50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

夕暮れのセーヌ川沿い

2011年06月15日 00時48分01秒 | フランスへ
先週の金曜日から日曜日にかけて、東京へ行ってきました。
 会社を休む前に、同僚がpresentしてくれた Blue Note東京でのLiveを観るため
です。
 出演は、昔から知っているguitaristのMike Sternを観るためです。
演奏は、それはもう最高でした。
それは、また機会があれば書くことにして、今回の旅行で印象深かったことを
まず、書いておきたいと思います。

これは、確か、土曜日の夕暮れ(と言っても、たぶん8時は過ぎていたのでは)の
シーンです。



泊まったhotelから歩いて、15分くらいで左岸と呼ばれるセーヌ川沿いに出ました。
地図でいうと、シテ島の左側先端部分を経由して歩いて右岸へ出ました。
ノートルダム寺院とか、ルーブル博物館も見える場所でした。
家族や友人と川べりに、陣取って、ワインやビールにピザなどを持ち寄り
楽しそうに皆さん夕暮れを楽しんでいました。
 Cafeでのおしゃべりや、こういう場面を見ると、フランスの人たちは
本当に人生を楽しんでいるのだなあ、と思いました。
日本は、熊本のような地方都市にも、それなりの歓楽街があり、多くの老若男女が
そこで、騒がしく飲食します。確かに、パリにもきっとそういう場所は
あるのだと思います。泊まったHotelの近辺は、Saint Germain des Pres と
呼ばれる上品なCAFEやブティックがある地域でした。が、少し外れると
結構リーズナブルなCAFEやBARがあるようで、若い人達で賑わって
いました。観光客も多いようでした。
 それでも、パリに住む普通の人たちの、週末を川沿いで過ごす
姿は、かなり印象に残りました。

 日本だと、京都の鴨川沿いで、似たようなことが 行われて
いるのかもしれません。




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フランス旅行の顛末 その3 

2011年06月06日 01時20分31秒 | フランスへ






さて、今回の旅の目的の大きな一つであった、全仏オープンテニスの観戦だけども
結果的には、観ることができなかった。
これまで、USオープン、Winbledonと、色々とあったが何とか潜り込めていた。
が、今回はダメだった。
 これまでの数少ない経験から、事前に国内のAgentからticketを買うと
no.1 - Non.3までのコートを除いた試合が自由に観戦できるものでも
2-3倍の値段がするのがわかっていた。
 そして、その入場券に相当するTicketは、試合当日にGateが開く前に
行けば手に入ると思っていた。現にUSオープン、Winbledonがそうだった。
 ということで、試合開始の22日(日曜日)の朝、Hotelの朝食をキャンセルして
早起きして、7時半過ぎにはブローニュの森へと出かけた。
到着すると、まだあまりコートへと向かう人は居ない。
 とにかく早く Ticket販売のGateへと辿り着こうと早足で歩いた。
途中で日本人の家族 二組と会った。
「当日券は、買えますかねえ?」とか話たりしながら 昨日のGateに
着いた。が、誰も居ない。慣れた感じの夫婦が、係員を捕まえて 何か
尋ねている。「どうですか?」と聞くと、「ここでは売ってないらしいよ。
もっと先の方のGateで売るそうだ」とのこと。一緒に、そのGateへと向かう。
上の写真が、そのGate。
既に、先頭には、中年の(私より年長に見えた)日本人夫婦が陣取っていた。
その後ろにフランス人(?)らしき若者が3人。
その他2人ほど。ということで、私らは、8番目くらいの位置につけていた。
 これまでの経験だと、これで間違いなく当日券は手に入ると思っていた。
私達の後ろにも、日本人家族が来た。皆さん、このGateで当日券が販売される
と係り員から聞いてきたそうだ。
 時間が経つにつれて、ドンドン列は長くなる。
ときどき、フランス人でない人が、前の方に出てきて、
「ここで、Ticketが買えるのか?」みたいなことを、英語やその他の
言語で先頭付近の人に尋ねたりしていた。
 そうこうしているうちに、開場の10時が近づいて来た。

 が、、、そのGate付近では、何も起こらない。Ticketを売るか
入場させる、そういう雰囲気がない。
先頭にいた、日本人男性が、その辺りに居た係り員に尋ねた。
 その話ぶりが、かなり興奮していた。" Oh! No !! You said ***** "
"Waiting here **** "  雰囲気的に意訳すると、
「お前たちは、嘘つきか。俺達は、ココで待てと言われたので、
2時間も、みんな、そう、みんな 待っていたんだぞ!」
「それを、今更、ここではチケットは売らない、とは何だ!!」
「責任者を呼べ」。

He shouted so loudly. but a staff could not say nothing.
Just they said only "I don't know about today's Ticket".
May be It was true. I thought. They didn't know it.
It was my mistake that I needed to ask another person
who had responsibility for management to sell today's ticket.

ということで、一応、責任のありそうな女性が現れた。
そして、皆の抗議を受けたたあと、
"I'm very sorry. " " We don't Today's ticket sell here.
You could get it only internet." とのこと。
前列に居た皆さん、特に日本人は あきれ返って
いた。が、意外に、外国人の皆さんは、あっさりとしていた。
 そう、「ここは、フランスなのだ」と言わんばかりに。
ということで、私も、諦めた。
 帰るときに、寄って来るダフ屋の売値は、2万円でした。


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フランス旅行の顛末 その2

2011年06月04日 00時31分18秒 | フランスへ
 さて、今回の旅の大きな目的は、テニス全仏オープンを観ることだった。
パリに到着した翌日、会場の下見と、ひょっとして前売り券が手に入るかを
確かめるために、コートへと向かった。
 コートはすぐにわかった。路上にラケットを模ったマーク(直径10Cmくらい)が
印刷(?)されていて、それに沿って歩いていると入場gate
らしき場所に来た。行列が出来ている。が、どうも前売り券を求めての
ものとは見えない。子供が多いのだ。それも団体で。
 日本の人が居たので、聞いてみたら Kids dayとのこと。
一種のExhibitionのことか。
 係員らしき人を捕まえて "Can I get a today's ticket here?"
と尋ねると、”あそこへ並べ”というので行列に加わり、無事にget。



 中に入ったのだが、やっぱり 本番のゲームとは違って、緊張感がない。
殺気立つというか、残念ながらあまり興奮しない。
でも、センター・コートでの試合も観れるらしいので、それらしき
コートに入る。間違いなく TVで観た 赤土のコートだった。
 女子シングルの試合があっていた。
しばらくして、落ち着いてきたので、会場を見渡した。
すると、こういうものが見えた。



 残念、もう少し早く来ていれば、NADALのgameが観れたのだった。
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フランス旅行の顛末 その1

2011年06月02日 00時57分45秒 | フランスへ




      << オンフルールの港 >>

 今回の旅は、自分でも唐突な感じがするくらい、これまでの流れからすると
出てこない 行き先だった。
しいて探すとすれば、テニスのグランド・スラムの一つである全仏オープン・テニスを
見るというのが、その一つかも。
 四大大会を観るというのは、一貫性を感じさせる。
といいながらも、実は、あまりFrench・Openには、あまり興味はなかったの
だけど、、、、。
 どちらにしても、あまり時間をかけて計画した旅ではなかった。
カミさんと、行き先で折り合いが付きそうだったということと、
退職記念みたいなところがあった。だから、これまでのように「一人旅」は
ないかな、とは思っていた。
航空券と宿を押さえた後は、あまり一人旅をするときのようには、researchを
しなかった。というか、Webで現地情報を調べても、当然のことながら仏語が
まづ出てくるので、英語modeがあるかどうかを探したりで、手間がかかるからだ。
とにかく、今回は、初めてのフランスということもあり、パリを拠点にする
ことに決めていた。それは、案外、成功だったように思う。

それにしても、最初の宿はひどかった(と、昨日までは思っていたが、今日、NHKのBSで
観た番組によると、パリの住宅事情というのは、かなり歴史的な制限が
あり、広い部屋のアパートというのを、歴史ある地域で探すのは
むづかしいらしい)。

 セーヌ川を何度も渡り、川岸を歩き、随分歩きまわった。
何しろ、夜の10時まで明るいのだから、ちょっと感覚が狂ってしまう。

ということで、地下鉄で、Ticketを買うときや、空港からバスでパリ中心部へ
移動するときや、近郊の鉄道に乗るときや、地方へ行く列車(日本の特急列車に相当)
に乗るときなど、結構、初めてのことがあったりして、かなり緊張した。

そんな、こんなで、パリを離れてノルマンディー地方への移動は、今回の旅の
醍醐味だった。

ルーアン、ル・アーブル、そして私が、行ってみたかった Honfleur への旅は
とりあえず実現した。

当初の計画では、ドーヴィル(Deauville)へも、足を伸ばすつもりだったが、
G8なる国際会議が開催されることを知らずに、これは実現しなかった。
 いやはや、ガチガチの行程を組んでいたら、パリへ戻ってこれなかったかも知れない。

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