きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

横山大観記念館

2013-09-17 | 日本建築
旧岩崎邸からほど近い場所に
日本画家 横山大観の住居兼アトリエだった建物
「横山大観記念館」があります。



門をくぐり、建物入口までは
さほど距離はありませんが
なぜか遠く感じる不思議なアプローチ。



京風数寄屋造りの建物が目に入ります。

館内は写真撮影禁止なので
心のアルバムに刻んできました。

初めてここを訪ねたときは
都心にこんな場所があるだなんて
信じられませんでした。

客間の「鉦鼓洞」と名付けられた部屋から
武蔵野の面影を残す、高低差のある庭園を眺めると
なんて贅沢な日常を過ごしていたのだろうと
思わずにはいられません。
大観の愛した大島桜が咲く季節に
訪れたいものです。

囲炉裏端に座って庭を眺めていたら
学芸員の方から記念館の見どころを解説してもらえました。
行かれたら、ぜひ会津若松出身の学芸員の方のお話に
耳を傾けてくださいね。
ガラス越しではなく見ることのできる作品と
建物の魅力を教えてくれます。

開館日が少いのと
写真撮影禁止なのが残念ですが、
上野池之端にお出かけの時は、ぜひお出かけくださいね。
お薦めします。

そうそう、この秋 横浜美術館で横山大観展が開催されるそうです。

横山大観記念館◇東京都台東区池之端1-4-24

2013.9.7
コメント (2)
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