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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

アイマール記者会見(AFA 2006年6月14日)

2006年06月15日 10時04分07秒 | W杯2006ドイツ大会
今日のビッグニュースは、アルゼンチンとしては「メッシが打撲で練習を取り止め」でしょうか。(左のおしりを打った?軽傷だそうです。)あるいはワールドカップ的にはスペイン大勝(ビジャ、さすがだ・・・。)または、ドイツ、ロスタイムでの勝利? でも私にとっては、アイマール記者会見だったりする。可哀想にまたどの新聞サイトにも取り上げられていませんが、AFAのオフィシャルには今回は載っていました。相変わらずこういうときには絶対に弱音を言わないパブロ、また落ち着いて、そして信じられないくらい健気なコメントを・・・。

AFAの記事から、一部省略: 


パブロ・セザール・アイマールは、自分がホセの選ぶスタメンのメンバーに入っていないことを無視することをしないし、ポジションを取るためには練習での成果と周りの状況が最終的な決め手となることを知っている。ほんの数分ではあったが(30秒だよ!)コートジボワール戦ではリケルメに替わりワールドカップ出場を果たした。この事実と彼の気さくな平静さが結びつき、彼は落ち着き、そして楽観主義を失っていない。彼に平静さを与えている考えとは:

伝統的に一番強いチームとそうでないチームとの差はどんどん縮まっている。フィジカル的によく準備され、戦術的な秩序を持ったチームは、たとえ選手たちが有名でなくても、誰にとっても手強い相手だ。これがワールドカップの現実。有利な点などどこにもない。どのチームをも過小評価するべきではない。

金曜日の試合は、みんなが予想するほど、またコートジボワール戦ほどフィジカルなものにはならないだろう。多くのヨーロッパのチームは4-4-2で、彼らもそのシステムで僕たちと戦うだろうと思う。彼らのシステムを打ち破る方法を見つけるのはアルゼンチンのほうで、僕らはそれができるインテリジェンスとツールを持っていると思う。

僕らの調子はいい。でも、もっと多くを与えることができるのは確かだ。試合を重ねるにつれてそうなることを願っている。

僕はもう出場はしたけれど、とても少ない時間だった。またピッチに戻れることを願っている。チームが僕のプレーを必要とすることは、でも、そんな風なことは、僕が多くのことを成し遂げて欲しいと願っているチームメートたちに悪いことが起こることを願ってしまうことになる。(ちょっと訳に自信がないけれど・・・。パブロ・・・。)
Que el equipo necesite que juegue; pero esto de manera alguna quiere decir que le deseo a mis compañeros, a los que quiero mucho, que les vaya mal.

ブラジルには、試合を決めることのできる多くの選手がいる。でも、スペインとチェコを除いては、他は特に強いチームはない。今までのところは、どこも同じような強さ。

今のところ、僕はバレンシアの選手だ。ワールドカップが終わったら、将来のことについて考えることにする。今この瞬間は、僕の頭と心はドイツにあって、僕の夢はアルゼンチンのオリンピック(での勝利?)が再現すること。
En estos momoentos, mi mente y mi corazón están en Alemania y mis sueños con la vuelta olímpica argentina.



ちょっと訳に自信はないのですが・・・自分はプレーしたいけれど、そう願うことはチームメートの調子が悪いことを願うようなものだから、と言っている?? これもちろんロマンのことですよね。その葛藤はわかるけれど・・・君は誠実すぎるね(涙)。

カンビアッソに替わりルチョがスタメン?

2006年06月14日 16時45分11秒 | W杯2006ドイツ大会
右の写真を見たときは、アイマールにミリートにカンビアッソって不思議な組み合わせだなと思ったのですが、火曜日の練習で、ペケはカンビアッソをスタメン組みから外し、替わりにルチョを入れたらしい。だからカンビアッソ、控え組にいるのね。

コートジボワール戦では、カンビアッソとマスチェラーノが厳しく批判されていましたから・・・。マスチェラーノにとっては幸いなことに彼の控えはいないらしい。(デミチェリスがそうだったわけですが。ソリンの控えもいないそう。)また、マキシが左サイド、リケルメはコートジボワール戦より前目のいわゆるトップ下の位置で練習をしたとのこと。これでますます予選のブラジル戦と同じ布陣に。
一方控え組みはSub20と練習試合をして、3-0で勝ちました。ゴールはクルスが2点、メッシが1点。Coloccini, Sub 20の選手, Milito, Cufre, Scaloni, Cambiasso, Aimar, Messi, Tevez, Cluz and Palacioですが、こちらのほうが面白そうなメンバーに思えます。

衝撃のコートジボワール戦から三日目、気分的には良くなるどころかますます落ち込みが激しくなってきているような。
Nacionへの13日の投稿にこんな文章を見つけました。
y no me hagan acordar de ese cambio penoso para hacer tiempo al final, faltandole el respeto a un crack como Aimar. (最後の時間稼ぎのための交代には賛成できない。アイマールのようなクラックへの敬意が欠けている。)
そうなんですよね・・・。確かにアイマールはある人々には「終わった選手」なのかもしれない。「必要不可欠でない選手」なのかもしれないし、「チビで怪我ばかりしていてゴールを決められない選手」なのかもしれない。でも、少なくとも「クラック」であることは間違いないでしょう? 「クラック」というのはボールの扱いが上手なスキルのある良い選手のことですよね? そういう選手を、ボールに触る可能性が1秒もないような終了30秒前にピッチに入れることって、すごい罪なことなんじゃないの?? その選手に対してだけでなく選手のファンに対してもものすごく失礼なことだと思うのだけれど・・・。

もう一つ、ペケはワールドカップを何だと思っているのでしょう? 4年前スウェーデンに引き分けて以来ずっと待ち望んできたに違いないこの舞台。アルゼンチンが優勝するためなら1分もプレーできなくてもいいとまで言っていたけれど、実際にはどんなに試合に出たかったことでしょう。4年前の悔し涙を忘れるためにも、もう一度ワールドカップでプレーすることは本当に特別なことだったに違いないのに、それを、ボールに触る可能性がゼロの終了30秒前に入れるなんて・・・何回考えてもありえないよ! そう、確かにサッカーの試合ではよくあることなのかもしれない。でも、終了30秒前に?ワールドカップの試合で?? 私はここまで韓国戦以外は全試合見ましたけれど、そんなことしている監督は他に一人もいませんでしたよ!! パブロが言えないなら、替わりに私がペケに言ってあげたい、「ふざけるな!」。(日にちがたっても、全然怒りが収まっていないですね、私。)

怒りついでに、カルボーニがアトレティコにペルーニア獲得の交換条件にアイマールを提示したけれど断られたというニュースを読みました。以前の「クラブへの愛」がどうの、という話も撤回してほしいな。ペルーニアやホアキンやフォルラン獲得のためのお金を作るためにパブロを売りたくてたまらないのは、君たちでしょ。 まったくどいつもこいつも・・・!!!

アルゼンチン国内の反響

2006年06月13日 17時03分13秒 | W杯2006ドイツ大会
月曜日の練習は、午前中のみの軽いもの。コート戦のスタメン組はフィジカル練習、控え組はSub20との練習試合をしました。右の写真を見るとクフレとやっていますが・・・。とりあえずびっくりなのは、足の大きさが違いすぎなこと。クフレが大きすぎなのか、アイマールが小さすぎなのか、それとも両方なのか。
お昼にマラドーナがやってきて、ランチを食べ2時間を代表選手たちと一緒に過ごしました。
午後はフリー。家族や友人と出かけた選手が多かったようですが(マスチェラーノ、ウスタリ、コロッチーニ、スカローニ、リケルメ、ソリン、カンビアッソ、マクシ、サビオラが外出)、アイマールの名前はないところを見るとホテルにいたのかな。明日は午後のみの練習の予定。

Oleに、コートジボワ-ル戦でスタメンでなかった選手のうち誰をセルビア戦ではスタメンとして見たいか?というアンケートがありました。メッシが43%、テベスが41%、アイマールが11%。パブロ、少ない数字なんですけど、これって一人を選ぶアンケートなんですよね。メッシでもなく、テベスでもなく、パブロを見たいという人が11%いるんだと思うとちょっと嬉しかったです。

Nacionには、コートジボワール戦の感想を募集している記事が。nacionコート戦の感想 125個のコメントがついていますが、ペケをぼろぼろに批判している人が多いです。「臆病者」「交代が意味不明」「サネッティとブルディッソの差がわからないなんて監督失格」「カンビアッソはベンチに行け」「メッシ、テベスがベンチなんてありえない」などなど。ペケがぴりぴりしているのもわかってきたような・・・。スペイン語ですが、10くらいのコメントを読むとかなりすっきりします。

リケルメを批判している人が多いのも、正直なところかなりびっくり。「前半しかもたない。」「カメのようにのろい。」「サビオラへのパス以外何もしなかった。」「10分間憧れのワールドカップでプレーして、もう疲れたんかい?」などなど。試合に勝って、これはないでしょという感じですが・・・。守備に戻って、そのへん中を走りまわり、随所に良いプレーをしながら頑張りぬくのに、点が取れない、結果が出ないアイマールをいつも応援している私から見たら、リケルメは守備はしなくていいし、大して動くこともせず、ゆったりパスを出しながら、FKやPKやコーナーでしっかり点を取って試合を決める超効率のよい選手で羨ましいほどなんですけど(好き嫌いは別にして)。この効率性をかって、ペケはチームの中心にしているんでしょうに、それが嫌ならアルゼンチンの人も、もっと以前から騒ぐべきでしたよね。

アイマールの交代のことは特に誰に何も言っていませんが(92分にアイマールを見て落ち込んじゃったよ、と書いている人はいました。)走れなくなっていたリケルメに替えて、あと15分早く投入するべきだったという意見はとても多いです。普通の監督なら、そうしますよねえ・・・。今日アズ-リの試合を見ていたら、デルピエロが80分過ぎに交代出場。別にリッピが好きなわけではないけれど、的確な選手交代で、危なげなく勝利しました。こういうのを見るにつけ、土曜日のは「そんなに試合に出たいなら出してやるよ、ただしロスタイムにね」という逆切れだったのか、それともペケが馬鹿で3人目の交代をし忘れていて、適当にやっただけなのか、二日経ってもまだ考えてしまいます。ペケがそこまで冷酷なやつではないと信じたい。でも、直前の合宿の召集はずしのこともあるしなあ。

両親の前だったのに・・・

2006年06月12日 16時17分27秒 | W杯2006ドイツ大会
今日、アイマールが交代で入る場面を見直してみました。なんとか感情を殺そうとしているけれど、この時間に交代なんて自分でも情けなくてしかたないような、全身でため息をついているような、そんな表情ですよね・・・。身体を動かそうとして、(そうだ、どうせプレーできないんだし。)と思い直しているような・・・。4年前のイングランド戦でのやる気満々の生き生きとした顔、去年のコンフェデの嬉しくて仕方なさそうな笑顔をはっきり覚えているだけに、あまりの落差が残酷過ぎて言葉もありません。

Nacionを読んだら、昨晩試合が終わったあとハンブルクのホテルには家族が面会に訪れ、夜中の3時まで一緒に過ごしたと書いてありました。パブロは両親が来たそうです。Saraちゃんが生まれたばかりだからAnaとAgustinは来れなかったのでしょうか。いずれにしろ、一人で過ごすには辛い夜だったと思うので、お父さんとお母さんが一緒だったと知ってずいぶん慰められました。でも、両親が見ているとわかっている前であんな風に試合に出されて、どんなに情けなくて悲しい気持ちだったことでしょう・・・。

リケルメ、ソリンを始め、選手たちのコメントがいろいろ新聞に載っていますが・・・。書く気になれない。アルヘン情報を知りたい方がいたら、本当にごめんなさい。でも、そういうサイトもたくさんありますものね。一つだけ、テベスには奥さんも子どももいると知ってびっくりしました。
選手たちは日曜日、列車で合宿地まで戻りました。これはペケがオランダ-セルビア戦をどうしてもテレビ観戦したかったため。飛行機だとちょうど上空にいる時間に試合が始まるのだそうで。録画しておけばいいじゃんと思いましたが。

そして、ペケはやっぱり怖くて狭量で嫌なやつなんじゃないかなと推測できるエピソードがOleにもNacionにも載っていました。選手たちの練習が終わりに近づいたとき、ペケに(フェンス越しに)ファンがサインを求め、ペケは明らかに乗り気ではなかったのですが、サインには応じていたんですって。そのとき一人の35歳くらいのファンが「ホセ、あなたはいつまでメッシを隠しておくつもりなんだい?」とたずねました。するとペケは、まるで火で焼かれたかのように目を細め、厳しい調子で言い返しました。「ここに来てくれないかな? 私たちは練習しているんだ。それを尊重してほしいね。」言葉の内容がスキャンダルというわけではないのですが、明らかにペケはファンの質問を不快に思ったようだったとOleにはあります。このファンの奥さんは、なんでそんなにペケが怒ったのか、怖くなって夫に聞いたほど。ちょっとヒステリック? あまり知り合いになりたくないタイプのようです・・・。

さっきLas Provinciasを見たら、サラゴサがアイマールを2年のレンタルで欲しいって・・・。サラゴサ? レンタル?? はあ、ため息。相変わらずカルボーニは、ビジャレアルにアイマールとフォルランの交換を持ちかけているらしいし。もしかして来季はパブロのプレイを見れないかもしれないと思うと寒気がします。パブロ自身が空気を変えたいと言っていることになっているけれど、空気を変えるためにサラゴサ?!

コートジボワール戦、採点など

2006年06月11日 15時18分40秒 | W杯2006ドイツ大会
さっきはあまりのことに動揺しすぎて試合結果も書くのを忘れましたが、2-1でアルゼンチンの勝ちですね。Nacionのブログで国内の反応を読みましたが、みんなペケへの不満が爆発していて、いい気味だと思っちゃいました。(べつにアイマールのことじゃないんですけどね。みんなメッシとテベスを見たかったわけ。)
その前に、Nacionの採点を数字だけ。

Abbondanzieri (7)
Burdisso (4)
Ayala (7)
Heinze (6)
Sorin (6)
Mascherano (3)
Maxi Rodríguez (4)
Riquelme (5)
Saviola (7)
Crespo (6)

リケルメが5というのは厳しいような気がしますが・・・。だってほとんどアシスト2のようなものなのに。
コメントのところには「彼に期待されていたことを見せなかった。前半終了頃には良いボールの取り扱いに才能を見せたが、試合終盤は完全に消えていて、何も生み出さなかった。」
マスチェラーノの3点というのもすごい。私にはカンビアッソも「それは君、まずいんじゃ?!」と叫びたくなるプレーが多かったように感じました。

アルゼンチンの人々の反応は、
-前半はまあ良かったが、後半はひどい試合をした。
-アボンダンシェリ、アジャラ、サビオラ、クレスポは良かったが、カンビアッソ、マスチェラーノ、マキシが最悪。
-リケルメはいつものとおりスローでチームの試合のテンポを遅くしていたが、セットプレーでは決定的な働きをした。微妙。
-2-0で勝っているのに、時間稼ぎなんてありえない。5-0を目指して戦うべきだった。
-交代が意味不明。なぜパラシオ?? メッシ、テベスが見たかった!!!
-コートジボワールはいいチームだった。これがヨーロッパのチームだったら、絶対追いつかれていただろう。次戦はシステムを変えるべき。

こんなところでしょうか。
一人だけ「ロスタイムでのパブリート・アイマールの交代は、正しいことに思えないし、選手への敬意を欠いているように見える。」と書いてくれている人がいて、アルゼンチンにもそう思ってくれる人がいるんだなと嬉しいような泣きたいような気持ちで胸がいっぱいになりました。

気分悪すぎ・・・

2006年06月11日 06時45分48秒 | W杯2006ドイツ大会
今コートジボワール戦見終わりました。
前半で2点リードだし、まあリケルメも良かったし、アイマールもさぞ喜んでいるだろうと思い、アルゼンチン代表チームの勝利を素直に喜ばなくちゃと自分に言い聞かせながら見ていたんです。でも、ロスタイムにアイマールがサイドラインに立っているのを見て、そんな殊勝な気持ちはあっという間に消えてしまいました。
時間稼ぎ要員にするなんて、ペケの神経を疑ってしまったんですけど(激怒)。全世界が見ている中でこの仕打ちって、あまりに酷くないですか・・・。いくらおとなしい性格だからといって、普通こんなことするかな。だって全然必要ない交代だし、屈辱的ですらあると私は感じたんだけど・・・ここまでのことをされて傷つかない人っているのだろうか。本当に涙が出そう。せっかくパブロの気持ちを考えてアルヘンを応援しようと努力しているのに、こんなことがあったらどうしたって無理だよ・・・(涙)。パブロの顔がすごく無表情で、気持ちを想像するのも怖くて、私も椅子の上で呆然としていたから、全然試合終了しても嬉しくなかった。もうペケにアイマールを使ってほしいとは思わないから、もう少しなんというか・・・せめてそっとしておいてくれないかな? 

今日からワールドカップ開幕

2006年06月09日 16時37分53秒 | W杯2006ドイツ大会

アメリカも金曜日の午前0時過ぎなので、あと9時間ほどでワールドカップが始まりますね。
でも、なんだかテンションが低いというか、実感がわかないというか・・・。赤ちゃんを抱えずに見るワールドカップは8年ぶりなので楽しみたいところなんですけど(94年以来だから12年ぶりか)、今一つ気分はすっきりしないな。それは、もちろんアイマールが控えだから・・・。
コートジボワール戦のスタメン組は、去年の南米予選モニュメンタルでのブラジル戦時のメンバーからキリがカンビアッソに、ルーチョがマクシに変わっただけなんですね。はあ、この一年間は何だったんだろうとつい考えてしまう。パブロはああ言っていたから、アルヘンの勝利を願わなくてはと頭ではわかっていても、私は別にアルゼンチン人じゃないからすごく難しいんですよね。正直なところチームが負けてもいいから、アイマールには試合に出てほしかったりする。でも、そんなこと考えちゃいけないんだよね。

木曜日の練習は、セットプレイやPK練習など(たぶんスタメン組が)。その後全員が非常に変わったカジュアルな試合を。なんと自分の本来のポジション以外のところでプレーしなければならないというルールで試合をしたんだそうです。ただのリラックスのためのもの? アイマールがどこのポジションでプレーしたのかはどこにも書いてありませんでした。
金曜日は18時に飛行機でハンブルクに入るそうです。フライトは1時間の予定。そして土曜日の夜9時から初戦のコートジボワール戦です。

Nacionには、スタメン11人中ワールドカップの経験があるのは3人だけで、あとの選手はワールドカップが初体験となることが紹介されていて、この経験のなさに選手たちがどう反応するだろう?という趣旨の記事がありました。他国のチームには経験のあるメンバーがわりと多いのに比べ、アルゼンチンは、エインセやカンビアッソのようにクラブでの大舞台の経験が多い選手がいる一方、ブルディッソやマクシなどはどうなのか、ワールドカップどころか代表での試合経験がほとんどないスカローニやクフレは?と少し心配しているような書きかたです。またメッシもわずか18歳なので、感情をコントロールする必要があると。CLのチェルシー戦を見た印象では、メッシに限っては大舞台で緊張するようなことはないと私は思いますけどね。アボンダンシェリのほうがあがってしまうのでは?とずっと心配。アイマールはその点、顔に似合わず意外に大丈夫なのに・・・。

6月8日はマスチェラーノの22歳のお誕生日でした(若っ!!)。メッシとリケルメが同じ6月24日生まれなのは有名ですよね。私も息子も6月生まれなんですが(一日違いの誕生日)、メッシとリケルメと誕生日が近くても・・・。
昨日書いたビリヤード大会の優勝者はクレスポのようです。

この日以降の記事はこちら:W杯2006ドイツ大会

バティが激励に訪問

2006年06月08日 16時09分08秒 | W杯2006ドイツ大会
今日の練習は非公開だったので、写真はありませんね。右の小さな写真は昨日のサッカーテニスのときのもの。テベスがちょっと可愛いです。

水曜日は午前中の練習はありませんでした。朝食後ペケが戦術のことなどについて話をし、その後FIFAの人がやってきて、選手たちに最新の審判の基準を説明しました。危険な肘打ちは一発退場になるとかそんな話。アボンダンシェリがオフサイドについて質問をしたようですが、その他の選手たちからは何も質問は出ませんでした。ソリンによると「僕たちはもう何年もプロでやってきているから、そういうことは全部よく知っているよ。」

そしてランチの後、多くの選手たちがお昼寝をしていたとき、突然バティストゥータがホテルを訪問! ミュンヘンから214キロを車で飛ばしてきたそう。メキシコのテレビ番組と契約しているらしいですが、もちろん今回の訪問の目的は選手たちを激励するため。何人かの選手たちはテレビでフレンチ・オープンのナダルの試合を見ていたそうですが、大多数の選手は寝ていてバティと会う機会を逃してしまいました。バティも事前に電話を一本入れればよかったのにね。ヤッフーアルゼンチンによると、バティと話したのはペケ、ソリン、アジャラ、アイマール、クレスポとなっています。アジャラはクレスポに「落ち着け、エルナン。もう召集リストは締めきられているから。」と言って、みんなを爆笑させたとか。結構きつい冗談かも。カメラを避けて、バティはホテルの裏口から去っていきました。明日はマラドーナの訪問が予定されています。

夕方は非公開での練習。Sub20相手に20分ハーフの試合をして、3-0で代表チームが勝ちました。ゴールは、サビオラ、マクシ、クレスポ。メンバーはいつもの先発組。後半あと10分というところで、ソリンに替わりクフレ、クレスポに替わりテベス、リケルメに替わりアイマールが入りました。昨日の交代メンバーとまったく違う3人ですが・・・。まあ、交代は試合展開次第で変わるでしょうから、たくさんのシュミレーションが必要なんでしょうね。これまで決してリケルメを交代させなかったペケですが・・・本番ではどうなのかな? それにしてもこれまで結構スタメンを隠しがちだったペケが今回はやけに堂々と公表しているのが、少し怪しいですよね。初戦でいきなりメッシがスタメンだったりして?! サビオラもその点を少し気にしているようで、「監督からは何も言われていない。まだ試合まで3日あるので、誰にでもプレーのチャンスはある。」と控えめです。
明日も夕方の練習となる予定。

毎晩夕食後にビリヤード大会をやっているみたいですね。現時点で一番になっている人がチャンピオンらしいですが、選手たちはこの話で盛り上がっているらしい。誰が上手なのかちょっと知りたいところです。


ワールドカップ開幕を直前に控え、私のほうは慌ててHDDを整理していますが、機器がフリーズしたり、間違ったDVDディスクを2回も買ってしまったり、苦労しています。ようやく14時間空きましたが、放送が真昼間すぎてほとんどライブでは見れそうもなく録画必須となると、到底これでは足りなさそう・・・。


ペケのミステリー

2006年06月07日 16時23分18秒 | W杯2006ドイツ大会
今日は写真はわりとあるのですが、あんまり良いニュースがないので書く気がしないです・・・。ペケのミステリーにもアイマールは全然関係ないんだもの。

例によりスタメン組と控え組に分かれ、控え組はアディダスのグラウンドで非公開でSUB20との練習試合。(昨晩レセプションが終わったのが23時半だったのにも関わらず、選手たちは9時に起きなければならなかったと書いてありましたが、充分遅い時間に思えるけど。9時集合という意味なのかも。)3-1で勝ちました。ゴールはパラシオの2点とクルスの1点。ペケルマンはたびたび試合を止めて指示を与えました。この間、スタメン組はジムとホテルのグラウンドでフィジカルトレーニング。
ミステリーが始まったのは夕方。今度はスタメン組が非公開での戦術練習を始めたのですが、そこにはいつもの11人にミリート、ルーチョ、パラシオが加わったんです。メディアの推測は・・・ミリートはエインセが万全でない場合の代替、ルーチョはマクシのオプションかまたはペケがシステムを変えたときに使うため、パラシオは今朝の2ゴールでアピールしたため、というところです。すっかりスタメンは固まっていたと信じていたメディアはちょっとした騒ぎ。Clarinの見出しは「ペケ、あんたのチームは固まっているの?いないの?」

でも、そんな騒ぎの萱の外なのはアイマール、とメッシとテベス。冷静に考えるとパブロが控えなのはわかっていたことだから、メッシとテベスのほうが意外かも。この3人とクフレ、コロッチーニ、クルスは夕方サッカーテニスなどをしたそうです。「リラックスしたアクティビティで楽しみが主役」とあるけれど、みんな複雑な気持ちだったんじゃないかなあ。その後で6人は、冷たい雨の中辛抱強く待っていたファンたちにサインをしました。最高気温7度の寒い日だったそうです。

Nacionに今頃パブロの記者会見が載っているような気がするのですが、さっきからずっとNacionの調子が悪くて見れません。見出しだけ一瞬読めたけど、アイマールの「自分のことよりチームの良い結果を選ぶ」という言葉、その下に「26歳の攻撃の選手は、今でも内気で控えめな性格のまま」とあったような。・・・と思ったら、今ようやく見れるようになりました。はあ、Nacion、なんで数日たってこの記事載せたのかな? Clarinよりも詳しい記事で、こちらを訳したほうがよかった。アイマールのファンなら誰でも読んでいるうちに目に涙が浮かんできてしまうような内容なんですけど・・・。

アサ-ドとタンゴの夕べ

2006年06月06日 15時29分20秒 | W杯2006ドイツ大会

今日は、もうこの写真だけでいいかなあ。練習中の写真でこんなにはっきりと映っているのは始めてのことかも。朝書いたけれど、結局サビオラとパブロを見間違えていたような。
この写真を見てびっくりしたのは、メッシは足が太い! パブロより体重が7キロぐらい重いなんて本当?と思っていたけれど、確かにそれくらい違いそうです。シュート力などのパワーの差はこんな体格差もあるのかな・・・。以前代表の医師が、アイマールとソリンは試合後に体力を消耗してしまうと言っていましたが、こうして見るとこの二人は飛びぬけて線が細いですもんね。

今日の練習は夕方のみの軽いものだったよう。夜には、ニュルンベルク郊外のお城で、市長主催の歓迎レセプションが催されました。アルゼンチンのドイツ大使とグロンドーナ会長、リーベルの会長、ボカの副会長も出席。アルゼンチンから運ばれた150キロ(!)の肉を使ったアルゼンチン式焼肉アサ-ドが供され、ダンサーによるタンゴも披露されました。動画ニュースを見ましたが、きらびやかな大広間でのレセプションでしたね。選手たちも楽しんでいたようです。でも、いきなり「オレ~、オレ、オレ~」の合唱が選手たちから始まったのにはびっくり。例によってスカローニが先頭だったそうですが。
全選手がカメラを持参していましたが、最も写真撮影に熱心なのはカンビアッソとテベスなんですって。二人はどこに行くにもカメラを離したことはないそうです。
明日は、また二部練習が再開されます。スタメン組は非公開で、最終段階の戦術の確認を入念にする予定らしい。

アイマールおとといの記者会見(Clarin 06年6月3日)

2006年06月06日 06時35分47秒 | W杯2006ドイツ大会
ランニングする選手たち・・・。La Seleccion volvio a los entrenamientos  
テベス、メッシといっしょのグループだとどこにいるのかわかりにくいけれど、コッロッチーニの向こう側にいるのがアイマールかなあ。メッシは走り方からなんとなくわかりますね。

昨日のNacionの記事のもとになっていたアイマールの記者会見、ちゃんと全文がClarinに載っていたんですね。どういうわけか見落としていました。教えてくださってありがとうございます。(でも、Oleは全然取り上げてなかったよね。)こういうことを言っていたから、Nacionの記事になったのねと納得。どっちかというと胸の痛む内容なんですけど。
右の写真が添えられていましたが、なんでまたこんなアートな写真が? 普通のアップで良かったのに。



このチームはチャンピオンだ、たとえ僕がプレーすることはなくても。

パブロ・アイマールは分析することを知っている、しかしプレーすることも。
彼の前のワールドカップでの足取りは、控えメンバーから始まってスタメンで終わった。今回もパブロ・アイマールは歴史を繰り返している。しかし・・・
「もしも神と運命がそう望むのなら、7試合があるだろうし、我々全員は重要だ。もしも我々がチャンピオンなら、全員がそうなるだろう。もしも僕が選ばなければならないとしたら、チームがチャンピオンになるほうがいい。自分がプレーするかしないかは二の次のことにすぎない。全試合に出場できたらすばらしいだろうけれど、優勝するためにはエゴイズムをわきに置くよ。」

あなたは日本での出来事のリベンジを願う4人のうちの一人ですが、今回のほうがよいですか?
「そうだね。前回はみんながアルゼンチンは優勝すると言っていて、それはあまり良くなかった。今回はいいね。多くの人があまり期待していないし、僕らは過小評価していたり、優勝候補に挙げていないから。もしかしたらこのチームに一番期待しているのは僕ら自身かもしれない。練習を積んできて、僕らは何を与えられるかを知っている。」

ブラジルが一番の優勝候補だという印象ですか?
「そうだね。アルゼンチンが一歩ではなく二歩進むことを願っている。」

今回のチームは日本でのチームよりも密度が濃い集団ですか?
「そうは思わない。今回に比べても、前回のワールドカップのチームは素晴らしいグループだった。変わらなければならないのは結果だけ。練習のやりかたや準備の仕方には何の変更も必要ない。」

マレーシアの時からのたくさんの選手を知っていることはポジティブですか?
「最高だね。こんなにたくさんの友達と(フランコ、クフレ、スカローニ、カンビアッソ、リケルメが当時のメンバー)フル代表でワールドカップに望めるなんて、普通あることではない。願わくば結果も同じものでありますように。あのときと同じくらい良いチームだよ。」

なぜそれがグループの強みとなるのですか?
「なぜなら長い間知っている友人がいたほうが物事が上手く行くから。それにさまざまな国やチームでプレーしていても、ずっと連絡を取ってきたから。(←ちょっと推測。)愛している人々と一緒のほうが、何もかも上手く行くよ。好きでない人たちと一つの場所にこんなに長い間閉じ込められるのはひどいことに違いない。」

誰があなた方のリーダーですか?
「ファン・パブロ(ソリン)はチームの素晴らしいキャプテンだ。そしてもう一人僕がすごいと思い、見習うべきと感じているあらゆる意味でのクラックは、ラトン(アジャラ)だね。」

ペケルマンの一番の長所は何ですか?
「誰がベターか見極めることを知っている。」(←ううむ・・・!)

リケルメ、メッシ、テベス、サビオラとプレーすることについてどう思いますか?
「願望だね。そして彼らに同じ事を聞いたとき、彼らも同じことを言ってくれることを願っている。ここでは良いサッカーをしていない選手を探すのは不可能だよ。」

ワールドカップで彼らとプレーすることはできますか?
「そう願っている。でも、それはとても難しい。アンゴラとの親善試合ではとても良かった。僕らは容易に理解しあえたから。僕はとてもそれに興味があるし、彼らもだと思う。あまりハッピーでないのは、守備の選手たちじゃないかな。彼らは狂ったように走ることになるだろうから。」

メッシは、これまでずっとあなたのことをを賞賛してきて、que sos uno de sus referentesだと言う気にはなれないと話していますが・・・。(?)
「今から4~5年後に、メッシがバロンドールを5回取ったとき、僕は誇りで一杯になるだろうね。」

どんなスタイルが成功するでしょう?
「サッカーが好きな僕たちからすると、攻撃を意図しているチームが良い結果を出せばいいなと思っている。実際のサッカーは、セットプレーや戦術的な秩序、チームの組織力など様々な要因で決まることは明らかだ。それと、あまり手で触らないほうがいいというのも重要だ。(←ジョーク?)でも、僕はアルゼンチン代表が良いプレーをして、良いところまで行くことを願っている。」



最後のほうは、かなりジョークまじり? 誤訳があったらごめんなさい!
いつものとおり誠実で真摯なパブロの発言が嬉しく、そして少し悲しかったです(特に前半のほう)。
Clarinのリンク:Aimar: "Que el equipo sea campeon, aunque yo no juegue"
ブログ内スペイン語原文:アイマール記者会見 Clarin 06.06.03


日曜日の午後はフリー

2006年06月05日 16時45分18秒 | W杯2006ドイツ大会
写真は、昨日の記者会見のときのもの。写真がこの小さいのたった一枚しかないなんて、はあ・・・。なんでミリートの動画しかなかったのかも不思議ですし。それにミリートはもう少し大きい写真があったような。昨日載せた久しぶりにパブロらしい表情の写真の後に、この記者会見があったはず。この日はおひげもない様子で美しそうだったのに!

日曜日は朝のみの練習で、午後はドイツに到着以来初めてのフリータイム。
練習は戦術練習で、例によってスタメン組(ロマンたち)と控え組(パブロたち)に別れて行われました。ただ、コロッチーニがスタメン組で、マスチェラーノが控え組に入っていたのが少し謎です。
午後のフリータイムに外出したのは4人のみ。ソリンが妻と、クフレが妻と二人の娘とタクシーでお出かけ。メッシとウスタリは、メッシのアディダスでのCM撮りのために外出した後ニュルンベルクを案内されたとか。でも、テベスも外出したそうなので、Nacionは4人と言っているけれど実際は5人が外出したんじゃないかな。
妻子がドイツに到着しているのはソリンとクフレだけということもあり、残りの選手たちはホテルに留まって、テレビでブラジル戦やコートジボワール戦を見ました。例外はエインセとアジャラで、この二人はプールを何往復も泳いだそうです。

Nacionには、「フィールドの外でも中でもポジティブな回答」という記事があって、昨日のパブロの記者会見と今日のテベスの発言とが取り上げられています。非常に複雑な気分になってしまう内容なんですが・・・。
アルゼンチン・チームの中には本当に共通の魔力が生まれつつあるようだ。それは勝利するためにグループの中で絶対に必要な精神。~中略~ 23人がそれぞれのやりかたで話しているが目標は同じ。それを得るためには誰が選ばれるかはさほど重要ではないということだ。
それぞれ違う理由により、コートジボワール戦でのスタメンでない選手がいる。パブリートは、疑問の余地のないリケルメの控えという理由によりスタメンではないということを知っている。テベスは、監督の戦術的な好みによりサビオラに席を譲ったことを知っている。しかし、彼らは二人とも、穏やかに、集団の利益のために個人の状況は考えないことを選んだ。リオクアルトのpibe(少年)は(彼はずっとpibeであり続けるだろう、その外見と物腰のせいで)、97年マレーシアでのワールドユースでチームにバランスを与えるために先発せず優勝を勝ち取ったときから、この状況に対処するすべを知っている。
すべを知っているんでしょうかねえ・・・? 昨日の発言の内容を字で読む限りでは、ちょっと残念そうでしたが。たぶん話し方が穏やかだったんでしょうね。私は全然対処法を学べていないようです。上の内容を訳して書くのにすら嫌気が差したほどですから。やっぱり試合に出てくれないと楽しくない・・・。

マルカの記事

2006年06月05日 00時03分09秒 | W杯2006ドイツ大会
今読みました。すぐ日本語になると思いますが。


ワールドカップ後にクラブと話し合い。アイマールはバレンシアを出ることについてドアを開けたままに。

アルゼンチンに集中しつつ、将来のことを思案
パブロ・アイマールはドイツから、バレンシアとまだ2年の契約があるが、クラブのリーダーが自分をどう思っているか知るために、メスタージャのクラブとの話し合いに臨まなければならないことを示した。
「ワールドカップの後に、僕は彼らと話すよ。バレンシアは何らかの決定をし、僕も決めるだろう。」
アイマールは隠さない。彼は、公式にはまだクラブとの長い絆が残っていることを認識している。
「僕はバレンシアと2年の契約があり、それを満了しなければならないならそうするだろう。」
そして、クラブ側の意図についてバレンシア側の誰も彼と話していないとして
「僕は将来についてディレクターと話していないし、クラブが僕をどうしたいのかすら知らない。」

リケルメとのプレイ?
ビジャレアルの名前がアイマールと関連して出続けている。リケルメの横でプレーするのは嬉しいかどうか聞かれ、答えははっきりとしていて完全なものだった。
「誰も僕にビジャレアルのことは言っていない。でも、もちろんロマンとプレーするのは楽しいだろうね。誰だってそうだろう。」
そして、そう、カイはバレンシアでの生活が完璧で幸せなものであることを強調しようとした。
「町とクラブにとても感謝している。彼らはいつも僕にとてもよくしてくれたから。」



クラブ側がすでに契約延長を持ちかけたのにアイマールがそれに難色を示しているという記事を読んだときに、絶対嘘だと思いましたが、これを読む限りではやっぱり大嘘のようですね。ただ・・・このパブロの言葉から、なんとなくもう出ていく気になっているような感じもするのですが。ポイントは後2年の契約を満了することではなく、今契約延長をするかどうかだと思うけど、それについて何も言っていないから。
あとリケルメとのプレーって、ロマンこそワールドカップの後にビジャレアルに留まるとは思えないのですが・・・。

やっぱり一緒にやりたいよね

2006年06月04日 16時33分16秒 | W杯2006ドイツ大会

今日は練習している写真がまあまあありますが、上右の写真、なんだかがっくりしているけれど、大丈夫? ペケが近くにいるとこうなっちゃうのだろうか・・・。
午前中少しだけジムがあって、午後からボールを使った練習。土曜日ということもあって、3500人もの人が練習を見に来たそうです。Nacionは「まるでアルゼンチンがブラジルみたいに見えた日」なんて書いています。
チームを7人ずつ3つのグループに分けての練習。赤組がアボンダンシエリ、アジャラ、ミリート、リケルメ、パラシオ、クレスポ、メッシ。青組がウスタリ、クフレ、ブルディッソ、マスチェラーノ、カンビアッソ、マクシ、テベス。黄組が、フランコ、スカローニ、コロッチーニ、ルーチョ、アイマール、サビオラ、クルス。どういう意図の組み分けなのかはよくわかりませんが・・・。ビジュアル的にベストなのが黄組で、一番地味なのが青組というのは確かですけど。
みなさん競い合うように技を披露したそうで、見ている人たちからは「うー」とか「おー」とか感嘆の声が漏れたとか。練習のあとには、ペケが通訳を通して、見に来てくれた人々に感謝の言葉を述べる場面までありました。

このパブロやけに楽しそうですが、何をしているんでしょう? キャプションには「ボールをトスするアイマール」とあるけれど、バレーボールじゃあるまいし!
こんな屈託のない笑顔を見ると安心しますが、でも記者会見の内容を読んで少し心配に。というかアイマールの記者会見はあったのかな。オフィシャルにはミリートが記者会見したことしか書いていなくて、ネットラジオにもミリートの映像のみ。英語通訳だったし、途中で「パブロ・アイマールがなんとか」とアナウンスがあったので、見れるかもと楽しみにしていたのに。でも、NacionとTerraにパブロの言葉が出ています。


Nacionより:
パブロ・アイマールは、練習でのようにリケルメ、テベス、メッシ、サビオラと一緒にプレーする可能性について聞かれたとき、そのファンタジーを明らかにした。
「もちろん、それを希望しているよ。でも、誰を選ぶかということがあるからものすごく難しいことを知っているし、あなた方が言った選手たちとプレーできるようなことがあるのかどうかわからない。そうであればいいけどね、例え練習の中であっても。」彼はこんな風に感じている。y por un rato valio la pena. (今のところは、悲しむのも当然???)

Terraより:
「イタリアでの練習では一度僕たちは一緒にプレーした。僕は真っ先にまたそういう機会があれば興味を持つだろうけれど、守備の選手たちはあんまり嬉しくないだろうね。
no se considera un referente de este plantel(?). ワールドカップで3試合を経験したけれど、それはそんなに多くはない。今度のワールドカップはこの前のものとは違うものになるだろう。」


相変わらず言葉がわかりにくい・・・。
一緒にプレーしたい選手とプレーできずに、フラストレーションが少したまっているでしょうか。アンゴラ戦、テベス、メッシと息が合っていただけに、もっとやりたいというのがあるのでしょうね・・・。私だってあの3人のわくわくするようなプレーがまた見たい(涙)。

バレンシア方面があまりにも先が見えないから、代表では楽しく過ごしてもらいたいのですが、こちらはこちらでストレスがありそう。怪我さえなければ使ってもらえるチャンスもあると考えて、練習をがんばるしかないですね。
もっと書きたいことがあったのですが、バレンシアショックが今頃じわじわと来て、昨日あまり寝れなかったので、今日はもう書く元気がありません・・・。

金曜日の練習とワールドサッカーマガジン

2006年06月03日 17時13分35秒 | W杯2006ドイツ大会
リケルメとの写真が全然ないなあ、まさか仲たがい?なんて思っていたら、ようやく出てきました。でも、なんだか二人ともunhappyそう。アイマールはともかく、リケルメがunhappyになる理由なんか何もないのだから、パブロをもっとcheer upしてあげてほしいんだけど。もともとこういう悲しそうな顔なのかもしれないですけれどね。パブロのほうも、ちゃんとおひげを剃ってほしい。ホテルから出て練習に向かうところだそうです。

その練習は、今日も二部練習。午前の練習にメッシは別メニュー。午後は、U20チームと30分の前後半の練習試合をしました。
前半のメンバーは、アボンダンシェリ、ブルディッソ、アジャラ、エインセ、ソリン(クフレと交代)、マクシ(メッシと交代)、マスチェラーノ、カンビアッソ、リケルメ、サビオラ、クレスポ(クルスと交代)。結果は3-0で、得点者はサビオラ、クレスポ、クルス。
後半のメンバーは、ウスタリ、ブルディッソ、Market (U20)、ミリート、クフレ、スカローニ、コロッチーニ、ルーチョ、アイマール、パラシオ、テベス。クルスとメッシがSub20のほうに入ってプレー。結果は2-0で、得点者はテベスとアイマール。
パブロは点を入れているし、調子は良さそうですが、完全な控え組みですね・・・。昨日のメッシと一緒にやったミニ・ゲームでは3点も入れたらしいし、メッシとのコンビもとても良かったらしいけれど。
コートジボワール戦のスタメンは、間違いなくこの練習試合の前半のメンバーだとメディアは報道しています。試合展開にもよりますが、普通に勝っていたら、パブロの出場は厳しそう。
ただ、Nacionに「記憶に残らない(覚えられない?)ペケのチーム」というタイトルの記事が出ていて、とにかく毎試合スタメンを入れかえるので、初戦の布陣は次の2試合では二度と繰り返されないだろうと予想されています。2トップの組み合わせも毎回変わっていますもんね。97ワールドユース決勝でアイマールを先発から外したこと、数々の大会で不調のGKをばっさり切ったことなどの前歴が紹介されていました。こうして見ると、ペケってかなり変わった監督ですね・・・。

ある親切な方のおかげで、WSMに載っているアイマールとリケルメのインタビューを読むことができました。(ありがとうございます!)
まずパブロの写真が美しかったので、感動しちゃいました。部屋の外のベランダに適当に立たせただけだと思うのですが、それでこれだけbeautifulに映るんですから、ちょっと羨ましいほど。背景が自然というところもいいのかな。
感動したまま記事の中身を読んだら・・・バレンシアのことを話していますね。
「すごく快適だよ。ひとつの文句もないよ。~ 僕はね、バレンシアの人々に心から感謝しているんだよ。」
今のタイミングで読むと、泣けてきます。嘘を言っているとは思えないのですが。

またペケについても「個人的な意見を口にすると、監督に対する敬意を欠くことになると思う。」と言っているし、メッシについては「~人間的にもいいヤツなんだよ。今度のワールドカップはメッシの大会になるかもしれないね。とにかく、メッシが力を出し切れるようにサポートするつもりさ。」だって。パブロっていい人すぎと、またしばし感動してしまったのでした。病気のときは、やっぱり辛かったんですね・・・。

それにしても、リケルメの言葉は「俺は~だ。」、アイマールの言葉は「僕は~だよ。」と訳されているのには笑いました。確かにイメージはそうなんですが、スペイン語では変わらないのに。

最後に金曜日の練習の写真。笑顔を見るとホッとします。