『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
ポケットの小銭あつめて、あの街へ…』
昨年から続く横浜18区再訪も17区目となりいよいよ大詰め。今回は嫁はんと瀬谷区を目指します。
小杉から横須賀線で横浜へ。拙者は小杉までIC定期券を持っていて、いつもそれで乗り越し精算してるのですが、4月以降の精算運賃はどうなるんだろう? キップでもないのにキップと同じだけ払わねばならないなら癪だし、いくらかチャージしておく必要が生じるだろうか。でもICでは変わらず振替乗車の扱いを行なわないため、数円負担してもキップをという需要はまだまだありそうです。
そして「δ」に乗り換え。車輌は9000系ながらVVVFを更新した編成でした。速度が上がると釣掛式のような音を発するのは変わりません。来月下旬からトッキュウなる種別が走り出すそうなので急行に乗る機会もぐっと減るかもしれません。
この路線図もじき見納め
三ツ境で降りて北口へ。バスターミナルではなく、駅前の道を渡って希望ヶ丘方向へ進んだところに佇むバス停へと向かいます。そしてここから平日のみ1回だけ出る系統「間15系統」に乗り込みます。(冒頭写真)
ぽつん こんだけ
この系統は何度か乗ったことがありますが遅れてくるのはいつものこと。今日も10分ほど遅れました。そしてぞろぞろ降りてくるのも毎度のこと。ざっと20人くらい乗ってたでしょうか。ほとんどお年寄りですが勤め人風の若い人もいます。しかしもちろんというかこれから出るのが“最終”なので帰りの足はなく、瀬谷まで電車でということにならざるをえないのですが、そんなに需要があるなら1時間に1本ほどあってもよさそうですけどね。瀬谷から先は日中でも20~30分間隔で走ってます。
ここから乗るのはいつもなら拙者ひとりですけど今日は嫁はんと、もうひとり学生風のヤングもいました。線路を越えて南口へ回り込みますが停留所には止まらず、最初の停留所は瀬谷警察署前です。次の二ツ橋で老夫婦が乗車、ここのバス停ポールは頭の丸い朽ちかけた旧式のものが相変わらず使われてます。
右折して中原街道との交差点手前の左手には“二ツ橋”地名由来の碑が見えます。家康ゆかりとは知りませんでした。片側1車線ながら歩道もない細道を進み、踏切を渡って瀬谷駅へ。老夫婦が降りるもののこんどは大勢が待ち構えてます。車体も小ぶりなので立ち客も多くなるほど。さらに5分ほど走った本郷原で降ります。運賃は190円なり。
細い生活道路をてくてく。道幅は3メートルもないようなところが多く車が来ると難儀します。民家の門前に梅がきれいに咲いてました。
瀬谷本郷公園へ行ってみると、周回道路に路駐防止かガードレールがせり出しており、それはともかく人間も入れなくしているのはいかがなものか。
レストハウス前は工事中で落ち着ける雰囲気でもない。風が強く、きょうが春一番だったそうで砂埃もすごい。トイレを借りて近くの自販機で買ったコーヒーを飲み干し後にした。ここの野球場は両翼97メートル、中堅122メートルと本格的でナイター設備もある。これで観覧席も整えれば高校野球の地区予選にも使えそう。
広いグラウンド
「タカシ!買ってきてくれ!」(分かる人だけ)
向きを変えて瀬谷中央公園方面へ。嫁はんは道端や民家の庭先に放置状態で生えてるペンペン草や蕗を見ては、許しが得られれば摘んでいきたいとのたまう。野菜の無人直売所もあったけどここから輸送するほどではないし、モノもしなびてたので見送り。
さてこっちへ来たのはお目当てのお好み焼き屋さんがあるから。いつも来ては忘れたり定休の月曜に当たったりで食する機会に与れなかった。たしかこのあたりと、、あぁあったあった…
虎縞のロープが張られ、もはや営業はしていない様子です。 看板が残っているのは道しるべ代わりでしょうか。やむなく転進して海軍道路を渡り相沢へと向かいます。途中に小さな梅園を見かけました。
こちらへ来たのは、はまれぽ.com2011年10月12日付記事にあった急坂をこの目で確認してみたかったから。仕事でも通ったことがあるはずで、そんなに急だったかなという印象があったためです。
これもまずまず
場所は地図上の東西に通る道です。上の写真はこの1本北の道です。
見上げてごらん坂の上を
最急部分を見てみると
見下ろしてみる
最急部分で20°(36.4%)らしい。写真を撮っていると軽ワゴンが難儀しながら上っていったが、やはり正直な感想は20°もあるのかな。先日の上大岡周辺とか神奈川区の高島山公園近くとか、このレベルの勾配ならありそうな感じもしてきます。それだけあちこち歩いたために“坂道感覚”が麻痺してしまったのだろうか。さりとて個人で測定器を買うのもためらいます。しかしながらとりあえず“公式記録”としては今のところ横浜市内最急勾配の道です。
酒屋に寄り道して(後述)瀬谷駅へ。南口へ回り瀬谷郵便局を不退転の決意で正面突破します。これで瀬谷区内の“無関心化”が達成されました。他区でも「ゆうちょ銀行」に変わったケースがあり、そこを再訪するかどうかですが近くに行く機会があったらでいいでしょう。あくまで自然体である由。
駅前に戻ると再開発ビルの建設が行なわれてます。猥雑な商店街も半分ほどが姿を消しました。一方で通り沿いはシャッターを閉じたままの“しもた屋”やら空き店舗、中には夜逃げのような貼り紙をしているところもあり寂しさが漂います。
左の並びは… 建て替え中です
お昼を食べたところで空模様が怪しくなり、早いですが撤収とします。瀬谷駅は下り側にも待避線ができ、それはともかく大和寄りが青空立席待合所のままなのはなぜ? 日陰規制で屋根が作れないとは思えないのだが。帰りは8000系でボックス席に落ち着きまったり。乗ってややもすると外は雨となりました。
横浜駅にて。日中のこの並びも見納めになるのか?
横浜へ戻り、そごう8階で今日まで開催の「京のみやび 京都老舗の会」を覗き、山田製油のブースで少し買い物して家路につきました。
ちょっと入ってみた
お土産
最後に、写真の酒屋さんで発売しているオリジナル銘柄のお酒を買ってきました。4合1150円なり。検索しても出てこず、よほどマイナーなんでしょうな。でも醸造元は長野県は上田の会社です。夕食で開けると、辛口でパンチのある飲み応え。それでいて飲みやすい。もっと宣伝しても良さそうだけどあまり造ってないのかな?
【今日の昼食】
食堂きらく(瀬谷4丁目7-18)
☆Aランチ 600円
今日はレバニラ炒め定食、生卵に味のりがついてました。Bランチは450円で今日は鶏唐揚げの卵とじ丼。昨夜が揚げ物だったので見送りました。帰ってから調べると1年ほど前に移転・改称してオープンしたらしい。せっかくなのでビール大瓶(キリンクラシックラガー)も1本頼み、会計すると計1680円で、ビールが480円とは破格だ。料理のお味もなかなか。夜は居酒屋としての利用法もあるようなので是非訪れて鳥正とハシゴしてみたいけど、瀬谷は遠い…
残るは港北区、日にちも決めているため天気と体調が良ければいいな…
ポケットの小銭あつめて、あの街へ…』
昨年から続く横浜18区再訪も17区目となりいよいよ大詰め。今回は嫁はんと瀬谷区を目指します。
小杉から横須賀線で横浜へ。拙者は小杉までIC定期券を持っていて、いつもそれで乗り越し精算してるのですが、4月以降の精算運賃はどうなるんだろう? キップでもないのにキップと同じだけ払わねばならないなら癪だし、いくらかチャージしておく必要が生じるだろうか。でもICでは変わらず振替乗車の扱いを行なわないため、数円負担してもキップをという需要はまだまだありそうです。
そして「δ」に乗り換え。車輌は9000系ながらVVVFを更新した編成でした。速度が上がると釣掛式のような音を発するのは変わりません。来月下旬からトッキュウなる種別が走り出すそうなので急行に乗る機会もぐっと減るかもしれません。
この路線図もじき見納め
三ツ境で降りて北口へ。バスターミナルではなく、駅前の道を渡って希望ヶ丘方向へ進んだところに佇むバス停へと向かいます。そしてここから平日のみ1回だけ出る系統「間15系統」に乗り込みます。(冒頭写真)
ぽつん こんだけ
この系統は何度か乗ったことがありますが遅れてくるのはいつものこと。今日も10分ほど遅れました。そしてぞろぞろ降りてくるのも毎度のこと。ざっと20人くらい乗ってたでしょうか。ほとんどお年寄りですが勤め人風の若い人もいます。しかしもちろんというかこれから出るのが“最終”なので帰りの足はなく、瀬谷まで電車でということにならざるをえないのですが、そんなに需要があるなら1時間に1本ほどあってもよさそうですけどね。瀬谷から先は日中でも20~30分間隔で走ってます。
ここから乗るのはいつもなら拙者ひとりですけど今日は嫁はんと、もうひとり学生風のヤングもいました。線路を越えて南口へ回り込みますが停留所には止まらず、最初の停留所は瀬谷警察署前です。次の二ツ橋で老夫婦が乗車、ここのバス停ポールは頭の丸い朽ちかけた旧式のものが相変わらず使われてます。
右折して中原街道との交差点手前の左手には“二ツ橋”地名由来の碑が見えます。家康ゆかりとは知りませんでした。片側1車線ながら歩道もない細道を進み、踏切を渡って瀬谷駅へ。老夫婦が降りるもののこんどは大勢が待ち構えてます。車体も小ぶりなので立ち客も多くなるほど。さらに5分ほど走った本郷原で降ります。運賃は190円なり。
細い生活道路をてくてく。道幅は3メートルもないようなところが多く車が来ると難儀します。民家の門前に梅がきれいに咲いてました。
瀬谷本郷公園へ行ってみると、周回道路に路駐防止かガードレールがせり出しており、それはともかく人間も入れなくしているのはいかがなものか。
レストハウス前は工事中で落ち着ける雰囲気でもない。風が強く、きょうが春一番だったそうで砂埃もすごい。トイレを借りて近くの自販機で買ったコーヒーを飲み干し後にした。ここの野球場は両翼97メートル、中堅122メートルと本格的でナイター設備もある。これで観覧席も整えれば高校野球の地区予選にも使えそう。
広いグラウンド
「タカシ!買ってきてくれ!」(分かる人だけ)
向きを変えて瀬谷中央公園方面へ。嫁はんは道端や民家の庭先に放置状態で生えてるペンペン草や蕗を見ては、許しが得られれば摘んでいきたいとのたまう。野菜の無人直売所もあったけどここから輸送するほどではないし、モノもしなびてたので見送り。
さてこっちへ来たのはお目当てのお好み焼き屋さんがあるから。いつも来ては忘れたり定休の月曜に当たったりで食する機会に与れなかった。たしかこのあたりと、、あぁあったあった…
虎縞のロープが張られ、もはや営業はしていない様子です。 看板が残っているのは道しるべ代わりでしょうか。やむなく転進して海軍道路を渡り相沢へと向かいます。途中に小さな梅園を見かけました。
こちらへ来たのは、はまれぽ.com2011年10月12日付記事にあった急坂をこの目で確認してみたかったから。仕事でも通ったことがあるはずで、そんなに急だったかなという印象があったためです。
これもまずまず
場所は地図上の東西に通る道です。上の写真はこの1本北の道です。
見上げてごらん坂の上を
最急部分を見てみると
見下ろしてみる
最急部分で20°(36.4%)らしい。写真を撮っていると軽ワゴンが難儀しながら上っていったが、やはり正直な感想は20°もあるのかな。先日の上大岡周辺とか神奈川区の高島山公園近くとか、このレベルの勾配ならありそうな感じもしてきます。それだけあちこち歩いたために“坂道感覚”が麻痺してしまったのだろうか。さりとて個人で測定器を買うのもためらいます。しかしながらとりあえず“公式記録”としては今のところ横浜市内最急勾配の道です。
酒屋に寄り道して(後述)瀬谷駅へ。南口へ回り瀬谷郵便局を不退転の決意で正面突破します。これで瀬谷区内の“無関心化”が達成されました。他区でも「ゆうちょ銀行」に変わったケースがあり、そこを再訪するかどうかですが近くに行く機会があったらでいいでしょう。あくまで自然体である由。
駅前に戻ると再開発ビルの建設が行なわれてます。猥雑な商店街も半分ほどが姿を消しました。一方で通り沿いはシャッターを閉じたままの“しもた屋”やら空き店舗、中には夜逃げのような貼り紙をしているところもあり寂しさが漂います。
左の並びは… 建て替え中です
お昼を食べたところで空模様が怪しくなり、早いですが撤収とします。瀬谷駅は下り側にも待避線ができ、それはともかく大和寄りが青空立席待合所のままなのはなぜ? 日陰規制で屋根が作れないとは思えないのだが。帰りは8000系でボックス席に落ち着きまったり。乗ってややもすると外は雨となりました。
横浜駅にて。日中のこの並びも見納めになるのか?
横浜へ戻り、そごう8階で今日まで開催の「京のみやび 京都老舗の会」を覗き、山田製油のブースで少し買い物して家路につきました。
ちょっと入ってみた
お土産
最後に、写真の酒屋さんで発売しているオリジナル銘柄のお酒を買ってきました。4合1150円なり。検索しても出てこず、よほどマイナーなんでしょうな。でも醸造元は長野県は上田の会社です。夕食で開けると、辛口でパンチのある飲み応え。それでいて飲みやすい。もっと宣伝しても良さそうだけどあまり造ってないのかな?
【今日の昼食】
食堂きらく(瀬谷4丁目7-18)
☆Aランチ 600円
今日はレバニラ炒め定食、生卵に味のりがついてました。Bランチは450円で今日は鶏唐揚げの卵とじ丼。昨夜が揚げ物だったので見送りました。帰ってから調べると1年ほど前に移転・改称してオープンしたらしい。せっかくなのでビール大瓶(キリンクラシックラガー)も1本頼み、会計すると計1680円で、ビールが480円とは破格だ。料理のお味もなかなか。夜は居酒屋としての利用法もあるようなので是非訪れて鳥正とハシゴしてみたいけど、瀬谷は遠い…
残るは港北区、日にちも決めているため天気と体調が良ければいいな…
なかなか名前のとおり急です
昔は多摩川園→田園調布の坂を旧型車がモーター全開で駆け上がり、旧型ファンにはたまらない場所でした。