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マラドーナの面白い記者会見

2009年10月09日 19時42分33秒 | アルゼンチン代表(Seleccion)
やれやれ、アイマールが髭を剃ってくれたので嬉しいです。今日も綺麗な写真をアップしますね♪

でもまずマラドーナの記者会見から。しっかし、普通の監督の会見と違って、読んでいて面白いというか、ニヤニヤ笑えるものがあることは確かですね。えーと、天然すぎて、やっぱり監督みたいな緻密な仕事には向いていない気がする。悪人ではないし、絶対に憎めないけれど・・・。

マラドーナはブラジル戦のときと違ってスタメンの発表をしませんでした。でも、記者たちが一人ずつの選手について質問をして、マラドーナが一つずつ答えていくうちに、結局6人の選手の先発が事実上確認されてしまったわけです。ば、馬鹿だなあ、と一瞬思ったけれど、まあ正直というか・・・。その6人とは、グティエレス、ペレス、マスチェラーノ、メッシ、アイマール、イグアイン。
アイマールについて:
"Viéndolo jugar es una delicia, tiene toques increíbles, arranques, frenos. Era un desperdicio no llamarlo. Ojalá que con Messi nos den lindos momentos el sábado"

「彼のプレーを見ることは喜びだ、信じられないようなボール・タッチ、瞬発力、ブレーキを持っている。彼を呼ばないのは浪費だった。土曜日にメッシと共に素晴らしい瞬間を我々にもたらせてくれることを願っている。」
パブロ、あのマラドーナにこんなことを言われて、嬉しくて死にそうになっていることでしょう・・・。責任も重いけれど、がんばれ!としか言いようがありません・・・。(ぶるぶる)

実は昨日の記者会見でアイマールは、「メッシがマラドーナに君のことを推薦したのか?」と聞かれて、「それは僕が答える質問じゃないね。」と言っていたんです。そうしたら今日マラドーナが聞かれていました、「メッシに誰と上手くプレーできるか聞いて、メッシがアイマールだと答えたのか?」って。マラドーナの返事は、「ハハハ、誰も僕に勧めたりしなかったよ。アイマールにはディ・マリアを見に行ったときに会ったんだ。そのとき彼はプレーしていなかった。僕は言った、'ponete bien'。(良いプレーをしろって感じ?)彼は本当にそうして、今ここにいるわけさ。」

メッシについては、「彼に対する批判は、僕の耳から耳へ通り抜けているよ。彼をプレーさせる。先発だ。」
イグアインについては、「よく持ちこたえて、前線から簡単に人を引き出せるフォワードが必要。(ちょっと訳が適当です、すみません) 強くて、積極的だと思った。レオとパブリートととても上手くやれるので、彼を入れることに決めた。」

Oleの記事には、「他の選手についても聞けばよかったのに~。(きっと全員について話したに違いない。)」なんて書いてあります。
極めつけの天然発言は、Oleの記者が辞任の可能性について聞いたところ、「そんなこと言っていないよ。あなたたちがデミチェリスにどう思うか?なんて聞くから、ミーチョはびっくりしたじゃないか。選手たちを集めて自分は辞任なんて言っていないと説明する羽目になったよ。僕がgo awayと言ったのは、グロンドーナ会長とのミーティングにgo awayという意味。」 Oleにay ay ayとあるのは、おいおい、ということかと・・・。 どう考えても無理すぎる説明ですが、要するにカッとして辞任を口走ったものの、実はそこまで考えていない・・・つまり昨日のOleの推測どおりです。

その他に、「いつも練習時間の不足を嘆いているのに、なんで二部練習をしないのか?」という質問が。そうなんですよ~、木曜日の練習もポジション無茶苦茶のお遊びサッカーで終わってしまったらしく、こんなんで攻撃の連携とか守備の確認とか大丈夫なの?!と激しく不安に陥っていたんです。マラドーナの答えは、「選手たちは14時間の旅をしてくる。二部練習なんかしたら、彼らを殺しちゃうよ。二部練習をやって日曜日にどう感じるかやってみなよ。彼らのことはケアしなければなならない。たくさんの試合をこなしているんだ。もっとボールを使った練習をできたらいいけれど、できるだけのことはしている。いつだって筋肉の問題や、足首の炎症がある。無理な努力をしたら、試合にはたどり着かない。」
うーむ、まあそう言われるとそうなのかなあ、という気もしますが・・・。でも、アルゼンチンの試合を見ていると、決まりごとゼロという感じで、それもまずいですよね。とりあえずパブロやメッシやディ・マリアは普段所属クラブでやっているのと同じようにプレスをかけて、後は守備の選手たちが踏みとどまってくれることを祈りましょう。

チームの雰囲気は悪くはないようです。(Oleによると、テベスとアグエロは犬猿の仲で、夜同じディスコ・クラブか何かで偶然一緒になっても、一言も口を利かないらしい・・・。まあ彼らは別にして。) 木曜日の夕食会には、グロンドーナ会長、ビジャルドが加わり予定時間を越えて盛り上がったそう。その上、バティストゥータとアルメイダが選手たちを激励に訪れました。バティはドイツ・ワールドカップのときも来てくれましたよねぇ。偉いなあ。食事後はピンポン大会が行われ、エインセがメッシを破って優勝したらしい。(エインセ、そんなところで活躍していないで、試合のほうでお願いしますよ~! Oleで「なんでいつもスタメンなのか理解不能」と書かれていましたよ・・・。) また、グロンドーナ会長とメッシの対戦もあったとか。緊張もマックスでしょうから、少しリラックスするのもいいのでしょうね。

さて写真です! またSerbenfiquistaから。ポルトガルではみんな、パブロが怪我なく無事にリスボンに帰ってくることを願っています。もちろん活躍した後でね。









  



私もすぐ気になったんですけれど、↑この上の写真で、パブロの右足にずいぶん酷い傷跡があるじゃないですか。Benfiquistaたちが、「誰がこんなことしたんだ!」と怒っていました。今日はお遊びサッカーだったのに、どうしたんだろう。(それにしてもマラドーナがまるでパブロの背後霊のよう・・・。) 

明日はPreviaを書くんだと思うと怖いですね。

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