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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[Liga 27] Real Zaragoza 2 - 1 Atletico

2008年03月09日 17時09分24秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
日本では放送がまだだと思うので、試合経過についてあまり詳しく書かないことにしますね。
この試合を見ていて思い出したのは、ラニエリ解任直後のベティス戦(あっ、バレンシアの話ね)。あのときも良い出だしだったのに先制されましたよね。今日の試合も、「今日は行けるかも?」と思い始めた矢先に失点してしまって。でも、なんとなくそのベティス戦を思い出し、大丈夫、きっと逆転できるという気がしていました。ただあの時と違うのは、アイマールがいないことです・・・。

その逆転なのですが、サラゴサが先制点を逆転してリーガで勝利したのはなんと昨シーズンの3月4日ソシエダ戦(3-2)以来なのだそうです。(国王杯ではポンテべドゥラ戦でありますが) あのソシエダ戦は、アイマールが膝の怪我からリーガに復帰した試合で、自分でゴールを挙げた後観客席に投げキッスをしたんですよねえ。もう一年経つなんて。I miss Pablo so much!

今日は全体的に見てサラゴサのほうがアトレティコよりも良かったし、順当な結果だと思います。でも、ものすごく幸運だったことも確かです。下手したら前半途中で0-2になる可能性だってありましたし、危うくバレンシア戦の二の舞で最後に追いつかれるところでした。フォルランのあれは、もう駄目だあ!と半分目をつぶってしまった・・・。
そんなサラゴサには珍しい幸運は、もしやビジャノーバ監督がベンチを入れ替えたおかげでしょうか?! 通常ビジターが使うほうのベンチをサラゴサは使ったのだそうです。ビジャノーバが頼んだためですが、「自分の妙な習慣でね。それに第四審判と話すのが好きだから、近くなっていいでしょ。」と説明しています。

どおりでベンチが映ったとき、一瞬どちらのチームのものかわからなかったんですよね。特に試合の最後のほうでひと悶着起こっているのが画面に映し出されたとき、何が何だかわかりませんでした。これはペリオディコによると、アジャラとセサールの処置のためにピッチに出たビジャヌエーバ医師に、アギーレが「あんたたちは2部行きだ。」と言ったために、喧嘩になったのだそうです。一瞬誰かが退場になったのかと思いましたが、周囲の人になだめられ事なきを得ました。失礼な! そもそもアグエロが「今のサラゴサはすごく悪い。」とおとといだったか話しているのを読んだとき、「油断してくれているかも」と期待していました。バルサ戦の後で緊張がかなり切れていた上に、二部に片足を突っ込んでいるチームとの対戦という油断もあったのだと思います。

ビジャノーバの談話の一部:
「いつも同じことを言っている。選手たちにプレーしてほしいスタイル、私の求めていることを言っている。だからそれをやらない選手はプレーをしない。私はとても率直に話し、選手たちは私のメッセージを直ちにつかんだ。この態度と私たちが持っているレベルがあれば、とてもよくプレーすることができる。選手たちがまず最初に納得して、それが今日の試合の鍵だった。私はまだもっと良いサラゴサを求めている。」
Aupaでは、マトゥザレムとオスカルが絶賛されています。ま、それは当然なんですが、個人的には勝利の鍵はセサールのセーブかと。
これまでの試合と違って、中盤を支配できていました。ただ振り返ってみるとあまり決定的なゴール・チャンスはなかったかな。ディエゴにいい形でボールが渡る場面は少なかったような気がします。気になったのは、ディエゴと交代で試合の最後のほうで出てきたオリベイラが全然やる気がなかったこと。スタメン落ちがショックだったのかもしれません。(でもビジャノーバ監督の言葉からすると、この態度はやばいような。) そしてフアンフランは相変わらずmal。5枚目のイエローをもらったためビジャレアル戦は出場停止ですね。ただそうすると、パレデスが左SBで、パボンが真ん中? Even much worse...

さて、アメリカは日曜日から夏時間に。正式には午前2時に一時間時計を進めるのですが、そんな時間にそんなことできないのでもう家中の時計を進めておきました。一時間損をした気分です。大体、11月始めから3月始めまでの4ヶ月だけ通常の時間で、8ヶ月間も夏時間だなんて自然に反していると思います。
そういうわけで、ブログをアップする時間も今までより一時間早くなるはず・・・。

PREVIA [Liga 27] Zaragoza - Atletico

2008年03月08日 17時57分12秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
また愚図愚図していたら、こんな時間になっちゃいました。
明日はアトレティコ戦、現地時間22時から。最近いつも思うのですが、試合の前日というのは書くことがあまりありません。それに絶対にアイマールのニュースはないから、ものすごく憂鬱です。泣き言を一杯書きたい気分だけれど、我慢、我慢、我慢。書いたって何が変わるわけでもないんだし。
不思議なのは、ロマレダでの試合でも観戦しているアイマールの映像を一度も見ませんよね? 以前は必ず映されていたのに。Agustin君やSaraちゃんたちと一緒に普通の場所で見ているのかな。

アトレティコ戦の布陣のほうは、昨日書いたとおりの4-1-4-1。なので、予想スタメンは、ディオゴ、アジャラ、パレデス、フアンフラン、リュクサン、マトゥザレム、オスカル、セルヒオ・ガルシア、ガビ、ディエゴ・ミリートです。それぞれのポジションも昨日書いたとおり。
アトレティコについては、ポメさんのブログを参照ということで。二日ぐらい前にペリオディコで、アギーレはサイドをシマオではなくレジェスにすると読んだような気がします。個人的にはレジェスよりもシマオのほうが断然好きですが、サラゴサにとってはレジェスのほうがまだいいかも。でも、サラゴサで相対するのは今回はセルヒオ・ガルシアではなくガビかあ。うーん・・・。

へネレーロがまた足の指を怪我して召集入りが危ぶまれ、Aupaでも恐慌を来たしていました。でも検査の結果骨折などはないことがわかり、追加で無事に召集されています。
金曜日ビジャノーバ監督は40分も選手たちに話をしたそうです。40分とは長時間ですよね。いったい何を話したのでしょう? 記者会見では、「選手たちは戦術を欲していた。どうプレーしたらいいのか知りたがっていた。」などと話しています。

今気がつきましたが、日本ではライブ放送はないんですね。GolTVはもちろんちゃんとライブ放送してくれるので、ネット放送はあると思います。日曜日なので時間の余裕がある方は一緒にGolTVの映像を見ましょう・・・。
テレビでのライブ放送といえば、サラゴサが勝つところを恐ろしく長いこと見ていない気がします(涙)。もしかして最悪の内容でたまたま勝った大昔の前半戦のセビージャ戦が最後?! (日本ではレバンテ戦が放送されたんですよね、前半戦の話ですが。) 大量失点で負ける試合ばかり見せられて、正直明日の試合も見るのがすごく怖いです。セビージャ戦のときは英語の解説でさえも悲しくて聞いていられなかったほどですが(文字通り耳を抑えていました)、明日はどうでしょう。

右の写真は何かといいますと、2003年のアイマール。いえ、パブロのインタの続きを書くつもりだったのですが・・・今日も書けそうもありません。


[Liga 26] Levante 2 - 1 Real Zaragoza

2008年03月03日 16時59分30秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
さっき怖々順位表を見てみたら、ついに事実上の降格圏入りですね(涙)。18位がレクレ、得失点差の違いから17位がサラゴサになっていますが、ポイントは同じ29ですから。ビルバオにもデポルティーボにもベティスにもオサスナにも抜かれてしまいました・・・。
降格圏のチームを応援するなんて生まれて初めての経験です。信じられません。アイマールだって自分のチームが降格圏にいるのは生まれて初めての経験に違いありません・・・。

ペリオディコを読んだら、激怒記事が載っていました。


レアル・サラゴサの選手全員は、なるべく早く公開の記者会見を開いて、昨日バレンシアで行った説明しがたい行為についてファンに謝罪しなければならない。彼らの横にはアガピト・イグレシアス、エドゥアルド・バンドゥレス、チームのスタッフ、ボランティアたちまで全員がいなければならない。なぜなら全員がこの近づきつつある降格に責任があるから。それは、教養、敬意、恥の観点から実施するべきもの。昨日彼らは負けを前にしてだけでなく、降格を前にしてでさえ、最低限の恥をも欠いていた。
(中略)
競争力を取り戻すための個人的、サッカー的な苦しみは、サラゴサに残されている最後のもの、ファンたちの前で虚栄心、無礼、無頓着な行為を脱ぎ捨てる儀式を必要としている。


まあ、これはちょっとセンセーショナルな書き方のような気がするな。ファンたちが謝罪を求めているならともかく、謝罪なんかより勝利を求めているでしょ、彼らは! Aupaを読んだ感じでは、怒りというよりも、降格圏が現実になったことへの恐怖、パニックのほうが大きいように思います。それから、どうしてこうなったのか理解できないという信じがたい気持ちと。つまり私たちと同じですね・・・。

このペリオディコの記事にもあるのですが、一部の選手たちにはイルレタを信用できない気持ちがあるという噂があります。先週の選手たちだけのミーティングで、「イルレタの指示には従わずに、自分たちのやりたいようにプレーしよう。」と話し合われたという噂まであるのですが、まさかですよね??
ペリオディコは、これはイルレタの責任ではなく全部ビクトル・フェルナンデス(ご丁寧に斜体になっている)のせいだと書いていますが、イルレタが指揮を取ってからの6試合、最初の試合でゴールした以外はディエゴが5試合ゴールなしというのは、偶然とは思えません。結局、選手たちはイルレタの試合に適応できていないということなんでしょうか??

Aupaの管理人の一人が「レバンテに負けたということは、一部でサラゴサは最悪のチームということ。それはつまり降格は免れないということだ。」と書いていました。確かにそうなんですよね(泣)。
あと4試合に勝つ必要がありますが、アウェイでは勝利の可能性はないので、ホームでの6試合で4勝しなければなりません。アトレティコとマドリードには勝てないとして、アルメリア、ベティス、レクレ、デポルティーボに勝利が絶対に必要ということです。問題はこの4チームのうち3チームは降格圏をめぐる直接のライバルということ。引き分け狙いでくることは間違いありません。現時点では悲観的にならざるおえない状況なのですが・・・。
(さすがに今日はアイマールのインタはやめておきます。)

[Liga 25] Sevilla 5 - 0 Real Zaragoza

2008年02月24日 17時14分07秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
5-0って・・・。昨日バルサ戦の写真なんか載せたのがいけなかったのでしょうか?(涙)。あのカンプ・ノウの試合よりもっと悲惨な試合を見せられるとは夢にも思っていませんでした。私なんてサラゴサのにわかなファンなだけだから自分のことはどうでもいいです。でも、昨日の選手たちのプレーぶりは、何年も何十年もファンをやっているサラゴシスタたちにいくらなんでもあまりにも失礼じゃないですか?? 個人の能力の差ももしかしたらずいぶんあったのかもしれない。でも水曜日にイスタンブールまで行って試合をしたのはセビージャの選手たちのほうです、サラゴサの選手たちではなく。それなのに、体力でも気力でも完全に圧倒され続けた90分間ってどういうこと?? 理解不能です。サラゴサの人たち、テレビを消してしまった人も多いみたいですね・・・。

前半19分にセルヒオ・フェルナンデスが膝を負傷したためパボンと交代して全てが終わったという見方もありますが、その前からプレスが全然ないように見えたので「VFの試合と変わっていないじゃん。ああ、今日は駄目そう・・・」という嫌な予感が私はしていました。それにしてもパボンが入って最初のプレーで失点するなんて。この選手、その後もずうっととんでもなかったように思いますが、ピケの代わりがこの人とは今更ですが心底泣けます。選手のことを悪く言ったりしてはいけないけれど、でもやる気すらないような気がして、はあ・・・。
このところAupaでサパテルが絶不調と批判されていましたが、確かに~と納得。でもサパテルに替えてセラデスというのもどうかと。更に納得が行かなかったのがオリベイラに替えてチュース・エレーロの交代。ディオゴがイエロー二枚で退場になった後の交代ですが、この時点でもう4-0です。これ以上何か守ることがあるの?? ビクトル・フェルナンデスの采配にもいっぱい不満はありましたが、少なくともVFだったら3-0で負けていた後半頭からマトゥザレムを入れるとかして、局面を変える努力はしてくれたんじゃないでしょうか。実際前半は最悪でも後半良くなる試合は多かったし(その逆もありましたが)、あのバルサ戦だって後半は今日ほどのとどめもない悲惨さではなかったように思います。

Aupaでも、まずチーム全体への批判(この数年で最悪の試合だ、など)、選手個人への批判(パボン、サパテル、ガビ、フアンフラン、ディオゴが特に)、イルレタへの批判(守備がVFのときと変わらない悪さなのに、唯一良かった攻撃まで駄目にしてしまった)、そして降格への危機感。
はあ・・・。今日5失点もしてしまったせいで、得失点差が一気に-7に。似たようなポイント差のチームが多い中で順位を落としてしまいました。更に明日の他チームの結果次第では、いよいよ降格圏が現実的なものになります。おとといは「二部に行くようなチームには見えない。」と書きましたが、残念ながら今日のサラゴサは「二部に行ってもおかしくないチーム」でしたよね?(泣)

恐ろしいのはHELLなのは今日の試合だけではないこと。セルヒオ・フェルナンデスはたぶん膝の靭帯の捻挫、リュクサンは5枚目のイエローで出場停止、ディオゴはレッドで出場停止と、三人もの選手が来週の試合に出れません。次はレバンテなんですが、アウェイなんですよね。レバンテにだってパボンがCBでは勝てそうもありません。ちなみにサラゴサのシーズン43失点はレバンテの42失点を抜いてリーガ最下位になりました。(ただしレバンテは明日バルサ戦なので、失点は増えるかも。)どう考えてもこれって尋常ではありませんね。

また守備崩壊の上に攻撃陣まで崩壊の証拠として、ディエゴが4試合ゴールがないままです(トータルで14ゴール)。ルイス・ファビアーノは今日も2ゴールを決めて、もう19ゴール。ずいぶん差をつけられちゃいました。
はあ、ほんっとに悪いニュースばかり。不幸にほとほと嫌気が差して、思わずセビージャの見事なサッカーに見とれてしまいましたよ。あんなふうに満員のホームの観客の前で会心の勝利を挙げられたらどんなにhappyだろうなあ。羨ましいの一言・・・。



 



PREVIA [liga 25] Sevilla - Real Zaragoza

2008年02月23日 17時09分43秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
右の写真は、明日の試合と何の関係もありません。最近見つけたので載せてみただけ。理想的には毎日アイマールの写真があるといいなと思っているので。あの忌まわしい前半戦のバルサ戦ですけれどね。今見ると懐かしい紐ほどけユニです。でも、今のアディダスのユニフォームよりも、実はこのときのユニのほうが好きだなあ。そして紐ほどけユニよりも、昨シーズンの紺色のユニのほうが好き。幸か不幸か今のユニはほとんど放送がないので目にする機会も少ないし、アイマールが着ているのを見たこともほとんどないですけれど・・・。

さて、明日の試合ですが、サンチェス・ピスファンにて22時より。また遅い時間だなあ(苦笑)。
MarcaのPreviaが一番まとまっているようだったので、こちらの記事をベースに。

一番の注目は、リーガきっての強力FWコンビ同士の対決。カヌーテとルイス・ファビアーノ、ディエゴ・ミリートとオリベイラの二組は、合計で50得点ものゴールをたたき出しています:それぞれ仲良く25得点ずつ。

チームとしては、セビージャは上り調子でこの4試合負け知らずです。12ポイント中10ポイントを獲得。ただし、ミッドウィークにCLを戦っているために、疲労は少しあるかも。一方のサラゴサは、前節の騒動の後でどれだけ冷静に試合をできるでしょうか。UEFA圏内を狙う位置のためにはそろそろ最終列車となりそうです。
サラゴサにとって困ったことに、今度の審判ルビノス・ペレスは、昨シーズンの第二節エスパニョール戦でポンシオに一発レッド・カード(よく覚えていますよね!)、セルタ戦でサパテルに二枚のイエローで退場処分、今年の国王杯ポンテべドゥラ戦でディエゴに一発レッド・カード(記憶に新しいですよね!! その後撤回されましたが。)を出した人です。この審判の下ではサラゴサは一度も勝ったかとがないそう。あらら~。

更に、セビージャは2007年11月からホームでは負けなし、一方のサラゴサはアウェイでの成績がリーガで下から二番目、33ポイント中6ポイントしか取れていません。なんとアウェイ・ゲームの最近20試合のうち1試合しか勝っていないのです。統計的に見れば、負けを宣告されているようなものですが、まあサッカーは何が起こるかわかりませんから・・・。セビージャが油断して舐めてかかってくることを祈りましょう。逆に勝てたりすると、とても大きな自信、そしてターニング・ポイントになると思うのですが・・・。

サラゴサの先発イレブンはバルサ戦と同じものになる予定。マトゥザレムは今週みんなと同じレベルで良い練習をこなしたために、後半に出番があるはずです。
バルサ戦の悔しさを晴らすためにも、選手たち全員がんばってほしいな。GOOD LUCK!


[Liga 23] Osasuna 1 - 0 Real Zaragoza

2008年02月11日 18時06分12秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
Kily, golazoooo!!! いえ、さっき昼間録画しておいたロサリオ・セントラル-ボカの試合を見たものですから。こんなところにキリ・ゴンザレスがいるなんて全然知らなくて、興奮してしまいました。しかも同点ゴール。その他のプレーも良かったんじゃないかな。Believe it or not(FSCの実況の人の口癖)、キリのほうがロマンよりも目立っていました。アルゼンチン・リーグが面白いのはやっぱり守備陣があまり上手くないからかも。それに、訳のわからない盛り上がりが地球の裏側の非日常という感じで、いいんですよねえ。初めてサッカーを見たころを思い出します。これからアイマールが復帰するまで、このブログをパブロにゆかりのあった選手たちを応援するブログに変えようかなんて思ったり。

とはいえ、嫌々現実に戻りますと・・・サラゴサは負け。ヘラルドによりますと、
サラゴサはオサスナ戦で残念な姿をさらし、これからの成長の鍵となる試合を失った。オリベイラとミリートは、先制点となるはずだった二つのゴール・チャンスに失敗し、ハーフ・タイム直前にプラシルが先制点を挙げた。
どの新聞もいっせいにイルレタに疑問をつけています(汗)。
エキポ:
レアル・サラゴサはパンプローナで負けるべくして負けた。オサスナが良かったからではなく、サラゴサには深刻なまでに野心がなかったからだ。ゴールもなく、アイデアもなく、サッカーもなく、個性もないのでは、勝利は不可能だ。イルレタの新しいサラゴサは明らかにボールを大事にしないことを我々は知っていた。しかし、それはあまりにもだ。このチームはシーズンの残りもそのようにプレーし、昨日もそのようにプレーしたが、それが正しいやり方ではないことを証明してみせた。

イルレタはチームにゲリラ的な性格を持たせようとしている。堅固なディフェンスからカウンターをしかけ、無慈悲にゴールをして、また閉じこもる。問題は相手チームが同じようなスタイルを持っていると、混乱してしまうということ。それが昨日起こったことだった。オサスナはちょうどサラゴサと同じようにプレーしたのだ。結論:このような二つのチームが対戦すると、先に得点を挙げたほうがポイントを得やすい。
Heraldo:
イルレタはそこまで先発のイレブンを信頼しているのか? 昨日のように試合がひっくり返されたとき、戦術のオプションはそんなに少ないのか? とても小さな敵相手に1-0で負けているのに、イルレタは72分と78分の交代まで死んだチームを生き返らせるために動かなかった。試合の流れの読み方は心配になるほどだ。イルレタはガビのどこが良いのだろう? またもや左サイドで残念な出来だったのに。セラデスが最初から停滞していることを見るのがそんなに難しいのだろうか? なぜチームは時間が進んでも同じようにしかプレーしないのだろう? パンプローナでの敗戦は深刻な失敗であり、非常に手痛いものだった。
どうやら守備陣は安定していたようですが、これは両サイドバックが一切上がらず、守備に専念しているため。中盤も含めてとにかくがっちり守ってカウンターという戦術なので、相手に先制点を取られるとどうしようもないらしいんです・・・。昨日の試合も、前半オリベイラとディエゴがキーパーとの1対1を外し、前半のロス・タイムにプラシルが守備陣のミスを利用して先制点。後半のサラゴサは何一つできなかったそう。私も1-0のままで終わるとは思っていなかったのでびっくりしました。VFのときなら、1-1に追いついてから2-1で結局負けなどの展開が多かったので。

Aupaでも「これはアンチ・サッカー!」「攻撃するようにデザインされたチームをこんな風に守備的に変えるのはあり得ない!!」など批判が。ほーんとに上手くいかないものですねえ。攻撃陣は好調なのだから守備さえもう少し安定すれば、と思うのですが、現実には守備を強化すると、攻撃陣は点を入れられなくなってしまう。イルレタの一試合目は2得点、二試合目は1得点、そして昨日は0得点と、明らかにゴールが減っています。まったくどうしたら良いのやら・・・。

OSASUNA 1
ZARAGOZA 0

Osasuna: Ricardo, Azpilicueta, Cruchaga, Josetxo, Monreal, Javi García, Puñal, Juanfran, Plasil (79'), Vela (62'),¡ Dady (87'), Delporte (62'), Sola (87'), H. Font (79'), Pandiani.

Zaragoza: César, Diogo, Sergio, Ayala, Juanfran (46'), S. García, Celades (78'), Luccin, Gabi (72'), Oliveira, D. Milito, Pavón, Paredes (46'), Zapater (78'), Generelo, Óscar (72').

Goles: 1-0 (45'): Plasil, tras recibir un balón desde la defensa, controla en el área y bate a César después de que la pelota tocara en el cuerpo de Ayala.

Árbitro: Fernández Borbalán, del Colegio Andaluz. Amonestó a Puñal (52'), Monreal (57'), Celades (73'), Azpilicueta (80'), Ricardo (90'), Sola (90'+) y Sergio (90'+).


PREVIA[ Liga 23 ] Osasuna - Real Zaragoza

2008年02月10日 16時54分25秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
アイマールが試合に出ていた頃は、試合の前日は死にそうに緊張するから大嫌いでした。今はそれほど緊張しないのですが、やっぱり試合前日は嫌い。だって、絶対にアイマールのニュースも写真もないってわかっているから。試合のプレビアを読んでも、心からは集中できないし。VFが監督だった頃はまだ良かったのですが、監督が替わってからはなんだかすごくむなしい気持ちです。

だから今日はあんまり書くことがないのですが・・・。(そういえば今日もPCが立ち上がらなかったけれど、どうやらハードの問題ではなくファイルが壊れていたみたいで一応回復。でも電源を落とすのが怖いかも。)

オサスナ戦はイルレタの609試合目です。ミゲル・ムニョスという人を抜き、リーガでアラゴネスの757試合に次ぐ第二位の監督となるらしい。
そのイルレタ監督は、試合は激しいフィジカルなものとなると予想。選手たちが上手く試合をコントロールすることを期待しています。「この試合に勝てれば、上位を窺える。」とも。
マトゥザレムが昨年9月26日以来4ヶ月以上ぶりに召集メンバーに復帰。といっても、イルレタはバルサ戦に温存しておきたかったのですが、チュース・エレーロが直前で痛みのために召集を外れたために、たまたま繰り上がったのだそうです。なので試合展開によっては出番がない可能性も考えられます。
スタメンは、ビルバオ戦と同じ。サパテルがセラデスに替わって先発する可能性もわずかにあるらしい。奇妙なことに、スタメン11人が全く同じなのは今季これまでに一度しかなく、それが前半戦のビルバオ戦とオサスナ戦のときでした。このときは例のダイヤ型だったんですけれどねえ・・・。ペリオディコが、「あの不吉なダイヤ型のときのマトゥザレムはビクトル・フェルナンデスに不満が一杯だった、慣れないポジションで全然自分のプレーができなかったから。彼の本来のポジションは、自由に動くことを許されるトップ下と中盤だというのに。」と書いていたので、なんだか腹立たしかったです・・・。

Aupaでは、相変わらずダレ(とアイマール)のことが話されています。アルゼンチン人の人が「ダレには強い性格があり、それはスペインよりもアルゼンチンで評価される。ダレに比べると、アイマールはお子様。いつも物事が起こるのを黙って見ているだけで、もっと熱い血が必要。」と書いていたので、驚愕のあまり椅子から落ちそうになりました。パブロがダレより子供だなんて・・・どこをどう見たらそんな風に思えるのでしょう?! 喧嘩っ早いことと強い性格とは何の関係もないと思うけどな。どんなに批判されても酷い中傷を受けても、一切言い訳も愚痴も言わない人のほうがずっと強い性格に思えるけれど、それは日本人的な感覚で、アルゼンチンでは違うのでしょうか・・・。

全然話は違いますが、今までアメリカでサッカーのテレビ・スケジュールを見るために、SoccerTV.comというサイトを利用していました。一日のサッカーの試合とチャンネルの一覧が見れてとても便利だったんです。時間もパシフィック・タイムが一番上にありましたし。でもさきほどそのサイトを見たら、すっかり変わってしまっていてショック。これでは使えない・・・。幸いもう一つサイトを知っているので、これからはこちらを利用することになるでしょう。ええと、こんな感じです。LiveSoccerTV 時間表示が東部時間なので、3時間引かなければならないのがちょっとあれですが(絶対に間違えそう)。この一覧を見ると、アメリカではものすごくたくさんのサッカーの試合が中継されているように見えますが、普通の人はこれほどたくさんのチャンネルを契約していないので、実際には見れません。私が見れるチャンネルは、GolTVとFSCとESPNぐらい。SantanaとFSE(Fox Soccer en Espanol:スペイン語版FSC)とESPND(ESPN Deportes:スペイン語版ESPN)は見れないんです。
このリストによると、アルゼンチン・リーグの放送はボカの試合ですね。しかもFSCではライブではないようです。また一時から、じゃなくて午前10時からはスペイン語地上波のTelemundoでグアテマラ-アルゼンチンがあるようですが、これはこの前の五輪代表の親善試合でしょうか。見ようかどうしようかなあ。でもこれでボカの試合も見たら、一日に二度もリケルメを見ることに・・・。私が見たい選手は違う人なんですが!!

[Liga 21] Real Zaragoza 1 - 0 Athletic Bilbao

2008年02月04日 17時58分30秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
サラゴサが相手を無失点に抑えたのは、10月31日のアルメニア戦以来三ヶ月ぶりのことです。デイフェンス陣は今日の試合ではずいぶん安定してきたよう。そしていつものようにディエゴ、オリベイラ、セルヒオ・ガルシアの三人のフォワードは素晴らしかったそうです。とすると良い試合内容だったように思えるのですが、試合は非常にuglyなものだったと書いてありますね。

エキポは、
昨日の試合であなたが退屈してしまったとしたら、それは正しい。良いサッカーの試合ではなかった。でも順位表を眺めれば、ビルバオ戦の勝利の重要性がわかるだろう。それは降格圏を抜け出すための直接対決だった。そして3ポイントという酸素を得て、順位表の底から順位を上げたのはサラゴサのほうだった。
また、Heraldoは、
数回の練習と二試合で、ハビエル・イルレタはレアル・サラゴサに彼の印と個性を焼き付けた。チームは美しくもないし、良いパターンもない、長期的にはロマレダのファンたちから拒絶されるプレー・スタイルだ。しかし現在の状況では多くは求められない。結果として、このやり方は許されるものだ。昨日のビルバオ戦でイルレタは3ポイントだけを最重要なものとして求めた。そしてレアル・サラゴサは息をつくことができた。重荷と心配のプレッシャーを振り払い、今や順位表の真ん中にいる。後半戦は9ポイントのうち7ポイントを取ることができた。安堵。
カウンター攻撃が主体だったみたいですね。だから、守備陣とフォワードは良いのに、試合はつまらないという結果になったのかな。
イルレタは、
「前線の選手を助けるために、中盤での連携をもっと磨き、試合をコントロールしなければならない。また試合を支配するパーソナリティを持たなければならない、我々はときどきそれに欠けているから。」
セラデスは90分プレーするスタミナがなく、途中出場したサパテルは非常に悪かったそうです。そこでマトゥザレムの復帰がみんなから切望されているわけですが・・・。昨日は左サイドのガビは良かったそうです。(だからアイマールの名前は全然出ていません。)

さて、勝利を喜ぶあまりダレッサンドロの話題が少し影が薄くなっていますが、移籍は無事完了したようです。まだサラゴサから正式な発表はありませんが、これは書面への署名が済んでいないため。月曜日には発表がある見込みです。
結局サン・ロレンソはダレッサンドロのパスの50%に350万ユーロを支払うことに。でも、サラゴサは今年の6月または12月にダレを買い戻す優先的オプションを持っています。Asによると買い戻しにかかるお金は150万ユーロ。(エキポによると450万ユーロですが) ただし、昨日の試合でもウォーミング・アップを始めるとブーイングが飛んだりと、今のところ6月の復帰は難しいだろうとエキポは書いています。パスの50%を残しているだけに、ダレがアルゼンチンで活躍して再評価されることをサラゴサは期待しているらしい。
ダレッサンドロは、Oleに「ようやく全てが終わって、とても満足している。でもスペインのメディアのために、これ以上話したくない。」と言いました。月曜日にチームメートたちに別れを告げて、記者会見を開く予定です。記者会見を聞くのが怖いような気がしますが、本当にやるのかな?

ペリオディコに、サラゴサの首脳陣たちは、サン・ロレンソのGKのAgustín OriónとセンターバックのJonathan Bottinelliを望んでいるという記事が出ていましたが、どう考えても今頃それは無理そう。ボッティネリという選手は去年からずっと名前が出ていますね。ジェノアに移籍という話を聞いたけれど、まだサン・ロレンソに残っていたようです。

ZARAGOZA 1
ATHLETIC 0

Zaragoza: César, Diogo, Sergio, Ayala, Juanfran, S. García, Celades (59'), Luccin, Gabi (70'), Oliveira (80'), D. Milito, Paredes (80'), Pavón, Zapater (59'), Óscar (70'), D'Alessandro

Athletic: Armando, Iraola, Aitor Ocio, Amorebieta, Koikili, D. López, J. Martínez, Muñoz (69'), Yeste, Garmendia (59'), Aduriz (46'), Susaeta (69'), A. Ramos (59'), Llorente (46')

Gol 1-0 (27'): Oliveira, con un remate en el segundo palo a centro de Diego Milito.

Árbitro: Muñiz Fernández. Expulsó a Aitor Ocio en el minuto 94'+ por doble amarilla. Amonestó a Diogo (21'), Amorebieta (21'), Aduriz (25'), Koikili (34'), Sergio García (51') y Susaeta (88').

[LIGA 21] Racing 2 - 2 Real Zaragoza

2008年01月28日 17時43分01秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
前半3分の失点に驚愕したまま前半1-0のところで外出したので、帰宅して2-2の結果を見たときは正直少しほっとしたんです。でも試合経過を見て唖然。83分にせっかく勝ち越したのに、91分に追いつかれるって何事?!

ただAupa掲示板やアラゴンの新聞を見たところ、サラゴサは勝つのにふさわしいプレーはしなかったようですね。エキポの「damn justice」という記事が良く要約してくれていて、一瞬訳そうかと思いましたが、そんな記事を訳しても疲れるだけなのでざっとかいつまんで。
前半のサラゴサは今季最悪の内容と言っても過言ではなかったそう。(でも、毎試合今季最悪という言葉を見るのですが~。getting even worseということ? まだ悪くなる余地があるの??)
3分の失点で全てが終わり、その後サラゴサがシュートを打つまでに42分かかりました。後半ミッドウィークに国王杯を戦ったラシンが疲れてきたために、サラゴサは少しましになりましたが、それでもディエゴ(60分)とセラデス(83分)の二点は試合からは孤立したところで生まれたゴールで、プレー内容の改善のせいではなかったそう。でもゴールはゴールなんですから、後7分守ればよかったんです。ところが、como siempre, as always, いつものとおり、集中力の欠如からロスタイムに追いつかれてしまいました。

11試合連続失点。リーガで二番目に失点の多いチームというデータも引き続き継続中です。

イルレタ監督の初采配はこうして引き分けに終わりましたが、どうやら結構守備的な監督?? エキポは、「イルレタのサラゴサは、まず枠組みを優先する、特別な喜びもリスクもないチームとなるだろう。」と書いています。
まずセルヒオ・ガルシアをベンチ行きにしたこと、チームが後ろに下がってプレーしたこと、試合中オスカルに替えてパレデスを入れる交代をしたこと、ベンチに四人のディフェンスの選手を入れたことなどが、そのシグナルではないかとエキポは書いています。(早くもエキポはイルレタにかなり批判的なよう。)ううーん・・・、あまりいい予感はしないですね。

イルレタ自身は試合後「がっかりはしていない。」と述べました。「このチーム(サラゴサ)には良い感触を持った。充分に統率されている。」とかなんとか。ただ「ピッチにスペースを開けたかったが、もう左利きの選手がいなかった。この部分では少し選手が足りない。」と話し、補強を暗に求めました。ダレッサンドロが左利きだったんですけれど・・・。

補強の話ついでに、マンチェスター・シティから2400万ユーロでディエゴにオファーが出されていましたが、サラゴサは拒否しました。これは冬のマーケットの話なので拒否は当然ですが、どうやら夏に再オファーされる見込み。マンチェスター・シティだけでなく、夏にはディエゴにはオファーが殺到するでしょうね。もうサラゴサの上層部はどこかのクラブと話をつけているのでは?なんて噂さえあります。
それからシュトゥットガルトにレンタルされていたエベルトンが今日からエスパニョールにレンタルされるそうです。

そして最後にアイマールのリバプールの話ですが、マルカにまで出ていましたね。「デイリー・ミラーの報道では」という記事ですが・・・。これによるとリバプールは1300万ユーロを用意とあります。ますますありえないでしょう・・・。この金額でオファーされたら、サラゴサの人たちはパブロをギフト箱に詰めて送り出してしまいそうです。700万ユーロ程度のオファーがあれば売るべきと言う人が多いので・・・。とにかく、私には手術後のリハビリ中の選手を買っていくチームがあるとは信じられません。サラゴサの人たちの期待はむなしいと思います。


PREVIA [Liga 18] Real Madrid - Real Zaragoza

2008年01月06日 18時10分55秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
PREVIAを書かなくてはいけないところですが、アイマールのことが気になってそれどころでは・・・。特にエキポに「また手術の可能性について考える。」なんて記事が載っていたので。自分でもそうだろうなあとは覚悟していたけれど、やっぱり記事になっているのを見るとものすごくショックです。 

エキポの記事はこちら:Aimar recae y vuelve a pensar en el quirófano抜粋ですが:


当初の医師たちのアドバイスは、治療を受けながら今シーズンを過ごし、5月に状態を確認するというものだった。しかしアイマールはポンテべドゥラ戦に参加した結果、痛みは増してマドリードとの試合から引き離されるほどとなった。

手術のオプションを医師は誰一人薦めず、また最近では手術をするサッカー選手はほとんどいない。しかしあまりの苦しみに疲れたアイマールは、なるべく早く手術をしたいと思っている。選手の決意をすでに知っているビジャヌエーバ医師は、アイマールが次に進むステップを相談する最良の外科医を紹介するだろう。選手の強い主張により事は急がれ、来週にも最終的な決断が下される可能性が高い。


お医者さんが誰も薦めない手術を敢えて受けるなんて、どうしようもなく我慢できない痛みということでしょうか・・・。一~二ヶ月休んでみるとか、そういうのでは駄目?? だって受ける人があまりいない手術では、お医者さんだって執刀に慣れていないでしょうし、ちゃんと上手く行くのか心配すぎです(涙)。ついさっきまで手術も仕方ないかと思っていましたけれど、やっぱり絶対止めてほしいような気が。サラゴサのチーム事情からすごく追い詰められているということはないのかな。チームを助けたい、早く本来のプレーをしたいという気持ちが強いのはわかるけれど、クラブと自分の体を天秤にかけたとき、自分を優先させることをパブロはしてもいいと思うのですが・・・。(手術が上手く行かなくても、サラゴサの人たちは誰もパブロの犠牲に感謝なんかしないよ!)だから、冷静に良く考えてほしいです。この前帰国したときにお父さんには相談したのかな? もう何年も消えない痛みだから、他に手立てはないということなのかもしれませんが・・・。 

お昼にニュースを見たら、アイマールは普通に練習しているように見えたんです。表情も明るかったし、レギュラー組のビブスまで着て。載せた二枚の写真はそのニュースからのもの。ということは、練習を終えてから痛みが出てきてしまったということでしょうか。ビクトル・フェルナンデスが17人の選手しか招集していないことから見ても、本当にぎりぎりで召集を外れたのかもしれません。パブロにとってもものすごくショックだったでしょうね(しくしく・・・)。

その召集メンバーからもう1人、こちらは戦術的理由により外されたのがダレッサンドロです。Aupaではダレのほうが話題になっていますね。「アイマールがいないのに、ダレまで外すのは納得できない。」と怒っている人が多いのですが、パブロが外れたのが急で、VFはダレに召集をかける暇がなかったのかもという気がします。いずれにしろ、VFはダレが仮病を使ったと確信して、もう修復不可能なほど怒っているのではないかと想像されます。
Aupaではダレに同情する人のほうが多いので、結果が出なかった場合はVFの命取りになる可能性もあり、心配です。

ここまでまったくマドリー戦のことを書いていませんね。
ええと、2007年には結局アウェイで二回しか勝てなかったサラゴサがベルナべウでいきなり勝つことを望むのはかなり途方もないのですが、逆に言えば、まったくプレッシャーはないということです。アイマールの欠場した一試合目は楽勝というジンクスもあることですし。(バレンシア戦だって、基本的には楽勝の試合でした。)
先発メンバーは、ポンテべドゥラ戦からセラデスがガビと替わるだけのチェンジのよう。ポンテべドゥラ戦の前半のようなプレーをしてしまったら非常にやばいですが、まあ国王杯の劇的な勝利で士気は上がっているでしょうから、駄目もとでがんばってほしいものです。相手が油断してくれれば有難いのですが、どうでしょうか。




 

[国王杯]Real Zaragiza 3 - 1 Pontevedra

2008年01月04日 17時24分33秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
右の写真は92分のセルヒオ・ガルシアのヘディング・ゴール後のものですが、この中にアイマールはいないと思います。沢山の選手がハグし合っているのが映ったけれど、アイマールの姿はなかったから(いつものように)。
こちらのページにサラゴサの3つのゴール映像がありました。Los primeros goles del 2.008 セルヒオのゴール後、アイマールは観客席に向かってガッツ・ポーズしているように見えますね。でも、三つのゴールには全く絡んでいません。で、ビクトル・フェルナンデスの談話を読んだら、なぜアイマールはベンチだったのかと聞かれて、
「先発しなかったのは、彼は良くないから。ペーター(リュクサン)も同じで、私たちは二人を同時に先発させることはできなかった。アイマールはとても良い態度を見せた、パレデスと同じように、そしてガビは強いフィジカルを発揮した。」
“no salió de inicio porque no está bien, tampoco lo estaba Peter (Luccin) y no podíamos sacar a los dos al mismo tiempo. Aimar ha tenido muy buena actitud, al igual que Paredes y el despliegue físico de Gabi”
と言っています。no está bienって・・・やはり治っていないみたいですねえ(涙)。態度うんぬんというのは、また痛みがあったのに犠牲的にがんばったとか、そういう意味なんだと思います。マドリー戦に向けて、どうなんでしょうか・・・。

Aupaを読むと、「セルヒオ・ガルシアのゴールで、酷い試合が打ち消されるわけではない。」「何も変わらない。2007年と同じ最悪の内容。」「今日は勝てたけれど、これでは希望を持てない。VFは首。」などネガティブな感想も結構多くて驚きました。
確かに前半は墓場のような真っ暗な内容。バレンシアには通じた布陣が、二部のチーム相手には全く通じなかったというのは、どういうこと?!(つまり、それは・・・。) 16分に不可解なPKを取られて先制されてからは、ちぐはぐとしか言えない攻撃振り。そういえばPKは何がどういけなかったのかさっぱりわかりませんでした。セルヒオ・フェルナンデスのプレーがリピートされていたので、それを取られたのかと思ったら、アジャラのファウルだったそうです。それでもその後にオリベイラとディエゴに決定的なチャンスがあったのですが、二人ともあっさりと失敗してくれて、絶望感は一層高まったのでした。

後半頭から、ディオゴに替えてアイマール、リュクサンに替えてガビ。ひたすら攻めるサラゴサでしたが、後半8分という早い時間にディエゴのPKで1点を返せたのが良かったのだと思います。ディエゴがPKを蹴るとき、またパブロは後ろを向いて見ないようにしていましたね。バレンシアのときからそうしていましたっけ? 可愛いけれど、失敗したときには駆けつけられないよね、とちょっと心配になります。
後半29分にオリベイラがディフェンスが弾いたボールを押し込んで2-1。後1点! この時点で私は、「もしや行けるかも?!」と思い始めました。アイマールがエリア内で誰かにファウルされて、相手選手に激しく文句を言いイエローをもらったのはこの前後だったかな。映像が途切れ途切れではっきり見えませんでしたが、肘打ちされたのだそうです。パブロは肘打ちには我慢できないみたいで、いつも激怒しちゃいますね。(あの唾吐き事件のときもそうだったし)でも、明らかなPKだったとペリオディコは書いています。
それにしても二点目から三点目までが遠かった。ポンテべドゥラのほうが持ち直し、3バックの前がかりになっているサラゴサにカウンターを仕掛けるもので、目を覆いたくなる場面が何度か。もう怖くて見ていられませんでした。ただポンテべドゥラも疲労からかスペースがものすごく空いていたので、いつもと違って何とかなるんじゃないかなという気がしてはいたんです。そうしたらセルヒオ・ガルシア~~!! ネット映像が音が出なかったので、Radio Ebroを同時に聞いていたんですけれど、20秒くらいラジオのほうが遅れていて、無言の映像に私がガッツ・ポーズをしていたら、後からラジオのおじさんの「GOOOOOOOL!!!!!」が響き渡り、それは不思議な感じでした。

そういうわけで、ビクトル・フェルナンデスが「我々は勝利に値した、非常によく頑張ったので。ファンとチームは家族だった。一度も降参しなかった。」と言うように、運で勝った試合ではなく、頑張りが実を結んだということだと思います。確かに相手は2部のチームにすぎないわけですが、サラゴサは64日間も勝利がなかったのです。どんな相手であれ、勝利はとてもとても重要でポジティブに考えたいです。特に今日の試合のように、全員が力を合わせて勝ち取った勝利は。この64日間にはっきりわかったことは、サラゴサは深刻に不調ですぐに良くはならないということ。(当初は私もすぐに上昇できると信じていました。)でも、どこかからは上向かなければなりません。今日から少しずつ良くなっていければいいなあ。そしてそれにアイマールが力を貸せたらどんなにいいでしょう。(これに関してはあまり楽観的になれませんが。)

下にも書いたように、ディエゴ・ミリートがレッド・カードをもらってしまったので、このままだと週末のマドリー戦には出れません。チームはレッドの撤回を求めるようですね。ディエゴは
、「ものすごく悲しかったよ。退場処分は完全に不公平だ。終了間際のセンター・ライン近くの普通のファウルだったのに、イエローの前にいきなりレッドなんて普通じゃない。クラブは、カードを撤回できるかもと僕に言った。なんとかして日曜日の大事な試合に出たい。」
と言いました。ルビノス・ペレス主審という名前を昨日見たときに、嫌な予感はしたのですが・・・。確かバレンシアのときにものすごく妙なジャッジをしたのをかすかに覚えています。←今自分のブログで調べたら、バレンシア時代ではなかった。昨シーズン、エスパニョール戦でポンシオを、セルタ戦でサパテルを退場にした審判でした。それで今日はディエゴを退場って、やっぱりおかしいでしょ!!

エキポに書いてあったことで本当かどうかは知りませんが、ハーフタイムにロッカー・ルームで選手たちは、「バジャドリードやエスパニョールがあんなに短い時間に3ゴールを入れられたのだから、今度は自分たちがあれをやる番だ。」と話し合ったのだそうです。なるほど、そういう考え方ね。

最後に、「ユニフォームの謎」。Aupaで話題になっていましたが、今日の試合で選手たちが来ていたユニフォームのデザインがお店で売っているものと違うのだそうです。65ユーロも出して買ったのに、別デザインって何事?!と怒っている人たちがいましたが、どうやらお店で売っているのは半袖、今日選手たちが着ていたのは長袖で、半袖と長袖のデザインは違うようです。なぜそれが分かったかというと、今日1人だけ半袖の下にアンダーシャツを着ていたのがアイマールで、そのユニのデザインは皆が買ったユニと同じだったから。「なぜアイマールだけ半袖を着ていたのだろう?」と不思議がる人がいましたが、ええと、それはたぶん、パブロは最近は基本的にシーズンを通して半袖しか着ないから。よっぽど我慢できないほど寒いときだけ長袖なので、きっと今日の試合でも半袖を着るつもりだったのでしょう。でも予定より長い時間の出場で、その上結構寒かったので急遽下にアンダーシャツを着たのだと思われます。野球選手のユニフォームみたいで少し妙でした。半袖でないと、折れそうに細く見えましたし・・・。

Zaragoza 3
1-1. min.53. Diego Milito (penalti)
2-1. min.73. Oliveira
3-1. min.92. Sergio García.

Pontevedra 1
0-1. min.17. Igor (penalti).
Ficha técnica

Alineaciones
3 - R. Zaragoza:López Vallejo; Diogo (Aimar, min.46), Sergio Fernández (Paredes, min.83), Ayala, Juanfran; Zapater, Celades, Luccin (Gabi, min.46), Sergio García; Oliveira y Diego Milito.

1 - Pontevedra: Saizar; Duque, Sergio Castaño, Vázquez, Bermudo; Turiel (Guimeráns, min.74); Gato (Xavi Moré, min.64), Fran Rico, Víctor, Dani (Iosu Rivas, min.87); e Igor.

Árbitro
Rubinos Pérez, del Colegio Madrileño. Expulsó con tarjeta roja directa a Diego Milito en el minuto 92. Amonestó con tarjeta amarilla a los locales Diogo y Sergio Fernández y a los visitantes Gato, Fran Rico, Xavi Moré y Dani.

Incidencias
Partido correspondiente a la vuelta de los dieciseisavos de final de la Copa del Rey disputado en el estadio de La Romareda ante unos 10.000 espectadores.


[ Liga 17 ] Real Zaragoza 2 - 2 Valencia

2007年12月23日 18時02分38秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
まったくもう何を書いたらいいのやら・・・。アラゴンの新聞各紙は、でもわりと楽観的ですね。試合内容としては良かったですから。確かに、楽に4-0ぐらいで勝てる試合、ここまでバレンシアをこてんぱんにしてしまっていいのかしら?と申し訳なく思うぐらいの差がありました。それなのに・・・。クーマンは「2-0を追いつけるチームには将来がある。」なんて言っていますが、うーん、サラゴサが大馬鹿なだけで、このバレンシアにはあまり将来はないように見えました。

サラゴサのほうは、どうなんでしょう? ビクトル・フェルナンデスは、
「引き分けは残念だが、多くのポジティブな点があったと思う。態度、連帯した試合、プレス、スピード・・・。充分勝利に値するプレーをしたが、勝てなかった。」
間違いなく勝利に値したのはサラゴサのほうです。でも、ここまでの流れがねえ。しっかり勝っている中でこういう試合があったのならともかく、とにかく一勝を挙げることが至上命令だった中でのこれは痛すぎる・・・。
ディエゴは、
「高く頭を上げているよ。なぜって試合は素晴らしいもので、最近ではベストなものだったから。ほとんど完璧だった。残念なのはバレンシアのゴールは両方とも僕らのミスだったこと。本当に残念だ、とても良い試合で、充分コントロールできていたのに。この1ポイントは僕らの役に立たない、何の意味もない。最近のサッカーでは2-0は大差だ、でも彼らの1点で、勝利を失うのではないかという恐怖が僕らに忍び寄り、最後には僕らはそれを失ってしまった。来年は僕らにもう少し幸運があるといいのだけれど。」
ディエゴ、試合終了後ばったり倒れていましたものねえ・・・。
途中まであまりにも圧勝ペースだったので、どうしてアイマールがいない試合はいつも楽勝なんだろう?とちょっといじけたくなるくらいでした。ただ、今回の場合は、相手が弱すぎただけのような気も(75分まで)。ギリシャのアリスや二部のポンテべドゥラよりも昨日のバレンシアのほうがずっと弱いチームだったから、それでサラゴサも良いプレーができたのかなあという感じも少しします。そして、ほんの少しだけ相手に攻勢に出られたら、あっという間に同点って・・・。やっぱりありえない試合でした(怒)。

ニュースですが、フアンフランと衝突して交代したセサールは左膝の捻挫かもしれません。今日か明日に検査の予定。また左足大腿の違和感があって交代したリュクサンはマドリードで、筋肉の断裂がないかどうか検査します。

最大株主のアガピト・イグレシアス氏とバンドゥレス会長は、ビクトル・フェルナンデスの続投を確認。「チームは良かった。試合前の立場を変える必要はない。」

現地ファンの様子はといいますと・・・呆然としてしまったのかいつもよりも反応が少ないような。ロマレダに皆行ったでしょうから、書き込みをする暇がまだないのかもしれませんが。
前半終了直前の完璧なオリベイラのヘディングによるゴールが取り消されたことに対する不満がたくさん。あれは、リピートもなかったので、私もなんで取り消されたのか全然わかりませんでした。皆が怒るのも当然です。ただ、その前にアジャラがエリア内でハンドをしたのも見逃してもらっているんですよね。それで相殺されたかなあ。
二失点のきっかけは両方ともサパテルがボールを失ったことからだったらしく(見直せばいいのでしょうけれど、見る気がしない~)、サパテルへの批判が少し。サパテルはどんなに悪くても決して批判されない選手なので、珍しいことです。
チームは休暇に入り、12月30日午前中に練習に戻ります。ただし南米組(ディオゴ、アジャラ、ダレッサンドロ、ミリート、アイマール、マトゥザレム、オリベイラ)は30日の夕方の練習までに戻ればいいことになっています。去年のことを考えてでしょうか。きっと飛行機の遅れなどを考慮に入れてですね。アジャラはやっぱり帰国するのかな。
国王杯セカンドレグのポンテべドゥラ戦は当初予定の1月2日ではなく、1月3日となりました。

最後に、ダレッサンドロはラジオ番組で「僕は100%の状態。サラゴサに残って、ここで活躍したい。」と話しました。えっ、そうなの? きっといい人なんでしょうし、サッカーも上手いと思うけれど、この前の喧嘩の後アイマールはダレと仲直りするのにやっぱり少し時間がかかったそうなんです。ダレの言葉は、スペイン人からしても普通だったら絶交ものの罵詈雑言だったらしい。プレーや怪我以外のことで悩む余裕はパブロにはないと思うので、仲良くできないなら離れたほうが二人のためにはいいのかもしれません。パブロだって、意地になって痛み止め打ちながら練習するなんて、ちょっとおかしくなっていたと思うし。(そんなことしたから悪化しちゃったのでは。鬱)でも性格的にはアイマールのほうが出て行きそうだから、すごく怖いです。

ZARAGOZA 2
VALENCIA 2

Zaragoza: César (16'), Diogo, Sergio, Ayala, Juanfran, Zapater, Luccin (72'), Celades, S. García, Oliveira (79'), D. Milito, L. Vallejo (16'), Valero (79'), Óscar (72')

Valencia: Mora, Miguel (46'), Caneira (50'), Marchena, Moretti, Baraja, Montoro, Joaquín, Silva, Mata (46'), Arizmendi, Lombán (50'), Helguera (46'), Zigic (46')

Goles: 1-0 (17'): D. Milito, de penalti hecho a Oliveira. 2-0 (29'): Sergio García. 2-1 (75'): Zigic. 2-2 (81'): Silva.

Árbitro: Paradas Romero, Andaluz. Expulsó a Koeman (66'). Amonestó a Caneira (43'), Miguel (45'+), Helguera (50'), Luccin (63'), Marchena (58'), Celades (59'), Zigic (67'), Diogo (77'), Ayala (83').

Incidencias: La Romareda, 30.000 espectadores.

今、このメンバー表を見ていて思い出したけれど、なぜかビセンテは出なかったんですね。観戦していてバレンシアの選手がほとんど見たこともない人ばかりだったのでびっくり。あと、カネイラをラニエリのとき以来久しぶりに見ましたが、相変わらず悪かったのにもびっくり。

PREVIA [ Liga 17 ] Real Zaragoza - Valencia

2007年12月22日 18時51分40秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
アイマールが召集を外れたことを朝確認して以来、テンションはがた落ち。今日金曜日は仕事収めというか、アメリカはクリスマス休暇に入ったのですが、悲しくて全然元気が出ません。カンテラから3人も呼ぶほど人が足りない中で、パブロが召集さえされなかったということは、かなり状態が悪いということですよね・・・。普通の怪我だったらこんなに心配しないのですが。

他に召集外となったのは、パレデス、マトゥザレム、ダレッサンドロ。最初の二人は怪我のためですが、ダレッサンドロは戦術上の理由からなので、大きな波紋を呼んでいます。
それについて書く前にまず予想布陣について。Marcaは、デポル戦のメンバーからアイマールがオスカルに変わっただけのいつもの4-4-2を予想。でも、エキポはずいぶん変わった布陣を予想しています。3人の中盤(リュクサン、サパテル、セラデス)、トップも3人で、左にディエゴ、真ん中がオリベイラ、右にセルヒオ・ガルシア。つまりサラゴサも4-3-3なのでしょうか?! ディエゴはサイドでも結構良い感じですけれど(クロスなど正確ですよね)、得点は減ってしまいそう。
ただし、ペリオディコによるとフアンフランが胃腸炎に罹ったそうで、出場できるかどうか不明です。パレデスが召集外のため、ここにはサパテルぐらいしか代わりの選手がいなくて・・・どうなることでしょうか。

さて、ダレッサンドロのことですが、ビクトル・フェルナンデスが召集外の理由を聞かれて話したのはこの言葉のみ:「私たちには、100%で、信念を持った選手だけが必要だ。」
推測としては、検査の結果怪我が見つからなかったにも関わらずコルーニャに行こうとしなかったこと、今週も普通に練習をしたがらなかったことを、VFは「怪我のふりをしている」と考え、罰を与えたのではないかと言われています。
これだけ負傷者が出ていて攻撃の選手が足りないのに、ダレを召集外にするとはVFはものすごい勇気があるなとほとほと感心しました。Aupaでは、VFの決定はありえない!、サラゴサで一番チームのために戦っている選手なのに!!という声がかなり多いです。でも私はエスパニョール戦を見て、あまりにもエゴイスティックなプレーにびっくりしたので、VFの判断もわかるような気がするな。何人敵に囲まれようが強引に突破しようと何度も試みた挙句毎回ボールを失う、ゴールエリア近くでボールを持つと全部ミドル・シュートを打つというようなことが、チームのために戦うこととは思えないから。その後アルゼンチン復帰を代理人に指示したという報道があり、それと並行して怪我の申告。VFがダレッサンドロのコミットメントに深い不信感を持っているのは間違いなさそうです。ただ、バレンシア戦は相変わらず負けたらVFの首が危うい試合ですから、ここでダレを外すのはものすごい賭けですよね。負けた場合、VFはAupaの人たちに引き裂かれそう。
真面目な話、バレンシア戦で負けたら、VF解任、後任はデル・ボスケという噂があります。

バレンシアのほうは、ビジャ、モリエンテス、アルビオルなどが負傷欠場。もちろんアルベルダ、アングロ、カニサレスも出ません。アメリカではライブ放送がありますが、見る気がしない・・・。サラゴサはアイマールが欠場になった一試合目は必ず勝っているように思います。一方のバレンシアはアウェイで一番成績の良いチームで、一年最後の試合は常に勝利しているそうです。となると引き分け?! でも二点ぐらい軽く取られそうな気もするし・・・。

イチローさんのブログを読んでいたら、アルベルダたちが「クラブから何の連絡もなかった。」と怒っていました。いや、アイマールだってクラブから一切連絡がないまま、新聞報道で自分が売りに出されていることを知ったんですからね。何を今更~、そこはそういうクラブなんだって!と思ってしまいました。まだ彼らは監督から説明を受けて、記者会見も開いてもらったからいいじゃんね~、なんてまたどうでもいいことをつらつら。はあ、いろいろ思い出しちゃって嫌だなあ(涙)。


PREVIA [ Liga 16 ] Deportivo - Real Zaragoza

2007年12月16日 17時11分06秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
パレデスとダレッサンドロが召集もれ。ダレッサンドロは、左足のオーバーロードで、検査の結果は何もなかったのですが、本人が調子が悪いと申告して召集から外れたのだそうです。??

そして今朝びっくりしたニュースは、ダレが自分の代理人マスカルディに、リーベルかサン・ロレンソで六ヶ月レンタルでプレーするための交渉を指示したというもの。マスカルディはエキポに対して、「アンドレスはプレーをしたがっていて、アルゼンチンに六ヶ月間レンタル移籍したいと思っている。なぜならサラゴサでのプレーが難しいから。」と話しました。
これに対して、サラゴサ側は「レンタル移籍は認めない。基本的にダレッサンドロの冬の移籍もない。700万ユーロ以上の話があったときのみ考えるが、現在そのようなオファーはない。」という姿勢です。(El club dice que no está en sus planes la venta o la cesión del ´Cabezón´)

リーベルはシメオネが監督に就任予定、サン・ロレンソは、ダレの恩師であるラモン・ディアスが監督です。
レンタル移籍はないですよねえ。ビッグクラブじゃあるまいし、戦力が余っているわけでもないのに、そんな余裕があるわけがありません。
少し疑問なのは、ダレの代理人はお父さんだったのでは? いつの間にかマスカルディに変わったのかな。とすると、アジャラやアイマールと同じということですね。まあ、ダレがもっとプレーしたいというのはわかりますが、このタイミングでって、VFが先週解任になるのを待っていたのかなあ、解任されなかったから今代理人に指示を出したのかなあ、なんて考えてしまいます。

Aupaでは、むしろダレよりもアイマールに行って欲しいみたいですね。私も、ほとほとサラゴサ・ファンには嫌気が差してきたので、このニュースを読むまでは、もうパブロ帰ったほうがいいよ、と本気で思っていました。今でも、ダレのこととは関係なく、これほど憎まれているようではもう駄目なんじゃないかなという気がしてなりません(涙)。だって、これ以上ほんの少しの失敗も、怪我も許されないわけでしょう? そんなぎりぎりの状態で後二年半もここでプレーできるのでしょうか? 数人の人が「大丈夫、パブロはみんなが思っているより強いメンタルを持っているよ。」と書いていましたが・・・表情は信じられないほど暗いし、顔も体もどんどん細くなっているし、最後はどうなってしまうのか怖いほどです。

ペリオディコがまた、明日アイマールが先発することを非難していて(Bandera roja en Riazor)、「アイマールがいると(いなくてもだけれど)ディフェンスのリスクが巨大で、不安定になり、25失点もすることになっている。」と書いていて、はあ??! 25失点はアイマールのせいなんですか?!
ところで、今日バレンシア-バルサを見ました。バレンシアの守備は酷かったと思う人もいるでしょうけれど、自慢ではありませんが、サラゴサの守備はあれよりもっと酷いです(きっぱり)。だってプレスを全くかけないんですから。今日のバルサになら6点ぐらい入れられていたかも。たぶんバレンシアにですら2点は軽く入れられるでしょう。で、それは全部アイマールのせいというわけです。

明日の試合のことに話を戻しますと、ディエゴとオリベイラが二試合ぶりにそろって先発。右サイドはセルヒオ・ガルシア。中盤はサパテルとセラデス。パレデスの替わりはフアンフラン(怖いです)。また、アイマールはフアンフランを充分にサポートしなかったとか言われるんだろうなあ。
セルヒオとアジャラはリーガ一部で200試合目となるそうです。(あれっ、パブロはこの前200試合でしたよね? アジャラさんのほうが遅いなんて意外です。)
マトゥザレムを召集したかったVFですが、まだ違和感が少しあるために見送られました。バレンシア戦では召集されるだろうとのことですが、さて。

Marcaの試合プレビューには「ロシアン・ルーレット」というタイトルが付いていて、憂鬱。どちらの監督にとっても敗戦は解任を意味するかもしれないという意味です。バレンシアの例を見てもわかるとおり、監督を替えても状況が好転するとは到底思えないのですが。
デポルは、カンプ・ノウで善戦したイレブンのままで試合に臨みます。サラゴサは、このところずぅーーーーっと降格ゾーンにあるチームと試合をしては、見事に玉砕し続けているんですよね。明日は違った結果が出ることを願っています。

そうそう、付け加えで、サラゴサの株が増資? フロレンティーノ・ペレスがどうの、という噂があるそうですが・・・サッカーの話ならともかく、こういう話をスペイン語で読むのは至難の業でよくわかりません。また明日じっくり読んでみます。

[ Liga 15 ] Real Zaragoza 3 - 3 Espanyol

2007年12月10日 17時31分49秒 | Liga07-08試合プレビア&レポート
劇的な同点劇の試合でしたが、かなり絶望的な気分になってしまって、試合が終わってから心底落ち込んでしまいました。

試合のほうは、5分にアイマールがダレッサンドロに繋いだボールを、ダレが見事なスルーパスをディエゴに通して、易々と先制点。パブロも珍しくワイルドに喜んでいたのですが・・・なんと2分後にタムードに追いつかれて、更にその3分後、そして4分後に立て続けに2点も奪われ、あっという間に1-3。悪夢を見ているような、バジャドリード戦はきっとこうだったのだろうなと想像できるような、とんでもない前半。失点は全部サラゴサの左サイドからで、ダレとディオゴが簡単にボールを失うことが多かったように思いました。でも、エリア付近でとにかく相手をフリーにしすぎるのは、全員の責任という感じ。一点目の失点に繋がるFKなど、普通オフサイドになりそうなものですが・・・。(実際パブロは線審のほうを見て、旗が揚がらなかったのでえっという様子でした。)

そのまま前半は終わり。でも、重いプレッシャーと戦いつつもチャンスは何度かあったので、なんとか後半!と祈るような気持ちでいたら、いきなりリュクサンが二枚目のイエローで退場に。「もう終わりだあ・・・」と呆然とする私。画面を見つめつつも、身動きもできないというか・・・。でもですね、どういうわけか、サラゴサの内容は良くなっていったんです。アイマールも真ん中に入ったせいか、前半より良い動き。あれっ、10人なのに攻撃も守備もbetterになっている! GolTVの実況の人も同じ意見でした。BUUUUT!、68分ライン際にオスカルとセラデスが立っているのが映し出され、えっ、まさかと思っていたら、パブロとダレが交代だったんです(涙)。私には3失点よりも、リュクサンの退場よりも、ショッキングでしたよ(涙涙)。VF、なんで?! Why??
74分にはディオゴに替わりオリベイラ。そして85分にそのオリベイラのゴールで、89分にもう一度オリベイラで追いついたわけです(両方ともディエゴのアシスト)。Aupaなどでは、すっかり「これでアイマールとダレッサンドロは要らないことが証明された。」という論調になっていて、ああ・・・。

とりあえず今のところビクトル・フェルナンデスの解任が回避されたことは嬉しいのですが、Aupaの冷たい反応が悲しくて・・・このブログを書くのも止めにしようかと思ったほど暗い気分になりました。
でもね、これを書く前に一応試合の録画を見直したんです。そうしたら後半の20分間のアイマールのプレーはやっぱりいいです。左サイドと真ん中でそれほど違うものなのか不思議なんですが、前半悪かったボール・キープもパスもドリブルも、気迫に満ちていて、良い感じ。これを見たおかげで、なんとかブログを書く力をもらえました。「もうアイマールの応援止めちゃおうかなあ。」とまで思っていたんですけれどね。まあ、サラゴサではもしかしたらもう駄目なのかもしれませんが、こういうプレーを見せてくれるならどこのチームでもいいや。
60分ごろに、パブロ→セルヒオ・ガルシア→ディエゴで、ディエゴがキーパーと1対1になる場面があったんですよね。あそこでディエゴが決めてくれていたら、Aupaの反応もずいぶん違ったと思うのですが。

パブロのコンディションですが、このところずっと右足付け根(かな?)あたりに張りがあり、痛みもあったみたい。今日は久しぶりに痛みが引いていたそうですが、前半を見る限り、やはりどこかが痛そうな、万全とは程遠い様子でした。上に書いたとおり、後半は良くなっていたけれど、もしかしたら薬を使ったのかもと少し心配。
前半の出来なら、しばらく休んだほうがいいかなあという気がします。後半のプレーが普通にできるならば、やはりポジションの問題や、心理的な問題なのでしょうか。

選手の談話も監督の談話も書かずに(ニュースを読む気になれなくて)、趣味に走ってしまいます。
GolTVからのキャプチャー写真。縮小版とどちらを載せるか迷ったのですが、大きいほうにしました。下から二番目は、ファウルをしてイエローを貰った後の苦笑です。相手の速攻を切るための確信犯的なファウルでした。そしてその下は、ファウルした相手を丁寧に助け起こすパブロ。









ZARAGOZA 3
ESPANYOL 3

Zaragoza: César, Diogo (74'), Sergio, Ayala, Paredes, D'Alessandro (68'), Zapater, Luccin, Aimar (68'), S. García, D. Milito, López Vallejo, Valero, Juanfran, Celades (68'), Gabi, Óscar (68'), Oliveira (74').

Espanyol: Kameni, Zabaleta, Torrejón, Lacruz, Clemente, Valdo, Ángel, Moisés (62'), Riera (87'), Luis García, Tamudo (77'), Lafuente, Chica, Lola (62'), Moha (87'), Coro (77'), Jonathan, Serrán.

Goles: 1-0 (5'): Diego Milito. 1-1 (7'): Tamudo. 1-2 (10'): Valdo. 1-3 (14'): Zabaleta. 2-3 (85'): Oliveira. 3-3 (89'): Oliveira.

Árbitro: Lizondo Cortés, Valenciano. Expulsó por dos amarillas a Luccin (48'). Amonestó a Moisés (38'), D'Alessandro (42'), Aimar (53'), Ayala (80'), Riera (80'), Zapater (87') y Luis García (90').

Incidencias: La Romareda. 30.000 espectadores. Zapater y Tamudo ejercieron como capitanes.