レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

新年明けましておめでとうございます!

2012-01-01 | Weblog
早いもので21世紀も12年目。

今の家に引っ越してから10年が過ぎました。
(12月29日にガス給湯機がダウン、10年を一月過ぎてたので有料修理!)
パソコン歴も同じく丸10年。
このブログ『お茶でっせ』は丸8年が過ぎ、記事数も700にあと数本。

 ・・・

昨年は色々と大きな出来事が重なり、大変な一年となりました。

「おめでとう」気分ではないよ、という方もいらっしゃるかと思いますが、
人間というものは生きていることに価値がある、という見方もできましょう。

わが敬愛するヘンリー・デイヴィッド・ソローは、こう書いています。 
《惨めな人生でも、現実に向き合い、生きるべきだ。
 それを避けたり、悪態をつくべきではない。
 生きることそのものは、自分のありようほどひどくはないのだ。
 生活は富めるときほど貧しく映る。
 あら探しの好きな者は天国にだってあらを見つけるだろう。
 貧しくても自分の生活を愛そう。
 救貧院にいても、気持ちのよい、刺激のある、楽しい時間があるだろう。
 夕日は金持ちのお屋敷にも、救貧院の窓にもまぶしく映るだろう。
 春の訪れに、雪も同じようにドアの前で溶けだすだろう。
 穏やかな気持ちさえあれば、救貧院にいても満足し、
 宮殿に住んでいるように元気よく生きていけるにちがいない。》
 ―『森の生活』~『ソロー語録』「生きる」p.62より


また、こうも書いています。 
《それが生であろうと死であろうと、
 僕らが必要なのは現実のみである。
 もし僕らがまさに死にかけているなら、
 その間際には喉からもれるあえぎ声を聞き、
 手足の先の冷たさを感じよう。
 生きているのであれば、
 しっかりと生きることから始めよう。》
 ―『森の生活』~同「生きる」p.64-5より


『ソロー語録』岩政伸治/編訳 文遊社 2009.10
―自然愛好家、奴隷制反対論者等の顔を持つソローの著作『ウォールデン 森の生活』他から名言集。ソローへの入門としても良し。


たとえどのような状況にあろうとも、
人はただ今この時を生きるしかないのです。

同じ生きるなら、苦しくても「楽しい」と思って生きる方がいいのかもしれません。

「それはお前が恵まれているから言えることだ」
と反論されるかもしれません。

そうかもしれません。

しかし、たとえそうであれ、
人間というものは、人それぞれに悩みを抱えて生きているものです。

他人から見れば、大したことはないと思えることであれ、
本人にとっては大きな問題なのです。

上を見ればキリはなく、下を見てもキリはないのです。

生まれて来た限り、人はただ生きるのみです。
死が訪れるそのときまで。


空海の言葉にあるそうですが、
雲に隠れていたとしても太陽はその上で輝いているのです。

希望を持って生きてゆきましょう!

では、
今年もよろしくお願い致します。

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※本稿は、レフティやすおの他のブログに転載しています。
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※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より
「新年明けましておめでとうございます!」を転載したものです。
(この記事へのコメント・トラックバックは、転載元『お茶でっせ』のほうにお願い致します。ただし承認制になっていますので、ただちに反映されません。ご了承ください。)
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