50歳で始めた海外ひとり旅 と 自費出版

50歳にして「海外ひとり旅」の楽しさを知る。最近は野菜づくり、本づくりにも挑戦。

電子Bookに挑戦

2018年09月29日 02時10分31秒 | DTP
電子Bookに挑戦

 アイラ島紀と湖水地方の旅の本の版下を2日前にやっと入稿した。
結局、表紙、カバーをまとめて一つのZipにして、本文のが4つのZipとなり無事にギガファイル便で入稿できた。

 あとは、本が出来上がるのを待つだけだが、ちょっと困った。この2日間、手持ち無沙汰になってしまった。
アイラ島と湖水地方への旅のあとは、大した旅をしていない。
あるとすれば スイスの旅くらいだ。でも、スイスの旅なんかありふれている。
それに、Blogも中途半端に終わっているので、書き起こすの苦労しそうだ。
 Prince edward島へ行ったのは、まあ、少し珍しいかも知れないが、コンテンツが少ない。
と、そんなことを考えていたら、知人から言われたことを思いだした。
彼が「電子書籍を作れば」と言ったことだ。
 私は、電子書籍には興味はないが、本のさわりだけを紹介したりするのには「いいかも」と、ふと思った。
なので、今日は、電子書籍を作るためのアプリを探してみた。
行きついたのは、「Sigil」というフリーのアプリが良さそうだった。

 さっそくダウンロードしてやってみた。要するにHTML5というか、その範疇のアプリみたいだ。が、簡単に epub規格のファイルを作ることができた。
が、これをどうやって 配布すればいいのかが、今日のところはまだ解らなかった。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」その32

2018年09月25日 00時19分02秒 | DTP
入稿データのPDF化と圧縮で手古摺る!

入稿予定は4日前だったが、思わぬところで難航している。
まず、PDFへの変換でつまづいた。まさか出来ることはないだろうと思いながらも
196ページを一気に変換してみた。予想通り「メモリーが足りません」とのエラーが出た。
現在、私のPCはメモリを24GB載せている。
それではと、4分の1に分けてPDF変換をしてみたが、やはりダメだった。
6分割してやっと成功した。ファイルサイズはというと

オリジナルdataである InDesignのデータサイズは 約11GB。
PDF化されたファイルの合計サイズは 約4.5GB となった。
 前回の冊子は130ページで、ファイルサイズは約100MBだった。InDesignと比べるとなんと小さいことか。
 その原因はハッキリしている。画像の処理だ。私のカメラは CANONのEOS X4で、
それで撮ったJPEGの画像データは72dpiだ。これが、印刷物を作る際にどういうことになるかということを知らなかった。なので、そのままサイズだけ調整して版下作成に使った「パーソナル編集長」に張り付けた。それもJPEGのままだ。
「パーソナル編集長」自体は、版下の解像度は600dpiまで対応していたのだが。

PDFへの変換はうまく行ったので、次はこれを圧縮して一つのファイルにしようとしたら
エラーが出て圧縮が完了しない。これは、初めてのことだった。
どうやら1GBを超えるファイルは圧縮できないようだ。
ということで、1GBを超えるPDFを更に分割した。
それをLhaplusを使って圧縮しようとするが、エラーだ。そもそも1GBを超えると
簡単にいかないような感じだ。

 ちょっとこれは、予想していないトラブルだ。現時点では解決できず。
やれやれだ。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」その31

2018年09月20日 23時44分59秒 | DTP
  カバーを作った。実に面倒だ!





 この本づくりもようやく終盤を迎えた。本文部分が出来たので印刷所に印刷の予約をした。私が印刷を依頼するのは OneBooksというオンデマンド印刷業者だ。、
これまで2冊作ったが特にトラブルもなかった。ボランティアで小冊子を作ったときは
オフセット印刷だったので、プロのデザイナーのアドバイスを受けながらやった。
それなりの費用もかかるが試し刷りのサービスもあるので、事前のチェックができた。
その後、A3の両面印刷の2枚構成という会報を作ったときは、Web入稿というやり方で
やったが、このWeb入稿システムは、すぐれものだった。
 初めて知ったこともあった。InDesignのすごい機能もこのときあらためて知った。

ということで、今回は初めて、InDesignとIllustrator(もちろんPhotoshopも)を
使う結果になった。本に写真を掲載するのにはPhotoshopが必須というのも
よくわかった。

 表紙は、今回はIllustratorで作った。InDesignでもできないことはないが、このアプリは冊子を作るの使われるので、変形の用紙を設定するのが面倒みたいだった。
表紙というのは、今回の場合、A5の表表紙と裏表紙の間に背表紙が入るので
印刷用紙がA4ということにならない。A4よりも横幅が本の厚みの分だけ広くなるのだ。
 なので、自宅のA4対応のプリンターではうまく印刷できない。
そういう面倒なことに加えてカバーはさらに左右に広くなる。
それらの条件をミリ単位で設定できるのは Illustrator みたいだ。

なんとかカバーの印刷データを作り上げた。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」その30

2018年09月15日 00時12分45秒 | DTP

入稿データ作成 実に面倒だ!
 


 画像が文章に重なるオーバーライトは、影響する範囲が狭かったので簡単に修正ができた。次は、プロトタイプを見ていて画像の説明のキャプションのフォントのサイズが
小さいと感じた。InDesignではfontのサイズの単位が、Wordなどと異なり Qと表示される。14Q という感じだ。今回は本文のサイズは14Qで設定した。Wordだと10pか11Pだろうか。画像のキャプションを当初は10Qとしたのだが、試しに印刷してみたら、かなり小さい。8Pくらいだろうか。ということで12Qに変更することにした。張り付けた画像のキャプションを全て変更した。結構、労力を必要とした。
 で、版下作成作業も終盤なので、発注予定の印刷所の入稿に当たっての注意を読んでみた。いまでは、なんとか印刷所の言っていることがわかるようになった。
案の定、「fontは埋め込むように」とあった。InDesignは、多くのFontを提供している。私が多用するのは「小塚明朝Pro」「小塚ゴシックPro」だ。なので、慎重を期すと
fontは埋め込み(Outline化とか、グラフィック化とも呼ばれる)処理が必要となる。
これが実に面倒だ。Textを一括で選択してできるはずだが、実際には微妙に ズレが生じる。なので、見開き2ページ単位で慎重に作業しないと、予想しない乱れが生じる。
今日はそれを80ページまでやった。

  疲れた。


自主制作本「アイラ島と湖水地方」その29

2018年09月13日 01時23分37秒 | DTP

表紙を作る 

 校正は疲れる。今日は、大きなミスが見つかった。文章の上に画像が重なったページがあった。以前使っていた「パーソナル編集長」もそうだが「InDesign]もテキストエリアに画像を配置する場合は、通常、「テキストの回りこみ」の設定を行う。
これが、たまにオーバーライトになることがある。デフォルトで「テキストの回りこみ」に設定しているつもりが、たまにオーバーライトで処理されていることがある。
 どうも、まだこのあたりの挙動が把握できていない。今回の場合、10行くらいのテキストが画像の下に隠れているようだ。これを「テキストの回りこみ」に変更すると、当然テキストがずれていく。それをうまく吸収するというか修正するのは、かなりやっかいだ。
ということで、この処理は後回しにして、表紙を作ることにした。
この表紙づくりと「カバーづくり」は、意外に面倒だ。
 通常のページは、印刷用紙をB5で設定し、版下データはA5で設定する。A5サイズの周囲には、いわゆる断ち落としと呼ばれる部分を設ける。その目印として「トンボ」なるものを印刷しなければならない。
 そして、表紙と呼ばれるものは、表紙、裏表紙と背表紙で成っている。
この背表紙が加わるために、表紙のプロトタイプを作ろうとすると、A4以上の用紙に
印刷できるプリンターが必要になる。
 A3対応の家庭用プリンターは高い。なので買えない。インク代もたぶん高くなる。
ということで、A4プリンターをつかって、工夫することになる。
 幸いというか手持ちのCANONのプリンターは、A3のデータを2分割にしてA4の2枚に
出力することができる。
 
 ということで、A4の厚手の用紙にプリントしたものを張り合わせて表紙を作った。
一応、背表紙のセンター合わせもうまくいった。
プロトタイプは、以下のような感じになった。



これを使って、再度、内容の修正だ。今回でプロトタイプは3つ目だ。インクもかなり消費する。

 次は、カバーを作らなければならないが、これがまた面倒だ。なにしろデータ上では
A3よりも横幅を広く設定しなくてはいけない。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」その28

2018年09月11日 02時04分59秒 | DTP

校正は疲れる。その3 

 今日は、最終チェックのために、版下(PDFファイル)を印刷し、製本して
いわゆるプロトTYPEというようなものを作ることにした。
これまでも、1冊につき 3-4冊、そういうものを作ってチェックしてきた。
今回は、3回目かな。画像をたくさん張り付けているので、インクジェット・プリンターだと、かなり時間がかかる。

 これまでの2冊は、画像データは普通にJPEG(解像度72dpi)を文中に埋め込んでいた。
が、ひょんなことで「オフセット印刷」というものを体験した。いわゆる業界標準の
版下データづくりだ。
画像データの解像度は350dpi程度、画像モードはCMYK。保存形式は EPS。
という感じだ。こういう作業は、AdobeのPhotoshopでやる。

これまでの2冊の本づくりで使っていた お手軽編集アプリ「パーソナル編集長」とは根本的に違う。いわゆる業界標準のアプリで作らなくてはならないのだった。

今回も、いわゆる「オフセット印刷」に頼めるほどの財力はないので、オンデマンド印刷を使う。この場合、画像データをCMYK、EPS形式でPDFファイルに仕上げても、果たして
それだけのクォリティーが反映されるのだろうか。

とにかく、InDesignに350dpiの画像データを配置すると、PDF化したファイルのサイズが
とんでもなく大きくなった。
50ページ当たりで、1GBから1.5GBだ。全体で4GBという、とんでもないファイル・サイズになった。
全体のファイルをPDF化しようとすると 「メモリー不足です」というエラーになった。
PCのメモリは24GB積んでいるのだが。埋め込む画像ファイルのサイズを、必要以上に大きくしない方がいいのだろう。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」その27

2018年09月10日 01時36分59秒 | DTP

校正は疲れる。その2 


 やっと、全体を通した校正の2度目?を終えた。
推敲と校正は、何度やっても、その都度、書き換えたくなる個所がある。
これを専門の出版社なり印刷所に依頼すると1ページ当たり○○○○円という単価になるらしい。そういうのとは無関係なので、自己校正をやる。

 本づくりで一番むづかしいのは、何だろうと考える。
やっぱりそれは、コンセプトだろうか。そして、それは出だしの「はじめに」で現れるのだろう。また、表紙であり、タイトルだろう。
表紙は、わたしなどは、全くの門外漢なので、手持ちの本を参考にしているが、悲しいかないわゆる「パクリ」になってしまう。
 昨年、知り合った某大学の文学部の名誉教授によると、そういうときは「暫く寝かせなさい」というアドバイスをいただいた。
 そうかも知れない。

チラシを作ってみた

2018年09月07日 00時39分21秒 | DTP
チラシを作ってみた

1年ほど前から、知人に頼まれて ある人物の顕彰会の手伝いをしている。
私にできるのは、その会のホーム・ページを作ったり Facebookを開設したりすることが
メインだ。昨年末に、会として「会報」を出すことになり、それを「パーソナル編集長」で作った。4月になると小冊子を作ることになり、それも手伝うというか、版下を作ることになった。ただし、その冊子は2000部作るというもので、ちゃんとした印刷所を使うということになった。ところが私はそういう本格的な本を作った経験がないと伝えたら
一番大事な表紙と帯は、プロのデザイナーに依頼することになった。
で、そのデザイナーとの最初の打ち合わせで「使う画像はCMYK形式に変換し、EPSで保存しグラフィック化して下さい」などと、今までやったことのないことを言われた。
 その頃は、私もうすうす、そういう印刷業界のことを意識し始めていた。
なので、中古の「InDesign」を入手してた。が、まさか最初の本づくりの印刷費が
○十万円というものだった。私は、それまでPhotoShopやIllustratorを本来の用途で使ったことがなかった。
 それが、いきなり「まともな本」を作れということだった。「それは無理です」と言いたくなかった。ということで、それ以来 Adobe Creative Suite3 と付き合っている。
 ただ。当初困ったのは、InDesignとPhotoshopを同時に立ち上げるとハングアップすることがあった。なので、今はPhotoshopだけは、単独のパッケージを入手して使っている。
ときたまIllustratorを同時に立ち上げているとハングアップすることがある。
いつまで、今のシステムの環境で使えるか不明だ。

 そんなことを考えたりしながら、依頼されたチラシを作ってみた。


自主制作本「アイラ島と湖水地方」その26

2018年09月06日 00時25分00秒 | DTP
自主制作本「アイラ島と湖水地方」その26

校正は疲れる 


 この2-3日は、校正作業から遠ざかっていた。この作業は気疲れするということもあるがちょっと気になっていたことがあったからだ。
Scotch Whiskyの産地は、普通山手のハイランド地方と南のローランド地方に大きく
分けられる。西の海に浮かぶ「アイラ島」はどうなるのかというのが、ふと気になったのだ。手元の「日経BP出版」が出している私にとってのバイブル本「スコッチウイスキー紀行」をあらためて読んでみた。すると地域分けは、以下のようにされていた。

(1)スペイサイド
(2)北ハイランド
(3)西ハイランド
(4)中央ハイランド
(5)アイラ島

この分類でわかるのは、スペイサイドとアイラ島は、別に扱われているということのようだ。特にアイラ島は海に囲まれているという意味で別に扱われている。

あとの要素としては、シングル・モルトをつくっているかどうかが関係しているようだ。
またEdinburghや、Glassgow などの都市部で作られるウイスキーは大半がブレンディド・ウイスキーだからということもあるのだろう。

というようなことを考えていたら、ふと日本のウイスキーづくりの父と呼ばれる
「マッサン」こと NIKKAウイスキーの創始者 竹鶴政孝のことを思い出した。
竹鶴氏に関わる本は3冊ほど持っている。
私が旅した2014年に丁度タイミングを合せたように NHKの朝ドラで「マッサン」が始まった。
そのタイミングで竹鶴政孝氏に関する本が書店に並んだ。。
復刻版あり、新規に出版されたものもあった。。
その中の1冊で NHK出版が出した本「ウイスキーと私」という本人の自伝的な
本があったの買っておいた。
この数日、それを読んでいる。

 なかなかおもしろい。
竹鶴氏はハイランド地方でも修行しているが、アイラ島へ行くときに通る Kintyre半島の先端に位置する Campbeltownではかなり重要な経験をしたようだ。

確か、一時期、NIKKAが、この地方の蒸留所に立て直しのためにテコ入れ
したのではなかったか。

自主制作本「アイラ島と湖水地方」その25

2018年09月01日 01時04分52秒 | DTP

自主制作本「アイラ島と湖水地方」その25


 今日は、何も用事もなかったので、昼前から最終的な推敲と校正をやった。
推敲すべき個所も2-3個所あった。が、校正は20-30くらい見つかった。
意味のないスペースや改行すべきところをしていないとか。改行する必要のないところで
無意味な改行をしていたりとか。たぶん手書きの原稿では起こりえないことが起きる。
あと、面倒だったのは、元になるテキストが Blogなので、地名などが英語表記になっている。これをカタカナに書き換えるのだが、「検索・置換」機能を使って たとえば
LONDON を「ロンドン」に一括変換したのだが、うまくいかないところが出てくる。
 そういうのが、うんざりするくらい出てくる。
ただ、こういうのは機械的に処理していけばいいのだが、表現を推敲するのは、けっこう時間を食う。もっとむずかしいのは、「はじめに」と「あとがき」だ。
小説家が、原稿の最初の「ひとこと」が一番むずかしいというのを読んだことがある。
 こういう事実を羅列するだけのような紀行文だと、「はじめに」の出だしというか
本のコンセプトを表現するのは、結構、重たい作業(?)だ。
たぶん、邪念を排して、素直に書けばいいのだと思う。他人様に媚びる必要もないので。
と言ってはみても、やっぱりむずかしい。

「あとがき」も、最初は、2ページで終わらせたが、何となく物足りなくて、4ページになった。
プロの人は、何度も何度も、推敲するそうだが、そんな気力は私にはない。

ということで、夕方からは気になっていたカバーのデザインを再検討してみた。
結果的に今日の時点では 中央の画像を変更し、以下のようになった。