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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

カルボーニ、火消しを少し試みる

2006年06月02日 16時58分59秒 | W杯2006ドイツ大会
バレンシアも馬鹿ですよねえ。アイマールにワールドカップで活躍してもらって、高く売りたいのでしょうに、こんな大会直前に騒いで選手を動揺させて、また怪我でもしちゃったらどうするつもりなんでしょ。
と反省したのかどうか知りませんが、カルボーニが少し事態を静めようとしています。アイマールの代理人と会ったあとのカルボーニのコメント:
「我々は多くのことを話したが、特別にアイマールについて話したわけではない。パブロはまだ2年契約が残っていて、クラブの意図としてはパブロに何年もいてほしいということ。我々は、彼をとても信頼している。彼はまだ若い。しかしそれが話し合いの目的だったわけではない。知り合いになるために会った。アルゼンチン市場のことなどいろいろなことを話した。」

ガビとペルーニアまたはケズマンとアイマールの交換のような話について
「そのようなことには答えることができない。仕事を進めている人々のことを信じている。もしもはっきりしたことが決まれば、発表するだろう。何も隠すことはないのだから。」

外国のクラブからのオファーがあることを示唆して
「パブロは、まるで美しい女性のようにみんなから求められている。彼を欲しがっている人たちはたくさんいる。しかし、我々はそのようなことは何も話さなかった。選手はワールドカップを控えていて、彼の集中を失わせたくない。彼にとって素晴らしい大会となると信じている。」


は? 何を今更・・・。パブロをbeautiful girlに例えているのは気に入ったけれど。
ちなみに英語のニュースを読んだら、カルボーニの昨日の発言には、もう一文ありました。「我々は、アイマールとは何の問題もないし、彼は昨シーズン、バレンシアに来て以来ベストなサッカーをいくつかプレイした。しかし問題となるのは、彼が今でもこのクラブを愛しているかどうかだ。」

要するに、良いオファーがあれば売るということでしょう? クラブを愛していないとか余計な理由をつけないでほしいものです。
でも、一部のファンからの中傷はものすごいし、本当に求めてくれているクラブに行ったほうがいいのかもという気がしてきました。こんなに邪魔者、困り者扱いされて、それでも居座るのは性格的に辛くてできなさそうな気がします。(こう思わせるのがクラブの狙いなのかなあ。)

あるファンの投稿:
「もういいよ、アイマールを売ったら? 彼が、断続的にしかプレーしなくて、アングロのほうが良くて、ほんの一刷毛の絵の具を塗るだけで、すぐ転んで、小さくて・・・、そう思っている人たちには、いいことなんじゃない? 僕には、彼がビージャと並んで最も戦っていた選手に見えたけどね。 もう僕は、アイマールが本当に求められ、彼の才能が感謝されるような所に行ってほしいと願っているよ。」


代表のほうですが(代表に集中したいのに、こんなごたごた本当に嫌だ・・・。)、31年ぶりの寒さという中(6から7度って真冬なみです)、午前中はフィジカルワークを75分間。右の写真、服が大きすぎると、こういうときは袖が手袋替わりになって便利です。厳しい寒さの中1500人の見物客が集まりました。
午後は、アンゴラ戦のスタメン組はジムで運動。それ以外の選手たちは二つのグループに分かれて戦術的練習。一つはアボンダンシェリ、スカローニ、クフレ、テベス、ルーチョ、パラシオ。もう一つはレオ・フランコ、ミリート、コロッチーニ、アイマール、クルス、メッシ。メッシがいるので一緒に楽しくサッカーをできたのではないかなというのがせめてもの慰めです。

メッシのアンゴラ戦後の言葉:
パブロ・アイマールの横でプレーするのはスペシャルな気分だったと明かして
「僕たちがお互いにボールに触っていたときはとても良かった。パブロと代表チームでプレーするのが初めてというわけではないけれど、今回はスペシャルだった。」

これはヤッフーの英語のニュースに載っていたんですが、アルゼンチンの新聞サイトには載らなかったんです。不思議ですね。それにしてもメッシの言葉を嬉しく思う日が来るとは夢にも思いませんでした。

ついにドイツに到着

2006年06月01日 05時39分08秒 | W杯2006ドイツ大会
今日は写真を見つけてきました。ソリンの後ろだし、お疲れのようですが・・・。ニュルンベルクの空港に到着し、バスに乗るところではないかと思われます。ソリンが抱えているのはPCでしょうか、それとも座布団? アイマールも何か手に持っていますが、カメラ?(でも普通こんなところで写真撮らないですよね。)

アルゼンチン代表チームは、15時にナポリから3時間のフライトを経てドイツのニュルンベルクに到着。バスで19キロ離れたヘルツォーゲンアウラッハのホテル・ヘルツォークスパークに向かいました。(この地名はカナを打ち出すのが大変だ! ドイツ語は習ったことがあるので、読み方は大丈夫だと思うけれど。)

ここにホテル到着時の映像が。アイマールの姿がはっきり確認できます。珍しくちょこっと手を振っていますね。やはりバスではリケルメの隣に座っているんだろうかと思ってしまった。パブロのすぐ後にロマンがバスから降りてきたから。
La Seleccion ya esta en Alemania

ペケルマンは、ホテルへ向かう前に「私たちは試合をするために来ました。私たちはみんな寝ていません。」と話しましたが、時間から考えてお昼寝をしていないということ? ブエノスアイレスでの練習レポートに必ず「午後の休息」というのがありましたが、もしかして選手たちは(ペケも?)毎日お昼寝しているのかな。うちの3歳の息子のようです。
アルゼンチン代表には水色と白の花束が渡されました。ホテルには、すでにトゥーロンでの大会に参加したユース代表が到着していて、これからはA代表の練習相手となります。
明日の練習は公開される予定。

ヘルツォーゲンアウラッハは人口二万三千人。アディダスとピュ-マの本社があります。(知らなかった・・・。)練習はアディダス所有のグラウンドで行われるのだそう。
市長さんは「アルゼンチン代表のような重要なチームを迎えることは、我々にとってとても価値のあることであり、ヘルツォーゲンアウラッハに大きな宣伝効果をもたらすでしょう。」と述べました。
ホテルのほうは、こちらにHPが。Hotel Herzogs Park 上のほうのzimmerをクリックするとお部屋の様子が見れます。(スイートもあるけれど)モダンな感じのとても綺麗なホテルですね!これなら快適に過ごすことができそう。ジム、サウナ、ジャグジー、マッサージ室、レストラン、図書室、そして瞑想のためのホールまで完備されています。

下の写真は、イタリアの出発してきたほうのホテルでの記念写真。これまた美しいホテルで・・・。こういう写真を見ると、ヨーロッパに行きたくなってしまうな! コロッチーニの横にいるのがアイマールだと思うのですが、なにしろ写真が小さいのでちょっと自信がないです。

Nacion Lineの採点(アルゼンチン-アンゴラ)

2006年05月31日 15時43分35秒 | W杯2006ドイツ大会
[追記]ペケがアイマールについてコメントしていたので、書いておきます。といっても、一言だけど。冷たいよ、相変わらず・・・。
-パジャッソが戻ってきた?
「アイマールの短時間(のプレー?)は良かった。チームに多くの貢献をした。」
書かないほうが良かったかしら? かえって腹の立つコメントだったり。短時間って、あなたがちょっとしかプレイさせなかったんでしょうに! 


しっかし、本当に写真がどこを探してもないですね。カメラマンがいなかったわけではあるまいし(ぶつぶつ)。リーガの普通の試合でも最低一枚はあるものなのに、代表の親善試合で写真ゼロなんて絶対ヘン!

Nacion Lineの採点を見たら、こちらはだいたい公平に点をつけてくれているのでホッとしました。ざっと訳しますと:


前略(マクシが良かったことが書いてあります) その他に目立ったのは、28分しかプレーしなかったが、パブロ・アイマールとカルロス・テベス(この二人は14分間だけプレーした)と連携したときのメッシの仕事で、試合中アルゼンチンのベストな時間だった。一人ずつのコメント:

アボンダンシェリ(5):前半4分、左ポスト近くでセーブ。その後、フィードが正確でなかった。しかし、それはチームメートが彼に危ないボールを渡したから。(そうだっけ?)

ブルディッソ(5):サイドバックとしてマークに問題はなかったが、攻撃での貢献はなかった。

アジャラ(7):守備陣の中ではベストな選手。ブルディッソの後ろで固いマークと空中での強さ。右膝の怪我は過去のものとなった。後方におけるチームの自然なリーダー。代表100試合目となった。

エインセ(6):負傷をして7ヶ月間ピッチから離れていたため、出来が不安視されていた。アジャラとほとんど同じくらい良かった。固いマーク。

ソリン(7):左サイドの守備をしつつ、攻撃に良く貢献した。

マクシ・ロドリゲス(7):左右のサイドでダイナミックなサッカー。前半28分にゴール。後半30分にも惜しいシュート。

マスチェラーノ(4):カンビアッソとの中盤は居心地が悪く、多くのファウルを犯した。

カンビアッソ(5):マスチャラーノよりは少し良かったが、左の中盤では良いプレーができなかった。もっと大きな動きが必要。

リケルメ(5):セットプレーは良かった。中盤と前線の繋ぎ役。プレーがスローだった。ラストパスが正確でなかった。彼のサッカーをもっとよく理解しているパートナー(メッシ、アイマール、またはテベス)が必要だった。

サビオラ(5):よく動いていて、チャンスもあった。(以下略)

クレスポ(5):前半、3度の絶好のチャンス。後半は良くなかったが、チームの疲労と一致していた。その後のメッシ、アイマール、テベスの動きと同調することができなかった。

メッシ(7):サビオラに替わり後半17分から出場。最初はあまり目立たなかったが、アイマールとテベスとのプレーは、アルゼンチンに見られたベストなもの。跳躍、スピード、ファンタジーに貢献した。

スカローニ(5):省略

ミリート(5):省略

アイマール(7):マクシに替わり後半31分から出場。メッシ、テベスとのプレーはチームの中で最も派手なものだった。更に、左ポストに当てるシュート。

テベス(7):カンビアッソに替わり後半31分から出場。彼が、メッシとアイマールの隣でもっと長い時間プレーしていたら、アルゼンチンはもっと良い印象を与えたのではないかと思われた。



ペケは、「幸運にも、我々にはたくさんの攻撃のオプションがあることを見ることができ、この先の試合に向かうにあたり、満足を覚え楽観的になっている。」などと言っています。
アイマール、テベス、メッシの攻撃は、バルサのロナウジーニョ、エト-、メッシの攻撃と同じくらいワクワク感があったけどなあ。(3人ともかなりチビッコですが。)だから、クロアチア戦でパブロを一度試してくれれば良かったのに・・・。今更リケルメに替えてアイマールなんてありえないから、はあ、残念です。
Nacionには9人もの選手のコメントが載っているのに、パブロのはありません。本人はマスコミからまったく注目されなくてとても喜んでいるでしょうね・・・。

このアンゴラ戦と同時刻にドイツ-日本をやっていたのかな? アナウンサーがかなり驚いた調子で「JapanがGermanyに0-2で勝っています!」と途中経過を言っていました。アンゴラ戦終了近くに「Germanyが追いつくことに成功したよう」と報告してくれたので、なあんだと脱力しましたよ・・・。それにしてもドイツって弱いんでしょうか? 

[親善試合]アルゼンチン2-0アンゴラ

2006年05月31日 07時55分17秒 | W杯2006ドイツ大会
さきほど見終わったところなんですけど、アイマール調子良いように見えました(涙)。なんで涙なのかというと、これでなぜ控えなの(しくしく)???! パブロ(とテベス)が入ってからの最後の15分が一番アルゼンチンらしくてビューティフルな良いゲームに見えましたよ・・・。

最初の60分間はいつものリケルメのテンポの試合。得点は入ったけれど、気だるくて眠くなるような単調な雰囲気に思えた(私にはね)。後半アイマールはアップしていなかったので、(出場なし?!)と怯えていると63分にメッシ、スカローニ、ミリートが一度に交代出場。誰と誰が交代したのかわからないし、どうしてディフェンスが二人入っているのか謎だし、しかもリケルメがアウトなのにパブロが入らないなんて、と心臓は凍りつく思い。全然ペケの意図がわかりません。メッシはリケルメの位置に入ったのだと思いますが、素人ながらここから77分まで、試合はぐちゃぐちゃと混迷していてとても無駄な時間に思えたのですが・・・。メッシはまだ本調子ではないですね。

77分ほっとしたことにサイドラインにアイマールとテベスが立っているのが映り、マクシとカンビアッソと交代しました。すると突然、ボールは美しく流れ出してファンタスティックな攻撃が!! GolTVの実況と解説の人たちも感嘆の声を上げるほど。実況のアメリカ人にいたっては「アイマールのほうが、リケルメよりも試合にリズムが出るんじゃ?」と発言、解説の人は「ペケルマンはずっと彼らを見ているわけだから、一番正しい判断を下せていると思うけど・・・でも、あなたの言うことはわかるよ。タフな問題だね・・・。」と答えていました。パブロのシュートが入っていれば最高のアピールになったのですが・・・。あそこはいつも狙うけれど、今季なかなかボールがネットに入ってくれないんですよね。テベスも良かったのに、私がテベスのファンだったらやっぱりなんで77分出場なの?と怒りそう。この適当な交代は、敵に対するめくらましなんでしょうか? 普通に考えると、サビオラ→テベス、マクシ→メッシ、願望としてはリケルメ→アイマール。(もう最初からパブロでいいじゃん・・・。)

アルゼンチンのプレスが何て書いているか読んでみましたが、テベスとメッシは誉めてあるけれど、パブロのことは無視。最初にリケルメありきだから、「リケルメが最後のエリアでひらめきを得るためにはサイドからの素早いサポートが必要だが、メッシとテベスは充分それができることを示した。」なんて結論になっています。一応Oleは、
メッシとアイマールは、容易にお互いを見つけ、壁パスで派手なサッカーを披露し、観客からは拍手が沸き起こった。彼らに、ソリン、テベス、クレスポも加わった。事実上定まったポジションはなく、広く動き回り、選手たちは驚くような場所に顔を出した。メッシ、テベス、クレスポ、アイマールにたくさんのゴールのチャンスが訪れた。
またオフィシャルページには、
後半、メッシ、テベス、アイマールは、彼らの才能のひらめきを見せた。彼らのワンタッチのサッカーは、アンゴラの選手の意気をそぎ、観客席を湧かせるものだった。
Supergolというサイトの記事が言うとおり「アンゴラは、アフリカだという点を除いては、コートジボワールとは何の共通点もなかった」ですよね。守備はがらがら、攻撃は不正確、かなり弱かったから、この試合結果は微妙だと思いますが、アルヘン・メディアは合格点を出しています。唯一の注文は、リケルメにはメッシ、テベスが必要ということ。(それだったらアイマールにメッシとテベスでもいいような気がするけど。でも、もう何を言っても遅いですね・・・。)
課題とされていた守備陣の連携は、アンゴラが弱すぎてよくわかりませんでした。アルヘンのGKは問題外のような気がしましたが。ワールドカップレベルではないと思ったけど?! 
また夜にニュースを読んでみて、新しいことがあったらブログを書いてみようと思います。(まだ写真がないのはなぜ?!)

Argentina: Roberto Abbondanzieri; Nicolás Burdisso, Roberto Ayala, Gabriel Heinze y Juan Pablo Sorin; Maximiliano Rodríguez, Javier Mascherano y Esteban Cambiasso; Juan Román Riquelme; Javier Saviola y Hernán Crespo. DT: José Pekerman.

Angola: Joao Ricardo; Jamba, Marco Abreu, Kali y Locó; Edson, Figuereido, Mendonca y André; Akwá y Mateus. DT: Luis de Oliveira Goncalves.

Goles en el Primer Tiempo: 17 m. Rodríguez (Ar) y 39 m. Sorin (Ar).

Cambios en el Segundo Tiempo: 3 m. Mantorras por Mateu (An); 11 m. Ze Kalanga por Edson (An); 18 m. Gabriel Milito por Heinze, Lionel Messi por Saviola y Lionel Scaloni por Riquelme (Ar); 19 m. Miloy por Figuereido (An); 21 m. Flavio por Akwa (An); 29 m. Andre Buengo por Mendonca (An); 31 m. Pablo Aimar por Rodríguez y Carlos Tevez por Cambiasso (Ar); 33 m. Delgado por Marco Abreu (An) y 37 m. Leandro Cufre por Burdisso (Ar).

明日はアンゴラ戦ですが・・・・・

2006年05月30日 16時29分12秒 | W杯2006ドイツ大会
旅行から帰ってきて、夜ニュースをいろいろ読みましたが、あんまりニュースないですねえ。もちろんアルゼンチンのニュースはいろいろあるんですけれど、アイマールのは全然。ほとんど二日間留守にしていたというのに、写真が一枚もないなんて・・・! なんだかだんだん今度のワールドカップがつまらなく感じてきましたよ。もちろん控えの選手としてチームの助けになるとかそういうことは頭では理解できるのですが、やっぱりファンとしてはプレーしているところを見たいし、せめて写真くらいあればいいのになあ、と・・・。

昨日の日曜日、アルヘン代表はセリエDのHellasというクラブと練習試合をして、5-0で勝ちました。マクシが2点、サビオラが2点、メッシが1点。メンバーは、アボンダンシェリ、ブルディッソ、アジャラ、エインセ、ソリン、マクシ(20m、メッシ)、マスチェラーノ、カンビアッソ、リケルメ、テベス(20m、クレスポ)、サビオラ。
明日、アンゴラとの親善試合がありますが、先発メンバーは上記の11人(それは同時にブエノスアイレスでの壮行試合の前半メンバーと基本的にいっしょですが)ではないかと予想されています。唯一の疑問点は、クレスポのパートナーがテベスになるのか、サビオラになるのかということ。(あるいはテベスとサビオラになるかも。)メッシも、90分プレーすることはないと思われますが、交代出場は確実です。
このへんの情報を読む限りでは、アイマールの出場はなさそうな気がしますが、どうかなあ? マクシ→メッシ、誰かフォワード→誰かフォワード、3人目がどうなるかですけど、アイマールは点を取る人ではないから、フォワードと替わって入ってもあまり意味ないですし、リケルメと替えることはペケはやらないし。はあ、かなり鬱だわ。(その前にベンチ入りできるのかな。)もう1年以上、アルヘン代表に関しては同じことの繰り返しで、結局何も変わらないまま本番まで来ちゃったのね、ととてもむなしい気持ちです。
ちなみに、アンゴラ戦の先発メンバーがそのままコートジボワール戦での先発となるんですって。

月曜日ペケルマンが記者会見を開いた後、チームはサレルノへ移動。ピッチや照明のチェックとフィジカルのトレーニングを行いました。日曜日に例の胃炎に新たにやられたパラシオも回復して練習に参加。
明日の試合で、アジャラは代表100試合目となるそうです。これより多い代表キャップを持つのは、シメオネとサネッティだけ。

クラリンに、グループCの国ではアルゼンチンとセルビアが親善試合を一試合しか行わないのに対して、オランダとコートジボワールは三試合も行うことが取り上げられていました。どちらが良いのかというのは誰にもわからないことです。ただペケルマンが一試合しかしないことを選んだのは、もう初戦のスタメンが頭の中で決まっているので、選手の怪我などのリスクを避けるためなんだそうです。ふーん、そう・・・という感じですね。
右の写真は、この前の壮行試合でのもの。アルゼンチンの写真サイトに載っていました。このサイトのカメラマンは、ヨーロッパには渡っていないようで、チームがイタリアに行ってからの写真が一つもありません。(困るなあ。)

お泊り旅行

2006年05月29日 00時34分32秒 | W杯2006ドイツ大会
ここサンノゼは3連休2日目の朝。これからサンフランシスコの北のナパ・バレーというワインの産地で有名な所に一泊の予定で行ってきます。ブログを一日お休みすることになるなあと思い、ふとチェックしてみたら今年に入ってからは一日も休まずに書いている! ちょっと悔しくなったので(笑)、日本時間の日付が変わるのに合わせて投稿してみることにしました。

Oleに土曜日のミニゲームの解説が。「ペケにとってフレキシブルなチームであることが重要」という小見出しがついています。要するに控えというか代替の布陣も充実させたいということみたい。このゲームのメンバーのうち、3人、ブルディソ、マクシ、クレスポがコートジボワール戦のスタメンと見られていますが、興味深いことにブルディソとマクシは本来のポジションではプレーしませんでした。ブルディソはアジャラの位置に、マクシは普段ならソリンがいる左サイドに置かれていたそう。またミリートはエインセの控え、クフレはソリンの控え、コロッチーニはマスチェラーノの控えという扱い。そしてアイマールはトップ下B(Bというのは嫌だけど)で、縦に動くbielsístico(ビエルサ的な?)試合での代替選手だそうです。(そういう試合が見たいのですけどねえ・・・。)

日曜日の練習の様子はどうだったのかな? まだ夕方の練習をやっている最中だと思うので、まだニュースには出ていませんね。アイマールが何事もなく元気にやっていますように!





イタリアでの練習初日

2006年05月28日 10時43分57秒 | W杯2006ドイツ大会
今日はちょこっと写真が。右の人は、ローマのクフレ。アイマールが肩を抱かれているのは良く見ますが、抱いているのはちょっと珍しい。クフレって全然知らないけれど、お知り合い?と思って経歴を眺めてみましたが「1996-2002 Gimnasia y Esgrima (ARG) 」で2002年以降はイタリアのシエナとローマ。あまり接点はなさそうです。(しかも代表キャップがわずか2試合!というのにはびっくり。)いきなりお友達になったのかな。そういえば今回あまりロマンとのラブラブ写真がないですね。

土曜日は、午前は10時半から1時間の軽いフィジカルトレーニング、午後は17時半から19時までの練習(結構長い?)でした。2グループに分かれて、一つのグループはセリエBのチームを相手に30分のミニゲーム。コロッチーニとマクシの2得点で2-0の勝利です。メンバーは、ウスタリ、スカローニ、ブルディッソ、ミリート、クフレ、ルーチョ、コロッチーニ、マクシ、アイマール、パラシオ、クレスポ。控え組かなと思いますが、クレスポがいるのが少し不思議です。もう一方のグループは非公開で戦術的練習を行いました。練習の欠席者は胃の調子が悪かったクルス。ウイルス性胃炎が流行っていて、クレスポ→クフレ→クルスとうつっています。パブロ、あんなにクフレとくっついていたらうつっちゃいそう。去年胃腸炎になって大変だったのも代表の試合から帰ってきたときだったような。

メッシは、「アンゴラ戦に出れるとは思わない。」が、ワールドカップ初戦には間に合うことを願っていると記者たちに話したそうです。

カンビアッソとサビオラの写真ですが、間にちょっぴりアイマールが見えるので載せてみました。 この前だか後だかわかりませんが、下の写真のようにストレッチをしていたんですね。サビオラの横にパブロ。スパイクが例の水色のだからすぐにわかります。パブロの向こう側は一体誰?

これらの写真が載っていたNacionにリケルメのインタ記事も載っていたんですけど、その中で「ペケルマンに自分は救われた」みたいなことを言っていて。監督の信頼は、本当に大きいんですよねえ・・・。ビエルサが2002年のワールドカップまでの4年間でリケルメを8試合にしか使わなかったこと、ペケルマンになってから代表に呼ばれ、チームの中心を任されるようになり、ロマンは以前のロマンとは変わったこと・・・。こういう話を読むたびに、ちょうどアイマールの代表でのポジションと裏返しの話になるので、もう胸が痛んでしかたがありません。その上、二人が友人同士だなんて、パブロはときどき辛くならないのかなあ? 私だったら、友達に嫉妬して、後で自己嫌悪に陥ったりしそうだけれど・・・。

ローマに到着

2006年05月27日 16時33分09秒 | W杯2006ドイツ大会
今日も写真がなくて淋しい・・・。ソリンやクレスポのはありましたけれど。
アルゼンチン時間の金曜日午後2時少し前にローマに到着。アルゼンチンを出発してから合計17時間ぐらいかかっているということですね。アボンダンシェリが「僕たちは疲れているけれどとても満足しているよ。」とコメントしたのも当然です。
選手たちはすぐにBorghesianaのホテルに入りました。ローマの気温は27度!(サンノゼより暑い・・・。)部屋の割り当て、厨房の責任者との打ち合わせなどすべては順調に行きました。(部屋割りなど、教えてほしいですよね。アイマールはやっぱりリケルメと同室なのか、それともサビオラと?なんて気になります。)

ブエノスアイレスからマドリッドまでの12時間のフライトにはOleの記者が同乗しました。選手たちはビジネスクラスでしたが、離陸直前にスチュワーデスから着席の指示があるまで、ラッキーにもこの便に乗り合せたエコノミークラスの乗客たちからサインや写真攻めにあったそうです。ボリビア在住という日本人の「メッシとクレスポのファンです。」という言葉が紹介されていますね。
離陸後は、疲れ果てた選手たちは12時間を眠ってすごしたそうです。ただサビオラとスカローニのように雑誌を読むことを選んだ選手もいたとか。

月曜日までここでトレーニングをし、火曜日のアンゴラ戦後ドイツに移動です。ペケによると怪我をしている選手たちの状態はとてもよくなり(メッシのことですね)、アンゴラ戦のスタメンは可能だとのこと(たぶんメッシとエインセ)。
アンゴラ戦、GolTVが奇跡的に放送してくれるので、少しでもいいからアイマールが出れるといいのですが・・・。でも、たぶんまだ時差ぼけが抜けなさそうだから、コンディションは悪いかもしれないですね。
ちなみにGolTVは、サウジ-チェコ(今日見忘れたので明日再放送を見ようかな)、セルビア-ウルグアイ、スペイン-ロシアというカードもライブ放送。なかなかよいチョイスをしてくれて満足です。

さて、アメリカは月曜日がメモリアルデイという休日で明日から3連休なんですけど、今ひとつ気分が晴れません。それはもちろん昨日asの記事を読んだからなんですが、あの記事というよりも、バレンシアのファンの人たちの反応のほうがショックでした・・・。
まずasの報道内容ですが、バレンシアはアイマールを1200~1500万ユーロの値がつくなら、売りたい。ロシツキーをアーセナルに取られ中盤の選手を探しているアトレティコ・マドリッドは、800~900万ユーロ+ガビでアイマールの獲得を狙っているというもの。
以前からガビ獲得に熱心なキケにとってはこの申し出は魅力的かも、ということです。

これに対して、アイマールは5年をバレンシアで過ごし、期待されたほどチームに貢献しなかったし、これからもできるとは思えないので、この条件なら売ったほうがよいという意見もかなりあるようです。もちろん、アイマールのいないバレンシアの試合は居眠りをするほど退屈、パブロのマジックが好きだから絶対に売らないで!という意見もあるのですが・・・。
私はこの5年のバレンシアを見ているわけではないので、上の意見に対しては何も言えません。もしかしたらそうなのかもしれない、でも「チームに何ももたらさなかった」とまで言われると、とても悲しくなります。バレンシアに住んでいる生粋のバレンシアファンにはそんな風に見えるのかと思うとショックは大きいし、こういう雰囲気はカルボーニやキケの判断に影響があるのではないかという気もします。95年にロベルト・バッジョがユベントスを出されたときのことが思い出されてしまって。

ただ言えることは、ファンや監督を納得させようと思ったら、パブロにできることはプレイで結果を出すだけということ。プロの世界ですから・・・。本当はこれ以上苦しんだり辛い目に遭ってほしくないという気持ちでいっぱいなのですが、とにかくよいプレーをするしかないんですよね。それができる選手だと信じていますし、もしそれができないのなら本人もファンも結果は受け入れるしかありません・・・。
あと、キケが本当に来季4-4-2で行くつもりで、パブロは1試合に20分間や4試合に1試合の出場のチャンスしかないのなら(とフォーラムでは予想されています)、どこのチームにであろうと移籍したほうがよいのかもしれませんね・・・。

イタリアに向けて出発

2006年05月26日 15時23分25秒 | W杯2006ドイツ大会
アルゼンチン代表は今から6時間ほど前にイベリア航空6844便で、ブエノスアイレスのエセイサ空港を出発、マドリッドを経由して明朝ローマに到着の予定です。今頃は機内の中でおやすみ中でしょうか。よく寝れるといいですけどねえ。何時間ぐらいかかるのでしょ? 見当もつきません。

空港には代表を見送ろうと数百人(500人と700人という二つの数字を見ました。)の熱狂的なファンが詰めかけて大変な騒ぎに。バスが空港内でファンに囲まれて20分も立ち往生したのだそうです。カンビアッソとテベスはバスの中からこのすごい光景を携帯のカメラで撮影したほど。バスが停まっている間に、人々は「86年のようにチャンピオンにまたなるんだ♪」と歌っていましたが、なんとバスの中でも突然何人かの選手たちが(テベス、コロッチーニ、マクシ・ロドリゲス)が飛び跳ねて、同じ歌を歌い出したそう。窓の中と外で同じ歌・・・。小さな子どもたちは窓の近くまで抱えられ、選手たちの微笑を誘いました。
す、すごいノリですね。マクシってそういうキャラクターだったのね・・・。アイマールは、写真にもビデオにも映っていませんが、歌を歌わなかっただろうことは100%確信できます。

この人々の期待をひしひしと感じる数々の記事を読んでいて、だんだん息苦しくなってきましたよ。ほとんど戦場に兵士を送り出すような雰囲気。まだアイマールがリケルメのような立場でないから気楽ですが、これで10番を背負っていたりしたら、緊張のあまり私のほうが気絶しそうになっていたかも・・・。逆にヨーロッパに来てしまったほうが、選手のみんなもリラックスできそうですね。
ローマ到着後は、ローマ郊外のBorghesiana(ボルゲシアーナ?)で合宿。火曜日にサレルノでアンゴラと親善試合。水曜日の夜にドイツに移動して、ヘルツォーゲンアウラッハ(地名が長すぎ!)のヘルツォークスパークに滞在します。

昨日の壮行試合、夜のフォックスサッカーチャンネルのニュースでやってくれるかと期待したのに、ありませんでした。ブラジルの練習風景やスウェーデン代表の様子は流したくせに、なんで?!
昨日の記事に補足ですが、特にモニュメンタルで大きな拍手を贈られた選手は、メッシ、アイマール、リケルメ、テベスの4人だったそう。
コートジボワール戦のスタメンだと思われる前半の布陣ですが、ブルディッソがコロッチーニに替わり右サイドのレギュラーとなる模様。またマクシは、右サイドのバランスを取るためにとても重要な選手となっているのだとか。(マクシは守備もするのかな?)
とはいえ前半は全体にだるい展開。後半になってパス回しにスピードとスムーズさが生まれました。(アイマールが入ったからじゃない?と思いたいけれど、どこにもそんなことは書いてないですね・・・。)メッシは、マスチェラーノとの交代でした。後半のフォーメーションは不明です。


さて全然話しは変わって、バレンシアのこと。
ずっと前アイマールの召集入りがまだわからなくてとても心配していたとき、アルベルダがパブロのことを記者会見で話していたのを後から知ったのですが、他にいろいろ読む記事が多くてそのままパスしていました。それが、ちょうどバレンシアサッカーライフでイチローさんが取り上げて下さっていて、今頃読んだわけですが・・・。スペイン語講座 「アルベルダの会見No.1」
アルベルダはこの中で、パブロのことを、
Pablo yo creo que de cara al exterior transmite pocos sabemos lo que piensa. Porque no es demasiado abierto, pero tiene una personalidad muy fuerte y asume bien cualquier decisión.
(イチローさんの訳:「パブロは、外の顔は彼が考えていることを少ししか表していないと思う。なぜなら、そうオープン(な性格)ではないから。ただ、芯のある強い性格だし、どんな決定にも従う人格者だ。」)

No es demasiado abierto, pero tiene una personalidad muy fuerte y asume bien cualquier decisión. (それほど開放的ではないが、とても強い性格で、どんな決定をも引きうけることができる。)って、見事にアイマールの性格を表しているような気がして、とても感動してしまったのでした。さすがカピタン。長いこと一緒にやっているからか、パブロに対する理解と思いやりが感じられて、嬉しかったです。 そう、アイマールほど数々の怪我や事故や病気に見まわれている選手はなかなかいないと思いますが、いつも文句一つ弱音一つ吐いていませんものね。

そして、バレンシアがモリエンテスを獲得なんていうニュースを読むと、アイマールのポジションはどうなるの? 来季バレンシアにいれるの?とおそろしく不安にかられる私ですが、上記の言葉を心の中で繰り返して落ち着かなくちゃと、自分に言い聞かせるのでした・・・。

[追記]
ASの記事を読んでますます心配になってきましたよ。ガビ+お金と交換?! このところ心配ごとが多すぎて疲れ果てているのに、また(涙)?? 少しは楽しく心穏やかにサッカーに専念させてあげたいのに。


[壮行試合]アルゼンチン代表4-0アンダー20代表 

2006年05月25日 14時13分27秒 | W杯2006ドイツ大会
  
アルゼンチンの人々は、盛大なセレモニーでドイツに向かう代表選手たちにお別れをしました。選手たちが一人ずつ入場。78年と86年のワールドカップ優勝メンバーが、ドイツで着用するユニフォームを代表選手たちに手渡し、その場で選手たちは代表ユニを着用。(アイマールが嫌がりそうな場面ですが、写真はなかったです。テベスら数人のお着替え写真はあったんですけど。)その後国家の斉唱。上左の写真、左から3番目がパブロです。(GKを目印に数えてみた。)

壮行試合は7時半からの予定でしたが、実際に始まったのは8時半を過ぎていました(笑)。スタメンは、Abbondanzieri; バックにBurdisso, Ayala, Heinze, Sorin, 中盤にMascherano, Cambiasso Maxi Rodriguez, トップ下にRoman, 前線にJulio CruzとCarlos Tevez。前後半25分の試合でしたが、前半は両チームとも得点なく終了。テベスのシュートぐらいしかチャンスはなかったらしい。

後半入ったのは、ミリート、コロッチーニ、ルーチョ、サビオラ、パラシオ、アイマール、スカローニ。アジャラとブルディッソは残ったのかな。あともう一人残った人がいるはずだけど。メッシが後半の途中から入っています。
後半のほうが攻撃的で良かったらしく、どかどかと得点ラッシュ。2分、17分、22分がパラシオ、10分がサビオラ。
実はずっとラジオを聞こうとしていたのですが、うまく繋がらず、ようやく最後の10分になったところで聞くことができました。私が聞いたかぎりでは、アイマールの名前はそれほどたくさんは出てこなかったかなあ。メッシとルーチョはたくさん聞こえていました。記事の中にも、「サビオラとパラシオが爆発的だった。ルーチョはとても明晰、メッシとクルスも良いプレーがあった。」と書いてあります・・・。ま、25分も普通にプレーできたのだから喜ばなくてはいけませんね。でも、さすがにアルゼンチン、ライバルが多いなあ(ため息)。

ペケは、「これから先もずっと覚えているような試合。とても我々を力づける大切な試合になった。」と満足を表し、「アルゼンチンは、ワールドカップでの驚きになるという希望を持っている。」と述べました。でも、モニュメンタルの人々は、ペケには冷たかったようですけどね。「裏切り者のペケルマン」と書いた垂れ幕の写真を見ましたし、「ルクスを連れていかなくて後悔するだろう。」という垂れ幕も記事によればあったとか。リーベルのホームスタジアムですから・・・。アイマールには元ホームということで大きな拍手が贈られたそうです。

Oleの下のほうにある動画でニュースをやっていて、試合のダイジェストを見たんですけど、ルーチョは多分一点目、ブルディッソが2点目、メッシが4点目をアシストしていたような。(小さい画面だし、ぼやけているし、一度しかやらないからはっきりわかりませんが。) パブロの姿も見えたような気がしましたけど、繰り返し見るわけにいかないから。なかなかスピーディな試合だったように見えましたけど。明日にでもクラリンが動画をアップしてくれるといいな。

何はともあれ、久しぶりにアルビセレステのユニ姿のアイマール(の写真)を見れてよかったです。(一年ぶり?!ちょぴっと使われた試合はみんなセカンドユニだったように思うので。)
袖が長すぎるので折っているのかな? ま、ドイツでは半袖しか着ないでしょうけれど。

少しプレーができたみたい♪

2006年05月24日 15時11分08秒 | W杯2006ドイツ大会
AFAのオフィシャルページに今日の練習の様子がアップされました。最初スペイン語をざっと見たとき、「メッシとアイマールとクフレは別メニュー」というセンテンスが目に飛び込んできて、「ああ、今日も・・・?」と落ち込みましたが、全文を英語にして読んでみたら、後のほうに少し良いニュースが!

火曜日の午前中は、メッシとアイマールとクフレを除き、戦術的練習(これはどういうものなのかな?)。お昼にプレスとの対応。昼食と休憩のあと、チームを二つに分けて試合形式の練習。


夕方16時15分から17時45分の間、ペケルマンとトカリの指揮のもとで、20分間を2回の試合が、別々のチームによりサブ20の選手を相手にして行われた。このような試合の特徴としてゴールはなかった。一つのチームのメンバーは:アボンダンシェリ、ブルディッソ、アジャラ、エインセ、ソリン、マクシ、マスチェラーノ、カンビアッソ、リケルメ、サビオラ、クレスポ。最後の10分にクレスポに替わりアイマールが入った。もう一つのチームは、レオ・フランコ(すぐにウスタリと交代)、ミリート、スカローニ、コロッチーニ、ルーチョ、パラシオ、テベス、クルス。他にユースの選手が入った。(中略)
チームは今日は合宿、明日もトレーニングを続けて、夜に壮行試合。その後選手たちは木曜日の正午までは自由時間を与えられる。


10分間でも試合をできたということは、回復してきているんだなとものすごく安心しました。しかもスタメンっぽい顔ぶれのチームのほうに入っているし♪ クレスポに替わったということは、サビオラがワントップでパブロが左という感じだったのかな? 元リーベルのちびっこコンビですね。このまま順調に回復してくれればいいのですけど(祈)、またすぐにヨーロッパへの長旅が控えているのね・・・。

今アップされたOleを読んだら、この練習試合のことが取り上げられています。まずメッシが初戦に間に合わないのではとショックを受けている感じ。(間に合うんじゃないの? 大丈夫だって。)そしてクレスポの相棒がテベスではなくサビオラであることに驚き、更にクレスポを下げてアイマールを入れたことに驚いています。「これはテストだから」と書きつつ、「メッシではなくサビオラの可能性が高まった」ですって。まだ2週間もあるというのに気が早いねと思ったことでした。(というか、サビオラで何か問題がある? 最近調子いいし。)

さて、ペケルマンの発言内容の補足ですが、「アルゼンチンは誰かに依存するチームではない」とし、リケルメやメッシへの依存を否定しています。「柔軟さと適応」というコンセプトの下、すべてのチームの役割は代替可能なのだとか。「疑いなく、ロマン・リケルメは重要な選手だ。しかし、我々には代わりの選手もいる。ライバルに合わせて替えることができるし、それをできる選手がいる。」今まで一度もそんなことしなかったのに、本番でやるとは思えませんけどね。
コートジボワール戦のスタメンについては既に頭の中にあるそう。リケルメ、アジャラ、エインセ、マスチェラーノは確実にスタメンだそうです。

最後に、リケルメの詳しい発言内容が書かれた記事を読んだら、最後にちゃんと
友人のパブロ・アイマールについて、彼は告白した。「ここに彼がいるのを見れて、とても幸せ。なんて素晴らしいんだろう。僕にとって、彼は最高の選手の一人。」他の選手にはないロマンと同じ特徴を持った自分の控えとなるかもしれない選手について、そう述べた。

控えというのがあれですが、記者もリケルメのパブロへの尋常でない愛を知っているんですね。


本当にこれアイマールが言ったの?

2006年05月24日 07時18分52秒 | W杯2006ドイツ大会
今日火曜日の正午から選手23人がプレスと話をしました。右の写真のような感じで。アルゼンチンではこういうやり方をよく見ますが、他国ではこんな風に選手たちが記者に応対しているのを見たことがありません。

アイマールの写真や言葉を探したのですが、写真はただの一枚もないし(他の選手のはたくさんある)、OleやClarinにも他の選手たちの言葉は載っていても、パブロのはない。淋し~と思いながら、最後にヤッフーアルゼンチンニュースの「リケルメの言葉」という記事を無気力に開けてみたら、リケルメの言葉の後にパブロの言葉が少し紹介されていました。ちゃんと見出しにAimarの文字を入れておいてくれないと見逃すじゃない!
でも、内容が・・・。本当にそう思って言っているのかな?


「このチームの最大の長所は、友人がたくさんいることだと思う。サッカーをしている人なら誰でもそれがとても難しいことを知っている。このチームはワールドカップを戦うのに完璧だ。僕らはとても力強い。ワールドカップまであと20日を切った今、ペケルマンが僕らのことをこれほど良く知っているということは大きなメリットだ。彼は、サッカーにおいてだけではなく、心理的にも僕らをまとめている。その面からもこのチームは強くできている。ペケルマンほど選手のことをよく知っている監督を僕は他に知らない。」


うーん・・・そうなの? 最初の友人同士の多いチームだというのはわかりますが、ペケが選手のことをよく知っているというくだりが・・・。自分のことを知られすぎているとでも思っているのかな? ペケの前だとちっとものびのびプレーできていないし、本当のパブロをまったく見せることができていないような気がするけれど。

(スペイン語原文)
"Creo que la mayor virtud de este plantel es que aquí hay muchos amigos. Y cualquiera que está en el fútbol sabe que eso es muy difícil. Este grupo está perfecto para encarar el Mundial. Estamos muy fuertes. Ahora restan casi 20 días para armar un gran equipo, que Pekerman nos conozca tanto es una gran ventaja", aseguró
"El nos contiene a todos no sólo en lo futbolístico sino también en lo anímico. Y entonces el grupo también se hace fuerte desde ese costado. No sé cuantos técnicos conocen tanto a sus jugadores como Pekerman", añadió

他の選手の言葉で印象に残ったのは、
リケルメ:「10番のユニフォームを着ることになったのは、驚きだった。」

ソリン:「5月15日から僕らは23人の兄弟になった。ワールドカップの優勝候補は、他国だ。ブラジル、フランス、イングランドなど。僕たち? グループ・トーナメントが終わってからそのことは話そう。初戦から強力な相手とのとても難しい試合が待っているから。この15日間がキーとなるだろう。」

クレスポ:「ワールドカップに行くのはファンタスティック。経験から、楽しむことになるだろうと知っている。いつくかのサッカー上の問題点に答えなければならない。召集リストのことはもう過去のことで、先に進む必要がある。召集外になる人がいるのはロジカルなことだが、痛みを乗り越えることもプロの仕事の一つだ。」

メッシ:「一回戦(グループリーグのこと?)を通過しなければならない。そうすればアルゼンチンにとってすべて上手く行くだろう。僕はフィジカル的にはとても良いが、まだもう少し(フィジカルが)必要。」

ペケルマンも記者会見。ルクスを外したのは、自分の個人的な判断だと言っています。
メッシは徐々にベストに近づいているけれども、親善試合のアンゴラ戦でプレーできるかどうか判断するにはまだ時期尚早、エインセは多分大丈夫そう。
誰もアイマールのことは聞いていないので、話にも出ていません! 今日の練習の様子も不明です・・・。
写真がないので、昨日の個人写真の集合版を貼っておきます。知らない選手の顔を覚えるのにはいいかも。またパブロの上にはロマンが・・・。

1段目、左から:
Roberto Abbondanzieri, Roberto Ayala, Juan Pablo Sorin, Fabricio Coloccini, Estaban Cambiasso, Gabriel Heinze.
2段目、左から:
Javier Saviola, Javier Mascherano, Hernan Crespo, Juan Roman Riquelme, Carlos Tevez, Leonardo Franco.
3段目、左から:
Lionel Scaloni, Rodrigo Palacio, Gabriel Milito, Pablo Aimar, Leonardo Cufre, Maximiliano Rodriguez.
一番下、左から: Lionel Messi, Julio Cruz, Nicolas Burdisso, Luis Gonzalez, Oscar Ustari and coach Jose Pekerman.

まだ別メニューなのね

2006年05月23日 10時12分27秒 | W杯2006ドイツ大会
下に載せた集合写真を撮影した後に選手一人ずつの写真も撮ったと記事内にありましたが、それがこの右の写真ですね。もう少し微笑んでくれると良かったのですが。 

それで、その集合写真撮影のときのことなんですけど、こんなことが書いてありました。


(スカローニは笑いを取る役。あまり有名でないクフレをカメラマンに紹介するふりをして、笑いを誘っていたという記述があり、それに続いて:)
もう一つ緊張が緩んだのは、カメラマンのグループが到着したときのことだった。ファン・ロマン・リケルメが、友人のパブロ・アイマールに、背が低いのだから前列に行くようにと要求したのだ、バレンシアの選手は、真ん中の列にいたいと願っていたにもかかわらず。


結局パブロは真ん中の列から動こうとしなかったようですね(笑)。でも普通に考えると、ロマンの言うとおり、カンビアッソと場所が逆ですよねえ。この立つ場所は予め決められているものではないのかな? なんとなくペケお気に入りの選手が前列にいるような気がしますが。シャイなパブロ、入りにくかったんじゃないかな。「ロマン、余計なこと言わないでよ。僕はここでいいの!」と思ったに違いない・・・。

その後練習が行われたわけですが、あまりアイマールの写真を見つけることはできませんでした。メッシがどんな風に練習したかは記事に詳しく書いてあるけれど(ペースはスローで密度は少なめ、常にチームの最後。)アイマールの様子は書いていないから、回復状況はさっぱりわかりません。とここまで書いて、AFAのオフィシャルページを読んだら、アイマールとメッシだけ別メニューと書いてありました・・・。うーん、まだ良くなっていないのか。結構長いよね。

ヤッフーに車の中にまでサインを求められて、ものすごく嫌そうな表情のアイマールの写真がありました。こんな表情を見ると、あまり怪我が良くなっていないのかなと心配になっちゃいます。バレンシアを発ってから移動が多かったから、怪我にはあまり良くなかったのかなあ。

アルゼンチン代表チーム集合写真

2006年05月23日 06時00分02秒 | W杯2006ドイツ大会
 

(上の写真が大きすぎて、レイアウトが妙なことになっていますね・・・。
でも縮小すると顔がわからないんだもの。)

今日、月曜日の集合は11時35分だったそうですが、アジャラが一番のリ。その後すぐに
全員の集合写真が撮影されました。動画はこちらにあります。
アルヘン代表集合写真&ビデオ
あまりイライラするのは身体に良くないのはわかっているのですが、どうしてアイマール
はちっちゃいのに2列目なわけ?とまたなんとなく納得がいかない気分。
前列の顔ぶれを見るとつい・・・。前列は全員顔がわかりますが、パブロの左、そのまた
左の選手は一体誰? と思ったら今ヤッフーなどの大きい写真で背番号を確認できました。
クフレとテベスですね。(テベスは大きい写真を見たら顔ですぐわかりましたが、クフレは全然わからない。)
相変わらず驚愕ものに顔が小さいパブロ、動画を見ても結構じっとしていますね。
これを書きながら、そういえばリケルメってどこにいたっけ?と見直してみたら、後列
パブロの斜め後ろにいました。最初に写真を撮るときに、ペケ最後列にこっそり立って
いたのを見つかって前に連れてこられていたけど、なにやっているんだか。

クフレが胃腸炎になったそうで。また流行らなければいいけれど。
フィジカルトレーニングをした後、夕方から戦術的練習をするそうです。今やっている頃
かな?
この下の写真、小さくて少しぼけていますが、こちらのほうがアイマールは笑顔で
良い感じです。(メッシと変わらない歳に見える・・・。)

代表選手数人がコルドバへ

2006年05月22日 16時29分32秒 | W杯2006ドイツ大会
数日前の記事に、日曜日にコルドバでカーレースが開かれクレスポが出席予定とあったのを読んで、(コルドバ? アイマールは行かないのかな?)と思っていたのですが、この週末を利用して、やはりパブロは両親に会いに行ったそうです。ベルグラーノでプレイする弟のアンドレスとコルドバで落ち合い、それからリオ・クアルトまで行きました。コルドバで朝、記者から質問を受けたらしく、いくつか言葉が載っていたので書いておきます。


マドリッド郊外でのミニ合宿に召集されなかったとき、ワールドカップメンバーから外されるのではないかという怖れはなかったか?と聞かれ、
「少しは、そうだね(Un poco sí)。でも、まだ席があることはわかっていたので、メンバー入りをするという希望は持っていた。信念はなくならなかったし、幸いにも監督は僕を召集してくれた。全ての選手にとって、代表に召集されることはこの上もない喜びで、特にワールドカップでプレイできる可能性があるときは特にそう。」
現在のフィジカル状態を聞かれ、バレンシアの選手は
「調子はいいよ。幸い今年はその前の年のような怪我の問題はなかった。少し病気になったけれど、もう回復して完全だと感じている。」
そして重ねて、
「今年は怪我はなかった。一番大変だったのは、髄膜炎になって一週間ベッドにいたとき。でも、幸い軽いもので、間に合って回復することができた。」


大腿の怪我のほうは、どうなんでしょうね? 「me siento bien」と言っているから大丈夫なのかな?? そうだといいのですが!!
この記事、ありがたかったのですが、写真もあればもっと良かったのに。
ちなみにコロッチーニもコルドバ出身で、里帰りしました。

同じ記事の中に、コルドバ州の南部の故郷に帰ったデミチェリスのことが。2000人のファンが彼をサポートするために出迎えたそうです! デミチェリスは、涙を流しながら、自分に手紙を書いてくれたファン、電話をしてくれたファンに感謝し、「すべての人にお返しをするために、もう僕は練習を始めたい、試合に復帰したいと願っています。」とコメントしました。

OleやNacionには、このパブロやデミチェリスの話なんか一つも載っていません。昨日帰国したメッシのことばかり。「まだ90分はプレーできない、45分なら大丈夫。」と話したもので、みんな少しパニックになっているよう。初戦までまだあと18日あるので、それまでには良くなるだろうとしている記事、メッシがベンチ・スタートだった場合は、マクシ・ロドリゲスがスタメンだろうと予想している記事などを読みました。ふーん・・・。

平和だった週末も終わり、明日からまた煩悩の日々が始まるのね。先週はアイマールが召集メンバーに入れたことだけで安堵&満足でしたが、やっぱり試合に出ているところを見たいから・・・。
明日(月曜日)は、メディアが練習を撮影できる日。火曜日には選手と監督の記者会見が予定されています。