50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

考える人 2010年夏号

2010年07月21日 00時45分14秒 | Diary
 雨が続いていたせいか、最近、あまり本屋へ行ってなかったので、
今日は、仕事返りに スーパーの中にある本屋に立ち寄った。
平積みのコーナーに 「考える人」が置いてあるのが目に入った。
この手の雑誌は、普通、平積みにはしてないのにと思って
近づいた。なんと 特集は「村上春樹ロングインタビュー」だ。
この小さな本屋とも呼べない スーパーの一角なのに、残りが
2冊だった。パラパラと捲って、「これは買うべきだ」と思った。
が、まさか2冊が、すぐに売れるとは思えなかったので、一回り
してみた。「PEN」に手が伸びたが、買わなかった。あと、不思議な
ことに、極めてマニアックな私の趣味の世界の月刊誌が、いやに
いつも以上に棚に置かれていた。発行から1週間過ぎていて、
5冊残っているので、出版社が思うほどには、読者の興味を
そそらなかったのだろう。いつもだと、1冊が売れ残るのだけど。
 一回りして「考える人」を手に取って、カウンターへ行き買った。
 
なかなか興味深い「インタービュー」だ。取材は2泊3日で
箱根の「富士屋ホテル」で行われたようだ。
 今夜のうちに 1日目の部を読み終えた。
かなりおもしろい内容だ。

ところで、私が最初に 村上春樹の本を読んだのは
月並みだけども 「ノルウェーの森」だった。
大江健三郎 の本を初めて読んだときのような 新鮮な文体だった。
 それと、「ノルウェーの森」というタイトルがBEATLESの曲名から
来ているらしく、著者が音楽に詳しいということ、Rockやクラッシク、
Jazzにも詳しい人だというのを、知ってから もっと興味を
持つようになった。で、肝心の小説よりも 音楽にまつわる
エッセイものを先に読んでいた。
 その後は、ちゃんとまともに、デビュー作から 一通り読んで来た。

で、今回は、その過程を本人がインタビューに応える形で話して
くれている。特に、当然といえば当然だけども インタビューは
「1Q84]を中心に据えて進められている。
 なるほどと思う部分も多かった。たまたま、2週間前に
彼の runningにまつわる本を読んでいたので、アメリカに滞在していた
頃の話は、興味深かった。

 で、この「考える人」の表紙をめくったところに載っている
UNIQLO の CMのpageにある 湖沼の写真は一体どこなのだろう?

私的には、まづアイルランドを思い浮かべた。が、アイルランドにしては、
遠くに山々が写っていないので違うだろう。そうなると CANADAかなとも
思った。手前に写っている小屋の色合いが、そう思わせた。
 もう一つの考えは、Scotland かなということだけども、
どうなのだろう。やっぱりScotlandにしては、遠景に山がない。
 ということで、気になる写真です。

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御茶ノ水 NARU 2日目

2010年07月14日 00時14分14秒 | Practice English
 さて、翌日(9日)も、雨の中 御茶ノ水「naru」へと
足を運んだ。前日が、満席に近かったので、金曜日の夜なので
入れないとまづいと思い 予約をしておいた。但し、予約だと
1st stageが始まる 7:30までには、店に入らないといけない。
ちょっと早すぎるかなと思ったが、予約した。
この日は、昼過ぎから雨が降り出した。宿は、神田明神の近くで
御茶ノ水駅 聖橋側を出て橋を渡り、右手に湯島聖堂を見ながら
進み最初の信号を右に曲がったところでした。
前日の宿も神田明神の近くでした。というか、鳥居を潜って
行ったところにあり、探すのに ちょっととまどいました。
まさか、境内にまで入っていった先にあるとは思いもよらなかった
からです。確かに宿泊者のコメントに、少しわかりづらいところに
あるとは、書いてあったのですが。

 私も、何度もお茶の水駅界隈は歩き回ったことはあるのですが、
殆どが水道橋側、明大通りにある楽器屋巡りが多く、聖橋方面は
今回が初めてでした。そこから、秋葉原まで歩いて10分くらいと
いうのも意外でした。

 ということで、朝、荷物を入れていたコインロッカーからバッグを
出して、テクテクと雨の中を歩いて宿へ向かい、一休みすると
もう7時。また雨の中を、駅の方へと向かう。店は水道橋出口からだと
5分くらいのところにある。ちょうど7:30に着いた。
雨のせいか、客足は意外に少ない。名前を告げると、昨夜、応対して
くれた女性が顔を覚えていてらしくて、すぐにstageの正面の
カウンター席へと案内してくれた。と、言っても狭い店内なので
受付から3mくらいなのですが、、、。
なんだか、昨日以上に同窓会というか 顔見知りの集まりみたいな
雰囲気が漂っていました。
10人分ほどのスペースのカウンター。私の左側は4人分のスペース。
私が掛けるのと同じタイミングで、女性二人が席に着く。右側には
中年男性が二人。BOX席が5つくらいあり。目の前に3つ。
既に男女のpairが2組。どちらも、私の目には、あまりJazzが好き
とは思えないような男女でした。まあ、別にそれが悪いとか言う
つもりはありません。いい音楽を聴きながら 酒を飲み、料理を
食べても それほど極端に高い訳でもないので。
8割方、席が埋まった頃に、演奏もスタートしました。
 この夜のメンバーは

vocal 鈴木道子
piano 吉田桂一 
bass 小杉敏 
ds 村田憲一郎

でした。

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久しぶりに 東京へ 行きました

2010年07月12日 00時37分57秒 | Practice English
御茶ノ水にある Jazz Liveの店 「NARU」に
行って来ました。(先週 7月8-9日)。



かつて 70年代初頭、日本各地にJazz喫茶という類の店が
多数ありました。が、実際には、喫茶というような店よりも
Club、今風に言えば CAFEみたいな場所でした。
 そのメッカといえば、やはり東京でした。私はもっぱら新宿の
Pit-inで洗礼を受けました。と言っても、わずか1年弱、Tokyoに
住んだというだけなので大したことはないのですが。
1970年と言えば、Beatlesが解散し、映画「Let it be」が公開
された年です。私も物珍しさもあって新宿西口広場へ集会を
見に行ったものです。その場で歌われていたFolk Songや
Rockだか何だかわからない音楽に、飽きたりなくなった私は
友人の影響もあり、Jazzに興味を持ち始めていました。
 その日本のJazzのメッカが新宿Pit-inだったと思っています。
その当時のスターは、トランペットの日野 皓正さんにSaxの渡辺貞夫さん
でした。ギターの杉本喜代志さん、コルネットの沖 至さん、
トロンボーンの向井滋春さん、ベースの稲葉国光さん、山下洋輔さん、
菊池雅文さん、佐藤允彦さん、、、
と、思い出せないくらい聴いた。

 で、私は、当時は、ギターに興味があったので、渡辺貞夫さんの
Groupに入ったという 増尾好秋さんのギターに興味があった。
彼は、当時、早稲田か慶応を出たか、在籍中で、音を聴いた訳でも
ないのに、なんだか 今でいうと Coolな音を出していそうな
人だった。残念ながら、ついに当時は、彼のギターを聴くことは
叶わなかった。そして、彼は、New Yorkへと旅立ってしまった。


それから40年が過ぎた先日

 New Yorkから 帰国していたらしい。淡いリネンのシャツと
パンツを履いて彼が登場した。髪は少し長めで、頭頂部は
残念ながら少し 薄くなってはいた。が、これは、仕方ないことでしょう。

私は2nd stageから見たのだけど、すごくみなさん、乗っていた。
    と 思う。




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