With a little luck, it would have been two goals and two assists for Pablo. The reality is a defeat. It's so hard to accept this.
どうしていつもアイマールの試合には喜びと悲しみが同居しているのでしょう? 確かに昨日「元気に楽しくプレーしているパブロが見たい」と書いたけれど、実際今日のパブロはとても良くて、見ているだけで至福な、満たされた気持ちになれる、「サッカー見ていてこんな幸福感ってあり?」というようなプレーぶりだったのですが(特に前半)、チームは負けて、優勝はもちろん2位も絶望的。ポルトもスポルティングも軽く勝ってしまったものですから。ものすごく運が悪いのか、それともやっぱり実力がないのか、でも今日みたいなプレーを見ると、ずっと応援したいなと思ってしまうし・・・辛いものがあります(涙)。

ダイジェストは、TV Benficaのこちら:
Benfica 0-1 Académica (Liga Sagres 2008-2009) Highlights でも、これだとあんまりよくわからないですよね。個々のプレーは、オフィシャル・ページのビデオのほうがよくわかるかも:
Benfica 0-1 Académica でも、ここにはなぜか審判のミスでオフサイドを取られたアイマールのプレーと審判に取り消されたアイマールのゴールが載っていないんです(怒)。一体なぜ?
さきほど前半のみを見直してみました。フォーメーションは予想通り、レジェスが右、アイマールが左。ピボーテが予想と少し違って、アモリムとカルロス・マルティンス。前線はヌーノ・ゴメスとカルドーソ。
前半5分に、マキシから左サイドを走りこんだアイマールにボールが出て、パブロはディフェンスを抜き去り、ほぼキーパーと1対1に。でもオフサイドの笛。ところがリピートを見ると全くオフサイドではないんです。もう何度も何度もオフサイド判定のミスが多すぎじゃないですか?(涙)
前半8分のプレー。これはオフィシャルにビデオあり。マキシからアイマール、アイマールからレジェスに決定的なパス。パブロ、タイミングを見計らって出したのになあ、レジェスはボールに触ることができませんでした。
19分にダビド・ルイスが決定的なチャンスを外した2分後、たった一回のコーナーのチャンスにアカデミアがヘディング・ゴールで先制・・・。
前半26分、これもビデオがありますね。ダビド・ルイスからアイマール、パブロが上手くカルドーソにスルー・パス。カルドーソ、決めてくれると思ったのに・・・。
前半42分、レジェス→パブロ→カルロス・マルティンス→パブロとボールが周り、最後にダビド・ルイスにラスト・パス、シュートは外れてしまったけれど、パスが4回繋がって綺麗でした。
前半44分、ビデオあり。レジェスが落としたボールを、アイマール、シュート。クロス・バーに当たってしまって(涙)。

アイマールの取り消されたゴールは後半57分です。コーナー・キックを後ろから根性で飛び込んでクリーンにヘディング・ゴールしたのに、その前にヌーノ・ゴメスがキーパーを押したとしてゴールは取り消し。テレビの画面で見ると、実際はキーパーが先にヌーノ・ゴメスにのしかかって押し倒しているのですけれど。はあ~。一瞬超喜んで、それから奈落の底へ突き落とされた気分でしたよ・・・。O Jogoでは、3人の専門家に意見を聞いていますが、二人がゴール取り消しは間違い、一人だけそれで正しいと言っています。ベンフィカは審判に抗議を申し立てるそうですが、今更そんなことをしても何の意味もありません・・・。
結局最後はアカデミアは退場者を出して10人になったのですが、どうしてもベンフィカはボールをゴールに入れることができずに0-1で敗北。
ちょっとびっくりしたのは、試合終了後(正確には終了少し前から)観客席で白いハンカチが振られていたこと。「キケ、辞めろ」という意思表示ですが、今日の試合での白いハンカチは、個人的にはとっても違和感がありました。先週の試合なら無理ないかと思うけれど、今日のベンフィカのプレーぶりはわりと良かったから。試合が終わる前からハンカチを振るなんて、必死でプレーしている選手たちに失礼なのでは? でも、後でSerbenfiquistaを読んだら、「ハンカチを用意していって、試合後に振ったベンフィキスタたちは恥を知れ。」といくつか書き込まれていたので、少しほっとしました。ただ、「この試合だけのためでなく、シーズンを通してのベンフィカのプレーぶり、キケ監督の指揮ぶりに自分はハンカチを振ったんだよ!」という意見もありますね。
そのキケ監督、試合中ぐったり椅子に座ったままで立ち上がることもなく、雰囲気的にかなり危ない様子。「もう辞任を決心しているんじゃ?」と推測する声もあるほどです。試合後の記者会見では「シーズン終了後に話し合い、自分にとってチームにとってベストな事を決める。」と話しました。まあ、まだ6試合ありますし、今日みたいな試合をしてくれるならキケ監督でもいいかなと思いますが、「今日は1点を追いかけていたから、主導権を取らざるおえなかっただけ。そうでなかったら、いつもどおりボール支配権は相手に渡していたよ。」という意見も。うーん、そうなんでしょうか。
最後にO Jogoの採点:
12 Quim 5
14 Maxi Pereira 6
27 Sidney 85 ' 4
28 Miguel Vítor 3
23 David Luiz 6
15 Rúben Amorim 4
24 Carlos Martins 76' 5
6 Reyes 6
10 Aimar 6
21 Nuno Gomes 67' 4
7 Cardozo 5
11 Balboa 85 ' -
20 Di Maria 67' 2
9 Mantorras 76' 3
載せた二枚の写真は、前半44分クロス・バーに当てたアイマールのシュートのときのものかな? 左足で強烈なシュートだったのですが(しくしく)。
Liga – 24.ª jornada – 11/04/2009
Estádio da Luz, em Lisboa - Assistência 27.747
Golos: 0-1, To (23’)
BENFICA: Quim, Maxi Pereira, Sidney (Balboa, 86’), Miguel Vítor, David Ruiz, Reyes, Ruben Amorim, Carlos Martins (Mantorras, 76’), Aimar, Nuno Gomes (Di Maria, 67’) e Cardozo. Treinador: Quique Flores.
ACADÉMICA DE COIMBRA: Peskovic, Pedrinho, Luiz Nunes, Orlando, Hélder Cabral, Nuno Piloto, Tiero, Cris (Berger, 62’), Miguel Pedro, Caleiro (Éder, 59’) e Lito (Amoreirinha, 75’). Treinador: Domingos Paciência
Árbitro: Marco Ferreira (Madeira)
Disciplina: Cartões amarelos - Hélder Cabral (57’ e 73’), Nuno Piloto (66’), Reyes (69’), Luiz Nunes (77’), Amoreirinha (90+3’); Cartão vermelho - Hélder Cabral (73’).