50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」始末記

2018年10月05日 23時35分56秒 | DTP
納品あるも、大失敗

入稿二日ほどで OneBooksより入稿OKとの連絡あり、この場合のOKとは「校正OK」という類のものではない。表紙、カバーのサイズが合っているか、画像データが極端に印刷範囲からはみ出していないか、という程度だ。内容は一切チェックしない。
だから安価なのだが。
それで、すぐに入金した。その後、1週間ほどで本日、製本が送ってきた。
今回は総ページ数が200ページ近いので一気に読めない。
 でも、やはりすぐに校正ミスが2か所見つかった。が、そのあとにとんでもないミスが
あった。 ああ、がっかり。
ボランティアで50ページほどの小冊子を作ったときは、3人で5回ほど推敲、校正をやったものだ。そのときは、1か所だけ帯に校正ミスがあった。知人が自費出版したときは
印刷業者に校正をしてもらったそうだが、3回の校正作業でビックリするような請求だったそうだ。と言っても別にべらぼうな請求をされたのではなくて、印刷業界では普通だったそうだ。
それほど、校正作業は大事なことなのだとわかっているが、どうしても書いた本人がやると思い込みがあり、甘くなるのだろう。知り合いの文系の名誉教授に言わせると「校正は声を出してやらないとダメだ」とのこと。
 今回もすぐに2か所見つけたが、とんでもないミスは手書きの地図だった。以下がそれだ。



地図は勝手にGooble Mapを掲載するのは著作権違反なので使えない。市販の地図もそのままスキャンしたりしてもダメのようだ。なので、印刷された地図の上にトレース紙を乗せて手書きで輪郭を写し取る。その後、何らかのアプリを使って地図にしていくのだが、
私の場合は、Photoshopにその輪郭を張り付けて、筆ツールで上から描いていく。
 これが一般的なのかは知らない。結構、面倒で、時間がかかる。次にそれをイラストレータに読み込み地名を入力する。最後にレイヤを統合しなくてはいけないのだが
それを忘れていたようだ。何かの拍子にレイヤがズレてしまったようだ。
グラフィックのレイヤと文字のレイヤがずれた。

<< 正しいのは こちら >>


 そういうガッカリしたこともあるが、いいこともあった。
初めて、出版業界の標準アプリのInDesignを使って自分で全て版下を作ってみたが、一番の成果は、カバーの印刷が綺麗なことだ。
市販のグラビア雑誌と同じクオリティーだ。これは、カバーは艶出しのコーティングがしてあるからで、本文は、まだまだ経験不足で、印刷用紙の特徴が解っていないのと、
画像処理のknow Howがないので、色調が予想とは違ったりする。
 どちらかというと、何となく色が濃い目でくすんでいる。
まだ、まだ知らないことが多い。