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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

Previa [リーグ杯] Benfica - Olhanense

2011年01月19日 22時23分57秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
まずルーベン・アモリムのニュースから。昨日手術をすることが報じられたばかりなのに、既に手術は終わりました。びっくりです。結局試合で痛めた左足大腿はまったく関係なくて、夏ごろからずっと治療していた両膝の腱の炎症の手術でした。筋肉の怪我の手術って変だなあと思っていたんですよね。ざっと調べたところ、どうも恥骨炎の膝版のような怪我です。膝の使いすぎにより起こるもので、保存療法が行われるがそれで効果がなかった場合には手術になるとありました。オフィシャル・ページに発表になったものを読むと、アモリムには保存療法が当初行われ、改善はされていたものの痛みが残っているために、選手本人が手術で完全に治すことを希望したそうです。25歳とまだ若いですし、手術で正解だと思いますね。パブロみたいに痛みを我慢して4年を棒に振るようなことがないように・・・。ただ回復には4ヶ月かかるそうで、今季のプレーは絶望的です。守備的中盤、右サイドバックとしてユーティリティーな選手だっただけに、ベンフィカには打撃が大きいです。冬の市場で右サイドバックのサブを取らなくて大丈夫なのでしょうか? 

さて、アモリムのニュースに隠れて、すっかり目立たなくなっていますが、今晩はカップ戦があります。リーグ杯というほう(去年ベンフィカが優勝したもの)。正直、あんまり重要な試合でもないような気がしますけれど、実際サビオラやカルドーソ、カルロス・マルティンス、ルイソンは召集もされていないのですが、アイマールはスタメンが確実視されています。少し複雑な気持ちだなあ・・・。とはいえ、最近あまり試合に出ていないので、試合勘を取り戻すためには試合に出る必要があります。

召集リスト:
Guarda-redes: Júlio César e Moreira;
Defesas: Maxi Pereira, Luís Filipe, Roderick Miranda, David Luiz, Sidnei e César Peixoto;
Médios: Airton, Javi Garcia, Felipe Menezes, Salvio, Pablo Aimar e Gaitán;
Avançados: Nuno Gomes, Kardec, Jara e Weldon.

守備陣は、マキシ、ダビド・ルイス、シドネイ、ペイショットですね。中盤は、ハビ・ガルシア、パブロ、ガイタン、サルビオかな? ガイタンとサルビオは若いから使っても大丈夫ということでしょうか?(他にいないということもありますが) 前線はカルデックとハラになりそうです。

試合時間は19時15分より。はあ~。午前4時15分からになります。パブロが出ないなら見ない試合なのに(ぶつぶつ)。これでまたぶるぶる震えながら暗闇の中起きて、フェリペ・メネセスが出ていたりしたらどうしましょう。

ところで上のほうの写真は、月曜日の練習のものです。ぼやけていますが、A Bolaのニュースからキャプチャーしてみました。
それから、アトレティコは、サルビオに1500万ユーロを要求しているそうです。高いですが、アトレティコ自身がサルビオに1000万ユーロ払っていますから。個人的にはガイタンが必要なくて、サルビオのところにお金をつぎ込んでほしかったなあと思いますが、たぶんベンフィカは1500万ユーロを払えないでしょう。

[Liga 16] Academica 0 - 1 Benfica

2011年01月17日 23時33分16秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
パブロが25分しかプレーしなかった試合なので、ざっと手短に。

ダイジェストはこちら:
Academica vs SL Benfica 0-1


とても奇妙な試合でしたね。
ジェスス監督は、
「非常に重要だった3試合で、スタメンを動かさないようにあえてして、成功だった。4試合目では間違いなく、選手は入れ替わるだろう。筋肉の疲労があるので、選手らに休みを与えなければいけない。」
ということは、ミッドウィークのカップ戦でパブロはようやくスタメン?? うーん、なんだかなあ・・・。

サビオラは、
「10人を相手に戦うことのほうが難しい、なぜなら相手はもっと引いて守り、僕たちが求めるスペースを探すことが難しくなるから。」
と説明しました。確かにそういうことはあるかもしれませんが、もともと力にずいぶん差がある場合は、10人のチームは結局持ちこたえられないのをよく見るのですが。昨シーズンのベンフィカは10人のチームを常に圧倒していた記憶があります。今朝の試合は、危うく同点になりそうな場面があって、このチームにはやっぱりまだ何かが足りないのかなあと思ってしまいました。O Jogoはハビ・ガルシアが不在でアイルトンだったことを理由の1つにしていますね。あと今日はダビド・ルイスがまた今ひとつだったかな。また一部のファンにガイタンが酷評されていますけれど、そんなに悪かったようには見えないような。明日にでも試合ファイルを見直してみます。

                       Bola Jogo MF P 24 JC
ROBERTO.............. 6....7....4....6...3.....7
R.AMORIM..............5....5....3.....6...3....5
LUISÃO...................6....7....3.....7...3....6
DAVID LUIZ.............6....5....3.....7...3....5
F. COENTRÃO.........7...6....3.....7...4....5
AIRTON.................. 5...5.....2....6...3....3
SALVIO....................6....6.....3....6....2...4
C. MARTINS........... .6.... 6....3....6....2...4
GAITAN.................... 5....5.....2...6...3....4
SAVIOLA..................6....6.....3...7...3....5
CARDOZO................6....7.... 3....7...3....5
(P. AIMAR................5....4....3....6....2....5
JARA....................... 5.....4..-.....-......1.....-
M. PEREIRA.............-.....-....-....-.....1.....-)

Serbenfiquistaでも、結構いい試合だったという人と、酷い試合だったという人と極端に意見が別れていますが、Joan Carlesさんは酷かったという意見のようですね。自分では、前半はいつでも点が取れそうな雰囲気、でもあれ?よく考えるとサビオラに当たって入った1点だけだね、調子がいいのか悪いのかよくわからないよ~という感じでした。

LIGA- 16.ª Jornada - 16/01/2011

Estádio Cidade de Coimbra Assistência:13 264

Golos: 0-1 Saviola (19’)

ACADÉMICA

Peiser, Pedrinho, Berger, Pape Sow, Hélder Cabral, Diogo Gomes, Bischoff, Diogo Melo, Sougou (J. Paríba 81’), Miguel Fidalgo (L. Nunes 39’), Diogo Valente (Laionel 78’).

Suplentes não utilizados: Ricardo, Eder, P. Costa, Sissoko
Treinador: José Guilherme

BENFICA

Roberto, Ruben Amorim (M. Pereira 87’), Luisão, David Luiz, Fábio Coentrão, Salvio, Carlos Martins (Aimar 66’), Airton, Gaitán, Saviola (F. Jara 81’), Cardozo.

Suplentes não utilizados: Julio César, Felipe Menezes, W. Sidnei
Treinador: Jorge Jesus

Árbitro: Elmano Santos (Madeira)

Disciplina: amarelos: Bischoff (17’), H. Cabral (20’), D. Luiz (30’), F. Coentrão (35’ e 90’) VERMELHOS: P. Sow (38’), F. Coentrão (90+1’)

0-1で勝ちましたが・・・

2011年01月17日 08時09分17秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
朝から微妙な気持ちです~(Well, Google translation is really stupid. I actually feel bad this morning!) 予想どおりというか(汗)、先発にパブロがいなくて、またまた後1時間遅く起きれば良かったあぁとちょっと後悔。しかも今日はハーフタイムのアップもなかったし。ベンチに入っているのかどうかさえ、交代直前にアップしているのが画面に映るまでまったくわからなかったので、ずっと落ち着かない気持ちでした。ベンチ入りできているのに使われなかったのと、怪我でベンチに入っていないのと、どっちがいいのか悩んでしまった・・・。怪我が最悪なのは確かなんですけれど。

試合のほうは、前半のベンフィカはかなり良かったと思います。得点は、カルドーソの強力なFKが、オフサイド・ポジションにいたサビオラに当たって入ったのが認められたもの。てっきり、サビオラに当たっているのが審判に見えなかったのかと思ったら(それならサビオラがオフサイドでも関係ないですよね?)、そういうわけではなく、サビオラのゴールとなっています。かなり意味不明のレフェリングですが、今回はベンフィカに有利となったので、まあいいか。また前半の終わりごろに、アカデミカの選手がカルドーソにハイキックをしたとして、一発レッドで退場になりましたが、これも怪しいジャッジかも。だって片足はボールに行っていて、たまたまもう1つの足がカルドーソの顔に当たっているように見えるもの。

皮肉なことに相手が10人が減ってから、ベンフィカは急速にスローダウン。後半は、攻撃に意外性がなくなり、相手に攻められる展開に。ここでアイマールが投入されたわけですが・・・うーん。容姿は良かったですね。今日はジェスス監督に肩を抱かれ、選手らしく指示をちゃんと受けてから、ピッチに入りました。髭は少し生えていたような気がしますが、顔があんまりげっそりしていないので、cuteな(!)感じ。でも、プレーのほうは、時間も短かったし、攻められることが多くてあまりボールが来なかったし、よくわからなかったなあ。調子がいいとは言えないかもなあ。(良かったら先発で使われるはずですしね) 一度良いコーナーキックを蹴って、ルイソンの頭にどんびしゃり、でもヘディングされたボールはポールに当たってしまった場面がありました。
パブロが入ってから少しの間はベンフィカもつかの間息を吹き返して攻めることができたのですけれど、80分以降は相手に攻められ続けて、最後はぜーぜー息を切らしながらなんとか逃げ切った印象です。

カードは乱れ飛び、コエントロンはこの試合で2枚のイエローを受けて結局終盤に退場。またまたミッドウィークの試合に欠場で、リーグ戦はプレー可能。ただしイエロー4枚を背負ってです。ダビド・ルイスも5枚目のイエローをもらったため、次節のリーグ戦に出場停止です。

Previa [Liga 16] Academica - Benfica

2011年01月16日 23時46分20秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今晩20時15分から、後半戦の第一戦目となるアカデミカ戦です。思い返せば、シーズン初戦はルスでこのアカデミカとの対戦。1-2であっさり負けてしまったのでした。ホームでの第一節を落としたことは、今も深~く尾を引いていますから、今晩のアウェイ戦は相当頑張らないと。相手の監督さんは「失うものは何もない」とものすごく気合を入れています。はあ、怖いなあ・・・。

召集メンバーは:
Guarda-redes: Roberto e Júlio César;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, Sidnei, Roderick Miranda e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Ruben Amorim, Carlos Martins, Felipe Menezes, Pablo Aimar, Salvio e Gaitán;
Avançados: Cardozo, Saviola, Weldon e Jara.

パブロは召集メンバー入り。また若手CFのロデリックも。逆に出場停止のハビ・ガルシア、監督判断なのか、ヌーノ・ゴメスが召集を外れています。

今日の試合、パブロは先発なのか、カルロス・マルティンスのほうが先発なのか、微妙なところです。Maisfutebolはカルロス・マルティンスの先発を予想していますね。ジェスス監督は調子のいいほうを使うでしょうから、パブロの怪我からの回復状況次第でしょうか。またネットに繋げてがくっとなりそうな気もしますが、幸い試合時間は20時15分より。日本時間は午前5時15分ですから普段より1時間早起きするだけでOKです。今のところは起きるつもりでいます。(といいつつ、パブロが出ないとすごく落ち込んですよね~)

さてもう寝なくては。

[Taca de Portugal] Benfica 5 - 0 Olhanense

2011年01月14日 01時00分41秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
交代出場する前に、パブロがジェスス監督に何やら話をしていた場面、Serbenfiquistaでも「Pareceu ali dar lições ao Jesus」(ジェスス監督に指示を与えているみたいだ、笑)と書かれていました。そして、正面から撮った写真が・・・。



「10年後には偉大な監督になるよ」「いや、引退後は家族のそばで静かに読書するんじゃないか? サッカー界にいるとは思えない」なんて言われていますが・・・どうでしょうね~。そりゃもちろん監督になったパブロを見てみたいものですが。


ダイジェストを貼るのを忘れていました。
Resumo - Benfica 5 Olhanense 0 ( Ta醇Ma de Portugal )


採点表:

      A Bola O Jogo MF 24 JC

JULIO CESAR........5....5....3....3....5
R.AMORIM.............6....6....3....3....6
LUISÃO..................6....6....4....3....6
DAVID LUIZ............6....6....3.....3....6
F. COENTRÃO........6....7.....3....3....7
AIRTON..................5....6.....3....3....6
SALVIO..................7....7.....4....4.....7
C. MARTINS............6....6....3....3.....5
GAITAN...................6....6....4....3.....6
SAVIOLA.................7....8....4....4.....7
CARDOZO...............8....7....4....4.....7
(P. AIMAR...............6...6.....3....2!!...6
KARDEC.................5....4....3....1.....5
M. PEREIRA............5.....4....-....1....5)

Joan Carlesさんの!マークはいつも気持ちがこもっていて面白いです。まあ、普通より悪い2ってことはないですよねぇ。でも、カルデックとマキシの1というのも、変な採点です。ポルトガルの採点は、交代出場した選手に異常に厳しいけれど、どうしてなのかな。別に2人のせいで失点したとかそういうことがあったわけでもないのに、1って・・・。

もう試合ファイルがアップされていたので、最初のほうだけ見ましたが、パブロのウォーミング・アップのシーンはなくて残念。ハーフ・タイム中の場面ですから切られて当然なんですけれど、試合中のアップは全然なかったので・・・。サビオラが交代するとき、パブロが率先して拍手をしていたのが印象的でした。

ベンフィカのその他のニュースは、今日対戦したOlhanenseから、Jardelというセンターバックの選手を補強。24歳のブラジル人選手で、年俸7万5千ユーロ。(と書いてあるような気がしますが、そんな安い年俸あり?!) 交換でファビオ・ファリアがOlhanenseにレンタルされるようです。
またマルセイユのタイウォが左サイドバックのコエントロンの後任として噂されています。ただ非常に高い年俸を要求されるようなので、ベンフィカには無理かもしれません。


Taça de Portugal - ‘0itavos'

Estádio da Luz - Assistência: 5000

BENFICA: Júlio César, Ruben Amorim, Luisão, David Luiz, Fábio Coentrão (Maxi Pereira 78'), Airton, Carlos Martins (Aimar 46'), Gaitán, Salvio, Saviola (Alan Kardec 64'), Cardozo.

Treinador: Jorge Jesus

OLHANENSE: Ricardo Batista, João Gonçalves, Maurício, Mexer, Ismaily, Fernando Alexandre (Lulinha 73'), Rui Duarte, Cadu, Paulo Sérgio, Jorge Gonçalves (Nuno Piloto 59'), Adilson (Yontcha 64').

Treinador: Daúto Faquirá

Golos: 1-0 Saviola (20'), 2-0 Salvio (27'), 3-0 Cardozo (41'), 4-0 Luisão (62'), 5-0 Cardozo (80')

Árbitro: Paulo Baptista (Portalegre) 6

Disciplina: amarelos: Maurício (22'), Fábio Coentrão (29'), Luisão (38'), Cardozo (51') e Fernando Alexandre (71').

5-0でした

2011年01月13日 07時51分54秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ぶるぶる震えながら起きて、スタメンにパブロがいないのを見たときは、後半から見れば良かったなあ~と思いましたが、寝なおしもできそうになかったのでそのまま観戦を続行。ベンフィカは知らない間に(笑)、すごく強くなっていて、まるで去年のチームのようでした。コエントロンとサルビオのサイドが電光石火、そしてサビオラとカルドーソの決定力が半端じゃないです。CLのときからこれをやっていれば・・・。

前半だけでもう3-0になったので、後半頭からパブロ入るかもと思っていたら、ハーフタイムにピッチで1人ウォーミング・アップするパブロの姿が大写しに! これ見るためだけでも、3時半起きして良かったあ☆なんて。なんとなく髭もじゃを予想していたけれど、今日は綺麗に剃っていたせいか、20歳ぐらいにしか見えませんでした。けっこう長い時間、それもすごいアップでカメラがウォーミング・アップを映してくれて、とても得をした気分。30代には絶対見えないcuteさなので、まあ本人が髭もじゃで男らしくしたいのもちょっとわかるかも。



ずいぶん時間が経ってからはっと気がついて、キャプチャーをしようとしたけれど、遅かったです。こうして見ると相変わらず細いですね。



交代前にジェスス監督から指示、のはずが、しゃべっていたのはずっとパブロ。ジェスス監督はもっぱらうなずきながら聞いていました。パブロ、いったい何を、何語で話していたんでしょう??



カルロス・マルティンスに替わって、後半最初から出場。プレーのほうは、やっぱり怪我明けだから体が重そうで、まだ試合のリズムに乗れない感じ。仕方ないことですね。それでも、一度、何をどうしたのかよくわからないけれど、右サイドにボールをパスしたら一気に決定的になった場面がありました。また、浮かした珠で左サイドのサビオラの飛び出しに合わせ、サビオラがクロス、ルイソンのゴールが見事決まりました。

結局、後半にベンフィカは2点を追加して、5-0で圧勝。ポルトガル杯のベスト4(8かも)に進出しました。


Previa [Taça de Portugal] Benfica - Olhanense

2011年01月12日 22時33分16秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今晩は試合があります。そして、なんとアイマールは召集されてしまいました。

Guarda-redes: Moreira e Júlio César;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, Sidnei e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Ruben Amorim, Salvio, Aimar, Felipe Menezes, Carlos Martins e Gaitán;
Avançados: Cardozo, Saviola, Kardec e Jara

召集されるようなコンディションになったのは喜ばしいことです。ポルトガル杯の試合って、どうなんだろう?と思いつつも、少し早起きして見てみようかなという気持ちになっていました。でも、今試合時間を確認して愕然。18時45分から?!? なんでそんな中途半端な時間なのでしょうね~(涙)。午前3時45分からということになりますよね。怪我明けのパブロが出るかどうかはっきりしなくて、それほど面白いものになるとも思えない試合のために、この真冬の寒い時期に午前4時前起き? しかも試合が終わってから二度寝をする時間もないし・・・。とりあえず3時45分に起きてパブロが出ていなかったら寝て、試合終了25分前にもう一度起きてみるとか、なんて考えましたが、そんなに器用に寝たり起きたりできるわけありません。

その他のニュースは、エルビスというブラジル人の選手と2014年までの契約を結ぶことが確実になったとか。攻撃的中盤の選手で、なぜかすでにセイシャルで練習をしています。前所属クラブとは既に契約解除になっているそうで・・・。最近のベンフィカは、移籍金ゼロの選手ばかりを狙っていて、この貧乏さにはほとほと嫌になります。コストがゼロの選手は、うーん、やっぱりあんまり期待が持てない。
一方で、チェルシーがダビド・ルイスに興味とか、マドリードはコエントロンについて既にベンフィカと紳士協定を結んでいて、3000万ユーロを支払う用意があるとか。去年今年と有力選手を売って数千万ユーロを得るベンフィカなのに、どうしてこう貧乏なのでしょう??

今すぐ寝れば、少しはいいかな? 今晩の試合のほうはノックアウト形式で、今日負けてしまうと、ポルトガル杯敗退ということになります。 

[Liga 15] U. Leiria 0 - 3 Benfica

2011年01月10日 23時31分44秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
アイマールが出ない試合だというのに、休日の朝午前5時に起きた自分。しかも、前の晩に日本代表の試合まで見て、寝たのは午前1時だったのに。我ながら偉いかも。と言っても、前半を見終わったところで、サビオラのゴールで1点リードしたし、今日は守備も安定していて危なげないから後半は問題ないだろう~と、ハーフタイプの間に寝てしまいました(汗)。朝起きて、「3点ぐらいゴールは入っているかなあ」と思いながらA Bolaを見たら、その通りの0-3という試合結果。後半にガイタンとカルドーソが点を入れたんですね。前半の感じでは、(カルドーソ、ピッチにいるの?!)というぐらい存在がありませんでしたが、後半は復活した模様。ガイタンも前半はちょっと切れ切れな印象でしたけれど、こちらも後半は大活躍だったようです。前半の最初のほう、サビオラが決定的なチャンスを何度か外して、大丈夫か?!と心配しましたが、先制点のボレー・シュートは豪快でした。どんどん調子を上げてきているようです。(なんだかパブロの調子がいいときは駄目で、今はその反対。うーん・・・。去年みたいに2人の調子が揃って良いところを見たいなあ。)

試合ダイジェストはこちら:
U. Leiria 0-3 SL Benfica


改めて見ると、1点目は、サルビオのヘディングでのサビオラへのパスがすごく上手いですね。
前半を見て感じた印象は、コエントロンはすっかり調子が戻っている!、守備陣が前ほどあたふたしない!というものでしたが、このダイジェストを見てもコエントロンの復活ぶりが良くわかります。ずっと怪我が治りきらずに騙し騙しやっていましたもんね~。

ジェスス監督は、
「レイリアという強いチームに対して良い勝利だった。我々は勝利を目標にしていて、そのためにはベストでならなければいけなかた。前半45分間我々は相手よりも良くて、先制したのは当然だった。後半はレイリアから良いリアクションがあり、少し困難があった。」
と述べました。
これで、リーグ戦の前半戦15試合が終了し、後半戦の15試合に入ります。この時点で首位ポルトとのポイント差が8。3位スポルティングとは5ポイント差です。3位とはまあまあポイント差があるような気がしてしまいますが、首位とはその2倍近い差があるわけで・・・はっきり言って厳しいです。
でも、年末のパブロの移籍報道以来、心の奥底で「もしパブロが移籍するなら、ベンフィカの成績に一喜一憂しても、この前のバレンシアのときみたいに意味ないんじゃ・・・」と思ってしまって・・・。微妙に心の中に冷え冷えしたものがある感じ。本人としてはどうなのでしょう? パブロ本人が楽しく納得してサッカーをできているなら、全然問題ありませんが、そんなことわからないし、怪我だし・・・。パブロのファンを続けるのは大変です。

LIGA 15.ª Jornada - 09/01/2011

Estádio Magalhães Pessoa - Assistência: 15502

U. LEIRIA: Gottardi, Panandetiguiri, Bruno Miguel, Tall, Zé António, Patrick, Paulo Sérgio, MarcosPaulo, Zahovaiko, Pateiro, R. Brígido, Leandro Lima, N´Gal, Zhang

SUPLENTES NÃO UTILIZADOS

Djuricic, Diego Gaúcho, D. Amado e H. Gomes

TREINADOR: PEDRO CAIXINHA

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, Fábio Coentrão, Javi García, Salvio, Carlos Martins, R. Amorim, Gaítán, F. Menezes, Saviola, Jara, Cardozo

SUPLENTES NÃO UTILIZADOS

Júlio César, Airton, Weldon e Sidnei

TREINADOR: JORGE JESUS

Golos: 0-1 Saviola (27’), 0-2 Gaitán (81’), 0-3 Cardozo (90+2’)

Árbitro: Duarte (Lisboa) 7

Disciplina: amarelos: Panandetiguiri (14’), Javi García (50’), Patrick (75’) e N’Gal (90’)

Previa [Liga 15] U. Leiria - Benfica

2011年01月10日 00時24分23秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
結局アイマールが召集されたかどうかすらわからないのですが・・・。ルスでの試合ならともかく、今晩はアウェイですよね。チームは前泊のためにもうとっくに出発したと思いますが、情報がありません。レイリアってよっぽど近いのかなと調べたところ、リスボンから135キロのところにある町だそうです。微妙な近さ? 写真を見る限り、ものすごく美しい町ですね!

と、ここまで書いたところで、再度Recordを見たら、「Aimar fica em Lisboa」(Aimar is in Lisbon)という記事が出ていました。やっぱりなあ・・・。日曜日にテストをしたところ、プレーは無理との結果が出たそうです。(ということは、チームは日帰りなんですね。) はあ~。まあぎりぎりまでトライして無理なら仕方ないんですけれど。昨日からきっと駄目だろうなとは思っていましたが、やっぱり召集外となると不思議に結構ショックだったり。

召集リスト:

Guarda-redes: Roberto e Júlio César;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, Sidnei e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Ruben Amorim, Javi Garcia, Salvio, Felipe Menezes, Carlos Martins e Gaitán;
Avançados: Cardozo, Saviola, Weldon, Nuno Gomes e Jara

昨日ジェスス監督の話で、「Leiriaは良い試合をしているから今の順位にいる。」という言葉がありました。今の順位って?と改めて順位表を眺めたところ、スポルティングに次いで4位なんですね。しかもスポルティングとあまりポイント差がありません。得点は多くはないけれど、失点はベンフィカと同じです。守備が堅いのかな。久しぶりのアウェイでの戦いなので、厳しいとは思いますが、しっかり勝ってほしいものです。ポルトはもちろん、スポルティングも既に勝っています。(ポルト強すぎ・・・。)

↓今日Recordに載っていた写真。いつのものでしょうか? 夏ごろ?:

[リーグ杯] SL Benfica 2-0 Maritimo

2011年01月05日 00時45分31秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
昨晩遅く家に帰ってきて、試合結果を見たら、2-0で勝っていたのはいいとして、アイマールの姿が全くなかったので、首をひねっているうちに眠気に負けてしまって・・・。今日よくよく調べたところ、召集自体もされていなかったんですね! 怪我?!と心配になりましたが、全然ニュースがありません。ハビ・ガルシアやロベルトも召集されていないので、単なるローテーションなのでしょうか? ジェスス監督は確かに、出場機会の少ない選手をプレーさせると話していました。だから、パブロのプレーはないかなあとは思っていたんですけれど、召集をされないとは思わなかったので、少しびっくりです。

それに、この前オフィシャルを見たときは、1月5日にポルトガル杯の試合があったはずなのに、延期になったみたいですね。1月12日になったのかな? オフィシャルによると、これはOlhanense戦ですが、1月19日にも今度はリーグ杯でOlhanense戦があるみたいです。2週続けて同じチームと試合をするなんて、選手もうんざりしないのでしょうか? 大体、ポルトガルのように人口の少ない国で、カップ戦が二つもある意味があるのかなあとすごく疑問です。

そういうわけで、次の試合は1月9日のリーグ第15節レイリア戦です。パブロ、今度はプレーできるかな・・・。前の試合とかなり間隔が空くのでコンディション的に問題ないのか気になります。

ベンフィカのニュースは、フェルナンデスがメディカル・チェック終了後に契約をサインする予定。移籍金150万ユーロ、年俸30万ユーロとなるそうです。
マリティモ戦でもゴールを挙げたサルビオは、すっかりジェスス監督の信頼を勝ち得た模様ですが、シーズン終了後の買い取りは難しいと見られています。800万ユーロという移籍金はもちろん、更にネックとなっているのが、サルビオの年俸。アトレティコでは200万ユーロをもらっているそうで、これはベンフィカには逆立ちしていも出せない金額です。アイマールの150万ユーロが最高ですし、この金額でも高すぎるとみんなに言われているくらいですから。
ベンフィカの4日午後の練習は公開となる予定。

Joan Carlesさんがわざわざマリティモ戦の採点表を送ってくれたので、パブロは出ていないけれど、貼っておきます。

             Bola Jogo MF 24
MOREIRA...............6....6.....3.....3
M. PEREIRA...........5....4.....3.....3
SIDNEI...................6....6.....3.....3
DAVID LUIZ............5....5.....3.....3
FABIO FARIA.........5....4.....3.....1
AIRTON..................5...5.....3.....2
SALVIO..................7....7.....4....4
C. MARTINS...........6....6.....3....3
GAITAN..................7....5....3....3
SAVIOLA................7....5....3....3
KARDEC.................4....5....2....1
(C.PEIXOO.............3....4....2....1
R.AMORIM.............5...5.....3....1
JARA.....................5....4....2.....3)

24というのは、Recordと同じ採点で、5点満点です。
Joan Carlesさんによると平凡な試合だったそうで、同じ時間帯にやっていたバレンシア-エスパニョールのほうがずっと興味深かったとか。で、あんまりこの試合を注意して見ていなかったとのことで、Joan Carlesさん御自身の採点は今日はなしです。
それにしても、24の採点だと、左サイドSBを担当したに違いないファビオとペイショットが共に1点・・・。コエントロンが出て行った後、一体ベンフィカはどうなってしまうのかとても不安です。

カタールって?!(呆) / ShirtsDVDのAimarインタビュー後編

2010年12月22日 23時26分12秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
昨日はカルドーソだったけれど、今日はアイマールです。A Bolaによると、カタールから経済的にとても良いオファーが届き、アイマールは真剣に考える意図があるとか・・・。またベンフィカも1月にアイマールが移籍することを認めるのだそうで・・・。
This is the most ridiculous story I've ever read! パブロが1月に自分からカタールに行くなんて到底考えられません。環境が違いすぎてホームシックで病気になっちゃいますよ(鬱)。それくらいなら、自分でお金を払ってでもリーベルに戻るでしょう。ただ、報道がA Bolaというのが気になりますね~。ベンフィカが実は財政的に破綻していて、どうしても高いサラリーの選手をお払い箱にしたがっているとか? そうでなかったらこんなニュースが出るわけないような気がしますが。記事のコメントに、「アイマールを売るなら、僕は今シーズンのベンフィカはもう見ないよ。以上。」と書いている人がいて、ちょっと嬉しかったです。

大きく息を吸いながらアルゼンチンのほうに目を移すと、リオ・クアルトの新聞に、いつも年末にあるUn Techo Para Mi Paísのチャリティー試合の記事が載っていました。12月26日に開催だそうです。今年は、12月27日がベンフィカの練習初日なので出場できないなあと思いながら記事に目を通したところ、出場予定選手の中にAimarの名前がありました。出るのでしょうか?? 試合に出てそのまま26日の夜に出発すればぎりぎり間に合うかもしれませんが、厳しいですよね。(ここに記事のリンクを書こうとしたら、不正な書式があるとか出て投稿できなかったため、リンクは削除してあります。)

さて気を取り直して、ShirtDVDのパブロ・インタ後編です。すみません、前編より短いのですが、内容は面白いです。右の写真は、スタジアムでこのインタを受けているシーン。最初はパブロ1人しか映っていなかったので、インタビュワーがこんなに大きな人だとは知らなくてびっくりしました。(それともパブロが小さいだけ?!)
(サインのことを聞かれたのか・・・)
「ちょっと変だなと思うんだ。僕は写真を撮ったりすることなんかについては問題はないよ。ただ、誰かがサインや写真で幸せになるというのがあんまりよくわからなくて・・・。でも、いつも、あるいはほとんどいつも、それは愛情表現で、歓迎するべきことだね。」

(自分でもサインを求めたことがあるのでは?)
「いや、僕はないよ。ええと、うん、マラドーナにだって。アルゼンチンで、ボカ・ジュニアーズのスタジアムで、アルゼンチン代表が、マラドーナとその友人たちのチームとの試合をしたことがあるんだ。マラドーナは代表チームのほうでもプレーした。僕は彼と一緒にプレーをしたんだ。30分間彼とプレーしたことは大きな誇りだよ。試合が終わったとき、みんなが自分の使ったユニフォームに彼のサインを頼んだんだ。僕はすごく彼の近くに座っていたけれど、彼はあまり熱心ではなかった。40人の人たちのせいで居心地が良くなかったんだ。それから言った(誰が言ったのかよくわからないんですが)「自分は同じことをしないぞ。不愉快になるようなことはなしない。」 そして「おい! サインは欲しいか?」 僕ははいと言ったよ。彼は僕のユニフォームに何か良い言葉を添えてサインしてくれた。フランチェスコリに一度もサインを頼まなかったことは残念に思っている。」

「僕は200枚のユニフォームを持っているんだ。」

(自分のを?)
「いや、いや。全部他のチームの選手と交換したものだよ。取ってあるんだ。どうして取ってあるのかというと・・・10年前だったか・・・僕は何歳だっけ? 29? そうしたら、もっとだ。15年前、僕は父のguarda-fatos(記録室? 倉庫? 書斎?)に行ったんだ。そこには1つの箱があった。開けてみると、中には父がプレーしていた頃のユニフォームが入っていた。6枚か7枚あったかな。僕はそれを取った。友達とプレーするときにそれを使い始めたんだ。それを着たのさ。
それから僕が選手としてプレーを始めたときに、彼は言った、僕に息子ができて、息子が僕の箱を開けたら! 「同じことだね」って。そういうわけなのさ。僕は息子のために少なくとも200枚は持っている、彼が使うためにね。それらを額に入れるようなことはしたくないよ。もしフランチェスコリのものがあったら、そうしたかもね。」

(読書について聞かれているよう)
「うん、うん、好きだよ。小説だね。(ポルトガル語ではロマンスと字幕が出ていますが、パブロはnovelaと言っています) ガルシア・マルケスやカルロス・ルイス・サフォンの。サフォンはスペイン人の作家でとても良いものを書くよ。カタルーニャ人だね。時間つぶしだけれど。時間つぶし。僕たちはたくさん旅行をするから、ホテルでたくさん時間があるんだ。それと今はコンピューター、インターネットを使うのも普通だね。それもとてもいいよ。」

(PCゲーム、プレーステーションについて聞かれて)
「いや、僕は知らないし、好きじゃない。僕がプレーしたら、みんな僕に勝つよ。僕はどうやってプレーするか知らないから。みんながね。それから賭けにも。」

(最後に1人で芝生の上で)
「僕のプレーを好きでいてくれる人に感謝し、みなさんが僕に捧げてくれる愛情に応えたいと思っています。
Agradeco a quem gosta da forma como jogo e espero corresponder a esse carinho que me dedicam.」
パブロとお父さんとアウグスティン君と箱の話、すごくいいです。親子3代で同じ職業というのは、どんな感じなのでしょう? きっと特別なものなのでしょうね・・・。それにしても、アウグスティン君が着るユニフォームが200枚もあるなんて! メッシのもジダンのもマラドーナのも選びたい放題(笑)。 無茶苦茶友達に自慢できそうです。約200枚と、枚数がわかっているところを見ると、きちんと枚数を数えて箱にしまってあるんですね、きっと。ただ、もし私がアウグスティン君だったら(いや、有り得ない仮定ですけど)、他のどんな選手のユニフォームよりも、背中に「10 Aimar」と書いてあるユニフォームが気に入ると思うなあ。だから、パブロ、自分のユニフォームも忘れずに保管しておかないとね!

そして、パブロはPCゲームをやらない人なんですねぇ。バレンシアの頃のインタでは、「結構やるよ」と言っていたような記憶もありますが、プレステはわからないし、やらない、という意味なのかな。ホテルの空き時間に読書しているって、若い選手にはびっくりされていそう。(練習場のロビーみたいなところで、ディ・マリア、アモリム、ダビド・ルイスが激しくゲームをしている映像を見たことがあります。)あと、パブロが名前を挙げている作家についても書きたいことがあるのですが、これはまた明日に。右の写真はもともと壁紙です。サイズが大きすぎるので、パブロのところだけ切り取ってみました。それでもまだサイズが巨大ですね。でも縮小すると画質が落ちるので・・・。


[Liga 14] Benfica 5 - 2 Rio Ave

2010年12月19日 23時10分08秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
昨晩は12時半にベッドに入ったのですが、自然に午前1時50分に目が覚めました。我ながらすごいかも(笑)。
そうしてひざ掛けにくるまって見た試合、なんていうか、結構大味な試合でしたね~。もう少し2-0できっちり勝つような試合はできないものかと思ってしまいますが、2010年を勝利で終わることができてまずは良かったです。パブロは年最後の試合はわりと勝つことが多いかな。

この試合のアイマール、開始早々5分のゴールは素晴らしかったです! 美しいフォーム、美しいボールの軌跡・・・ずっと昔ジーコが、シュートはネットにパスするつもりで打つんだ、と言っていませんでしたっけ? その言葉を思い出してしまいました。

これはシュート・シーン?


絶好のボールを出してくれたダビド・ルイスを指差して。


これはどういう意味かな? パブロってシャイな人なのに、ジェスチャーは派手で面白いですよね。


ダビド・ルイスに軽々と抱き上げられるパブロ。


自分のゴール後はストイックな表情が多いけれど、今日は満面の笑顔。


ただですね、その後のパブロは、個人的にはあんまり調子良くないかなあ、なんて思ったのですが、どうだったのでしょう・・・。微妙にトラップが上手くいかなかったり、微妙にパスが通らなかったり、特にガイタンとお互いにやりたいことが全然伝わっていなかったような。ドリブルで相手を抜くような場面もなかったので、調子はやっぱり下り坂? でもSerbenfiquistaを見ると、みんなからの評価はそれほど悪くないです。ペナルティ・エリア内(だったかな)の絶好の場所でボールを受けて、あとはシュートで良かったのに、サビオラをじっと待ってパスしたために相手にカットされてしまった場面、あれだけはみんなにダメ出しされていますが。うん、あそこは1点目のようにシュートで良かったですよね。もうパブロってば!

チームは、ジェスス監督が「最初の35分間は今シーズンでベストなものだった。ダイナミズムのある、破壊的でスペクタクルな時間帯だった。」と話したとおり、前半途中までは昨シーズンを思い起こさせる圧倒的なプレーぶり。カルロス・マルティンスが、リヨン戦のときとパブロと同じように昼食後に気分が悪くなり、急遽ベンチ外となったため、代わりにサルビオが先発。このサルビオが今日は素晴らしくて、サイド攻撃が冴え渡ったベンフィカだったのでした。しかし、若い選手が多いからでしょうかね~、やりすぎは駄目というか、過ぎたるは及ばざるが如しというか、サイド攻撃に熱中するあまり、だんだん守備がお留守になって、かつパスが雑になり、リオ・アベにボールを奪われてカウンターされる場面が目立つようになりました。その悪い流れの中で、1点を返され前半が終わって2-1。楽勝モードだったのに、あれっ?と冷たい水をかけられたような、いつもどおり詰めの甘いベンフィカでした。

幸い、後半の早い時間帯に素晴らしいサルビオのドリブルからサビオラが3点目を入れてくれて、ずいぶん楽になりました。このサルビオのプレーには、パブロも若い頃ならできたよねえ、なんてちょっと羨ましく感じたり(苦笑)。
今日の得点経過はこんな感じ:

[1-0] Aimar 5 '
[2-0] Saviola 8 '
[2-1] João Tomás 43 '
[3-1] Saviola 52 '
[4-1] Salvio 62 '
[4-2] João Tomás (g.p.) 71 '
[5-2] Salvio 74 '

サビオラとサルビオは、日本語表記でも似ていて紛らわしいのですが、アルファベットでもわかりにくいですね。サビオラもサルビオも2点ずつです。(ちなみにリオ・アベのJoão Tomásも2点。)今日のサビオラはすごく良かったけれど、やっぱりサルビオがインパクト大きかったかなあ。でも悲しいことに、サルビオは買取オプションなしのレンタルなので、いくら活躍してもらってもベンフィカの選手ではないんですよね。サラゴサのピケのときと同じむなしさがあります。

試合のダイジェスト:
Benfica 5-2 Rio Ave (RELATO) Liga Zon Sagres


O JogoにJVPの分析が載っていたので、ざっとまとめますと、

1、最初の35分間のベンフィカは昨シーズンのベンフィカだった。ボールへのプレッシャー、イニシアチブ、ダイナミズム、スピード、そして創造性。また去年のように効率的でもあった。
2、リオ・アベは35分を過ぎてから、良いリアクションをした。良い態度とスペクタクルで。
3、ベンフィカの52分の3点目と、その8分後João Tomásがゴールを失敗したことが、試合を決めた。
4、ベンフィカの守備が不安定だったのは、ルイソンの不在と、攻撃に偏りすぎたため。
5、ピッチでベストだったのはサルビオ。スピード、良い動き、そして効率性。
6、コエントロンの2枚目のイエローは奇妙だ。
7、ロベルトは安定していた。
8、ポルトへのプレッシャーとなる結果。

プレッシャーと感じてくれればいいのですが! 
試合の後半は、パブロが今ひとつ周りと噛み合っていないような気もしましたが、あまりはっきり記憶がないので(別に眠かったわけでもないけど)、もう一度見てみたいなあと思います。でも、まだ試合ファイルがアップロードされていないんですよね。

コエントロンの2枚のイエローというのは、たぶんこの前モウリーニョがやったものと同じような感じ。まず71分に、コエントロンはPKを取られてしまったときにイエローを受けたんですよね。これがシーズン5枚目だったため、1月9日のリーグ、レイリア戦に出場停止ということになりました。ところがコエントロンは試合終了間際にゴール・キックを蹴るのに時間をかけたせいで、2枚目のイエローをゲット。これで赤紙退場となり、1月2日のリーグ杯、マリティモ戦のほうが出場停止に。レイリア戦は出場できます。つまり、リーグ戦でのイエロー・カードが5枚累積した出場停止はリーグ戦の試合にのみ適用されるけれど、レッド・カードによる出場停止は、リーグ戦、カップ戦に関係なく次の試合に適用されるというルールがあるから、こういうからくりが可能になります。(ただ不思議なのは、5枚目の出場停止のほうは消えてしまうのかな?) 確かモウリーニョや選手たちは罰金を課せられていましたよね。コエントロンやジェスス監督は大丈夫でしょうか。

選手の採点:

         Bola..Jogo..MF..Publico..JC

ROBERTO........7...6...3...7...6
M. PEREIRA.....5...6...3...6...6
SIDNEI.............4,,,5,,,3,,,7,,,5
DAVID LUIZ......6...6...4...7...6
F. COENTRÃO..6...6...3...7...6
JAVI GARCIA...6...7...3...7...6
SALVIO............8...8...5...8...9
GAITAN............7...6...4...8...7
P. AIMAR..........7...7...4...8...8
SAVIOLA..........8...8...4...8...8
CARDOZO........4...4...2...5...3
(JARA...............6...4...-....5...5
R. AMORIM.......-...4...-....-....5
N. GOMES.........-...-...-....-....-)

攻撃陣が軒並み高評価の中、カルドーソがこの試合はほとんど目立たなかったですね。

これで、選手たちは心置きなくクリスマス休暇に出発できます。すでにシドネイやヌーノ・ゴメスが空港に姿を現したみたいですね。(ヌーノ・ゴメスはどこに行くのでしょう?) 
練習再開は12月27日です。それまで選手のみんなが楽しい休暇を過ごして、リフレッシュして帰ってきてくれるといいなと思います。

全然楽しくない話題ですが、鷲のビクトリアちゃんを飛ばせているスペイン人のJuan Barnabéさんが、ベンフィカの警備員に暴力を受けて、リオ・アベ戦ではビクトリアは飛ばなかったそうです。そんなことって!! ベンフィカの警備員は最悪だとの話を聞いていましたが、自チームのスタッフ(のようなものですよね?!)にまでそんなことをするなんて、頭が狂っているとしか思えません。Juan Barnabéさんは法的処置も考えているそうです。ベンフィカもそんな凶暴な警備員を野放しにするなんて何を考えているんだか! (ベンフィカ側は、Juan Barnabéさんのほうが暴力を振るったと主張していますが、そんなことありえなさそうです。)






Previa [Liga 14] Benfica - Rio Ave

2010年12月18日 23時42分32秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今年最後の試合は、17時から。えーっ・・・。午前2時からです。見るつもりなら寝ないほうがいいレベルですが、でも試合は午前4時までありますもんね・・・。

召集リストは:
Roberto e Júlio César;
Maxi Pereira, Sidnei, David Luiz, Fábio Faria e Fábio Coentrão;
Javi García, Ruben Amorim, Carlos Martins, Felipe Menezes, Pablo Aimar, Gaitán e Salvio;
Saviola, Cardozo, Nuno Gomes, Weldon e Jara.

19人が召集されています。ルイソンが怪我で召集外のために、ファビオ・ファリアがメンバー入り。ハビ・ガルシアはぎりぎりで通常練習をこなせるようになり、召集。

予想スタメンは:
Roberto, Maxi Pereira, Sidnei, David and Fabio Luiz Coentrão; Javi Garcia, Carlos Martins, Aimar, Saviola and Cardozo

今回はどの新聞も同じメンバーを予想しています。ルイソンのところにシドネイ、ハビ・ガルシアは先発の予定。

すっかり忘れていましたけれど、7ヶ月前にベンフィカが優勝を決めたのはリオ・アベの前でした。そうだったんだなあ。リオ・アベというと、アイマールのベンフィカでの最初の対戦相手だったことはよく覚えていますが(確かすごい霧の試合だった)、優勝のときのことは忘れていました。Maisfutebolは「14節のこの試合、何もかもがあのときとは違う。今のベンフィカは打ちひしがれているチームだ。悪いスタートを切り、ドラゴンで打ちのめされ、チャンピオンズ・リーグに別れを告げ、ぎりぎりでヨーロッパ・リーグに残り・・・。」 た、確かに。でも、後ろを向いても仕方ないです。今できることをやっていかなくちゃ。

今週はクリスマスの行事がたくさんあって(金曜日もチームは学校訪問をしました)、どれだけ試合に集中できるかとても心配なのですが、もう一敗も許されない後がない状況は今までと変わりありません。決して気を緩めないで、お休みに入る前にきちんと勝利を挙げてほしいものです。詰めの甘いベンフィカなので、心配だなあ。

Recordにマキシの長いインタビューが載っていました。リオ・アベはとても難しい相手と言っています。また、「アイマールがリーベルに戻るかもと言われていますが、アイマールのいないベンフィカを想像できますか?」と聞かれて、
Não, não imagino. Ele é um jogador muito importante para nós. Espero que continue por muitos anos no Benfica. Sinto um enorme gosto de jogar com ele. Oxalá continue por aqui!

「No, 想像できないよ。彼は僕らにとってとても重要な選手だ。ベンフィカで何年も続けることを願っている。彼とプレーすることがものすごく好きだよ。彼がずっとここで続けますように!」
Thanks, Maxi... um enorme gostoですからね。enormeはenormous、「ものすごく好き」です。
昨日貼った写真とは別角度からの写真。


マキシ、さすがに重かったでしょうに・・・。
緊張してきたけれど、今から寝て2時に起きることができるでしょうか??

そうそう、こんなニュースが:岡崎、独移籍決断!今冬にシュツットガルトへ…清水 おお、アイマールをテレビで見れるかも。

[Taca de Portugal] Benfica 2-0 Braga

2010年12月13日 22時57分04秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
午前5時15分から7時15分までの試合は、起きるには楽なんですが、どうしても朝の忙しい時間帯とぶつかってしまって、全部を見ることができません! 今朝も、前半の終わりから、途切れ途切れの観戦になりました。
結果は2-0でベンフィカの勝利。試合内容は、良かったような、そうでもなかったような、やっぱり途切れ途切れの印象です。アイマールは、うーん、あまり良くなかったような気がする。みんなから「明らかに疲れていた」と書かれているし、O Jogoにも「守備の仕事で、疲れ果てていた」とあるところを見ると、疲れが溜まっていたのかな。後半カルロス・マルティンスに替わってサルビオが入ったのですが、そこからベンフィカは良くなったような気がするんですよね。でも、パブロは前の4人に攻撃はお任せ~という感じで、確かにずっと休んでいたかも。それだけに、後半ロス・タイムのヘディング・ゴールは、良く頑張りました! あそこでちゃんと最前線まで走り込んでいたのも偉いし、ヘディングも上手かったです。

試合のダイジェスト。前半早々のマキシへのパスは最高のタイミングなのに、マキシ~~。アシストを1つ損したような気分です:
SL Benfica 2-0 SP. Braga


ベンフィキスタたちからは「ヘディングなんて珍しいね」と言われていますけれど、もちろん別に珍しくもありませんよね。足でシュートするより、ヘディングのほうが上手なんじゃ?と思うことさえありますもん(笑)。ヘディングの威力が、キックの威力より大きいように見えるのは、ジャンプ力を使うせい? ざっと思いつくだけでも、コパ・アメリカのアメリカ戦(マラドーナが見に来ていて、パブロ嬉しそうでしたよねぇ・・・)、コンフェデのブラジル戦(5-1だかの惨敗だったけど)、バレンシア時代のサラゴサ戦(確かクライフェルトがいて、同点に追いついたとき)、04-05の最終戦のアントニオ・ロペス監督に捧げたヘディング・ゴールなどなどが思い出されます。こうしてみると、エモーショナルなゴールが多いかもしれませんね。

ブラガ戦では1点目がサビオラだったので、サビオラとアイマールが揃ってゴールということに。これはわりと珍しいかも。
心配なのは、ルイソンが右足大腿の筋肉の怪我で途中交代したこと。たぶんわりと重傷で、年内の試合はもう無理のようです。筋肉の断裂などがあった場合は、年初の試合も厳しくなりますよね。今日の試合では、幸いにも、急遽出場したシドネイが良い動きで、ルイソンの代役を問題なく務めました。

ジェスス監督は、
「去年素晴らしいリーグ戦をした強いチームに対する良い勝利。先制点を挙げることが重要だった。
チームや私について言われていることで、選手たちが不安になったのは確かだ。選手たちは私と共にあるし、私たちは上手く行っているが、こうしたことというのはもちろん負担になる。
何よりも、私たちを応援し、難しい時間帯に私たちを落ち着かせてくれたファンに感謝したい。」
と話しました。

ベンフィカはこれでベスト16?(それともベスト8かも) 次の対戦相手はOlhanenseです。(年中同じ相手と試合をやっているような気が)

上の写真は、パブロのヘディング・ゴールのシーンというわけではなく、相手にのしかかったということでファウルを取られたプレー。ちょっとまた頬がこけてきちゃいましたね~。あともう一試合頑張って、それが終わったらクリスマスのご馳走でも食べて力を付けてもらわなくては。

採点:(24というのは、Recordと同じ採点だそうです。5点満点)

      Bola...Jogo..MF..Publico..JC..24
JULIO CESAR .......7...7...4...6...7....3
M. PEREIRA ........7...7...3...5...6....3
LUISÃO ................5...5...3...-....5....2
DAVID LUIZ ..........6...7...3...6...6....3
F. COENTRÃO ......6...6...3...5...6...3
JAVI GARCIA ......6...6...3...6...6....3
C. MARTINS .........6...5...3...6...6....3
P. AIMAR .............6...6...3...6...7....3
N. GAITAN ...........4...5...3...5...5....2
SAVIOLA .............7...7...4...7...7....3
CARDOZO ...........5...6...3...5...4....1
(SIDNEI ...............6...7...3...5...7....3
SALVIO ...............5...6...3...6...6....3
R.AMORIM ..........5...5...-....-....-.....1)



Benfica-Braga 2-0
Estádio da Luz

Relvado Bom

Espectadores 26312

Árbitro Carlos Xistra

Golos 1-0 Saviola 38'; 2-0 Pablo Aimar 90'+3'

Benfica
Júlio César, Maxi Pereira, Luisão (Sidnei, 26), David Luiz, Fábio Coentrão, Javi Garcia, Pablo Aimar, Gaitán (Ruben Amorim, 88), Carlos Martins (Salvio, 67), Saviola e Cardozo.

Treinador Jorge Jesus

Braga
Artur Moraes, Sílvio, Paulão, Rodriguez, Guilherme, Andres Madrid (Hélder Barbosa, 61), Hugo Viana, Luís Aguiar (Leandro Salino, 83), Paulo César, Alan e Meyong (Keyta, 61).

Treinador Domingos Paciência

Cartões amarelos Paulão (21), Maxi Pereira (44), Carlos Martins (45), Hugo Viana (45+4), Fábio Coentrão (45+4), Sílvio (58), Guilherme (65) e Rodriguez (82).


PREVIA [Taca de Portugal] Benfica - Braga

2010年12月12日 23時37分14秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
試合まで6時間を切っているので、もう寝なくては。現地時間で20時15分から、日本時間で午前5時15分からの試合です。

召集は20人:
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, David Luiz, Sidnei, César Peixoto e Fábio Coentrão;
Médios: Javi Garcia, Airton, Ruben Amorim, Carlos Martins, Aimar, Salvio e Gaitán;
Avançados: Saviola, Cardozo, Nuno Gomes, Weldon e Jara

ルーベン・アモリムはメンバーに入りました。カルデックが外れて、アイルトンが召集入り。

状況がデリケートであること、相手が難敵であることから、主力組で試合に臨むと見られています。各紙の予想では、アイマールはスタメンに復帰。でもシャルケ戦のときだって、O Jogo以外はスタメン予想だったんですけれどねぇ。今日はどうなんだか。その他のポジションでは、ルーベン・アモリムが怪我明けなため、カルロス・マルティンスになりそうとのことです。
新聞の予想はほとんど一致にしているのに対して、ベンフィキスタたちは結構いろいろ違う予想を立てています。ちょっと変えてくるんじゃないかって。ペイショットやハラを入れている人たちまで。

ジェスス監督は記者会見で、「物事が上手く行かないときは、監督に責任がある。ファンたちに、チームを信じ続けて、選手たちからプレッシャーを取り除くよう、頼みたい。そのほうがプレーは良くなるし、ライバルに近づく可能性も増えてくる。」と述べました。
またカップ戦もリーグ戦も重要視していると話しましたが、個人的にはカップ戦は捨てていいから、リーグ戦を頑張ってほしいなあ。ただ、今日の試合は、シャルケ戦敗戦の直後で、ジェスス監督の指導力を問われる大事な一戦になってしまっていますから、落とすことはできません。