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mixi「左利きの子の子育て」コミュニティに書いたこと

2006-03-22 | 左利き
SNSのmixiの左利き関連コミュニティのひとつに、この「左利きの子の子育て」コミュニティがあります。

左利きのお子さんを持つ親御さんの相互相談窓口というスタンスでしょうか。アドバイスをしてくれる左利きの人にも参加を呼びかけているということで、私も参加しています。(現在の参加者数は約150人。)

1年ほど前にできたコミュニティですが、内容的にはまだこれというほどではないかもしれません。
現在、徐々に参加者も増える傾向にあり、左利きの子供の子育ての参考になるコミュニティになってゆけば、と期待しています。

「矯正する事しない事」というトピックがあり、そこに私が書き込んだ文章を以下に掲げておきます。
(「矯正」という言葉およびそういう発想―右手使いを「正しい」作法と考え、左利きの子の左手使いを認めず、右手使いに「正す」という指導、およびその考え―に私は同意できませんが、ここでは、この言葉の使い方に対して多少の気遣いが見られますので、現時点では特に反論していません。以前も書いたように「矯正」=単に「変える」の意味と誤って解釈している人が増えています。そういう傾向も考慮しています。)

基本的には、こちら(「お茶でっせ」)や「左組通信」「週刊ヒッキイ」などで書いてきたことです。
ブログ再出発に当たって、mixiでの活動の報告も兼ねて、あらためて私の左利きの子供の子育てへの主張として記録しておきます。


左利きの子は、立派な左利きに育ててあげてください。

両利きといえば聞こえはいいですが、実際に経験者に話を聞いてみると、大半の人はどっちつかずの中途半端な両利きになってしまった、といいます。

私のように左利きの活動をやっていますと、ときおり相談を受けることがあります。
実際には相談というより、助言を求められるというべきでしょうか。

たいていは男児のケースで、右手使いになじめず、左に戻した方がいいのかどうか、というものです。

それらの問題では、両親のあいだで、あるいは祖父母とのあいだで、保育所の保育士や幼稚園、小学校の先生とのあいだで、指導方針の対立があったりで、結局子供を忘れた、大人たちの自分本位な指導の犠牲になって子供たちが泣かされてる、というのが実情です。

大人は先回りして左利きで困るのでは、といったことを考えますが、本当にこの悩みは大人の悩みか、子供の悩みか、をよく考えて欲しいと思います。

常に犠牲になるのは子供です。
所詮大人は見ているだけで、大人が困ることはありません。

子供の身になって考えて欲しいものです。

私は左利きであることで困ったことはありません。

困るのは、左利きを認めない、左利きを受け入れてもらえない、社会の現実にぶつかったときだけです。

左利きは××だとか、左手使いは無作法だとか、右利き用の道具しかなかったり、したときだけです。

これらはみな、その気になって取り組めば解決できることです。
意識を変える、道具や機械を用意するといったことで。

利き手というのはその人の持って生まれた才能です。
子供の才能を活かしてあげるのが親の務めだと思います。


※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「mixi「左利きの子の子育て」コミュニティに書いたこと」を転載して、テーマサロン◆左利き同盟◆に参加しています。

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