階段を上ると、玄関にたどり着きます。
振り返ると、玄関上欄間に鳩のステンドグラス。
ここは、政界の名門鳩山家の旧邸宅。現在は、私設会館として保存運営されています。
この扉を押して、さあ中へ。
玄関ホール
照明の優雅な模様の翳が広がっています。
重厚な色合いの第一応接室
ステンドグラスは鳩山家の紋章。修復時にデザインが裏返しになってしまったそうです。
庭を望むサンルーム。給茶機があり、ここでセルフでお茶を飲むことができます。
この日は訪れる人も少なく、静かにぼーっとしてきました。
このガラス扉から、お庭に出ることができます。
第二応接室
欄間のステンドグラス
食堂
建物の保存公開されている洋館は多いけど、この鳩山会館のように家具や調度品が並んだ建物はほとんどありません。
建物内に入って感じるものは、温かみ。
政界という、厳しい世界で活躍していた鳩山一郎にとって、ここは外交の場であるとともに、
最愛の家族と過ごす心休まる場所だったことでしょう。
階段踊り場のステンドグラス。五重塔の周りを、鳩が舞っています。
動物に守られた外観も瀟洒ですが、いたるところにはめ込められた素敵なステンドグラスに目が行きます。
小川三知の後輩、大村友雄の作品だそうです。
かつては、寝室が並んでいた間取りを取り払い、広いホールとなっています。
二階には、そのほか鳩山一郎・薫(一郎の妻)・威一郎それぞれの記念室(撮影不可)があり、ゆかりの品が並んでいます。
外壁の鹿の劣化が進んだため取り外し、陳列されていました。
あまりにの大きさにびっくり。現在はレプリカが外壁を飾っています。
バルコニーに出て、振り返るとこんな感じに鹿が見えます。
青空の広がる日には、やっぱりお散歩病が…。
■鳩山会館
竣工 1924年
設計 岡田信一郎
所在 東京都文京区音羽1-7-1
2009.2.15
きゃおきゃおさんが撮るとこんなにステキになるのですね。いつもながらほんと 素敵
桜もきれいでしたが、やっぱりバラの咲くころがきれいなようですね。
この日は、群林堂はがらがらで、豆大福直ぐに買えましたよ。それを持ち歩いて見学しました。(笑!)
坂道に桜の木が植えてありますね。次回は、バラの季節に行ってみます。写真は、ついたくさんUPしてしまって、ごめんなさい。本当は、最高の1枚でおしまいなのがかっこいいんでしょうけど…。
こんな優雅な住まいで生活をしていた鳩山一族。
やはり只者ではありませんね。
山県有朋の娘さんだったか、そのお屋敷を紹介していました。
もちろんテレビでみたんですが、この鳩山邸のリビングに似たお部屋がありました。
椅子のかわいいカバーとか、風にそよぐカーテンとか、丸窓にステンドグラスにワイヤーシャンデリア、
どれもこれも鑑賞に堪えますよね。
いいですね。
私の近場に、お屋敷を開放して美術館にしている「アサヒビール大山崎山荘美術館、があります
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/history/index.html
写真は一切だめでした。
いい別荘でしたよ。ご存知ですよね。
贅沢ってこういう感じなんでしょうね。
建物の中で、洋館は子供の頃の憧れでした。
機会があったら、そのお屋敷も見てみたいです。
アサヒビール大山崎山荘美術館は、CROKOさんの記事に有りましたね。私はまだ行ったことがありません。新緑の頃が美しいと聞きました。あー、行ってみた~い!
まだ行ったことがありません。
私はやっぱりステンドグラスが一番いいなぁ…
バラの季節がいいのですか?
忘れないように( ..)φメモメモ
↓のドイリーも完成したのですね。
とっても綺麗ですよ。
夏になったら、ドイリー編んでみようかしら?って思っています。
鳩山会館、お洒落でかわいらしい建物です。私もバラの季節に行ってみま~す。
住んでみたいなあ。。。。。
でも、住んで日常の生活しちゃうと
日常になっちゃうから、こうやって
ステキ~って眺めるのがいいのかな^^
こうやって、お屋敷内をずんずん歩けることも信じられません。
大切に使われていた建物でも、老朽化には勝てず、改修修復工事でよみがえったようです。
増築部分を削り、オリジナルに戻したと展示資料にありました。
あー、でも 住んでみたい、住んでみた~い♪
ここなら明日にでもすぐ住めそう。高級レストランにもなりそうな。
この日は、訪れる人が少なく、カメラポジションの争奪はありませんでした。(笑!)
庭師の方が、写真にうつらないようによけてくれたり、かえって申し訳なくって。
できれば、私が住んでみたいです。