50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

NHK 朝の連ドラ

2014年09月29日 12時49分19秒 | アイラ島と湖水地方

 NHKの朝の連続ドラマ「マッサン」が今日から始まった。実在の竹鶴政孝氏がモデルだ。
昔から名前は知っていたし興味もあったので 「ヒゲのウイスキー誕生す」(新潮社)
という本を持っている。が、最初の方と終わりの方を少し読んだだけで、本棚の
奥に置いたままになっていた。たぶん20年くらい前に買ったように思う。

これを機会に読んでみなくてはと、最初から少し読んでみた。
どうやら竹鶴氏は、ハイランド地方の北方(海に近い) エルギンという
町の蒸留所で働いていたようだ。
ちなみに、このエルギンから南へ向けて進むと、私が6年前に行ったマッカランの
蒸留所のあるCraigellachie(クライゲラヒー)に着く。

そして、もう一カ所で働いていたようで、そこはCampbeltown(キャンベルタウン)。
アイラ島へ行く際に乗るフェリーの発着場があるキンタイア半島の先端の町だ。
今は蒸留所は廃れているようだ。
この地に ニッカが蒸留所を持っていたというのを 別の本で読んだ気がする。

 いづれにしても、スコットランドにまつわるドラマなので、今後の
展開を楽しみにしよう。

  
 
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アイラ島紀行 その17  Bowmore蒸留所 その2

2014年09月27日 17時52分56秒 | アイラ島と湖水地方


 説明に必死で耳を傾けるが、なかなか聴き取れない。




      << 撮影が目的ではないのでたまにしか撮っていません。
       なので断片を繋ぎ合わせてみました。>>


蒸留所内の見学を終えて外へ出ると、そこは海岸へと繋がったエリアでした。よく蒸留所の
紹介記事でお目にかかる 海から見た建物と壁に描かれたBowmoreという文字だった。。



 そこで皆さん、記念撮影だ。若者の集団から 一人私の方へ近づいて来た。




 どこから来たのか聞くと「ドイツ」とのこと。写真を撮って欲しいとのことだった。

これで解散かと思ったら、次は試飲というこで再度、建物の中に入る。

 試飲室のカウンター。この左手には、別の部屋があり、そこでは別途料金(実費?)で
希望のボトルから試飲できるそうだ。






<< これら、栓をされたボトルが試飲の対象のようだ。なぜか左隅に JIM BEAM が
置かれているが、バーボンとの比較のためだろうか。


<< 試飲を終えて、tourも終了 >>



テーブルに残されたグラスが試飲用だ。

ということで、念願の蒸留所巡りの第1弾は終了。

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アイラ島紀行 その16 Bowmore蒸留所へ

2014年09月25日 01時05分24秒 | アイラ島と湖水地方

tourは始まっていたらしく、終わった人が帰って来た。
「荷物はShopに預けて 二階へ上がるように」とアナウンスがあった。
カメラ持ち込みはOKだった。一眼レフは大げさなので、コンパクトカメラを
持って行くことにした。
2階は、試飲室も兼ねた presentation Room になっていて、まず
Bowmore蒸留所の歴史などがVideoで紹介された。15分くらいだったろうか。
早速、説明員の女性に付いて内部へ入って行く。

5年前に行ったSpey sideのMacllanの蒸留所では、内部の写真撮影はダメだったが
ここはVideoもOKとのこと。このサービスの良さはサントリーホールディングスの
傘下に入っているからだろうか。という思いが頭をよぎった。

 (が、他でもそうだったので、従来からそういう姿勢だったのかも知れない)

10数名のtour参加者と一緒に内部へと進む。

で、残念ながらというか、最初は、女性説明員の言っていることが
さっぱり聴きとれなかった。Scotish訛りが強いからというのは、私の
言い訳で、私以外の人はちゃんと頷いていた。が、しばらく聴いていたら

何となく脳に響いてくるようになったが、いかんせん蒸留の専門用語が
随所に出てくるので、なかなか付いていけない。が、まあ Macllanで
一度体験しているので、流れは知っている。Macllanのときは結構
聴き取れていた気がしているので、単に私のListening力が落ちていたの
だろう。

ということで、撮った写真だ。



左手の奥に見えるのが 説明してくれた女性。




これは、発酵させるタンク(MASH TANだったかな?)





これは、中には入れないそうだ。湯気がたっています。雑菌がはいるとまづいのでしょう。




ここは、木でできた樽、桶 みたいなところでした。あっさりと通過したのでよくわからなかった。



これは Still Pot 蒸留釜でしょう。確か、日本の焼酎もこの行程があるはずです。
このpotが3基あったように思います。なので、3回蒸留しているということですね ???

そして、最終的に樽に詰められた原種が 寝かされているところです。



Bowmoreは 7年ものがあったのかどうか知りませんが、それがなかったら 次は12年物と
なります。なので、これらの樽は まだ数年は眠り続けることになるのでしょう。


これは、エリザベス女王 ご用達の樽です。王冠が刻まれています。




ところで、先日のScotland独立の住民投票ですが、私が知らなかっただけなのか Glasgowでも
全く その動きを感じることはありませんでした。

今回の独立の動機として 北海油田のことは Newsでも取り上げられていましたが、
Scotch Whyisky のことも取り上げて欲しかったと思います。 英国の輸出品において
それなりに重要な Itemだと思うのですが。

確かに、blendという行程と製品化、販売は Englandでなされているのかも知れませんが
その元になる原酒は Scotlandの Spey sideとIsle of ISLAYで造られているのです。

私には、Scotland が独立した方が良かったのか どうかはわかりません。

それ以上に、北アイルランドとアイルランド共和国のあり方のほうがよく理解できません。

Irish と Scotishは 同じように ケルト文化に根差す民族というようなことを
考えると ますますわからなくなります。が、Irish、、 Scotish どちらの人も
私は好きです。PEIの人も。


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アイラ島紀行 その15  Bowmoreへ

2014年09月24日 00時52分59秒 | アイラ島と湖水地方

宿へ戻ると階段のところに小さなボードがあり オーナーのLynnが
メッセージを残していた。
「また、会えなくてすみません。明日の朝食の希望をメニューから
選んで下さい。」と書かれていた。そのメニューには4つの料理が
書かれていた。
 ・パンケーキ
 ・Scotish Breakfast
 ・特製オムレツ
 ・何だったか? 忘れたというか、わからなかった。
他に、コーヒー、Tea、フルーツ、シリアル、Breadは準備してあるとあった。
もちろん、Scotish Breakfastにチェックを付けた。
そして、食堂へ行く時間は 7時30分と書いた。

 サッカー WorldCupのTV放送をビールを飲みながら観る。
10時だというのに、外はまだ少し明るい。朝が早かったので寝る。

< 6月18日 4日目>

朝7時に起きる。食堂へ降りて行くと、1組の夫婦が既に食事をしていた。
そこへオーナーのLynnが奥のキッチンから出て来た。
すらりと背が高く 結構 美形だ。歳は40歳くらいだろうか。
「やっと会えたわね。よろしく。飲み物はCoffee ,Tea?」と
てきぱきと聞いてくる。テーブルは3つあったので、部屋は3つあるようだ。
1階の玄関の右側と、2階に2部屋だ。

出てきたScotish Breakfastは、フェリーの中で食べたのとほぼ同じだ。

隣のテーブルの男性が話かけてきた。
(彼)「日本の方ですか」
(私)「はい」
(彼)「私は、スウェーデンから来ました。」
(私)「日本へは来たことがありますか」
(彼)「いいえ、アジアへはまだ行ったことがありません。
  スウェーデンへは来たことがありますか」
(私)「いいえ。英語は少し話せるだけなので、英語圏以外へは
   あまり行きません。スウェーデンは何がいいですか」」
(彼)「そうね、氷のHotelがありますよ」
(私)「知っています。でも、宿泊料が高いですよね」
(彼の奥さん)「そうね!」(笑)
(彼)「私たちは今日、島を出ます。英国を1週間旅行しました。
   あなたは、どれ位居ますか」
(私)「LondonからLiverpoolへ行って。ここに来ました。
   此処に3泊して、次に 湖水地方へ行き3泊して日本へ帰ります。」
(彼)「そうですか。私もいつか京都へ行きたいです。」
(私)「東京はNew YorkやLondonと同じような大都会ですが、京都は
いいところですよ。」
というような話をした。彼らは、すぐに発つらしく、その後、宿泊費の
支払いをして、出て行った。

食事を終えて出て行こうとしたら Lynnが「ちょっと教えて欲しい」と
言ってきた。何かと聞くと、「今日の宿泊者は、こういう名前なのだけど
これは中国人だろうか」と尋ねた。見ると ちょっと変な名前だった。
Maryという文字が入ってはいたが、どうも綴りからは 中国名だ。
「これは、たぶん中国系の女性だ。台湾の人かも知れない」と言った。
Lynn「ありがとう。私もそう思っていた。ところで今日の予定は?」
(私)「 bowmoreの蒸留所へ行くつもりだ。」
Lynn 「何時頃に帰って来るか。私が居ないときは 昨日のように
    朝食の希望を書いておいてね」
(私)「 OK,、 I would. but I need not Beans,please.」
Lynn 「Oh! It's OK」

食事を終えて、すぐに自転車を折り畳み状態にして、今回の アイラ島訪問の
最初の目的地である 「Bowmore蒸留所」へ行くべく宿を出る。既にに8時を
過ぎている。

宿を出て、昨日確認しておいたバス停へ行く。
20分ほど待っていると バスが来た。自転車をバスの中の前方の それらしき
エリアに置く。

バスは昨日走った道を、ガンガン飛ばす。





20分くらい経っただろうか、どうやら Bownmoreの町に着いたらしい。

バスを降りる。日本と同じ道路の左側だ。眼の前は、公園になっていた。
後方には銀行があった。BD-1を公園のベンチにLockして、銀行の
キャッシュ・ディスペンサーから ポンドを少し降ろした(クレジット・カードで
ローンした形)。宿を慌てて出てきたので、ポント紙幣を持って来ていなかった。
公園の左手の奥には、目指すBowmoreの蒸留所が見えているではないか。




BD-1を蒸留所の入り口付近に留めて Visitor Centreへ入る。

確か蒸留所tourのスタートは10時のはずだが、既に最初のグループがスタートしていて
次の予約も結構入っているみたいだ。
tourには 2種類あって いわゆる見学 + 試飲(一杯だけ) のコースと
見学 + Tasting room で 希望するボトルの試飲ができるコースがある。
当然ながら、こちらの方がtour料金は高い。
私は 試飲一杯のコースにエントリー。料金は7£くらいだったかな。
 この試飲1杯分のWhiskyの量は Tastingグラスの1/3杯くらいだった。
が、それは、ミニ・ボトルとして販売されているのとほぼ同じ量だった。
ちなみにそのミニ・ボトルの料金は 7£だったような......

これは、この後に訪れた蒸留所でも同じだった。
試飲で、どれだけ いいWhiskyを飲ませてくれるのかが、tourの楽しみのようだ。



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アイラ島紀行 その14

2014年09月22日 01時00分02秒 | アイラ島と湖水地方
さて、水分補給を済ませて国道A846を北へとペダルを踏む。せめて Bowmoreまでの道のりの
中間点にあるはずの ISLAY空港 までは辿り着きたいものだと思った。

とにかく走っていてもまわりに建物がないので走りづらい。
しばらく行くと、右手の遠くに建物が見えたので止まった。




  << 右手方面の風景 >>

遠くに見えるのは B&B だろう。たぶん車で来る人達向けだろう。
後で知ったが、ハイキングしたり 馬に乗ったりする アクティビティを提供するところもあるそうだ。

更に、単調な道をひたすら走る。左手に バス停があった。止まってみると左手には駐車場があり、
小さな建物もある。周辺には電柱が建っている。よく見ると そう 滑走路があった。
ISLAY空港だった。
水もなくなったので 売店くらいはあるだろうと調達も兼ねて敷地内に入って行った。
本当に小さな待合室みたいな建物があり、中に入ると数人の人が居た。右手には 駅の売店よりも
小さなカウンターがあった。その店のおばさんに「水が欲しい」と言った。確かメニューには
2.5£と書いてあったが、「2£でいいよ」と言って売ってくれた。さすが ”大らか”。

飛行場を出て 左手 Bowmoreへ向け 暫く走ったが 依然として何も見えないので、
わずか 1時間ほどしか走ってないが、モチベーションも低下していたので、ここらで
引き返すことにした。やっぱり知らない土地を走るのは 精神的に疲れるのだろう。

40分ほどかけて Port Ellenへ戻って来た。
が、まだ明るいので、右折して 4Kmほど先にある岬へ行ってみることにした。
ところが、その道は Up Down が激しくてこのBD-1では 登り坂を上れなかった。
単に体力不足なのであって BD-1 の性能が貧弱という訳ではないと思います。

ということで、岬へ行くのは諦めて宿へ帰ることにした。途中で ガイドブックにも紹介される
レストランを備えたHotelがあったので、dinnerのメニューを眺めてみた。
 50£は、かかりそうだったので入るのは止めた。一人旅の悲しさだ。一人の食事は やっぱり
侘しい。

宿へと帰る。が、まだ外は明るいので外へ出て見た。港には、漁船が並んでいた。





昔、行った Prince Edward島 の シャーロットタウンの港を思い出させる風景だった。
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アイラ島紀行 その13

2014年09月21日 00時31分28秒 | アイラ島と湖水地方

 << BD-1でBOWMOREへ >>

  さて、部屋は ツインのベッドにソファーベッドがあり、一人には十分すぎる広さだ。
荷物をほどき、ちょっと一休みしたあと、自転車を輪行バッグから取り出し組み立てる
ことにした。床を傷つけないように、クッション材を敷く。外していた前輪を取り付け、
ペダル、サドルを付けて完了。
時間は4時前くらいだったか。暗くなるまで時間があるので、明日、行く予定にしている
 Bowmoreの町の方へ自転車で走ってみることにした。
確か町までの距離は10マイル(約16km?)くらいで一本道のはずだ。1時間ほど走ってみて
着かなければ、帰ってくることにした。
その前にスーパーマーケットへ行き 夕食(?)のためにビール、水、サンドイッチなどを買って来た。
 道はシンプルだ。港の方へ戻ると すぐに右へ曲がる道があった。そこを曲がると左側に バス停が
あった。少し、登りになった道を進む。10分も走らないうちに 家並みはなくなった。眼の前には 道と
両脇に草原、叢?が広がっているだけだ。つい「どうして畑にしないのだろうか」と考えてしまうのは
日本人だからだろうか。しばらく進むと分岐点に出た。左折側の方が広い道路なので、そちらへと曲がる。
本当に記憶に残るような ランドマーク的なものはない。
20分も走っただろうか、情けないほど早く疲れが来た。というのも、このBD-1は入手して、メンテナンスに
出したのだが、意外に時間がかかった(1ケ月ほど)ために、1回しか走ってなかった。それもたかだか10kmくらいだ。
それで、わからなかったのだけど、平坦な道を走るのには全く、普通のロードレーサーにひけを取らないが
坂道になると とたんにペダルが重くなる。おまけにギアチェンジは7段しかない。タイヤは太目で
マウンテンバイク用みたいな感じだ。そのせいか、アスファルトでない、コンクリートというか、石のデコボコが
残ったような舗装の道だと、やたらとスピードが落ちる。ということで、何やら看板が見えたところで早くも休憩。

自転車を そのあたりに横にして、video撮影。




  << 後で調べたらどうも 国道A846 ISLAY空港の手前くらいの位置みたいだ >>





 これは、LAPHROAIG蒸留所が所有する Peat Moss地帯らしい。


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