南斗屋のブログ

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司法修習生の実務修習

2008年03月14日 | 未分類
 私の事務所に3月中旬から6月中旬にかけて、司法修習生が修習に来ます。

 司法修習生というのは、司法試験に合格して、まだ裁判官・検察官・弁護士となる前の研修中の身分です。
 身分としては、最高裁に所属する準公務員といったことになっているはずです。

 司法試験に合格し、司法研修所という最高裁の運営する機関に入りますと、司法修習生という身分になります。現在進行中の司法改革で、この司法修習の期間なども私のときとはかなり異なってきていますが、私のときは修習期間は2年でした(現在はそれよりも短くなっています)。

 司法修習生は、最初と最後を司法研修所で座学といえば格好いいですが、教室で勉強するわけです。

 間の1年半(現在は1年)を実務修習といって、各地で裁判所、検察庁、弁護士事務所を回って実地に勉強するのです。
 つまり、司法研修所での間は机の上の勉強、実務修習中は生きた事件を目の辺りにして勉強ということになります。

 それで、今回、私の事務所に実務修習つまり、実際の事件を学びにくるのです。

 具体的には、打ち合わせの席に同席し、打ち合わせの実際をみたり、裁判所での期日に同席したりということをします。

 医学でも医学生が勉学のために治療の状況を見たりしていますが、修習生はこの医学生の感覚に近いものだと思います。
 


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