50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

スイス アルプスを振り返る その7

2020年06月25日 00時50分36秒 | スイスへ2012年

スイス アルプスを振り返る その7

 この旅での前半のまとめと言ってよい、シルトホルンへロープウェイで行き、ビルク駅からハイキングでミューレンの村まで戻った記録です。
これも印象に残るハイキングでした。


 


スイス アルプスを振り返る その6

2020年06月16日 00時36分03秒 | スイスへ2012年

スイス アルプスを振り返る その6

2012年6月29日 
朝から列車でグリンデルワルトを出てミューレンへ向かいました。
ここは、たぶん日本からの一般的なツアーで行くエリアではないようです。
ミューレンは、とにかくグリンデルワルトに比べると、田舎です。静かです。
ここで、ハイキングとはこんなものなのかと感じることができました。


スイス アルプスを振り返る その5

2020年06月09日 23時12分34秒 | 自費出版

スイス アルプスを振り返る その5

 

2012年6月28日 12時過ぎにユングフラウヨッホ駅から列車でクライネ・シャイデック駅まで行った。そこで下車した。グリンデルワルトに帰るには、どちらにしても乗り換えなければならない。ここは、周辺をハイキングするにも持ってこいのエリアだ。ホテルもある。
高山植物を見て回るだけでも楽しいらしい。
 私よりも年配の夫婦も多い。ということで、予定どおりグリンデルワルトまで歩いて帰ることにした。所要時間はガイド・ブックによれば周りの景色を見ながらでも3時間から3時間半とのこと。
私の前を行く人たちも軽装だ。

 しばらく歩くと高山植物が咲き乱れた場所へ来た。私は花の名前などは殆ど知らない。
でも、綺麗だったので写真を撮った。
そのまま歩いていると私以外は誰も見えなくなった。

この写真を見ると、この道は車も通るようだ。たぶんクライネ・シャイデックまでの荷物の運搬などをするのだろう。
しばらく歩いていると左手前方に青いパラソルがいくつも見えた。どうやらレストランのようだ。時間もちょうど3時くらいだ。間違いなくビールが飲めそうだ。
今回の旅で、2度テーブルが数席のテラスみたいなところでビールを飲んだが、ここはちゃんとした料理も出てくるレストランだった。さっそくビールを注文し、しばし眼の前に広がる絶景を眺めた。贅沢な時間だ。一人だとちょっと物足りないが、これは仕方がない。
これが、連れがあると、行き当たりばったりな行動はとれない。かなり緻密に予定を立てる必要がある。一人旅だと、航空券と宿の手配と、現地の交通手段など基本的なことを調べたり手配しておけばあとは、現地状況に合わせて行動することができる。
 この旅は全てそんな感じだった。
レストランを出てからは、もう眼下にグリンデルワルトの家並みが見えるので楽勝だった。
高低差 約1,000mのハイキングだったが、前日に比べたら楽勝だったかな。
 この日は、体力的にも余裕があったので、大きなホテルのレストランで夕食をとることにした。私にしてはちゃんとした料理を頼み食べていたら、ドヤドヤと15人ほどの旅行者が入ってきた。日本人だった。日本ではメジャーな旅行社のツアー客だった。
時間は8時半くらいだ。どうやらつい先ほど到着したらしい。それとなく聞こえてくる会話を聴くと、どこからかバスでグリンデルワルトに着いたばかりらしい。そして、明日は
6時半起床で、ユングフラウへ行くらしい。ユングフラウヨッホに1時間ほど居て、次の目的地へ移動するらしい。それも移動時間が長いようだ。ツェルマットにでも行くのだろうか。
 私も似たような経験がある。「チェコ、ハンガリー、オーストリアを巡る旅」というやつだ。比較的に自由行動を含んだツアーだったが、ヤッパリ不満が残った。
それ以来、ツアーは利用していない。

< 当日の動画です。 >

 

 


スイス アルプスを振り返る その4

2020年06月05日 00時22分06秒 | スイスへ2012年

スイス アルプスを振り返る その4

2012年6月28日。この日はヨーロッパで最も高い場所にある駅、ユングフラウヨッホ(海抜3454メートル)へ行った。
この日もいい天気だった。朝8時過ぎには準備をしてグリンデルワルト駅へ行った。
ユングフラウヨッホまでのチケットを買う。往復2万円くらいだったと思う。
ただし、私は、帰路は中継駅のクライネ・シャイデック駅で降りて、そこからハイキングで帰ってくることにしていたので、15,000円くらいだった。
それにしても、片道の距離は15Kmなのに高いと思った。でも所要時間は1時間40分ほどかかるみたいだ。時速10Km/hというゆっくりとしたスピードで走る。
その理由はあとでわかった。
一つは、たぶん高山病対策だと思われる。グリンデルワルトは標高1,027m、中継地の
クライネ・シャイデック駅は標高2,061mだ。終点のユングフラウヨッホ駅の標高は、なんと3,454mだ。
ここを一気に駆け上るのは、確かによくないと思える。
実際、アイガーとメンヒの岩山を貫くトンネルの線路をスピードを出して進むことができるはずがない。
そもそも、このトンネルはとんでもない費用と時間を費やして造られたものだ。

さて、グリンデルワルト駅を出た列車は、すぐにグルント駅に停まる。
この駅は、グリンデルワルトよりも低い位置にある(標高944m)。そこを出て列車は、のんびりと中継駅のクライネ・シャイデック駅を目指す。
そして、すぐにホーレンシュタイン駅で停まる。そこを出るとヴェンゲンやラウターブルネン方面からの列車の中継地であるクライネ・シャイデック駅に到着。
ここにはホテルもあり、周辺は絶好のハイキングのエリアでもある。

ここでユングフラウ鉄道に乗り換えるのだ。
あとで知ったが、ここからレールは山岳列車のためのアプト式だったのだろう。
 ユングフラウヨッホへ向け列車はスタートしたが、暫くは退屈な景色だった。
アイガーのどてっ腹をくり抜くトンネルも単調だったが、アイガーヴァント駅で停車したときに見えた景色は凄かった。次に停まったアイスメーア駅の展望エリアからの景色も凄かった。
日本でいうと槍ヶ岳みたいな岩山に鉄道を敷設し、展望所を造っているようなものだ。
終点のユングフラウヨッホ駅に到着。プラトーという雪原にも行き日本ではできない体験をした。

このとき撮っていたビデオを編集してみた。

 


スイス アルプスを振り返る その3

2020年06月01日 00時52分34秒 | スイスへ2012年

スイス アルプスを振り返る その3

フィルスト(First)は、ベルナーオーバーラントと呼ばれる地方の観光スポットの一つだ。
でもJALパックのようなツアーの場合は、たぶん訪れないのかも知れない。
何と言ってもグリンデルワルドを拠点としたツアーの場合は「ユングフラウ ヨッホ」だけで終わるのではなかろうか。
 実はこの日のグリンデルワルドでの夕食は、私にしては珍しくこの町では大きな部類のホテルのレストランでとった。
食事していたら、15人くらいの日本人ツアーの人たちが入ってきた。時間は8時頃だった。
それとなく会話が耳に入ってきた。翌日は、朝一番で「ユングフラウヨッホ」へ行き、下山したら、そのまま次の目的地へ移動するようだった。
「スイス5日間の旅」とかだとそうなるのだろう。

さて、フィルストのロープウェイの駅(?)は霧に包まれていた。

   ロープウェイ フィルスト駅の正面付近の様子。


 

レストランもあるようだが、私の目的は別なので、すぐにバッハアルプゼーへ行くことにした。
予定では所要時間は約1時間だ。
途中で霧は晴れた。
バッハアルプゼーは、日本では見られない光景だった。
湖の傍で、記念に近くにいた中国人の若いカップルの男性に記念の写真を撮ってもらった。
このカップルはとてもセンスというか雰囲気が良かった。インテリジェンスを感じた。
 この後、湖とシュレックホルンを同時に視野に入れるために、高い場所へと移動した。
なぜか、周りには誰もいなかった。ハイキングのメニューではないようだった。
 私も特にシュレックホルンに執着していた訳でもないが、何故か写真を撮りたくなった。
30分くらい粘って、一応、それなりの画像を得た。
 この後、グリンデルワルドへ戻るのだが、フィルストへ戻り、ロープ・ウェイを使うのでなく、ブスアルプまで歩いて下山することにした。
前日、ガイド本を見ていたら、そういうコースもあるのだった。
これは、たぶんベテランのハイカーに言わせると「無謀」だと言われるだろう。
雄大な景観を感じて、気持ちがハイになっていたのかも知れない。

 

この画像の中央付近に かすかにブスアルプへつながる細い道が見えている。ブスアルプにはグリンデルワルド行きのバスが出ている。