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カルドーソはOKだけれど、サビオラは難しい?

2010年04月15日 23時19分24秒 | LIGA SAGRES 09-10
O Jogoによると、カルドーソは次の日曜日のアカデミカ戦に出れそうですが、サビオラは駄目だろうとのことです。そ、そうなんだ・・・。
ただ、すぐ下の記事に「ジェスス監督ははったりなしでは生きられない」という記事があります。偽情報を流して対戦相手を騙すのが好きだって・・・。今回のスポルティング戦でも、「サビオラが通常練習に復帰」→実は、ボールを使った練習さえしていない、「ウェルドンが金曜日から練習に復帰済み」→治療のみ、と全部大嘘(汗)。なので、今度のサビオラ情報もどこまで信じていいのやら。

A Bolaにアイマールのインタビューが載った模様。ネット版だと短くしか紹介されていません。
「僕らは全員、まだ4試合が残っていること、ここまでチームを助けてくれた謙虚さとチーム精神をキープしなければならないことをよく知っているよ。毎週僕らが受け取っている愛情とサポートにお返しをしなければならないという責任をわかっている。
ベンフィカがスポルティングに勝ったのは、ベンフィカのほうが良くて、2点を入れたから! これ以上シンプルなことはないよ!
ゴールより大事なのはチームの勝利だ。ベンフィカで大切なのは個人のパフォーマンスではない、そう、チームの結果だよ。」
いつもどおりの発言ですね。紙版でも、特に目新しいことは言っていなさそうな予感が。

少し古くなってしまいましたが、昨日O Jogoで読んだJVPという人がスポルティング戦を分析した記事。1~3もありましたけれど、アイマールに関係していなかったので保存し忘れました。



JVPの分析

4、アイマールが全てを変えた。

後半はアイマールが入って、スポルティングの守備システムを混乱させたために、全てが変わった。彼は試合に入り、中盤とサイドからボールを受け、パス・ラインのためのスペースを空け、ベンフィカの攻撃を明快で目的のあるものにした。もっと大事なことは、彼のおかげで、前半は閉じ込められていた全てのチームメートが自由になったこと。アイマールと共に、ベンフィカのプレッシャーは強く、堅固になって、セカンド・ボールを拾えるようになり、スポルティングのラインは下がらざるおえなかった。マークが上手く行かないと感じて、スポルティングは無意識に怯み、ベンフィカが試合を支配することになった。

5、自由になったメンタリティーのおかげで、疲労を乗り越えた

ベンフィカの最初のゴールで、チームは平静さと自信を手に入れ、メンタル面での解放により、前半のフィジカル面での消耗が克服できたことを示した。なぜなら、疲労とは単に体力的強さのことだけではないから。これほど責任の重い対戦のプレッシャーというのは恐ろしく疲れるものだ。得点の後ベンフィカが自由になった一方で、スポルティングはアイマールにどのように対処していいかわらずに守備の問題を抱え続けた。組織的ではなくなり、前半のような素早い守備から攻撃への移行が失われたスポルティングは、ベンフィカのますます強くなるプレッシャーに閉じ込められた。そして、そこに2点目のゴールが来た。それは試合を殺し、立派な態度と威厳でプレーしていたスポルティングを意気消沈させた。アイマールが彼らのプランを打ち砕いたのだった。

6、アイマールはチームが何を欲しているか知っていた

アイマールについて最後にもう一言。ベンチにいる間、アルゼンチン人選手はグラウンドで何が起こっているかをじっくりと観察していた、試合を決めるためには何がベストな方法か理解しようとして。ジェスス監督の指示も助けにはなったが、選手がプレーするためには個人の試合の読みが多く関係する。ベンチにいる間アイマールはただ出場を待って座っていたのではない。ラインの間でプレーして、マークを減らし、チームメートに刺激を与えた。彼はチームが彼のような選手を必要としていると感じたのだ。そして彼が入った瞬間から、カルロス・マルティンス、ラミレス、ダビド・ルイスは怒涛のように復活した。


久しぶりに訳していて楽しい記事でした。ポルトガルのネット上の新聞記事は(スペインやアルゼンチンとは違い)紙版の要約にすぎないので、わざわざ逐語訳したいと思えるような内容のある記事が全くないんですよね。昔はよく新聞記事を訳していたものですが。
で、上の記事についてですけれど、4は試合を見ていてよくわかりました。5は、そう言われてみると、前半のベンフィカは確かにかなりフラフラのプレーぶりだったなあ。疲労と、リバプール戦のショックがまだあるんだろうなあ、と感じたのを、今思い出しました。なるほどプレッシャーがものすごかったということですね。そして1点目が68分に入ったから良かったものの、いくらパブロ効果で押していたとはいえ、あのまま75分くらいまで点が入らなかったら、焦りから相当厳しい展開になっていたことでしょう。そう思うとちょっと冷や汗が出ます・・・。
6については、面白い。これ、パブロに聞いたわけではなくて、想像ですよね? うん、パブロっていつもベンチで微動だにもせず、試合を凝視していますもんね。本当にそんなに深く考えながら見ているのかどうか知りませんが。それに、パブロは基本的にはいつだってラインの間をプレーして、チームメートを刺激しようとしているような・・・。個人的にはスポルティング戦で上手く行ったのは、ディ・マリアたちがいつもよりは無理なプレーをせずに、パブロにボールが通るときは素直にパスしてくれたせいでないかと。普段は近くにパブロがいても、みんな無理なプレーのほうを選択するんですよね。

観客席から映したパブロの映像:
Benfica x Sporting 2-0 13-04-2010 Golo de Pablo Aimar


さて、こんな絶賛記事、ゴール映像のあとに言うのはためらわれますが、明日はちょっとショックなことを書いてしまうかもしれません。(なぜ今日でないかというと、長くなりそうな気がするから)








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2 Comments

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恐ろしい… (あんじ)
2010-04-16 11:38:56
久しぶりに嬉しくなる記事が読め、かつ観客席からの動画、テンション上がりますねぇ
言葉が通じなくても、あの観客席で、一緒に応援してみたいです
明確な理由はないですが、なんかミンナと仲良くなれる気がします

YUIさんもおっしゃってるダビド・ルイスの攻撃参加ですが、どうやら最近のサッカーでは、CBも攻撃に参加しなければならないそうです
理由としては、前線や中盤の選手には早々とマークが付くので、マークの付かない後ろが前線や中盤のマークマンを誘い出し、その綻びを突いていくから、だそうです
まぁ、かくいう僕もCBには守備に専念して欲しかったりもするんですが…

明日、どんな記事を書かれるんですか

怖いっす

でも明日は、今背中に謎の痛みがあるんで、その診察も怖いっす
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あんじさん、 (しおん)
2010-04-16 19:14:20
あっ、いえ、思わせぶりな書き方で怖がらせてしまって、すみません!! たぶんそれほど怖いことでもないかと。自分は怖いんですが。

謎の背中の痛み?! それは心配ですね。でも病院で診てもらえば安心ですよね。 お仕事のしすぎでは? 

うん、うん、ルスで一緒に応援すればポルトガル人とも仲良くなれることでしょう! パブロ・ゴールで、隣の見ず知らずの人と思いっきり抱き合ったって、フォーラムに書いてあり、羨ましいなあ~と思いました。自分だったら、嬉しすぎて気を失いそうです。

CBの攻撃参加が必要なことはわかります~。でもでもダビド・ルイスのは参加しているんじゃなくて、自分で攻撃して、最前線まで行っちゃうんだもの。あげく、敵にパスって(怒)! でも、あれを見ると、ドリブルで相手を抜いて、最後に正確なパスを出すのは難しいんだなあとわかりました。パブロが普通にやっているので、誰にでもできることなんだと思っていました。
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