50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

自費出版 4冊目を考える その2

2018年10月21日 00時31分41秒 | DTP

4冊目の舞台は Prince Edward島

 私の旅を振り帰ってみると、米国への旅は US Open Tennisを観てPrince Edward島へ行ったのが もう11年も前のことだ。
 この旅は私にとっては、スリリングさではTopかも知れない。
幸い、私の英語力はこの頃がピークだったと思われるので、何とかトラブルを乗り越えられた気がする。
 そのあたりのことは、このページの左側のメニューの「ブックマーク」として設定している「わたしの旅の記録」で見ることができる。
久しぶりに眺めてみたが、けっこうまとまった内容になっているようだ。
 なので、これをプリントOutしてみた。A5版に換算するとテキストだけで80ページほどはいきそうだ。
 このときのカメラはCanon EOS Kissのはずだが、Video撮影機能がなかったようだ。
ver2の頃だろうか。でも、それなりに撮影はしているので、それをPhotoShopで補正すれば使えそうな画像データが残っていた。
 今夜は US OPEN Tennisの画像デーダを EPSに変換する作業をやってみた。
その後、PEIの画像を眺めてみて、印象的なのを見つけた。



これを見ながら想い起こすと、PEIの風景で印象的なのは、「空」だという気がした。
 どんよりとした曇り空もいいし、透き通るような青空もいい。

自費出版 4冊目を考える

2018年10月20日 01時38分06秒 | DTP
自費出版 4冊目の舞台をどこに?

 3冊目を作って、かなり得ることも多かったので、4冊目の作成を考えた。
候補の第1は スイスだ。でも、スイスは、テーマとしてはありふれている。
ツアーで行く人は多い。スイスと一概に言っては焦点が定まらないが、スイスと言えば
普通はアルプスだろう。
 アルプスへは2回行った。確かに魅力溢れる場所だった。1度目は、モントルー・ジャズ・フェスティバル(Montreux Jazz Festival)を主目的として、ついでにアルプスを歩いてみようということだった。
 このときは、スイス・アルプスを歩き、感動もしたが、撮った写真が、ありふれている。
Jazz Festivalのステージは撮影禁止だったので、大した画像が残っていない。

 ようするに、これ!という画像がないのだ。

次の候補は、少しは珍しさがある、プリンス・エドワード島紀行(?)かなと思った。
画像もそれなりに残っている。画像処理を使えばなんとかなりそうだ。

 私の英語力も、この頃がピークだったみたいだ。
ということで、4冊目はプリンス・エドワード島に決めた。
 早速、InDesignにテキストと少しの画像を配置してみたら、100ぺージ超のページ数になった。

 ということで、4冊目は 「 US OPEN Tennis & プリンス・エドワード島」という事になりそうだ。


自費出版を考える その2

2018年10月19日 00時51分14秒 | DTP

自費出版なのか アイラ島なのか?

最近、私のこのBlogへのアクセスが少し増えています。
それで、ここへ辿り着く人がどんなキーワードで検索しているのだろうと
Googleに検索ワードを適当に入れて見ました。
 すると、一番ヒットするキーワードは 「自費出版 アイラ島」でした。

自費出版だけでは、このサイトが上位にヒットするはずはないので、
「アイラ島」がキーワードなのでしょうか。
「ひとり旅 アイラ島」で検索すると 100番目くらいで ヒットしました。

ということは、「アイラ島」の方が、ヒットされる割合が高いということなのだろうか?。

自費出版を考える その1

2018年10月18日 01時45分54秒 | DTP
自費出版 次のテーマは

 「アイラ島・湖水地方」をテーマに3冊目の本を自費で作った。知人の数人がすぐに買ってくれた。口の悪いのが開口一番に言ったのは「これは本だね」だった。
私も、今回の本が届いたときに「今までのと全然違う、書店に並ぶ紀行本と遜色ない色合い」だと感じた。
 これが、それ以前の2冊のときと、画像処理が異なるからだろうと実感した。
proのデザイナーが言った「画像の解像度は350dpi、CMYKに変換、ファイルはEPSで」というのが、そのまま反映されたと思う。
 ただし、これはあくまでも、カバーでのことだ。カバーは本文で使う用紙とは異なる。
表面に何らかの処理がしてあるようだ。両面印刷を想定していないからだ。
 本文の方の用紙は、いわゆるコート紙の類で、イラストや、アニメなどに向いた紙を使った。でも、ディスプレイで見る色とは、やはり違っていた。くすむ と言っていいのだろうか。これは、経験を積むしかないのかも知れない。印刷された状態を予想して
それに合わせた画像処理をしなくてはいけないということなのだろうか。
 このあたりのことは、Photoshopの領域だ。
 私の本は、画像が大事なので、もっとPhotoshopを使えるようにならなければならないと感じる。

 それで、次にテーマを考えてみた。
好きなのは、スイスのアルプスだが、画像を見ると、ありふれている。
 私のリソースでは、全然 物足りない。

少しだけ、珍しさがあるとしたら「Prince Edward島」だろうか。でも、これは、かなり時間的に古い。10年前のことだ。
 この頃は、まさか本にするなんてことは考えていないので、どちらかと言うと動画を重視していたようで、Videoデータは多いが 写真データは、少ない。

 で、今のところ、次に本を作るとしたら New York 経由、Prince Edward島ということになりそうだ。



自主制作本「アイラ島と湖水地方」始末記 その6

2018年10月15日 00時33分55秒 | DTP
修正テープを使う

 なんとか「正誤表」を作りあげた。
でも、さすがに正誤表ではサポートできない Wimdermere湖の地図は 修正したものを
正誤表の裏面に印刷した。
 それともう一つは、コラムの中に2行にわたる文が、重複していた。
これも正誤表では、まずいので、5mm幅の修正テープを買ってきて消すことにした。
 が、これは普通のやり方だと、うまく2行の文を消すのは至難の技だ。
いろいろ試行錯誤した結果、フィルム状のプラスチックのフィルム状の物を見つけた。
手足の打撲などのときに、病院がくれる湿布(モーラス・テープという商品)を
使ってみた。これを名刺大に切り、中央付近に3mm × 50mm くらいの穴を切り出す。
これを消したい文字列の上に乗せ、その上から修正テープで覆うというやり方をしてみた。これがなかなかいい結果だった。消しきれない僅かな部分は修正ペンで補正した。

 これで何とか、知り合いにも買ってもらえるかも知れない。
昨日、買ってくれた知人は開口一番 「これは、本ですね。今までのと全然違う。
カバーがグラビア誌みたいに綺麗だ。」と言って買ってくれた。
 確かに、これまでの2冊とは、別物の仕上がりだ。
解像度を350dpiにして、EPS形式にして張り付けたからだろう。

 「学級新聞」を作るのが主目的の「パーソナル編集長」と、業界標準みたいな
Indesign とは、やはり目的が違うというのを実感した。

 ところで、今回の校正ミスだらけの版下データを修正するのは、かなり手間がかかりそうだ。

つまり、Fontを全てグラフィック化(Outline化とも言う)しているので、文章の修正はできない。グラフィック化する前のバージョンを、校正しなくてならない。
 これが面倒だ。Version管理ができていないから、どの時点のファイルを使うのがいいのか、探さなければならないが、ちょっとその気力が湧いてこない。
 しばらく、時間が必要のようだ。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」始末記 その5

2018年10月13日 00時04分16秒 | DTP

https://thebase.in に出品

 自費出版の目的は人によって違うと思う。利益を出そうとやる人もいるだろう。
それは当然のことだと思うが、私が使っている印刷方法では利益を出すのはむずかしいと思われる。たくさん作っても1冊当りのコストが下がらないからだ。よほど内容がおもしろいもの、グラビア誌、画像が豊富な内容でページ数が比較的少ない(40ページ)ほどだと良いかも知れない。100ページくらいだと、フル・カラーで1冊あたり700円弱だ。
1,500円くらいの値が付けられる内容だと、1冊当り800円の粗利(?)が出ることになるのかな。版下を作る労力を考えると大した利益は出ないようだ。
 ということで、趣味と考えるのが良いと思う。
私もそういうスタンスでやっている。一応、友人、知人、血縁者がある程度買ってくれるので助かっている。

 ところで、今回は、版下作成のアプリは、AdobeのIndesign CS3を使った。
画像も全てEPS形式で埋め込んだ。これが、前回まで使っていた「パーソナル編集長」で作ったものと、品質がどれだけ違うのかが、一番気になっていた。
が、出来上がってきたものを見るとそれほど、一目瞭然というほどの違いは感じられなかった。
一般的に、オンデマンド印刷は、色がくすむと言われているようだが、そう感じた。
Indesignは業界標準的なアプリなので、今後も本を作るのであれば、マスターしておいて
損はないと思う。
 併せて、画像処理のPhotoshopをちゃんと使いこなすのも大事だと思う。
ディスプレイで観るRGBの色がCMYKに変換したとき、どう変わるかを考慮して操作できなければならないのかも知れない。いわゆる職人の領域だろうか。
 私の場合は、本を作るといっても、文章が書ける訳でもないので、画像の処理に重きを置きたいけど、CanonのEOS程度の物では、大したことないのだろう。
 今更、D70とかを買える訳でもないので、ほどほどで行くしかない。

 今回の本も、これまで作った本、2冊と、ボランティアで作った本などをネット上で販売するためのサイト The Base にて販売することにしました。
 オンデマンド方式で印刷した本の出来具合などに興味のある方は、買ってみて下さい。
校正ミスが多かったので、定価は1,200円としていますが、コスト割れの1,000円で販売しています。
以下のサイトです。

https://ariesbook.thebase.in/




自主制作本「アイラ島と湖水地方」始末記 その4

2018年10月09日 00時19分19秒 | DTP
ミスの原因

 今回はとんでもなく校正ミスが多かった。基本的な原因はInDesignを使った初めてのちゃんとした本づくりだったからと言える。それは40ページほどの小冊子で、文字数も少なく構成もシンプルだった。プロトタイプを作る手間もかからないので、3回ほど作った。
 今回は全体を通して作ったので1回だけだった。

 ここからが核心ですが、たぶんプロジェクト管理が必要なのだろうと思う。
オフ・セット印刷でもオン・デマンド方式でも、入稿する際のデータはPDFが一般的だ。
が、その前にIndesignやIllustrator,Photosopでも、画像の埋め込みやフォントのアウトライン化処理(グラフィック処理)が要求される。

そういう場合の作業の流れは
(1) 文章全体の校正が終了した時点で、PDFに変換し、それを使って印刷しプロトタイプを作る。そして校正。
(2)ミスがあれば、修正し、再度PDF化してプリントして、再校正。

*この段階で、徹底的に校正をしなければいけないのだ。この繰り返しをすると画像の多い版下だとプリンターのインクを消耗する。プロトタイプを何度も作るのも面倒だ。

 で、つい校正作業をディスプレイ上で行ってしまう。
なぜか、ディスプレイ上では誤謬を見つけにくい。人間の眼というのは、凄くて
ちょっとしたズレなどが判る。不自然さが判る。でも、印刷するとインクが減る。

(3)校正、画像の配置などのチェックが終われば、ここで、フォントのアウト・ライン化を行い。PDFに変換する。

今回の私の失敗は、フォントのアウト・ライン化をやった後で最終的な校正を行った。
そこで、かなり致命的なエラーを発見した。なぜかOutline処理をしたら、妙な現象が発生してしまった。画像と文字の位置関係がズレたりした。
 Outline処理をしたら、もう修正はできない。

そこで、Outline処理をする前のデータに戻り修正をするのだが、どうも今回はその、戻るべき最終データのVersionを間違えてしまったようだ。
 つまり最終校正済みよりも前のVersionで手直しをしたようだ。
それを使って、崩れた部分を修正し、それをOutline化して、PDFに変換して入稿してしまったのだ。

 教訓としては、outline化するまでが勝負ということだろう。
Outline化して校正してはいけない。

 さて、そういう校正ミスだらけだが、遠方の友人も買ってくれるようなのだが、
定価を1,200円 + 税 としているが、どうしたものか。実際のコストは 1冊当り
約 1,175円だ。元々、利益を得ることは望んでいない。
が、これだけ誤謬が多いと 税込 1,000円というところだろうか。

ネット上のショッピング・モールともいえる The Base に出品予定です。 

 https://ariesbook.thebase.in/


自主制作本「アイラ島と湖水地方」始末記 その3

2018年10月08日 00時37分33秒 | DTP
正誤表を作る

 昨日は、膨大(?)な量の付箋を付けることになり、結構めげてしまったが
今日は気を取り直して「正誤表」を作ることにした。
 この「正誤表」の対象としたのは、語句の誤謬、文字の脱落、余計な文字、スペルの間違いに限定した。それだと14か所だった(と判断)。
 校正ミス全般からいうと、その他に、
・必要のない改行
・必要のない空白
・行末改行の次の行の「1文字 字下げ」
が対象になるが、これは、正誤表の対象からは外させてもらった。

 こうなった原因を考えてみて思い当たるのは、今回は校正用のプロトタイプを2冊しか作らなかったこともあるかも知れない。200ページともなるとプリンターのインクも消費するし何より面倒だ。前回の場合は4冊ほど作っている。
 要するに、校正はディスプレイを見ながらというのは、どうも「無理」だということかも知れない。人間の眼とはすごいもので、印刷された文字などの微妙な配置のズレとかを見分けることができる。
 
 とにかく、今回の教訓は、いわゆるゲラ刷りの実行だろう。ケチなようでも、3冊くらいを、まず発注して製本し、それでじっくりと校正するというのが正しい自費出版の方法かも知れない。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」始末記 その2

2018年10月06日 22時45分10秒 | DTP

大失敗 その2

 昨日は、予想もしない校正ミスというか、イラストレータの操作ミスともいえるものだった。どの時点でミスをしたのか確認のためにゲラ刷りというかプロトタイプを確認してみた。するとそれは正常だった。ということは、その後にやったレイアウトの修正などの作業中におきたことのようだ。
 今日は、文章のチェックをやってみた。昨日は数ページやってみただけで2か所もあった。この調子だと相当あると覚悟しながらやってみた。半日ががりだった。
お恥ずかしながら、あるわ、あるわ状態だ。ミスのページに付箋を付けたら30枚ほどになった。
いわゆるタイプミスや変換ミスが主なのだが、行頭の1文字下げや、不要なスペースや、
数字は半角を使うようにしていたが全角になっていたりという見た目のミスなど、全てを含めたミスだ。
 知り合いの名誉教授に言わせると「校正は声に出してしなさい」ということになるのだろう。書き手は、文章が頭の中にあるので、無意識に補正してしまうのだろう。
私の場合は、入力も校正も夜中にやるので、声を出してというのはやらない。
 一番良いのは、他人にやってもらうことだろう。
でも、さすがに200ページ近くになると、時間もかかる。



<情けない>

今後の対策としては、今回使った印刷所は、いわゆるオンデマンド方式という印刷方式なので、1冊作るのも、100冊作るのも、1冊あたりの製作費用は同じだ。
だから、対策としては、まず校正用として1冊を発注するというのが考えられる。
今回の場合の1冊あたりのコストは約1,050円ほどだ。1冊の発注の場合、発送手続きとして一律1,000円かかるので、1冊のコストは2,050円ということになるが、多くの部数を作るのなら良い選択と思える。
 ボランティアで本を作ったときは、そういうことを避けるためにチェック用として
まず1部だけ印刷してもらった。確か1万円ほどだった。画像が多い場合はよくやるらしく
色校正とも呼ぶようだ。
A3ほどの用紙にトンボを含めて4ページ分が印刷されている。

 さて、こういうお粗末な出来だが、たぶん知人は買ってくれるだろう(義理買い)。
こんな状態では、値付けした金額では売れないなあ。コストの金額で売ることにしよう。


自主制作本「アイラ島と湖水地方」始末記

2018年10月05日 23時35分56秒 | DTP
納品あるも、大失敗

入稿二日ほどで OneBooksより入稿OKとの連絡あり、この場合のOKとは「校正OK」という類のものではない。表紙、カバーのサイズが合っているか、画像データが極端に印刷範囲からはみ出していないか、という程度だ。内容は一切チェックしない。
だから安価なのだが。
それで、すぐに入金した。その後、1週間ほどで本日、製本が送ってきた。
今回は総ページ数が200ページ近いので一気に読めない。
 でも、やはりすぐに校正ミスが2か所見つかった。が、そのあとにとんでもないミスが
あった。 ああ、がっかり。
ボランティアで50ページほどの小冊子を作ったときは、3人で5回ほど推敲、校正をやったものだ。そのときは、1か所だけ帯に校正ミスがあった。知人が自費出版したときは
印刷業者に校正をしてもらったそうだが、3回の校正作業でビックリするような請求だったそうだ。と言っても別にべらぼうな請求をされたのではなくて、印刷業界では普通だったそうだ。
それほど、校正作業は大事なことなのだとわかっているが、どうしても書いた本人がやると思い込みがあり、甘くなるのだろう。知り合いの文系の名誉教授に言わせると「校正は声を出してやらないとダメだ」とのこと。
 今回もすぐに2か所見つけたが、とんでもないミスは手書きの地図だった。以下がそれだ。



地図は勝手にGooble Mapを掲載するのは著作権違反なので使えない。市販の地図もそのままスキャンしたりしてもダメのようだ。なので、印刷された地図の上にトレース紙を乗せて手書きで輪郭を写し取る。その後、何らかのアプリを使って地図にしていくのだが、
私の場合は、Photoshopにその輪郭を張り付けて、筆ツールで上から描いていく。
 これが一般的なのかは知らない。結構、面倒で、時間がかかる。次にそれをイラストレータに読み込み地名を入力する。最後にレイヤを統合しなくてはいけないのだが
それを忘れていたようだ。何かの拍子にレイヤがズレてしまったようだ。
グラフィックのレイヤと文字のレイヤがずれた。

<< 正しいのは こちら >>


 そういうガッカリしたこともあるが、いいこともあった。
初めて、出版業界の標準アプリのInDesignを使って自分で全て版下を作ってみたが、一番の成果は、カバーの印刷が綺麗なことだ。
市販のグラビア雑誌と同じクオリティーだ。これは、カバーは艶出しのコーティングがしてあるからで、本文は、まだまだ経験不足で、印刷用紙の特徴が解っていないのと、
画像処理のknow Howがないので、色調が予想とは違ったりする。
 どちらかというと、何となく色が濃い目でくすんでいる。
まだ、まだ知らないことが多い。