50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

スコットランドくるま旅 その3

2021年01月26日 22時43分10秒 | 自費出版

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しばらく、この「スコットランドくるま旅」の再編集作業を中断していたが、気持ちを奮いたたせて、やっと2日前から本文の編集に取り掛かった。初版は2018年1月に作ったので、ちょうど丸3年が過ぎた。当時は「パーソナル編集長」という2万円もしないアプリを使って作った。本をつくるための技術的な知識は全くなかった。画像の処理は業界スタンダードのPhotoshopさえ持っていなかった。
なので、GIMPをいうフリーのアプリを使っていた。これは高度なことをしなければ、そこそこ使えた。この「スコットランドくるま旅」で使うための地図はこれで作った。
 雑誌を作るためのアプリである「InDesign」を知ったのは、1冊目の「アイルランドへ行きたい」を作った後のことだ。
 本の版下を作るアプリを「組版ソフト」ということも、この頃に知った。
フリーのアプリとしては「Inkscape」というものがあったので、使ってみた。
そのときに「テキスト」の「流し込み」という機能が必要なことも知った。
「Inkscape」はその機能があるというのでやってみたが、どうしてもうまく行かなかった。
なぜなら日本語に対応していなかったのだ。
今はどうなのだろうか?

どちらにしても、現状ではちゃんとした版下データを作るには「Photoshop」「InDesign」できれば「イラストレーター」も必要ということを痛感した。
それでAdobeのサイトが提供するクラウドサービスから「InDesign」の体験版をダウンロードして使ってみた。これが当初は全く操作がわからなかった。
でも、やはりこれを使うしかないと思った。でも、これの使用料を毎月払うには負担が大きく、とても恒常的に使うプロでもないので無理だと思った。
これまで、こういうパブリシュリングな業界のことには疎かったが、調べるとクラウドサービスに代わるまでの業界標準のアプリは「Adobe Creative Suite」だというのを知った。そのパッケージの中古がヤフオクに出品されていることを知った。Ver6で販売終了になってた。確かにヤフオクを検索すると出品されていたが高い。元値が高いのだらか仕方がない。当然バージョンが低いと安くなる。Windows7の頃のことだ。Adobeは古いバージョンの動作は保証しないとなっていた。
古いバージョンをインストールしたことによるトラブルもネット上に結構みられた。
そういうことで、古いバージョンを入手することのリスクもあったが、手頃な値段で
「Adobe Creative Suite3」を入手した。インストールには苦労したが、どうにか使える状態にできた。これで初めて「イラストレータ」を体験した。「Photoshop」は会社にいるときに使っていたので全く問題なかった。
 でも「Photoshop」が印刷物を作るのに必要なのかは知らなかった。
ひょんなことで、ボランティア活動で面識ができたデザイナーの人から、印刷データを作る際にはデジカメで撮った画像データは解像度が72dpiなので、350dpiに上げなくてはならないと教えてもらった。それをやるのが「Photoshop」の役割だと。
知らなかった!!!
画像データの形式のEPSというのも、「アウトライン化する」ということも知らなかった。

2年ほどかかって、なんとかちゃんとした本を作ることが技術面では、わかったかなという気がする。もとより芸術的なセンスはないので、これらのアプリを使いこなせているとはとても言い難い。

 

 


スコットランドくるま旅 Ver2 その2

2021年01月03日 00時20分45秒 | 自費出版

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今回、「スコットランドくるま旅」を再編集するにあたって、ハイランド地方というのをあらためて調べてみた。すると、それはスコットランドの7-8割の面積を指す広大なエリアのようだ。

大雑把にエリア分けをしてみた。緑色の部分がハイランド地方だ。
ちょっと意外だ。ハイランド(Hight Land)なので、高地の部分を指すのだと理解していたが、どうも違うようだ。なぜならアイラ島や、スカイ島なども含まれている。
ということは緯度が高いエリアということだろうか。よくわからない。

このハイランド地方の中に「スペイサイド」と呼ばれるエリアがある。
私が訪れた「マッカラン蒸留所」がある「クライゲラヒ」を貫く「スペイ川」の流域を「スペイサイド」と呼ぶ。ここにスコットランドのモルト・ウイスキーを造る蒸留所の50%が在るという。
12年前に、その地を訪れた私は「マッカラン蒸留所がある」という、その程度の知識だけだった。なので、ずっと再訪したいと思っていた。コロナ禍がなければ、それは実現していたはずだった。

 いまの状況では、とても今年も無理のようだ。