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「プリンセスチュチュ」ファンページ

ABTは2月にくるみ割り人形

2013-10-27 01:14:20 | その他
まだ台風が来てたりはしてますが、世間は今、ハロウィン一色。
それが過ぎたら次はくるみ割り人形ですね!(笑)
ABTが(やや時期遅れの感はありますが)来年2月の来日公演で「くるみ割り人形」を上演予定
http://www.japanarts.co.jp/abt2014/nut.html
ということで、招聘元のジャパン・アーツのサイトで、YouTube上のプロモーション映像(BAM Howard Gilman Opera House@ブルックリン での公演用)が紹介されてました。
http://www.youtube.com/watch?v=iPMFcAcAY-Q
このラトマンスキー振付のは私はたぶん見たことないんですが、おとぎ話チックというかアメコミチックというか(; ^ ー^)、いろいろとにぎやかな演出みたいですね。


ちなみに来春のMetでのシーズンのお知らせメールもこないだABTから来てました。
今季のハイライトは、ABTでは初演となるフレデリック・アシュトン振付「シンデレラ」と、オール・シェイクスピア・プログラム(アシュトンの「The Dream(真夏の夜の夢)」&ラトマンスキーの「The Tempest(テンペスト)」)、それにレオニード・マシーン振付「Gaîté Parisienne(パリの喜び)」だそうです。
ABT的には最近イギリス・ブームなのかな?
一方クラシック演目のラインナップは「白鳥の湖」「ジゼル」「ラ・バヤデール」に、ABTの超定番「ドン・キホーテ」。
まあそれはそれで、安心して見れるから(?)いいんでしょうね。

(ごく)たまには絵の話

2013-10-18 00:22:31 | その他
先日のNHK Eテレ「日曜美術館」は、私の好きな画家の一人、ギュスターブ・モローについて(*ノ▽ノ)でした。
番組内で澁澤龍彦の「(太陽の光を追求した印象派に対して、モローは)宝石と象牙と螺鈿の冷たいきらめき(で絵を塗りこめた)」(『幻想の画廊から』)という言葉が紹介されてましたが、全く言い得て妙だと思います。

モローの絵は神話や伝説がモチーフですが、描かれたその一瞬に、時の流れが凝縮されたような濃密さがありますね。
構図も細部も周到で緻密でありながら、霧にかすんだような柔らかさを持ち、翳りのあるエロティシズムとあいまって、息詰まる緊迫感で目が逸らせない気分にさせられます。
その『物語性』を感じさせる画風は、結構チュチュファン好みvなんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか?

番組では、彼が、何を元に、どのような手法で、あの独特な作品を描き出していたかという話をしてて、なかなか興味深かったです。
(まあ私は絵は描けないんで、あまり自分の役には立たないんですけれど...)
今度の週末に再放送がありますので、もし本放送を御覧にならなかった方で興味を持たれた方がいらっしゃいましたらどうぞ。

2013/10/20(日) 20:00-21:00 NHK Eテレ
 孤高の画家  夢を紡いで~ギュスターヴ・モロー

気が早い...か。

2013-10-12 16:05:02 | その他
ちょっとウィーン・フィルのニューイヤーコンサートのことを調べてましたら、ORF(ニューイヤーコンサートを中継するオーストリアのテレビ局)のサイトで、来年のコンサートに挿入されるバレエシーンに関する記事を見つけました。

http://kundendienst.orf.at/programm/fernsehen/orf2/neujahrskonzert.html

振付は今年に引き続きアシュリー・ページ。
今年のバレエは、ユニークだけど品があって、ウィーンらしい洒落た感じだったんで、きっとお偉方の評判も良かったんじゃないかな?
一方、衣装はヴィヴィアン・ウェストウッドが初登場。
上記のページで衣装を着たダンサーさん達の写真が見れますが、さすがヴィヴィアンというか、大胆な新しさと古典的な優雅さのバランスが絶妙で、なかなか素敵な感じです。
曲はヨーゼフ・ランナーのワルツ"Die Romantiker"と、バレエ「シルヴィア」(ドリーブ)からポルカ"Pizzicati"(シルヴィアの中にポルカなんか在りましたっけ?)だそうで、ワルツの方は正装風、ポルカの方はなぜか「シルヴィア」というよりも「ラ・シルフィード」を髣髴とさせるスコットランド風ですね。

撮影が行われた場所は、ウィーン市街のブルク劇場の裏にあるStadtpalais Liechtenstein(リヒテンシュタイン市街宮殿...って訳すのかな?北にあるGartenpalais Liechtenstein リヒテンシュタイン庭園宮殿の方が知られているかもしれませんが、そっちじゃありません)。
この宮殿、リヒテンシュタイン公爵家(リヒテンシュタイン公国の国家元首)の持ち物で、言ってみればオーストリアじゃないんですが、リノベーション後のお披露目(今年5月から公開されてます)ということで選ばれたみたいですね。
(記事によると、10年前に庭園宮殿の方がリノベーションされた時も、一般公開前にそこでニューイヤーコンサートのバレエの撮影が行われた...らしいです)
有名な絵画を幾つも所蔵してる宮殿で(19世紀絵画分野はStadtpalais Liechtensteinの方に移されたようです)、ついそっちばかり注意が向きがちですが、建物の方もしっかり見とくべきでしたね σ(^_^;)

ちなみにダンサー(全員、ウィーン国立バレエ)は、

◇ワルツ"Die Romantiker"(ヨーゼフ・ランナー)
Maria Yakovleva & Alexis Forabosco
Irina Tsymbal & Kirill Kourlaev
Ketevan Papava & Eno Peci
Nina Poláková & Mihail Sosnovschi
Prisca Zeisel & Kamil Pavelka
[収録場所:Ballsaal(舞踏室;写真の部屋)およびQuadratsaal(何て訳すんだろう...舞踏室と廊下でつながってる真四角な部屋で、巨大シャンデリアが『ウリ』らしいです)]

◇ポルカ"Pizzicati"(レオ・ドリーブ)
Maria Yakovleva & Eno Peci
Irina Tsymbal & Kirill Kourlaev
[収録場所:Prunkstiege(大階段)およびTreppenhaus(階段室)]

ということです。

さすがにもう夏も終わり(たぶん)ですが

2013-10-04 23:49:45 | その他
今週末のNHK Eテレ『続・N響アワー』こと「クラシック音楽館」は、
N響 夏の恒例・ご家族向け・軽めメジャー系コンサート です。

2013/10/6(日) 21:00-23:00 NHK Eテレ 
◇N響ほっとコンサート2013
 「キャンディード」序曲(バーンスタイン)
 古風なメヌエット(ラヴェル)
 皇帝円舞曲(ヨハン・シュトラウスⅡ世)
 バレエ音楽「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠りの森の美女」から(チャイコフスキー)
 バレエ組曲「火の鳥」から(ストラヴィンスキー) ほか

 管弦楽:NHK交響楽団
 バレエ:牧阿佐美バレヱ団
 指揮:山下一史
(2013年8月4日/東京・NHKホール)

今年の曲目は『踊り』にまつわるものだったみたいですね。
(今年はいつもの吹奏楽演奏はやらなかったのかな?
まあいつも確かにちょっと...ですけど ;P)

バレエは『チャイコフスキー・メドレー』で入ってたようです。
「キャンディード」でも踊れなくはないんじゃないかな(ミュージカルの踊りをアレンジするとかして)って気もするんですが...
それに、『新古典派の有名メヌエット』や、『ド派手・能天気ウィンナワルツ』については、きっとコンテンポラリーの振付が幾つもあるんじゃないですかね?(よく知りませんが)
...でも全部にバレエを入れようってのは、それはそれで色々と問題があるか。
(そもそも「N響の」演奏会じゃなくなっちゃうでしょうし 笑)

チュチュファンのみなさまは脳内でそれぞれお好きなシーンに画像変換してお楽しみください ヾ(@°▽°@)ノ
いや、それより「チュチュ」のDVDを見た方がいいかな(演奏自体も 笑)
そういえばBDは結局出るんでしょうか?