とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

ギャラリー雲葉(地方私鉄篇)

2014年10月14日 | とのさまの休日
  鉄道記念日ということで(拙者はどうも現在の名称が軽薄で好きでない)過去の鉄道写真から。今回は地方私鉄を。

  

  まずは北から。栗原電鉄(当時)M15形です。「15」とは車体長を表わしているそう。撮影は1989年9月11日、当時の駅名は「細倉」でした。すでに無人駅化されていたため硬券入場券が入手できなかったのが残念です。機材はペンタックスSP、露出計が故障して“勘”で撮影したためいささか暗く、申し訳ありません。

  

  続いて長野電鉄、形式は不明です。場所はご覧のとおり須坂駅、撮影日は1993年1月1日とあります。

  

  その須坂駅に営団地下鉄日比谷線から譲渡された3000系がいました。まだ転用改造中で、「元住吉」「北越谷」という行き先幕が残されたままでした。

  

  富山地方鉄道14710形(右)と14750形(左)、なんとなく似ていますが別形式です。目蒲線から戦前型ツリカケサウンドが消えたため、地方へ行って古い電車に出会うと嬉しくなったものです。

  

  冒頭写真とも石川県の北陸鉄道です。冒頭の3730形は1956年製造、こちらの3740形は1931年製と見るからに古いですね。なお富山もこちらの車輌もすでにすべて引退しています。

  

  続いては福井鉄道、形式が写真からは分からずウィキペディアに載っていた写真から140形と思われます。

  

  映画などで話題が多い一畑電鉄(当時)デハ20形です。この22番は1928年製造、ドア窓に「手動扉」とあるのが読み取れます。自動ドアじゃなかったんですね。1996年まで活躍しました。

  

  最後に高松琴平電鉄60形ですが、この67番は異色の経歴の持ち主だそう。詳しくはウィキペディアの記事をご覧ください。前方の車輌は1998年に名古屋市営地下鉄から譲渡された車輌で、それと連結しての運転、どちらに乗ったかは言うまでもないでしょう。でも新旧の混結というのも味わい深いものがあります。


  ※参考文献:保育社カラーブックス「日本の私鉄」シリーズ

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2 Comments

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Unknown (けんもつ)
2014-10-26 23:54:08
須坂に昔友人がいて行ったことありますが
何もなくてびっくりしました
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須坂 (雲葉)
2014-10-31 13:34:17
3年前に長電屋代線に乗りに行きました。
駅前に安くておいしい寿司屋があったくらいでしょうか。
今も嫁はんの学友が住んでます。

駅からはいささか遠いのですが「トレインギャラリーNAGANO」なるお店(施設)があり、
敷地に長電2600系(元東急5000系)が飾ってあります。

http://w1.avis.ne.jp/~fukachan/
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