50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

英会話 ちょっと くじけそう

2014年08月30日 22時33分59秒 | Practice English

 久しぶりに英会話のことなど。
3年間のブランクがあったからということもあるが、現在のクラスに在籍する私以外の二人の人が
レベルが私より高いのでついて行くのに精一杯だ。現在のクラスのレベルは中級Aなので、
その上は上級となる。お二方は、上級へもう少しに位置にいると思われる。
 どういう感じかというと、ボキャブラリー力が相当高い。一人は現役の国立の文系の大学生。
もう一方は、開業医だ。なので当然ながら 文法、読解力も高い。
クラスが始まると、最初はそれぞれのTopicを話したりする Chatingの時間だ。
私の知らない動詞、名詞が出てくる。おまけに私からすると 彼らの発音はとても聴き取り難い
こともあって尚更 言っていることが聴き取れない。その点、講師はCanadianなので
とても聴き取り易い。知らない単語は、それはそれとしてわかる。だから 「***(単語)は
どういう意味ですか」と尋ねることもできる。
 が、どうも日本人の話している内容は全体像がつかみにくい。なので質問もしずらい。

と、まあ 自分のことは棚に上げている訳だけど、基本的に語彙力のなさを 痛感する。
この2カ月ほどは、 仮定法 から 例の Use to , Used to *** の使いこなしを
やっている。 特に、仮定法の 0 condition , 1st condition, 2nd condition では
苦労した。たぶん 他のお二人は 受験英語で徹底的にされていると思うので
例題も、応用編も軽くこなす。私も一応、以前 習ったので理解しているつもりだったが、
今回のテキストは、それよりもレベルが高いようで、いま一つ理解できていない。
というか、たぶん本当につかいこなせるところまで理解できていない。

 このあたりが、英語という言語の Logicalさの胆なのではなかろうか。
本当に、こんな理路整然とした会話が無意識にできるようになるのだろうか。

それに、こういう言語をやっていると 日本語のいい加減なところが ついつい気になって
しまう。

例えば、日常生活の中で、カミさんが よくテレビのチャンネルを変えるときに
”テレビをかえていい?” と言う。

う!ん! ”テレビを換える?” と聴こえてしまう。

他にも、いくつかある。例えば ”お湯を沸かして”、 ”買い物に行って来る” とか。

で、これをカミさんに指摘したりすると、実にいやな顔をされる。



アイラ島紀行 その12  宿へ

2014年08月05日 00時29分54秒 | アイラ島と湖水地方

<< 港に到着 >>



 <<到着する前に、撮ったもので、岸壁の左側にあった蒸留所 >>


 船は、だいたい12時に着岸。まずは車両から出る。15分ほどで歩いて降りる客の番だ。
乗るときはタラップだったが、降りるときは、車両が積載されていた 1階(現地ふうだと0階)だ。
私は、この狭い階段を自転車を抱えて降りるのは大変だなと躊躇していたら、船員が
「リストがあるよ」と言う。助かった。無事、下船。
私が泊まる宿は、港から200mくらいのはずだ。道路へ出て右手の方へ海岸沿いに進む。

一軒、一軒が分離されていないというヨーロッパではよくある建物なので、どれが民家なのか B&B なのか
区別がつかない。が、私の目指す宿 「The Oyster Catcherは ドアが赤くて目立ったのですぐに
わかった。

<< 入口 >>



着いたのは12時半を少し過ぎた頃だろうか。入口のチャイムを押すが、応答がない。たぶん住居とは別なので
まだ早いのだろう。携帯からオーナー宛に「既に到着しました。向かいの公園に居ます」とメールし、道路の
反対側(海側)の、芝生が張られた小さな公園で待つことにした。自転車はドアの前に置いて一応、チェーンで
傍の柱に留めた。

 < 公園を海側から見る >




空は青空だが、暑さは感じない。ちょうど、昼時だし、たぶんもう少し進むと スーパーみたいなのもあるだろうと
思い、右手へと歩いた。郵便局があり、数件のB&Bがあり、少し先に コンビニみたいな店があった
(下の写真の 右上のあたり)




”とりあえずBeer”でもないが、缶ビール1本とサンドイッチを買う。それを持って公園に戻り、
あらためて周りを見渡してみる。砂浜に沿って右手を見ると こんな感じだ。




潮が引き始めている。少しカメラを左へ振ってみると こんな感じで なかなか雰囲気がある浜辺だ。





暫くすると、公園の入り口に車(バン)が停まり、若者が3人出て来た。それぞれ大きな芝刈り機らしきものを
抱えている。一人がリーダーらしくて、他の二人に指示をして 芝刈りが始まった。15m×20mくらいの
狭い公園だが丁寧に作業する。40分ほどかけて終了した。するとまた別の車が来た。車には**財団みたいな
表記がされている。
そういえば、この公園は、島の出身者による寄付によって造られたらしい。入口に寄贈者の顔が彫られた銘板が
埋め込まれていた。30代中ごろの男性が出て来て、3人に何か話かけて、OK みたいな仕草をして車に戻った。
たぶん、管理作業の責任者なのだろう。

3時近くになるが、まだかなと 入口を眺めていたら 車が来て停まった。「来たかな」と思い入口へと向かう。
ドアをノックすると中から声がしたので、開けると中年の男性がいた。確かオーナーは女性のはずだがと思いながらも
名前を名乗ろうとしたら 相手の方が、「***だろう。ここにメッセージが置いてあるよ」と言って階段に置いて
あったメッセージボードを指さした。「あなたは?」と聞くと「ああ、頼まれた卵を配達に来たのさ」と言う。
メッセージには「部屋は2階。ドアに鍵は刺してある。夕方、会いましょう」と書いてあった。
それは、わかったので、そのオジさんに「玄関の鍵はどうなるのでしょうか」と聞くと「玄関はいつも開いているよ」と
平然と言う。え、じゃあ 到着したときも開いていたのだ。ではと、自転車を中に入れて2階へ運ぼうとしたら
そのオジさんが、「部屋に入れなくてもいいよ、外に置いたままでも誰も盗りはしない。この島にはそんな者は
いないんだ。鍵もかけなくていい」とのこと。「ああ、そうですか」と言って、それを無視して2階へ移すのも
まずいと思い、再度外に置いた。


2階の部屋は、3人用なので、結構広い。宿を探すときに、できればシングルと思って探したが なかなか港から
近い場所では見つけることができなかった。ツインでもと思ったがそれもなかったので、ちょっと予算オーバーだったが
立地が良かったので、ここに決めたのだった。港から2-3km離れると30£とか40£なのだが、レンタカーでもないと
それはむづかしい。が、後から考えたことだが、この島の人たちの人柄からすると 時間を決めていれば
迎えに来てくれただろうな。

       << 続く >>


アイラ島紀行 その11 Port Ellen 到着

2014年08月03日 01時01分23秒 | アイラ島と湖水地方

<< Kennacraig港に到着 >>

 港まであと20分くらいというあたりのバス停で、運転手が携帯を使って話始めた。
「今日の、ferryの乗客は 3人」と言っているように聞こえた。なるほど やっぱり ちゃんと
Ferry側とは連絡を取るようになっているようだ。なので、よほどの遅延がない限りはFerryも
待っていてくれるようだ。港に着いて荷物を受け取る。Ferryの方を見ると、「早く来い」と手を
振っている。自転車を入れたbagを引き摺って行く。「Ticketは?」と聞かれた。「持ってない」と
いうと、後ろを指差して、「早く買って来い」という。なるほど後方に事務所があった。
私以外の2人も買っていなかったようだ。事前に調べた料金は £6.45だったが、少し上がっていた。



自転車のbagを曳き、船に乗り込む。予定の09:45より少し遅れて出発したように思う。

内部は4階の構造になっているようだった。タラップは3階部分に繋がっていたようで、そのまま
客室フロアだった。自転車のbagを内部へ入れようとしたら 「ダメだ。大きな荷物は下の専用の
スペースへ置いてくれ」と言われた。その3階から2階への階段が急で、降ろすのに一苦労した。

が、何はともあれ、懸案だったFerryの乗船も無事にパスできて 一安心。
落ち着いて周りを見渡すと 皆さん、席で朝食を採っている。ちゃんとした ビュッフェがある。
バスの中で前日買っておいた ロールパンを食べてはいたが 緊張していたせいか 空腹感があったので
せっかくなので、何年ぶりかに Scotish Breakfastを食べることにした。



£6.49なり。

港を出ると 周りは霧で何も見えない。船は常時、警笛を鳴らしながら進む。Scotlandの天気は
特に、朝が変わりやすいというが、その通りだった。が、30-40分ほど進むと、どんどん視界が開けてきた。

客室から外へ出てみると、皆さんDeckの椅子に座ったりして 船旅を楽しんでいるようだ。





船室に戻り 進行方向に向かって右側の席に移った。懐かしいというか聴き慣れた英語が前のテーブルから聴こえてきた。
American Englishだ。 私よりも年配の2組の夫婦だった。何やらGame というか遊びをしていた。
テーブルの上に、コインを出して、その金額を当てるというたわいのないことだ。
実際、ポンドの補助コインは、わかり難い。高額のコインは2£で、1£、50Penny, 20penny,10penny,5penny, 2penny,
1pennyとある。が、パッと見た目には 慣れないとわかり辛い。
それを当てるGameをしていたのだった。

そうこうしているうちに、空は晴れ渡り、ISLAY島が近づいてきた。なんと Luckyと叫びたくなるような
波静かな 海面だった。以前、行った Irelandの Inish Mor島の港を彷彿とさせた。

 6年ぶりに、思いがかない ISLAY島に辿り着いた。 感激!!!