E エー  F エフ   G ゲー  H ハー
  I イー  J ヨ(ッ)ト K カー  L エル
  M エム  N エン   O オー  P ペー
  Q クー  R アール  S エス  T テー
  U ウー  V ファウ  W ヴェー X イクス
  Y ュプシロン  Z ツェ(ッ)ト

これにA、O、Uのウムラウト(上に点々つき)と、「ss」(s2個)に相当するエスツェット(ギリシャ文字のβベータみたいな形の文字、ただし縦棒は必ずまっすぐ下に突き出る)を入れて、合計30個。まあ、だいたい御存知ですよね。

「A アー」「E エー」「I イー」「O オー」「U ウー」は母音の発音そのものなんで、ある意味、英語より簡単。

さらに、かなりの文字↓は、英語とそんなに違いませんし。
「B ベー」「D デー」「F エフ」「K カー」「L エル」「M エム」「N エン」
「P ペー」「Q クー」「R アール」「S エス」「T テー」「X イクス」

ちょっとだけ違うのが「C ツェー」「G ゲー」「H ハー」「Z ツェ(ッ)ト」。
全然違うのは「J ヨ(ッ)ト」「V ファウ」「W ヴェー」「Y ュプシロン」。
なので、覚えなきゃならないのは、ほぼこの8個だけですね。なんだ、たいしたこと無いじゃん(笑)


ということで(?)、子音の発音をもうちょっとちゃんとやりましょうか。
英語と近いヤツからやった方がいいのかな。

「F エフ」「L エル」「M エム」「N エン」
は、何の問題も無いですね。
英語と同じで、下唇を軽く噛んで「(エ)フ」、舌先を上の歯の裏につけて「(エ)ル」、唇を閉じて「(エ)ム」、唇を開けて舌を上顎につけて「(エ)ン」です。

  Fakir ファ'ーキァ (魔術師)
  Lust ル'スト (喜び)
  Mut ム'ート (勇気)
  Nussknacker ヌ'スクナ(ッ)カー (くるみ割り[人形])

(↑'の位置にアクセントがつきます)

次いきましょう。

「K カー」「P ペー」「T テー」
は、付属する母音の読みが英語と違う(A:エイ→アー、E:イー→エー)だけで、子音の音としては同じ。

  Katze カ'(ッ)ツェ (猫)
  Pendant パンダ'ーン (ペンダント) ←外来語なので母音から後ろの発音がちょっと特殊
  Tee テ'ー ((紅)茶)

「Q クー」
これも母音の読みが違う(U:ユー→ウー)だけ。
ただしドイツ語では、この文字は『必ず』後ろにU(+母音)がついて、「qu~」というつづりで使われます。
読み方は「クヴ~」。

  Qual クヴァ'ール (苦しみ)

「X イクス」
も、前に付く母音が変わるだけですね。

  Axt ア'クスト ((長柄の)斧) ←注:「ト」は(英語と同じで)子音のtの音(だけ)

あとの文字はちょっとめんどくさいので次回。

またまた『展覧会の絵』

2008-10-05 18:41:23 | その他
なんだかんだ言いながら結局見ているN○Kの「名曲探偵アマデウス」。
今回、チュチュ御用達?の『展覧会の絵』の話だったので、一応御紹介しておきます。
(↓再放送予定)

事件ファイル#16
「ムソルグスキー“展覧会の絵”~紬の里から来た音盤~」
10/5(日)23:00-23:45 NHK BS2 (←今夜...)
10/7(火)8:15-9:00 NHK BSハイビジョン
10/11(土)13:00-13:45 NHK BSハイビジョン

『謎』は話の始めの方でいきなり解けてしまいますが、まあコレは推理モノじゃないんで...
ハルトマンの元絵もいくつか見れますし、曲の特徴や、ラヴェルの編曲における楽器の使い方などもコンパクトにまとめられていて、曲の紹介としてはなかなかよくできていたんじゃないかと思います。
でも「キエフの大門」は、「バーバ・ヤーガの小屋」から続けて聴かないと、迫力半減(笑)

ドイツ語強化月間(笑)4

2008-10-05 06:01:45 | ドイツ語強化月間(笑)
話が出たついでに、アクセントについてもさらっとやっちゃいますか。
アクセントは、目に見えないけれども陰ながら母音に働きかけている、最終回のふぁきあのような存在(なんだそれ)。

まあそれはさておき、ドイツ語のアクセントは、便利なことに、だいたい1番最初(か2番目)の母音にあります(ので、どこにアクセントを付けたらいいか分からない場合は、とりあえず最初の母音に。間違っててもたいてい通じますし 笑)。
↓[ ]でくくった音にアクセントが付きます。とりあえず子音は適当でいいので、声に出して読んでみて下さい。

Rabe [ラー]ベ (大型のカラス)
Fakir [ファー]キァ (行者、魔術師)
Krone ク[ロー]ネ (冠)

で、アクセントが付くとその母音は、強く、しかもちょっと長めに発音される(逆にアクセントがついてなければ、音を伸ばすことはあんまりありません...全然ないわけじゃないですが)ことになるんですが、長くしない場合ってのもあります。

Entchen [エ]ントヒェン (アヒルの雛)
Ritter [リ](ッ)ター (騎士)
Hoffnung [ホ]フヌング (希望)

どこが違うかお気づきになりました?アクセントのある母音の後に、子音が2つ(以上)続いてるんです。

ここで小さい「ッ」が( )書きなのは、そこで意識して音をつまらせる必要はないから。といって、あえて音をつまらせずにベタッとしゃべろうとする必要もないです。
ご丁寧に「つまる音を入れない」と書いてある教科書もあるかと思いますが、実際問題として短い母音を強く発音した後にkとかtとかの破裂音(子音)が来ると、どうしたって前の母音がつまったように聞こえますよね。なので、とにかく母音を強く短く出してから子音をはっきり発音するようにさえすれば、後は普通にしゃべってオッケーだと思います。

あと、冠詞や代名詞、疑問詞、前置詞、副詞なんかでは、後ろの子音の数に関わらず音を伸ばさないことが多いです。(というか、そもそもアクセントが無いことが多い...)

es エス (これ)
von フォン (~から/~の)
darum ダ[ル]ム (だから/それについて/そのまわりに)

woヴォー(どこ)とかueber[ユー]バー(~の上)《ue=uウムラウト》とか、伸ばすのもありますけどね。


さて、だいたいはこの規則のとおりなんですが、ひとつ注意が必要なのが、2つ(以上)の単語がくっついてできた単語。
たとえば、『地下洞窟への入り口』がある(笑)↓

Rathaus [ラー]トハオス (市庁舎)

一見アクセントのあるaの後に子音が2つついてるように見えますが、もともとはRatラート(会議)とhausハオス(家)の2つの単語なので、発音の単位としてはそこで切れ、したがって後ろにつく子音は1つなので、aの音は伸ばします。(あ、そうそう、こういう『くっついた単語』(←ドイツ語ではものすごく多い 笑)では、それぞれの単語の発音を順番につなげて読めばいいんですが、一番強いアクセントは、最初の単語のアクセント位置にくることが多いです)


もちろん(?)他にも例外はあります。

Mythos [ミュー]トス (神話)
Raetsel [レー]ツェル (謎) 《ae = aウムラウト》

などなど。
ま、その辺は覚えるしかないんで、とりあえずは勘で判断してください(笑)


最後におまけ。
頭にアクセントがない単語にはどんなものがあるのか?

Tragoedie トラ[ゲー]ディエ (悲劇) 《oe = oウムラウト》・・・外来語由来
Verzweiflung フェル[ツヴァイ]フルング (絶望)・・・verは方向性や強調の働きをする接頭語
Prinzessin プリン[ツェ]シン (王女)・・・←→Prinz プ[リ]ンツ (王子)

という感じで、頭やおシリにある決まった語形が来た時に、それにつられてアクセントの位置が動くことが多いですね。
ここで全部を説明するのは到底ムリですが(私も覚えてないし ^^;)、いろいろ見てればそのうちなんとなく見当がつくようになると思うので、あんまり気にしないでください。


金冠町の川はかなり大きかった(しかもありえない深さ 笑 ←7Akt)ですが、ネルトリンゲン旧市内を流れるEger(エーガー)川は、川(Flussフ[ル](ッ)ス)というより小川(Bach[バ](ッ)ハ)か運河(Kanalカ[ナー]ル)という感じですかね。『なぜなぜ橋』(Warum Bruecke ヴァ[ル]ム ブ[リュ](ッ)ケ なぜ 橋 ? でいいのかな? 笑)の辺りは、水車小屋(Neumuehleノイ[ミュー]レ新水車小屋、という名前らしいです)の他にも、かわいい家や古い給水塔(Wasserturm[ヴァ](ッ)サートゥルム)があったり、カモのつがいがいたりして、通り(Strasseシュト[ラー]セ《ss = エスツェットというβに似た特殊文字》)をぶらぶらするのものんびりして気持ちよかったです。