<< 2012年6月26日 >> その1
旅の初日、Zurich空港から鉄道で最初の目的地 Grindelwaldへと向かった。
空港内にある鉄道駅の場所を探すのに少々手間取ったり、切符を買うのも
簡単ではなかった。でも、スイスの鉄道のinformation centerの人は
とても丁寧な対応をしてくれる。従って時間もそれなりにかかる。一組のお客に20-30分くらいは
優にかかっていた。
要するに、その旅人のスイスにおけるplanを全て聞き 切符の手配をしてくれる。
まさにスイス観光の総合案内所という感じだ。
私の場合は、詳細な計画は立てていなかったので、とりあえず、
Grindelwaldまでの切符と、日本に帰る前日のLausanneからZurich中央駅までの切符が
必要な旨を伝えた。対応してくれたのは若い女性Staffで もし私が英語が堪能で、
気になっていること全てを質問ができたとしたら、全て丁寧に答えてくれただろうと思う。
そういうことで、無事、長距離列車に乗り込むことができた。
Grindelwald駅には、ちょうどお昼どきに着いた。Zurichでは晴れていたが、そこは雨だった。
check in の時間には早いかなと思ったが、宿となるJungfrau Lodge へ向かった。
駅から7-8分といったところか。
受付の若い女性はてきぱきと対応してくれた。部屋は広さはまあまあだ。ベッドが手作り
みたいに素朴だったが、80CHF(1スイスフラン=86円くらいのRate)なので仕方がない。
ただ、トイレ、シャワーがshareなので少々、面倒ではあったが。5部屋につき一つのシャワーと
2つのトイレという感じだった。不思議と使用に当たって 使用中というのは3日間で1度しか
なかった。
荷物を置き、町を一巡りすることにした。歩いている人のうち40-50%は日本人ではなかろうかと
思えるほど、日本人が多い。hotel以外は、登山、スキー用品の店舗が圧倒的に多い。
まずは、ガイドブックに紹介されている「日本語観光案内所」へ行くことにした。
その建物には BANKを書いてあるが、ちゃんと日本語で観光案内所とも書かれている。
中に入ると、先客がいて 担当の人(日本人女性)に挨拶していた。
この担当の女性はどうやら有名な人らしい。
町の全体をイラスト風に紹介したMAPがあったので、いただいてきた。
暫く歩いていたらスーパーらしき店を発見、COOPと書かれた袋を下げて日本人客が出てくる。
皆さん結構な量を買っているところをみると夕食も部屋で済ませるものと見える。
私も、いつも旅先ではそうなので、夕食用にローストビーフなどが挟んである豪華なサンドイッチ
と、缶ビール、チーズ、サラダ、そして明日の山歩きの昼食用にベーグルを調達。
一旦、ホテルに帰り、腹ごしらえをして、明日の行動とこれから夜までの過ごし方をガイド本を
見て検討する。「地球の歩き方」によると、お奨めは「First(フィルスト)」の展望台らしい。
そこへは、普通はGrindelwaldから出ている ゴンドラに乗って行くのが一般的らしい。
それに従って、明日はfirstの展望台へ行くことに決める。
で、まだ夜までは時間があるので、雨が降っていたが、町(というよりは村という方が合っている
かも)を再度、現地MAPを手にして散策することにした。
COOPがあった場所より更に進むと First行きのゴンドラ乗り場があった。当然、まで運行している
時間なので、ゴンドラから降りてくる人がいたが、雨なので、乗って行く人はいない。
このゴンドラに乗れば、25分で標高2,171mの展望台へ着く。料金は54CHFなので、4,700円くらいか。
この時点で、旅行のコスト&パーフォオーマンスを考えて却下。
*これは結果的に良い選択だった。次の日のFirstの展望台は霧に覆われていた。
この後、雨の中を町を一回りすることにして、歩き始めた。雨は止まず、高台の方へと向かって
歩き続ける。前方からは、時折、山から下りてくる人に出くわす。
住宅地が途切れるところで、左方向へ方向転換して歩く。
立派な ロッジが目に付くが、人は住んでいないようだ。後で知ったが、それらは、冬のスキーシーズンに
レンタルするロッジだったり、Richな人の別荘らしい。
1時間ほど歩くと結構 高台へ出て来た。町を見下ろすことができる。
頭の上をFirst行きのゴンドラが行き来する場所へ出た。山頂へ向かって細い道があったので、
時間はたっぷりあるので、歩いて登ってみることにした。
道はちゃんと舗装されているのだが、段々、勾配がきつくなる。40分ほど登って、ゴンドラがすぐ頭上を
行き過ぎる場所まで来たが、人気もなくなり疲れも感じてきたので、引き返すことにした。
ま、Firstの展望台から歩いて降りてくると2時間半くらいかかるらしいので、登りだともっとかかるはず
なので、ズブの素人の私が第一中継地点までも歩けるはずがない。
ということで、初日から無理をしてはいけないと、Hotelへ帰った。たぶん町を一周するには1時間半から
2時間はかかるかも知れない。
そのときに撮ったVIDEO映像です (Full Screenでも耐えられるようです)。
(注)映像の中で、「これは何かな」と言っている山は アイガー でした。ただし、北壁ではありません。
また、後半の部分でGrindelwaldの町を見下ろしている、と言っているのは、実は、Grund(グルント)という隣町
でした。