50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

Edingburgh その2

2009年12月24日 00時51分16秒 | スコットランドへ
 トルコに住む、娘の友人からクリスマスカードが届いた。
郵便受けに、配達通知が入っていて、届け物は、国際便の書留と
あったので、何か娘が大事な書類でも送って来たかと思っていたら
普通の封書だった。Istanbulからだった。
 かれこれもう10年前に我が家にホームステイしたチェコ生まれの
女の娘だった。下の娘がWashingtonD.C. に居たときのルームメイトだ。
娘が帰省したときに一緒に我が家へ来た。
 思えば彼女が我が家に来たことが、英会話をちゃんとやろうと
私が思ったきっかけかも知れない。
旅先で、買い物をしたり、道を尋ねたりするのには、知っている
単語を並べれば、何とか目的を達することができる。
が、1ケ月も付き合うと、そうはいかない。ちゃんと意見を言ったり
しなくてはならない。質問にも答えなくてはならない。
 その彼女も、既に一人の子供の親になった。トルコに住んで
もう5年になるという。

 さて、2年前のScotlandの旅のことも そろそろ終わりにしないと。
記憶もおぼつかなくなってきた。





この写真は、2泊3日で借りたアパートを出た通りだ。
右手の建物は、1階が主に土産物の店だったりする。
Royal Mileと呼ばれる通りだ。

住所は、3 James Court 493 Lawnmarket Royal Mile 。

下の写真はその反対方向のショットで、そのまま進めば、
Edingburgh城へ行ける。

それにしても、西欧の人は、服装がまちまちだ。
Tシャツだけの人も居れば、皮ジャンを着込んでいる人もいる。
時刻は昼前で、私だと、Tシャツに春もののブレザーで
ちょうど良かった。





もう夏休みに入っているので、月曜日とはいえ すごい観光客だ。
Edingburghの中心部まで、歩いて15分くらいなので、ぶらぶらと
食料の買出しを兼ねて歩いた。



EdinburghのApartment その1

2009年12月12日 23時19分37秒 | スコットランドへ
 ちょっとサボってしまった この旅の日記も最後の2日を
残すのみとなった。わずか5日ほど前に泊まった最初の
到着地Edingburghへと戻って来た訳だが、そのときに比べると
Scotlandのことが少し分かってきたせいか、余裕も出てきた
感じだ。
 借りたアパートの場所も見当がついた。Edingburgh城へと
続く通りである、Royal Miles の中心部らしい。

 ちょっと話は変わるけども、今回の旅は、航空会社がLufthansa航空
だったので、いつもと違って、到着地までスーツケースを預ける
ことにした。「Frankfurt空港で、積み替えがあるけどたぶん
大丈夫だろう」とはticketを手配してくれた娘の談。

いつもは、機内持ち込みができる「地球の歩き方」が販売している
小型のスーツケースと吉田カバンのボストンバック(Duffle Bag)に
デイパックというのがここ数年の定番だった。

が、今回はそういうこともあり、3泊用とRIMOWAのスーツケースを
カミさんから借りた。

ということで、けっこう荷物は多い。なので、できるだけ
タクシーは使わないことに決めていたのだけど、使うことにした。
引き摺っていけば、たぶん30分で着くとは思ったが。
周りは明るいが、すでに夕方だ。

タクシーに乗って、Edingburgh城へと続く坂道を上り、
Royal Milesの中央あたりで、タクシーは止まった。
「ここだ」と運転手は言う。が、アパートらしきものは
見当たらない。
「間違いなくこの辺りだ」というので、車を降りた。
確かに、建物の壁面に書いてある番地は、合っている。
土産物屋が並ぶ、賑やかな場所だった。
よく見ると、奥へと続く通路が見つかった。




そこを入って行った。
そこには、小さなスペースがあった。



ちょっと怪しい店もあった。



その狭いスペースから アパートの入り口を見ると
青い鉄のドアが、私が借りたアパートの入り口らしい。

その入り口



教えられた、4ケタの暗証番号を入力し、扉を押すと
開いた。
で、それはいいのだけど、なんと昔のままの階段しかない。
部屋は4階だ。エレベータはない。薄暗い石壁の階段。
手すり代わりのロープが階段沿いに備え付けられている。
中世の回り階段を上っていくというのが、表現としては
ふさわしかった。

でも、少々、くたびれた、貴族が住んでいたらしい
Apartmentは、NewYorkや日本ではお目にかかれないほど
洒落ていた。