< Penzance その1 >
< 2017年6月4日 Sunday>
今回の旅は、計画に取り掛かった時点で、まず主要な拠点間の移動には鉄道を使うことに決めた。
なので、それらの拠点間の移動時間、料金、時刻表については2月頃にはリサーチに取り掛かった。
特に CheltenhamからPenzance間、PenzanceからLondon間は、所要時間が、それぞれ約5時間、7時間と長いので
旅の日程に大いに関係するからだ。
その結果の一つ、CheltenhamからPenzance間の時刻表、料金は以下のとおりだった。
< 2月1日 水曜日の午前中の時刻表 >
発車時刻によって倍ほども差があるのがわかる。
そして、値引き率は、前日が最も大きいと、何かで読んでいたので、6月3日、Cheltenhamのアパートで
検索した結果は、以下のとおりだった。
早速、iPadを使って、鉄道会社のHPへ接続。予約を掛けた。
明日、駅で提示を求められるだろう予約の画面は、キャプチャーして保存した。
< カードでの支払いもうまく、できたようだった。>
確かに、半額以下となっている。ただし、できるだけ早目に出発しようと思っていたが、そこは、諦めて
経済性を採った。もともと、Penzanceに到着する日は、日曜日なので、バスの運行も少ないはずで、
早く到着しても、あまり動き回ることはできない。うまくいけば、英国のモン・サン・ミッシェルとも呼ばれる
St. Michael's Mount(セント・マイケルズ・マウント)へ行ければいいと考えた。
ということで、この夜は、荷物をパッキングし、部屋を片付けて、いつもよりも早く寝た。
そのせいもあったのか、朝の6時過ぎには眼が覚めた。
ソファー・ベッドを元に戻し、ゆっくりと朝食を済ませ、時間に余裕があったので、近所を散歩した。
10時過ぎに、アパートを出て、駅へと向かった。出発時間の15分前に、駅に到着。特に混みあってもいない。
チケット窓口へ行き、あのガラス越しに、発券係の年配の男性に、iPhoneに表示しているPayment Informationの
画面を見せた。
が、彼は、「それじゃない。E-ticketの画面を見せろ」という。私は、一瞬、慌てた。予約番号から
Ticketを発券してくれるものとばかり思っていたからだ。
私は、ちょっと頭を冷やして「What shuld I do for that?」と尋ねた。すると、
「You have to do download E-ticket by Application!」という。
そう言えば、Paymentの画面ともう一つ、表示された画面があったのを思い出した。
「I see.」と言って、その場を離れ、iPhoneを起動し、鉄道会社のサイトへ接続し
この画面に辿りついた。 「Download your mobile ticket」という画面だ。
これで無事、QRコードを含むMobile Ticketを入手することができた。
窓口に戻り、これでOKかと、係りのオジサンに言うと、「それだ、早く行け」と言ったので
改札を通り、既に到着していた列車に乗り込むことができた。
やれ、やれ だ。
座席は十分に空いていて、余裕で座れた。落ち着いて考えてみると、この駅は小さくて、改札はないのだ。
そのまま、列車に乗り込んでも良かったはずだ。もちろん、それはQRコードを持つMobile Ticketのことを
理解していればという前提なのだが。
もし、そうであれば、慌てることなく、列車内で、mobile ticket をDownloadすればいいのだった。
でも、それは、現地のSimを内蔵したiPhoneだったから出来たことだ。Apple純正のSim Free iPhoneに
替えていて良かった。