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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

たった一年で?!

2009年04月14日 16時16分40秒 | LIGA SAGRES 08-09
Correio da Manhaの記事を読んで、とっても嫌な気分になりました:Benfica disponível para negociar Aimar 「ベンフィカはアイマールのパフォーマンスに納得していないので、チャンピオンズ・リーグを逃した場合アイマールを売る用意がある」という内容です。はあ?! あれだけ大騒ぎをして取っておいて、一年で売るって?! まあ、Correio da Manhaという全く信憑性のない新聞のことですから、真面目に考えるだけ馬鹿らしいような気はしますが・・・。でも、なんだかなあ、アイマールはスポーツ新聞を読まないから大丈夫だと思うけれど、こういう記事って頑張っている選手に失礼じゃないですか?! それを言ったら、キケ監督のことも失礼かもしれないけれど、監督は1年どころか数ヶ月で解任されることもありうる仕事ですよね。でも、選手は普通1年ごとに売ったり買ったりするものじゃないでしょう?(まあ、アイマールがどうしてもアルゼンチンに帰りたいなら仕方ないかなあと思うけれど。) ちなみに記事中には移籍先としてリーベルの名前が出ていますが、リーベルではせいぜい300万ユーロ程度しか払えないと思いますね。

パブロの他にもたくさんの選手の名前が放出候補として挙げられています。Correio da Manhaは数日前にカルドーソとディ・マリアを挙げ、昨日はA Bolaがレジェスの買い取りを危ぶみ、今日のO Jogoによるとカツラニスが300万ユーロで放出の予定なのだとか。そして、今日のA Bolaは、キケ監督は後1年留任の可能性が高いと書いています。Serbenfiquistaでは「結局監督は残り、選手が全部変わるってか?!?」と呆れられていますが、ルイ・コスタがそこまでクレージーではないことを願うだけです。

よく考えると、この状況はアイマールのバレンシア最後のシーズンにそっくりですよね。キケ監督にフォワードとして使われた挙句、得点力がないために左サイドに移され、チームは3位でフィニッシュ。監督を続けるかどうかでもめた末にもう1年続行が決定、その代わりにアイマールは放出。今回もパブロが売られたら(しかも10番のポジションでプレーしたのが二回しかなくて!)、いくらなんでも人が良いを通り越して、君は馬鹿?!と思ってしまいそうです(大変失礼)。

日本からの試合観戦という意味ではベンフィカもリーベルも変わらないから、どっちでもいいんですけれどね(怒)。少なくともブログの色は変えなくてもいいわけだし、リーベルだったらね。

CLを逃したときの損失

2009年04月13日 15時45分49秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日のA Bolaの表紙を見て、がーん。No Reyes without Champions。CLがないならレジェスの買い取りはできない、ということですね。はあ・・・。CLを逃すと、1000万ユーロの損失となるそうです。レジェスの残りのパスを買うには700万ユーロが必要なので、CL抜きのベンフィカには財政的に厳しいということだと思います。(A Bolaの記事本文がアップされていないので推測ですが。) ディ・マリアをなんとか2000万ユーロぐらいでどこかに売って、お金を捻出するわけにはいかないのでしょうか?? アイマールのチームメートにアルゼンチン人よりもスペイン人を希望するなんて思ってもいませんでしたが、実際のところディ・マリアよりもレジェスのほうがパブロと合っているような気がします。Serbenfiquistaで、以前「アイマールがレジェスにばかりパスするのはなんで?」と書かれていたことはご紹介しましたが、昨日今度はレジェスのスレッドで「レジェスはなんでアイマールにしかパスしないの? アイマールは君のボーイフレンドなの?」と書かれていたので、椅子から落ちそうになりました。いや、それはない(笑)。試合を見直しましたが、レジェスはちゃんとカルドーソにもパスしています。ただ、レジェスが右サイドからロング・パスを送るとき、アイマール、ヌーノ・ゴメス、カルドーソの中でパブロだけが、後ろからだぁーっと走りこんでくるので、パスを出しやすいんだと思います。後の2人は同じところに立っているだけなんだもの。

引き続き監督問題についても論議沸騰中です。キケ監督を解任すると220万ユーロ、スタッフの分も合わせると全部で350万ユーロの違約金が発生するそうです。い、痛すぎる出費ですね・・・。キケ監督の将来についてはまた新聞によって見方が分かれていて、Correio da Manhaは「首はすごく危ない。」という書き方。一方Jornal de Noticiasは、「また監督を替えてゼロからスタートするリスクを考えると、現在の流れとしてはキケ続投の方向。ただし、決定的な青信号ではない。」という論調です。練習のやり方などを含め、チームの大部分はキケ監督の能力を買っているのだとか。問題は試合内容が悪い、それに尽きますね。うーん、難しい。Serbenfiquistaのフォーラムでも、ほぼ半々に割れている感じかな。昨日の試合内容がわりと良かったので、少しキケ監督続投派が増えたような。

ところでアルゼンチンではものすごい記事が出ていました。Dos argentinos que no quieren en Portugal 「ポルトガルに留まりたくない2人のアルゼンチン人」というタイトルなんですけれど、一体それって誰?と記事を読んだところ、ディ・マリアとアイマールの話でした。Pablo Aimar y Ángel Di María están con un pie afuera del Benfica y se encuentran en la lista de "prescindibles" para la próxima temporada.(アイマールとディ・マリアはベンフィカから片足を出している、来季の放出リストに)って、はは、ディ・マリアはそうでしょうけれど、パブロについてはIt's just not true! 昔よくあったリバプールの記事と一緒で、完璧出鱈目だと思います。Pablo Aimar tendrá que marcharse también. Ayer fue uno de los mejores, pero gusta poco en Lisboa. リスボンが好きでない? どこからそんなことが・・・。まあ願望としてはポルトガルを出てほしいけれど、残念ながらありえないでしょう。

その他のベンフィカのニュースは、日曜日と月曜日が練習お休み。そういえば、今日はEaster Sundayでしたね。
ルイソンの怪我は大腿の筋肉の裂傷だったため、もう少し回復に時間がかかりそうです。
アカデミア戦で突然ベンチだったカツラニス、一体どうして?と疑問でしたが、胃腸炎のために100%ではなかったそうです。次節は普通に復帰できる予定。

昨日の試合のわりと良いダイジェストをYoutubeで見つけました。でも、左上に妙な怪しい画面が入っていて超邪魔。何か怪しい意図があるのかなあと思いつつ、一応貼っておきます。気が散るから止めてほしいものです。



昨日の試合のMaisfutebolとA Bolaの採点:
Mais(5点満点)---Bola(10点満点)

Quim 3---6

M.Pereira 3---6

Sidnei 3---5 (Balboa s.c---5)

M. Vítor 2---4

D. Luiz 4---5

C. Martins 3---6 (Mantorras s.c.--5)

R.Amorim 2---4

Reyes 3---6

Aimar 4---7 (estrella)

N. Gomes 2---5 (Di Maria 2---5)

Cardozo 3---6

アイマールはA Bolaで試合のMVP。Maisでも点数的にはそうですね。

写真を数枚:




 


この写真ではあまり目立ちませんが、結構髭が長く伸びていました。あと、髪はそろそろ切ったほうがいいのではないかと。リボンを付けたくなるほど、ふっさふさ。(禿げる心配は当分なさそうです。)

[Liga 24] Benfica 0 - 1 Academia

2009年04月12日 15時18分39秒 | LIGA SAGRES 08-09
With a little luck, it would have been two goals and two assists for Pablo. The reality is a defeat. It's so hard to accept this.



どうしていつもアイマールの試合には喜びと悲しみが同居しているのでしょう? 確かに昨日「元気に楽しくプレーしているパブロが見たい」と書いたけれど、実際今日のパブロはとても良くて、見ているだけで至福な、満たされた気持ちになれる、「サッカー見ていてこんな幸福感ってあり?」というようなプレーぶりだったのですが(特に前半)、チームは負けて、優勝はもちろん2位も絶望的。ポルトもスポルティングも軽く勝ってしまったものですから。ものすごく運が悪いのか、それともやっぱり実力がないのか、でも今日みたいなプレーを見ると、ずっと応援したいなと思ってしまうし・・・辛いものがあります(涙)。 

ダイジェストは、TV Benficaのこちら:Benfica 0-1 Académica (Liga Sagres 2008-2009) Highlights でも、これだとあんまりよくわからないですよね。個々のプレーは、オフィシャル・ページのビデオのほうがよくわかるかも:Benfica 0-1 Académica でも、ここにはなぜか審判のミスでオフサイドを取られたアイマールのプレーと審判に取り消されたアイマールのゴールが載っていないんです(怒)。一体なぜ?

さきほど前半のみを見直してみました。フォーメーションは予想通り、レジェスが右、アイマールが左。ピボーテが予想と少し違って、アモリムとカルロス・マルティンス。前線はヌーノ・ゴメスとカルドーソ。
前半5分に、マキシから左サイドを走りこんだアイマールにボールが出て、パブロはディフェンスを抜き去り、ほぼキーパーと1対1に。でもオフサイドの笛。ところがリピートを見ると全くオフサイドではないんです。もう何度も何度もオフサイド判定のミスが多すぎじゃないですか?(涙)

前半8分のプレー。これはオフィシャルにビデオあり。マキシからアイマール、アイマールからレジェスに決定的なパス。パブロ、タイミングを見計らって出したのになあ、レジェスはボールに触ることができませんでした。

19分にダビド・ルイスが決定的なチャンスを外した2分後、たった一回のコーナーのチャンスにアカデミアがヘディング・ゴールで先制・・・。

前半26分、これもビデオがありますね。ダビド・ルイスからアイマール、パブロが上手くカルドーソにスルー・パス。カルドーソ、決めてくれると思ったのに・・・。

前半42分、レジェス→パブロ→カルロス・マルティンス→パブロとボールが周り、最後にダビド・ルイスにラスト・パス、シュートは外れてしまったけれど、パスが4回繋がって綺麗でした。

前半44分、ビデオあり。レジェスが落としたボールを、アイマール、シュート。クロス・バーに当たってしまって(涙)。

アイマールの取り消されたゴールは後半57分です。コーナー・キックを後ろから根性で飛び込んでクリーンにヘディング・ゴールしたのに、その前にヌーノ・ゴメスがキーパーを押したとしてゴールは取り消し。テレビの画面で見ると、実際はキーパーが先にヌーノ・ゴメスにのしかかって押し倒しているのですけれど。はあ~。一瞬超喜んで、それから奈落の底へ突き落とされた気分でしたよ・・・。O Jogoでは、3人の専門家に意見を聞いていますが、二人がゴール取り消しは間違い、一人だけそれで正しいと言っています。ベンフィカは審判に抗議を申し立てるそうですが、今更そんなことをしても何の意味もありません・・・。
結局最後はアカデミアは退場者を出して10人になったのですが、どうしてもベンフィカはボールをゴールに入れることができずに0-1で敗北。

ちょっとびっくりしたのは、試合終了後(正確には終了少し前から)観客席で白いハンカチが振られていたこと。「キケ、辞めろ」という意思表示ですが、今日の試合での白いハンカチは、個人的にはとっても違和感がありました。先週の試合なら無理ないかと思うけれど、今日のベンフィカのプレーぶりはわりと良かったから。試合が終わる前からハンカチを振るなんて、必死でプレーしている選手たちに失礼なのでは? でも、後でSerbenfiquistaを読んだら、「ハンカチを用意していって、試合後に振ったベンフィキスタたちは恥を知れ。」といくつか書き込まれていたので、少しほっとしました。ただ、「この試合だけのためでなく、シーズンを通してのベンフィカのプレーぶり、キケ監督の指揮ぶりに自分はハンカチを振ったんだよ!」という意見もありますね。

そのキケ監督、試合中ぐったり椅子に座ったままで立ち上がることもなく、雰囲気的にかなり危ない様子。「もう辞任を決心しているんじゃ?」と推測する声もあるほどです。試合後の記者会見では「シーズン終了後に話し合い、自分にとってチームにとってベストな事を決める。」と話しました。まあ、まだ6試合ありますし、今日みたいな試合をしてくれるならキケ監督でもいいかなと思いますが、「今日は1点を追いかけていたから、主導権を取らざるおえなかっただけ。そうでなかったら、いつもどおりボール支配権は相手に渡していたよ。」という意見も。うーん、そうなんでしょうか。

最後にO Jogoの採点:

12 Quim 5
14 Maxi Pereira 6
27 Sidney 85 ' 4
28 Miguel Vítor 3
23 David Luiz 6
15 Rúben Amorim 4
24 Carlos Martins 76' 5
6 Reyes 6
10 Aimar 6
21 Nuno Gomes 67' 4
7 Cardozo 5

11 Balboa 85 ' -
20 Di Maria 67' 2
9 Mantorras 76' 3



載せた二枚の写真は、前半44分クロス・バーに当てたアイマールのシュートのときのものかな? 左足で強烈なシュートだったのですが(しくしく)。

Liga – 24.ª jornada – 11/04/2009

Estádio da Luz, em Lisboa - Assistência 27.747

Golos: 0-1, To (23’)

BENFICA: Quim, Maxi Pereira, Sidney (Balboa, 86’), Miguel Vítor, David Ruiz, Reyes, Ruben Amorim, Carlos Martins (Mantorras, 76’), Aimar, Nuno Gomes (Di Maria, 67’) e Cardozo. Treinador: Quique Flores.

ACADÉMICA DE COIMBRA: Peskovic, Pedrinho, Luiz Nunes, Orlando, Hélder Cabral, Nuno Piloto, Tiero, Cris (Berger, 62’), Miguel Pedro, Caleiro (Éder, 59’) e Lito (Amoreirinha, 75’). Treinador: Domingos Paciência

Árbitro: Marco Ferreira (Madeira)

Disciplina: Cartões amarelos - Hélder Cabral (57’ e 73’), Nuno Piloto (66’), Reyes (69’), Luiz Nunes (77’), Amoreirinha (90+3’); Cartão vermelho - Hélder Cabral (73’).

ナパ

2009年04月09日 23時41分02秒 | LIGA SAGRES 08-09
昨晩はだらだらと無駄に長く書いていて、書き忘れました。
今日、木曜日からNapa Valleyに行って一泊してくるので、一日ブログをお休みします。アメリカでの最後の旅行かなあ。お天気が珍しくあまり良くないので残念ですが、ちょっと有名なフレンチ・レストランを予約したので楽しみです。weinery巡りもしたいところですが、さて。

相変わらず監督の話

2009年04月09日 15時39分04秒 | LIGA SAGRES 08-09
キケ監督の去就はますます不透明になっているようです。リーグ・カップの決勝戦でスポルティングに曲りなりにも勝って、続投は決定的?と見られていたのですが、日曜日の試合のパフォーマンスがあまりにも悪すぎたために一気に雲行きが怪しくなってしまいました。いや、ほんと、日曜日の試合は衝撃的でした。一週間全く練習をしていないチーム相手にシュート4本って・・・この二週間ベンフィカは何をしていたの? 別に練習なんかしなくたっていいんじゃ?と思われても仕方ないですよね。

Serbenfiquistaで切れかかったファンたちのコメントが笑えるような、笑えないような。
「安定は大事だけれど、3位で安定なんて怖すぎ。」

「ベンフィカがバルサのようにプレーできたらなあ。」
「自分はパスが2本続けば、それだけで満足だよ。」
「大げさだなあ。パスが4本続けばOK。」
「自分は君たちより要求が高いぞ。パスが5本続けばスーパー満足だ!」

「Jorge Jesusに練習や戦術のことは任せて、キケには記者会見、テレビのインタビュー番組、雑誌の表紙を任せれば完璧。」
このJorge Jesusという人は、以前も書いた現Bragaの監督です。世界最高の監督になれる可能性がある、とまで書かれていますが、本当に?! ただ、アルマーニのスーツを着るようなタイプではないらしいです。ベンフィカのファンたちの中には結構ブランド志向で、外国人の監督が好きな人がいるみたいですが、そういう人にはポルトガル人のJorge Jesusは受けが悪いよう。「何も勝ち取っていない無名の監督。ベンフィカにふさわしくないよ。」と言う人がちらほら。でも、今シーズンBragaはIntertotoで優勝しているそうで・・・立派なタイトルですよね。
とはいえ、Jorge Jesusはすでにポルトとプレ契約を結んでいるという根強い噂があり、たぶんベンフィカには来ないでしょう。ルイ・コスタの長年の友人らしいのに、ちょっと残念かも。

今日のO Jogoに、ルイ・コスタはキケの続投を支持という記事がまた載っています。確かに、ベンフィカは1992年以来、2年続けた監督がいないらしいので、それって信じられない話です・・・。 安定性を理由にキケ監督が続けることを支持するベンフィキスタがいるのもよくわかります。
キケ監督の続投を支持する人たちの理由はこの「安定性のため」の一点のみなのですが、解任を主張する人たちの理由は結構たくさん。
・大金と投じてほぼ希望通り獲得してもらった選手たちを全く活用できていない。
・戦術に柔軟性がない。
・開幕から8ヶ月経つのに、チームのパフォーマンスは良くなるどころか悪化するばかり。
・去年から比べて守備の向上が言われているが、実は失点は増えている。

失点は、こんな感じです。

2008-09 22 golos 現在まで
2007-08 21 golos
2006-07 20 golos
2005-06 29 golos
2004-05 31 golos

後6試合残っているので、どんなに楽観的に考えても3点ぐらいは失点しそうです。そうすると確かに3~4年前よりは良くなっているけれど、過去2年よりは悪い数字ですね。

私は、やっぱりアイマールをもう少しだけ生かすようなチーム作りをしてくれさえすればなあ、と思います。怪我は多いし特別扱いはしたくない、チームの一つの駒として使いたいという意向はわかるけれど、ただでさえアイマールは自己主張をしない、チームのために自己犠牲を厭わないタイプの選手じゃないですか。キケ監督の下ではその傾向がどんどん大きくなって、まるで無色透明な選手みたいになっています。どうしてダビド・ルイスのようなディフェンダーが自由にプレーすることが許されて、パブロが駄目なのかわかりません。放っておくと勝手気ままにプレーしがちなダビド・ルイスやディ・マリアには少し厳しく指示を出して、おとなしいアイマールにはもう少し自由を与えてencourageしたほうが、絶対チームとして上手く行くと思うのですが・・・。第一ダビド・ルイスが攻撃参加するのと、アイマールがするのでは、パブロのほうが上手く行く確率は高いじゃないですか(泣)。そのへんのキケ監督のチーム・マネージメントがすごく不可解だし、結果的にパブロのモティべーションが少し下がり気味なのでは?と心配でもあります。(アイマールはプロフェッショナルだから大丈夫だとは思うけれど。それに、キケ監督と聞いた瞬間から全部予想されたことではありますよね。今更文句を言っても仕方ないし、とパブロは思っているのかも。)

 

続行? 解任?

2009年04月08日 16時23分28秒 | LIGA SAGRES 08-09
チャンピオンズ・リーグのマンチェスター-ポルトを見ましたが、ポルトは普通に強かったですよねぇ(鬱)。あのポルトだけを見たら、ポルトガル・リーグがどれだけものすごいリーグか誰にもわからないと思います。ベンフィカの試合しか見ていないから、リーグ全体はそれほど酷くなくて、ベンフィカだけが酷いのかもしれませんけれど。不思議なのは、この前ベンフィカがポルトと試合をしたときは、ポルトが特に強いようには思えなかったこと・・・。でも、だからといって、ベンフィカが今Old Traffordで試合をしたらボロ負けしそうなんですけれどね。

ポルトとベンフィカと何が違うんだろ?!と考えたのですが、選手たちがチーム・プレーをできているかできていないかかなあ、なんて素人ッぽいことしか思い浮かびませんでした。ポルトには、無謀なミドルを打ちまくる選手もいないし、Hulkはちょっとボールを持ちすぎなんじゃ?と思ったけれど、他には無理なドリブルを執拗にする選手はいないし、正しいタイミングでパスが回っているもの。ベンフィカでは3回以上パスは繋がらないので、ディフェンス・ラインからフォワードにロング・パス、またはサイドの選手が無理やりドリブル突破・・・この二つの攻撃パターンしかありませんから。

ベンフィカ首脳陣もさすがに日曜日の試合を見て「これはまずい!」と思ったのかどうか知りませんが、ミーティングがあり話し合いが行われたようです。その先がニュース・サイトによって分かれるのですけれど、Correo da Manhaによると、3位で終わった場合はキケ監督は解任、後任にエリクソンまたはスコラーリの名前が挙がっているそうです。一方O Jogoによれば、ルイ・コスタがキケ監督の続投を強く主張していて、その他の首脳陣もルイ・コスタの意見を受け入れたために、キケ監督の後一年の続行は保証されているとのこと。180度違う記事ですが(苦笑)、本当はどちらなのでしょうか。

何度も書いていますが、悩ましいところですよね~。キケ監督の手腕には疑問を持たざるおえないけれど、パコとスペイン語環境はアイマールにとって大事だと思うし。ただいくらフィジカルが良くなっても、自分のサッカーができないのでは意味がないですよね。

火曜日の練習では、レジェスが別メニューで練習。回復は順調で、土曜日のアカデミア戦には間に合うかもしれません。

右の写真はこの前のアマドーラ戦。書き忘れていましたが、パブロの顔自体は綺麗でした。ただほとんどボールに触っていなかったから、当然カメラにもほとんど映らなくて・・・。

四月だから?

2009年04月07日 16時41分57秒 | LIGA SAGRES 08-09
画像は悪いし、アイマールは一つも映っていませんが、昨日の試合のダイジェスト。冒頭の二つのヌーノ・ゴメスのシーンがPKです。こ、これでPKですか?!と驚きますけれど、アマドーラが取ったPKもよく見えませんね。でも、実際の試合ではもう少しはっきりしたPKだったかな? (酷い試合すぎて、昨日見たのにはっきり覚えていない・・・)



四月は、アイマールにとってはいつもあまり良い月ではないですね(ため息)。去年は手術からの復帰が遅れ気味で辛かったし、その前の年は膝の怪我が再発、その前はもちろん髄膜炎、更にその前は恥骨炎が再発、その前のバレンシア優勝の年は恥骨炎が初めて出て・・・。(書いているだけでどっと疲れました。)

Serbenfiquistaのパブロのスレッドで、Joan Carlesさんがこんな風に書いていたので、訳してみます:
アイマールはキケのバレンシアでもサラゴサでも何度も左サイドでプレーした。それは彼のベストなポジションからは程遠いが、それでもそこで偉大な試合をしたことがある。セカンド・トップとしてプレーして、素晴らしい試合をしたこともある。(ベストなポジションはもちろん10番のところだが)根本的な問題は、アイマールは「アンチ・サッカー」の中でのプレーを知らないこと。ボールが頭上3メートルを行きかい、精妙なパスの替わりに蹴りだけが入り、ラグビーが行われ、中盤でサッカーが存在しないとき、アイマールはボールを触ることができずに消えてしまう。パブロはとても良いサッカーのプレーを知っているが、先日のベンフィカがしたような試合ではプレーができない。ミステリーでも何でもない。
的確な意見だなあと思いました。リーガでも、オサスナなどフィジカルが強くて、荒っぽいプレーをするチーム相手には苦労していましたよね。もちろん厳しく言えば、そういう試合でも結果を出すのが真のクラックではあると思いますが・・・。ここでミステリアスなのは、アイマールがそういうラグビーみたいな試合では消えてしまう、結果を出せるタイプでないとわかっているのに、どうしてキケ監督は自チームにまでラグビーみたいな試合をやらせているのでしょう? アイマールにさえ我慢してもらえば、それが一番効率的に勝てる方法だから? でも、特に去年に比べて勝率は良くないですよね。それとも、キケ監督のせいではなくて、自然にベンフィカの選手がキック&ラッシュみたいなプレーを好んでやっているのでしょうか? (でも、ファンたちはこのプレー・スタイルに全く満足していないようなんですけれど。)

今日は練習がお休みでした。バルボアが来季構想外という記事、それからJornal de Noticiasには、ベンフィカの首脳陣がチームのプレーぶりに満足していないために、キケ監督の続投を疑問視しているという記事が載っていました。確かに昨日の試合は、今まで見たサッカーの試合の中で最悪に酷いぐらいだったかも。  

気が付けばもう金曜日

2009年04月04日 17時09分50秒 | LIGA SAGRES 08-09
写真は特に深い意味はないです。Youtubeを見ていたら見つけただけ。去年のものかな。上の写真のスーツ姿は結構いい感じなので、正面からの写真を見たかったです。何かのプレゼンのようですが、こんな写真どこにもなかったですよね。下の写真は、ポール・マッカートニーに似ている・・・。

練習にカルドーソ、マキシ・ペレイラ、ディ・マリアが戻ってきました。ルイソンは明日帰ってくる予定。
レジェスは、一部チーム練習に復帰。痛みがあってもプレーしたいと言っているらしいですが(お父さんによると)、どうかなあ? 「ほぼOK」とA Bolaなどは書いていますが・・・。

まったり過ごしているうちに、試合はもうあさって(日曜日)なんですね。今回の相手は、E. Amadora(E.アマドーラ)というチームです。後半戦になったら、チーム名をずいぶん覚えられるのでは?と期待していたのに、全然駄目です~。前半戦そういうチームがあったのは何となく覚えているけれど、試合の様子やアイマールがプレーしたかどうかは、全く思い出せません。はあ~。

このチームはお給料の未払いが続いていて、選手たちは抗議のためにこの一週間練習をしていないそうです! うわっ、それならベンフィカ絶対勝てそうじゃん!!と思いましたが、順位表をよく眺めると、E.アマドーラはポイント27で10位。降格圏からはずいぶん離れていますし、そんな悪い状況の中でこの順位はすごいですね。今年ベンフィカがあっさり負けたTrofenseが18ポイントですから、油断大敵ということで。

Moreira
Maxi Sidnei Miguel David Luiz
      Ruben Katso
Aimar             Di Maria
    Nuno Gomes Cardozo

Serbenfiquistaに上のような予想布陣が載っていました。アイマールとディ・マリアは左右が反対でしょう。それにしてもまたサイドかあ。あくまでファンの予想なので、キケ監督の頭の中はまた違うのでしょうけれどね。

朝からパブロ

2009年04月03日 16時19分05秒 | LIGA SAGRES 08-09
再放送のBenfica TVのアイマール・インタビューを見れました♪ 日本時間では23時頃開始で、ちょうど良い時間帯でしたけれど、どなたか見た方はいるかな? カリフォルニアでは、朝7時というとんでもない時間・・・。さすがに忙しくて、椅子に座ってじっと見る時間はなかったです(残念)。画面をキャプチャーするのも大急ぎだったので、笑顔も時折あったのにタイミング良く取れませんでした。

パブロ、この写真ではそんなに悪く見えませんけれど、映像では結構酷かったかなあ(汗)。無精ひげに髪はぼさぼさ、君は寝起きですか?!と聞きたくなるような適当さ。先日「muy natural」という形容を読んで想像したとおりだったかも。服は変柄Tシャツでなくてまだ良かったけれど(最近は超シンプル系?)、せめて髪くらいは梳かしたほうがいいのではないかと。それともここまでクルクルに伸びると、櫛なんて通らないから最初から諦めているのか・・・。

と外見のことばかり書いていますが、内容については、ポルトガル語字幕を期待していたのに、ついていなかったのでさっぱりわかりませんでした。スペイン語のリスニングはできずに、ポルトガル語が読めるというのも妙ですが、日本人ならそうなっちゃいますよね、と言い訳。でも字幕なしということは、ポルトガル人は完璧スペイン語は聞いてわかるということなんですね、便利でいいなあ。
そもそもPCの前に座って見る時間がほとんどなかったので、見逃したところがほとんどですけれど、唯一カンビアッソやリケルメの名前を出してから「この世代はペケルマンが作ったんだよ。」みたいなことを言っているのがわかったような。(よりによってペケの名前をパブロの口から聞くなんて!)

ベンフィカのほうの練習情報は、今日は全員ジムでの"gestión de esfuerzo"。この言葉の意味を教えてもらったところ、「負担の多いワークの後に、無理をせずに、ボールなどは使わずにジムなどで練習すること」だそうです。たぶん「調整」という日本語がぴったりかと。

南米予選に参加したルイソン、マキシ・ペレイラ、カルドーソ、ディ・マリアの四人がまだ戻ってきていません。怪我をしたルイソンはサン・パウロで検査を受けたところ、全治10~15日。カルドーソは試合には出なかったみたい。一方、レッド退場になったディ・マリアは「ディエゴ(マラドーナ)は僕に、落ち着け、お前はまだ子供だ、誰にでも起こることだ、この間違いから学べ、と言ったよ。」と話しました。アルゼンチン・メディアの騒ぎようは、ポルトガルの新聞にまで報道されているくらいです。Oleは、「ラ・パスの津波は、Diego 40%, altitude 20%, jogadores 30% e Bolivia 10%のせいで引き起こされた。」と報道しているらしい。altitudeは高度ですね。うーん、そうかな、高度の影響は40%ぐらいはありそうですが、その高度の影響を最小限に抑えるのが監督の仕事でしょ!という捉え方なのかな。

高地の思い出・・・

2009年04月02日 16時28分39秒 | LIGA SAGRES 08-09
すみません、ぼやけた写真で。Recordに「Is this really Pablo?!?」と思うような写真が載っていましたが、ちょっとあまりにも酷いのでここに載せるのはやめておきます。TV Benficaのほうの練習映像は、数秒だけしか映っていませんが、なんとなく動きが可愛い:TV-Benfica 01.04.2009 (1)

今日は怪我情報がいっぱい(汗)。そういえば、Serbenfiquistaのフォーラムのアイマールのスレッドで、「アイマールが怪我」と書いていた人、いくらApril Foolだからって、趣味悪すぎでしょ!!(怒)  
で、本物の怪我情報ですけれど、まずレジェスが左膝を捻挫で、日曜日の試合出場が微妙。その数時間後、ブラジル代表としてペルー戦に出ていたルイソンが前半12分に負傷退場。筋肉系の怪我らしいです。キケ監督、頭痛いですよね。

Recordにアイマールの昨日のインタビューの一部が紹介されていました。
"Foi buscar-me ao hotel e pediu que jogasse com a sua camisola. Falámos poucos minutos e ficou tudo acertado. Sei que o n.º 10 é emblemático neste clube, pois já foi utilizado por Eusébio e Rui Costa".

「移籍交渉をしたホテルで、ルイ・コスタが自分のユニフォームを着てプレーしてくれと言ったんだ。僕らはほんの数分話して、全ては整った。背番号10番がこのクラブで象徴的なユニフォームであることを知っているよ、エウセビオとルイ・コスタが着たものだからね。」
話し合いは10分どころか、数分だったそうです(驚)。ルイ・コスタも拍子抜けしたかも。ところで今日はボリビア-アルゼンチンが綺麗な画面でネット観戦できたので、最初から見ました。既にレジェスの怪我情報を知っていたので、後半55分頃の早い時間にディ・マリアが出てきたときには、「うーむ、困るなあ。日曜日にはプレーしてもらわないといけないのに。」とぶつぶつ。英語解説はディ・マリアのプレーを「アルゼンチンにはなかった新しい動きを付け加えている。」と言っていましたが、はっきり言ってベンフィカでいつもやっているのと全く同じプレーでした。左サイドを脱兎のごとく駆け上がり、パスを待つ味方を尻目にドカーンとミドル・シュート。(今回の試合では、高地でボールがよく飛ぶのでそれでいいわけですけれど)OK、どれだけディ・マリアがミドル・シュートをするか数えてみよう、と思い、2回まで数えたところで、いきなりレッド・カード退場になってしまいました。出場してからレッドまでわずか7分間! 相手の足を後ろから蹴ったという判定で、たぶん報復と取られたんだと思います。そこまでの悪意はなかったのでしょうけれど、ベンフィカでやっているとおりの大雑把で荒いプレーぶり。まあ7分間の出場ならば疲労の心配はなさそうなので、良かったと思うべきなのかも。

アルゼンチンのプレーぶりについては、ぼっろぼろでしたけれど、高地ですからね~、仕方ないと思います。3000メートル以上ですよね? ここに書いたかどうか忘れましたが、二年前だかにサンタフェのスキー場に行ったときが、やはり高度3000メートル以上でした。本当にちょっと動くと頭痛がして、むかむかと気持ちが悪くなるんです! 大人よりも更に子供のほうが症状が強く出るみたいなので、メッシやガゴはそれで駄目だったんじゃ? (いくらなんでももう子供じゃないかな) それが不思議なことに4日目にもう一度スキー場に行ったときには、体が高度に順応したのか全然平気になっていました。
4年前の前回予選時は、ペケルマンの完全Bチーム(今日の英語解説によるとghost teamと呼ばれていたらしい。酷いですね。)が行って、勝利をもぎ取ってきたんですよね。 で、もう一つの高地のエクアドルでしたっけ? アイマールを含むBチームが出向いて、今度は負けに終わり、ものすごく批判されていたっけ。パブロは確か中3日ぐらいでの試合で、息も絶え絶え~だったけれど、今から思えばそんな日程、そんな高度、そんなチームで活躍できるわけなかったですよね。そして、休養たっぷりのAチームがホームでブラジル相手に完勝・・・だんだん思い出して腹が立ってきました。そんなペケルマンのことを褒めるアイマール、私には100年経っても真似できそうもありません。

Benfica TVのアイマール(聞き書きです)

2009年04月01日 16時08分30秒 | LIGA SAGRES 08-09
アイマールのインタビューは予定通り放映されたみたいですが、全然中身についての報道はありませんね・・・。でも!、私は最初から諦めていたのですが、なんとネットで見れたらしいんです。えー、すごいショック。だって、私ってば、その時間、家でオンライン・トラフィック・スクールなんかやっていたもので・・・。

見た方によると、パブロはhumildad(謙虚)で、muy sincera(とても誠実)で、muy natural(とても自然)だったそうです。(と聞くと、どんな服装だったのか気になりますが。またトレーナーとかだったりして。)
バレンシアで優勝したこと(あのチームの一員だったことを誇りに思っている様子で)、手術はもっと前に受けるべきだったこと、ルイ・コスタに10分で説得されたこと(!)、6ヶ月に4回も筋肉断裂の怪我をしたこと、などなどについて話したようです。ルイ・コスタからペケルマン(!)からマラドーナまで、どの人のことも良く言っていたとか。怒りのような表現は絶対に口にしなかったそうです。マラドーナについては、ルスで挨拶を交わしたことに触れて、「でも彼はAngelito(ディ・マリアのこと)を見続けたんだけれどね~。」と笑いながら言ったんですって。

それにしても、ルイ・コスタの話を10分回聞いただけって・・・ほんっとにビクトル・フェルナンデスに説得されたときと一緒で、「ちゃんと将来のことをじっくり考えて決めたの?!」と心配になります。今更もう遅いのですが、チーム選びに失敗するのはパブロの悪い癖ですよね。

O Jogoにこのインタの内容が一つだけ出ていました。
Aimar disse que assim que falhou o penálti na final com o Sporting soube que o Benfica ia conquistar o troféu. "Sempre foi assim por onde passei. Sempre que marco uma grande penalidade, a equipa perde. Por isso, assim que falhei pensei para mim: está no papo",

「いつもそうなんだ。僕がPKに成功すると、チームは負ける。だからPKを失敗したとき、自分のためにすぐこう思ったんだ、今度は勝てるって。」
ははは、パブロ面白いです。そう言われてみると、負けていることが多いかな? でもそれはパブロが成功しているからじゃないと思うけれど・・・。それに、コンフェデ、メキシコ戦を忘れていますね! You forgot the game against Mexico in Confederations Cup 2005! You succeeded in PK and Argentina won! 

ところで、この前のカップ戦の直後、誰かがフォーラムに「アイマールは最後のカルロス・マルティンスのとき、膝をついて、見ないようにしていたね。」と書いていました。でも、ビデオで見てもわからなかったから、そうだったのかなあ?と思っていたら、 どうやらそのとおりだったみたい。
que preferiu nem ver Carlos Martins a marcar o último penálti. "São pequenas superstições."
カルロス・マルティンスのPKを見ようとしなかった。「ちょっとした迷信だよ。」とアイマールは言った。
あれは迷信だったのかあ。ベンフィカに来てからは、試合中のPKのときはちゃんと前を向いています。

火曜日にBenficaTVでアイマールのインタビューが放映予定

2009年03月31日 16時01分24秒 | LIGA SAGRES 08-09
だそうですが、RTP1とかならネットで見れる可能性がありますけれど、ベンフィカTVではどうやっても見れないし・・・予告されてもね~という感じです。
A BolaやO Jogoの予告記事によると、アイマールはファンのサポートを呼びかけ、またリーベルからベンフィカに至るまでの自分のキャリアを振り返り、ベンフィカ移籍に際してルイ・コスタが重要な役目を果たしたことなどについて話しているそうです。←大体この前の日本のサッカー雑誌で話していたことと同じでしょうか?(笑) 話す人が同じで、同じことについて話しているんだから、大体同じ内容になるのは仕方ないのかな。本当はダレッサンドロとの真実、バレンシアの真実なんて内容を聞きたいけれど、パブロにかかると、それぞれ「良い友達」「良い思い出」で終わってしまうんですよね~。

昨日書いた、デポルティーボのJoan Verdúという選手の続報が載っています。早速ポルトガルの記者が取材に駆けつけたらしく、本人の談話が! デポル残留が最優先とのことです。結婚したばかりで、これから子供も生まれる予定らしい。それは奥さんだって外国にお引越しなんて嫌ですよね。更にロッティーナ監督のコメントが載っていますが、アイマールとVerdúが似ていることを認め、「彼らは全く一緒だ。ただVerdúのほうが若い。」 なんでも、キケ監督は昔からこの選手が好きで、バレンシアにも連れていきたかったけれど、既にアイマールがいたため実現しなかったのだとか。
ええと、This doesn't make sense to me at all!! だって、今もベンフィカにはアイマールがいるんですけど? パブロと全く同じタイプだったとして、キケ監督はパブロさえも使いこなせていないのに、どう起用するつもりなのでしょう・・・。若い分、セカンド・トップとして有望そうとか? ヌーノ・ゴメスの契約を更新するのならば、もうセカンド・トップのタイプはいらないだろうし、トップ下で使うなら、先にアイマールのほうをそのポジションで試してほしいものですし。他にもっと補強するべきポジションがあるような気がしますね(ぶつぶつ)。カルロス・マルティンスだって攻撃的中盤の選手で、アイマールと重なっていると言われているのに。たぶん新聞もニュースがなくて暇すぎるのでしょうが・・・。

月曜日から練習は再開されています。カルロス・マルティンスが右足大腿にmialgia?で、ランニングのみ。キケ監督はスペインに行っていて練習に不在でした。火曜日は二部練習の予定。
上の写真は先週のもので、TV Benficaより。レジェス?がシューズをポンと放り投げているのに、地面にちゃんと置くパブロが映っていて、性格出ているなあなんて思いました。

補強の話

2009年03月30日 15時43分50秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日も練習がお休みで、全然ニュースがないもので、新聞サイトも暇つぶしに補強のニュースなどを書いています。でも、全く知らない選手ばかり。
1人は、ブラジル人の20歳の右サイドバックの選手、Patric Cabral Lalau。アンダー20の大会の世界チャンピオンで、ニュー・マイコンと呼ばれているそうです。でも、右サイドバックって、マキシがいるのに・・・。

もう1人は、デポルティーボ・ラ・コルーニャのJoan Verdú。今年5月で26歳になります。デポルとの契約は今シーズン限りで、契約更新をしない見込みのため移籍金は発生しません。デポルの選手なら知っていてもおかしくはないはずですが、記憶がないです。O Jogoによると、攻撃的中盤の選手で、ゴールも多い。ただしフィジカルの問題を抱え、もう少し筋肉を増やす必要がある。・・・アイマールのタイプですか?! あっ、ゴールの点では違いますが。パコが、そういうタイプならケアに自信ありと言ったとか?

冗談はさておき、この選手を私は見たことがあるのか?と過去二年のデポルとアイマールの対戦結果を調べたところ、2回出場あり。はー、私の記憶がまずいだけのようですね。

07年1月28日 リーガ20節

Zaragoza 1
0-1. min.21. Taborda
Deportivo 1
1-1. min.79. Diego Milito (p).

1 - Zaragoza : César; 'Chus' Herrero, Sergio Fernández, Gabriel Milito, Juanfran; Lafita (D'Alessandro, min.46), Piqué (Oscar, min.46), Zapater, Aimar (Longás, min.64); Sergio García y Diego Milito.

1 - Deportivo: Aouate; Manuel Pablo, Arbeloa, Andrade, Filipe; Estoyanoff (Verdú, min.73), Duscher (Juan Rodríguez, min.46), De Guzmán, Cristian (Lopo, min.61); Arizmendi y Taborda.

でも、この試合は放送がなかったのでした・・・。 アイマールが膝の捻挫を再発させて、途中交代した試合でしたね。痛そうで、すごくショックだったけれど、今から思えばたいしたことではなく思えるのが恐ろしいところで・・・。


07年12月16日 リーガ16節

DEPORTIVO 1
ZARAGOZA 1

Deportivo: Munúa, M. Pablo (39'), Piscu, Coloccini, Filipe, D. Guzman, A. Tomás, Cristian, Verdú (46'), Guardado, Xisco (66'), Aouate, Chapi (39'), Rubén (46'), Riki (66')

Zaragoza: César, Diogo, Sergio, Ayala, Juanfran, Sergio G. (57'), Celades, Zapater, Aimar (46'), Oliveira, D. Milito, Óscar (46'), Gabi (57')

Goles: 0-1 (16'): Diego Milito resuelve de cabeza en el área tras un rechace. 1-1 (52'): Coloccini, también de cabeza en el área tras un centro de Guardado.

昨シーズンの12月、アイマールが痛みを押して出場したけれど、結局前半しか持たずに交代した悲しい試合。今見ると、このVerdúという人も前半だけで交代しています。でも、この試合もやっぱり放送がありませんでした。これじゃ、選手を覚えられないのも当然です。(それにしても、試合のクロニカを読み直したら、この時点でもクラブは恥骨炎を発表していないので、こちらも一体パブロどうしたの?とボロボロの状態。はあ、酷かったな、昨シーズンは。)

アイマールのサラゴサ移籍後初めての試合だった06-07第一節、そしてアジャラさんのゴールで追いついた昨シーズン最終盤のほうのデポル戦には出場していないようです。こうしてみると、放送がなかった試合にばかり出ているから、きっと印象が薄いんですね~。パブロが鼻の骨を折られた試合でも出場はないし。というわけで、調査に時間を掛けたわりにはどんな選手なのかさっぱりわからないままでした(汗)。

最後におまけで、昨日貼った動画の同じ作者のリーグ・カップ優勝記念動画。こけしみたいに立っているパブロと、綺麗なアップがあったので・・・。作者の方はセンチメンタル系の音楽が好きなようです。





Love Supreme

2009年03月29日 16時53分37秒 | LIGA SAGRES 08-09
今日は練習もお休みだし、ほんっとにニュースがありません。
O Jogoに、ルイ・コスタがスポーツ・ディレクターになって変わった10のこと、という記事が載っていて、興味深かったけれど、わざわざ訳すほどでもないかなあ。一つだけ。ルイ・コスタはコンピューターに結構強いそうです。エクセルを使って、選手やチームのデータ用にグラフ・表を作成。インターネットも長時間利用するそうです。へぇー!と一瞬びっくりしましたが、ルイ・コスタは36歳。ちょうどPCにわりあい強い世代かもしれませんね。

アルゼンチン代表の試合を最後の30分間だけ見ました。余裕で楽勝の展開に見えましたが・・・。相手のベネズエラは特に強いチームというわけでないでしょうけれど、マラドーナ監督で別に問題はなさそうですね(笑)。

この前、マラドーナのYoutube動画を見たら、パスがアイマールによく似ていてすごくびっくりしました。(まあ、正確にはアイマールのパスはマラドーナに似ている、ですね。)でも、今その動画を貼ろうと探しても、多すぎてどれだったかわからなくなっちゃった。お気に入りにでも入れておけばよかったなあ。いくら文章で「似ていたよ」と書いても、映像がないと何の信憑性もありませんものね。とにかくその動画を見て、「あれっ、マラドーナってこんなプレー・スタイルだったんだ」と意外に思ったんですよね。ドリブルのイメージが強かったのかな? メキシコ大会から、イタリア大会、アメリカ大会とマラドーナを見ているようで、実際には有名な5人抜きやハンド・ゴールしか思い出せなかったりします。ドリブルやシュートはやっぱりメッシに似ているけれど、パスはメッシというよりアイマール。でも、映像が欲しい。

それで、Youtubeをひっくり返しているうちに、なぜかベンフィカのこんな動画に遭遇しました。今年の2月にアップされたもののようですが、ベンフィカの選手たち、特にアイマールが超格好よく超COOL!に編集されています。音楽もいいので(少し古めかしいけれど)、ぜひ見てね。



画面の色を少しセピアっぽくしてあるところが、アートな感じです。パブロにはぴったり。ゴール後のジェスチャーとか、性格は地味なくせに恐ろしく絵になるんですよね~。

アイマールとレジェスが練習に復帰

2009年03月27日 15時50分58秒 | LIGA SAGRES 08-09
フィギュア・スケートのライブ放送が、夜の8時から10時と超最適な時間で、つい釘付けに。アメリカに来ての四年間で、こんな快適な時間帯にスポーツを見るのは初めてです(笑)。スケートのブログではないので、詳しく書きませんが、最終滑走者の転倒には動揺しちゃいました~(ついさっきのことなので)。アメリカの解説陣(スコット・ハミルトン含)は、ライサチェックは別格として、パトリック・チャンを絶賛、ブライアン・ジュベールに極めて批判的でしたね。芸術性がない、とばっさり。その流れで小塚選手のことは褒めていました。

さて本題に入るとして・・・こんな風に呑気にスケートの話を書けるのも、今朝一番に「アイマールとレジェスは、制限なしに練習」という記事を読んで、とてもほっとしたからです。良かった。でも、一体この二日間はどうしてだったのでしょう。この前の試合の後半、急にとても疲れていたらしいので、体調的にあまり良くなかったのかな?

練習には復帰したものの、金曜日の親善試合ボアビスタ戦にアイマールとレジェスは召集されていません。無理することもないですもんね。
召集メンバーは:
GK: Moreira e Quim;
Defesas: David Luiz, Jorge Ribeiro, Sidnei, Pedro Eugénio e Ivanir;
Médios: Balboa, Fellipe Bastos, Rúben Amorim, Urreta, Carlos Martins, Yebda e Rafael;
FW: Nuno Gomes, José Alves e Adriano.

カンテラ(とは言わないですよね)の選手が5人呼ばれたそうです。試合は金曜日20時半から、中継はBenfica TVです。(なのでこちらでもテレビ放送はなし)
この試合の後二日間お休みがあって、練習は来週月曜日に再開されます。

O JogoやA Bolaに「ベンフィカはとてもレジェスに頼っている。」という記事が載っていて、これはキケ監督が新たに行ったインタビュー(連日インタビューを受けているよう)の中で話した言葉を元にしたもの。(そんなにレジェスに依存しているかなあ? そんな感じはあまりしないけどなあ。)と不思議に思いましたが、O Jogoの記事にはレジェスのゴールやアシストのデータが載っています。4ゴール、5アシストは、依存しているというほどでもないような・・・と思いつつ、まあそういう見方もあるのね、と他の記事に進みました。するとSerbenfiquistaのフォーラムで、「キケ監督の言葉は、”私たちは彼のことをとてもpendiente(待っている)。興味深い性格をしているが、安定したレベルの感情のバランスを保つのが難しい”だよ! 新聞記者がこんな間違いをするなんて、サッカー選手のミスを指摘する資格があるの?」なんて書かれていました。確かに、pendienteとdependienteでは全然違う言葉だということが日本人にもわかりますよね。おかしいと思った・・・。