A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 3] Benfica 3 - 0 V.Setubal

2010年08月29日 22時27分09秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
O Jogoのクロニカが面白い感じです。(今日はすごく急いで書いたので、訳全般が下手で不自然です、すみません!):
昨日ルスで起こったことはまるで嘘のようだった。たぶん普通は誰も信じないだろう。ヒッチコックだってこんな筋書きは書かないに違いない。ベンフィカはセトゥバルに勝利したが、大量得点差で、芸術的タッチさえも添えられていた。それが誰のおかげかといえば・・・ロベルトなのだ。このスペイン人ゴール・キーパーは、契約後止めどもないミスのために罰せられて、ベンチにいたが、前半24分には交代出場することになった。なぜならジュリオ・セザールがペナルティを犯し、罰せられたから! これだけでも信じがたいことだが、ロベルトはその上PKを阻み、セトゥバルの同点を阻止した。こうしてベンフィカは、排除しようとしていたゴール・キーパーから恩恵を受けたのだった!
皮肉というかなんというか・・・。ベンフィカのチームメートはロベルトの活躍をとても喜んでいます。ハビ・ガルシアは:
「今日僕は2倍の喜びを感じている、勝利とロベルトのためにね。僕はロベルトを前から知っているから、彼のプレーに驚かないけれど、ここの人々は彼を良く知らなかったんだ。(ロベルトが交代出場したとき)彼のモティべーションは高かったので、ただ彼に、周りを見てごらん、みんなが拍手をして、応援しているよと言ったんだ。彼はベンフィカのファンのことを知らなかった。いろいろな理由から彼は良いスタートを出来なかったが、今日の試合で180度変わった。彼は僕らに3ポイントを与え、自分が偉大なゴール・キーパーであることを示してくれた。チームは立派にプレーして、ベンフィカはみんなが慣れ親しんでいるチームであることを示した。」
ハビ・ガルシアはロベルトと同国人ですから、きっと心を痛めていたのでしょうね・・・。ただ、確かにルスの雰囲気はロベルトに暖かいものだったのでしょうけれど、Serbenfiquistaの掲示板を読む限りでは、ロベルトに対しての意見を180度変えた人は少ないような気がします。「今日の試合に関しては感謝しているけれど、やっぱりレンタルに出して、新しくGKを取ったほうがいい。」と言う人が8割くらいかな? ロベルトの不振は精神的なものというより、そもそも技術的に不備があると見られているようです。どうしてもクロスに対する対応が不安定なのが気になるみたい。今日も無失点ではありましたが、ほとんど攻撃される場面がなかったのと、その中で1~2回ハイ・ボールを処理するシーンでは、やっぱりちょっとハラハラ。うーん、こんな感じでサラゴサでもやっていたのでしょうか。リーガではクロスが上がることが少ないなんてことないのに不思議です。というわけでGK問題はまだハッピーエンドにはならなさそう。

アイマールについては、Serbenfiquistaでは逆に絶賛されていて、これはこれで変な感じです。そんなに先週と違うかなあ??? パブロの中身が入れ替わったわけでもあるまいし、ファン的に見ると大差ないように思えるのですが。パブロのプレー内容はそんなに変わらなくて、結果が違うだけのような。

採点はこんな感じです:

  Bola...Jogo...Publico.MF..JC
JULIO CESAR......5...4...4...2...4
MAXI PEREIRA.....5...5...4...3...5
LUISÃO...........7...6...6...4...6
DAVID LUIZ´.....6...6...6...4...6

F. COENTRÃO......7...6...6...3...6
JAVI GARCIA......7...7...6...3...6
SALVIO...........5...4...-...3...5
P. AIMAR.........7...8...7...4...8+
GAITAN...........7...7...7...4...7
SAVIOLA..........5...5...5...3...5
CARDOZO..........6...7...6...3...6
(ROBERTO.........7...7...7...4...7
R.AMORIM.........6...5...6...3...5
C.MARTINS........6...5....6...3...5)

O JogoのMVPはパブロ。寸評は:
リズムを作り出し、結果を決める
ベンフィカの10番は試合の間ずっとチームのリズムをコントロールして、特に10人となってから、試合の方向性を決める役割を担った。ルイソンの2-0とするゴールはアルゼンチン人選手のコーナーから。また3-0も、アイマールがPKエリア内でディエゴのミスを感じ取って生まれたものだった。しかしこのようなキックは彼のプレーの点にすぎない。その他の状況でこそ、アイマールの才能とインテリジェンスがチームに不可欠であることが示された。彼は中盤で常に明快で、ハビ・ガルシアを助け、前線のチームメートのためにスペースを開けた。
Maisfutebolの寸評:
アルゼンチン人選手の今季ベストのパフォーマンス。サルビオとガイタンの間に陣取り、チームの決意と妥協を許さない姿勢を象徴していた。ピッチのあらゆる場所に現れ、3点全てに直接関与した。最初はガイタンが左でオープンになるためのスペースを創造。ガイタンはクロスを上げてカルドーソがゴール。昨シーズンのベストなベンフィカを思い起こさせるシーンだった。前半の終了間際には10人となったチームでルイソンのゴールを生むコーナーを蹴った。後半のはじめに、試合を決める3点目をマーク。彼は自由に動き、素晴らしいフィジカル・コンディションで最後までプレーした。
10人での試合で、パブロはずっと走りまくっていたので、最後はかなり疲れていたような気がしました。最後の最後は歩いていたもの。でももう3-0でしたから、問題なしです。
dfernandesさんという方が、試合直後から作業をしてくれて、即座に試合ファイルをアップしてくれたので、さっき前半を見てみました。後半はまだなんですが、たぶんパブロは後半のほうが良かったと思います。自分の役割をよく理解して、冷静かつ賢明にプレーしていた印象です。前半は・・・11人のときもチームは相変わらずちょっとバタバタしているかなあ。不思議にも、10人となってからのほうが守備はずっと安定したように見えました。次週は代表ウィークでお休み。今日の疲れを取った後で、しっかり練習をして、連携を深めてほしいものです。(フレブについてはまだ未定。今日はサルビオは先発でしたが、気の毒にもGK退場のあおりを受けて、交代となってしまったため、どんな選手なのか全然わかりませんでした。)

写真をいくつか:

ガイタンの笑顔がいいですね!


上の写真を反対側から見ると(パブロの顔がもっと良く見えると良かったのですが)、


ルイソンの後ろでひっそり・・・。




でも、たぶん上の写真はこのハグの後、それとも前?


ロゴが邪魔。ハビ・ガルシアとの手の大きさの違いがすごいです(笑)。




格好いい!
 

おっとっと。
 

Ficha de jogo ←先発、交代メンバーなどはこちら。

最新の画像もっと見る

4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
初勝利 (yui)
2010-08-29 23:49:13
文句なしの試合でしたね。
ジュリオ・セーザルには悪いですがあの退場で一気に劇的な展開になりました。

アイマールに関しては私もシオンさんと一緒で別段調子がいいとも思いませんでした。
ガイタンがついにウィングらしいポジショニングで仕事してくれたというのが大きかったと思います。
世界最高峰のパスだってパスコースが無ければなんの意味もないですしね。
ガイタンがこれからもああいった動きをしてくれるなら左サイドは文句なし、20番の後継者としてガンバッテ欲しいです。
まぁチームが勝って無ければ司令塔が叩かれるのは仕方ないと我慢(アイマールが活躍したからこその余裕(笑))

ロベルトに関してはベンフィキスタと同じ気持です。
PKの時は何かの雑誌で「天才肌のGK」と紹介されていたので、もしかしたらPKには強いんじゃないか?
なんて期待してたらホントに止めてくれました(∩´∀`)∩
でも他に特に見せ場(危険な場面)もなかったので評価しようがないかな、というのが正直な感想です(;^ω^)

地味に監督が90分アイマールを使ってくれたことが嬉しかったです(´∀`)
返信する
yuiさん、 (しおん)
2010-08-30 08:56:33
ですよね~~。
先週のパブロが採点4で、今週が8なんて、やっていることは同じなのに。ただ、先週はパブロの蹴ったコーナーはかなり悪かったけれど、今週良かったのは事実です・・・。

ガイタンはクロスがとってもいいので、どんどん上げてほしいです。ディ・マリアほど突破力はないですが、チームプレーは上手そうなので、総合的には決してディ・マリアに引けをとらなさそうですよね。コエントロンと少しずつ分かり合ってきた、とガイタンが言っているので、もっと息が合ってくれば楽しみな左サイドです

ロベルトについて人々は、「PKのときより、セットプレーのほうがずっとハラハラするんだけど!」と言っています。私も同じだなあ~。

90分アイマールを見れて、監督の信頼が感じられて良かったです♪ ただ、長い目で見ると、ガイタンのほうが先に替えられ、アイマールが長い時間プレーするとなると、シーズン中体力が持たないことは確実で、ちょっと心配ではあります。
返信する
ロベルト! (あんじ)
2010-08-30 10:35:27
まさかの大活躍ですね
掲示板は否定的だったのは、たぶんGKというポジションのせいだと思います
GKは絶対にミスを許されないですよね
ですから、短期間にミスを重ね、それが失点に繋がるとミスが多いイメージを持たれ、信頼を失います
だからGKは安定感を求められ、良いイメージを持ってもらうためにはコツコツ結果を積み重ねるしかないんです

実は僕も昔『ポロリ』というアダ名が付くほどミスが多かったんです
ビックセーブはするが、何でもないボールで失点する…グローブを変えたり素手にしたりと(フットサルなんで)いろんな工夫をして乗り越えました
でも未だにハンドクリームなどの手が滑るのは嫌いっていうトラウマが…

だからか、ロベルトには人一倍ガンバって欲しいって思っちゃいます

1点目のパブロ、あの真横へのパス素晴らし過ぎます
普通横パスはカウンターの餌食になるので、短い距離か浮いたボールを使うに、あの速度に精度
惚れ直しました

確かにフレブに関しては、ベラルーシの選手がわざわざ言葉や文化が違うポルトガルまで来るとも考えられませんね

デポルのウレッタって、ベンフィカの選手なんですか
今の現状を踏まえると、間違いなくチームに残しておくべきですよね
勿体ない
ルイ・コスタは好きですが…フロントが何考えてるか分からないっす
返信する
あんじさん、 (しおん)
2010-08-30 23:49:23
ああ、あんじさんのロベルトに対するコメントに実感が篭っているような気がしていたんですよ! GKでいらしたんですね~。本当にGKって責任が重大ですから、大変。きっと私には想像もできないようなご苦労が・・・。ロベルトもそうなんだろうなあと思いつつも、あのセットプレーのときのハラハラはどうにかしてもらいたいものです(祈)。
昨日の試合を見直して気づいたのですが、ただゴールの前で動かずに、飛んできた高いボールをパンチングやセーブするのは問題なさそうです。でも、FKやCKからボールが上がってきて、それに対して飛び出すと、タイミングが悪いのか、本当に目をつぶっているのか、いつもボールとすれ違ってしまってものすごく危ないです。一体どうしてなのでしょう・・・。

デポルのウレッタは正真正銘ベンフィカの選手です。パブロと同時期にウルグアイからベンフィカに移籍してきたんですよ~。すごくいい選手ですし、パブロとも仲がよかったんです。今日Goal.comを見たら、開幕戦のMVPに選ばれていました(涙)。どうして、レンタルに出してしまったのか、心底理解に苦しみます。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。