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とのさま不経済新聞 by 雲葉

「よるのとのさま」から改題(2013年2月1日)

ご近所探訪 ~「車や」

2014年01月18日 | 酔いどれとのさま
  今年最初の記事は、嫁はんと飲みに出かけた話です。

  「さいとう」のおでんが食べたいなと思い、実に3年ぶりに足を運びます。もうそんなに経ったかと本人が驚いてますが。時の経つのは早いものです。

  「さいとう」

  17時過ぎに奥沢駅を降りて暖簾をくぐると先客ゼロ。サッポロ黒ラベルの大瓶にお新香、煮込み、串焼きと頼みます。煮込み(300円)はモツにネギが乗っただけのいたってシンプルなもの。味噌ではなく醤油仕立てです。

  そして念願のおでんを。例によって鍋を覗き込み選びます。よりどり4品で600円は20年以上前の初入店から変わっていないのではないかな。ひとつひとつの種が大きいのも変わりません。食べてるうちにお客が次から次へと。予約の電話もかかってきます。ビールを追加して1時間強で退出、相変わらず安いお勘定でした。

  腹ごなしに駅周辺を散策。某高知県観光特使や新婚の古賀ちゃんもかつて訪れた鳥汎」を探すも見当たらない。場所は間違ってないようだが、そんなに狭い間口ではなく、不本意ながら見落としたのだろうか。ただ、この辺りと思う場所の建物に、明らかに最近になってそこだけ改築したと見える真新しい“壁”があったのが気になりましたが…。

  武蔵中原へ戻り宮内方面へ。富士通裏門バス停近くにある「車や」の暖簾をくぐります。(冒頭写真

  ビルの1階に3軒並ぶ居酒屋のうちのひとつです。入るとご常連らしき2人だけ。カウンターと小上がり、そして奥に座敷もあるよう。カウンターに腰を下ろします。見ると造りが寿司屋っぽいけど居抜きで入ったのかな?

  ビの字(530円)はこの界隈では珍しいサッポロで、今日はサッポロづくしだ。 嫁はんはレモンサワー(370円)を。突き出しと出されたのは、蕗の煮物、マグロの角煮、野沢菜漬け、わさび漬け、山芋の千切りと盛りだくさん。いずれも少量ながら目でも十分に味わえますし気合いが感じられます。後で計算したらこれで300円のようでした。

  卓上に定番メニュー、壁に本日のおススメが貼られています。料理は刺身3点盛り、ゲソ揚げ、サラダ、ウドの酢味噌、菜の花のからし和えといただく。どれもうまいし値段も良心的です。富士通労働者御用達なのでしょうか。お勘定は奥沢と合わせても諭吉さんで十分お釣りが来ました。

  帰りがけにご常連さんのひとりから、「(店の)表にメニュー出てないのによく入ってこれたね」と半ば感心されました。繁華街じゃないからそんなに怪しい店はないだろうし、今やそういう評判(特に悪評)はネットであっという間に広まります。それに肌に合わないと思ったらお酒1杯と料理1~2品で転進すればいいだけのこと。もっともこちらには20代前半で“国道”に飛び込んだ過去があるのだから。

  看板には季節料理の店ともあり、嫁はんはそれでは季節ごとに来てみたいと話しています。定休日は日曜と、月曜が祝日の場合は連休になるそうです。

  中原区内は意外と居酒屋の宝庫かもしれません。

  

  最後にお店の近くで見つけました。店の電話番号の局番が2桁です。上小田中の住居表示は平成8年(1996年)2月13日施行で、意外やそんなに昔ではありません。

魔法のジョッキ

2013年08月18日 | 酔いどれとのさま
  キリン一番搾りについていた応募券を集めてもらいました

  真空2層構造でビールがぬるくならないという、いわば“魔法瓶”構造のジョッキです

  容量は350ccくらい。底上げなので見かけほど入りません。ビールだけでなくホッピーやアイスコーヒーにも使ってます。なによりありがたいのは、結露でテーブルが水浸しにならないことでしょう。これなら畳の上に直置きしてゴロゴロしながら飲んでも気にならないし(お行儀悪い)、コースターが汚れることもなくなりますし。そういえば写真にはありませんがコースターも付いてました。

  ところで焼酎のボトルキープのように、ビールのいわば樽キープ制があってもいいと思うのですけどね。10リットルや15リットル分を前払いして3か月間、ひとりでもグループでも楽しめるというもの。

  ビールは味の劣化が早いのと、なにより場所を食いますから樽に札を下げてキープは難しい。いちいちサーバーを繋ぎ変えるのも面倒でしょう。

  1杯400ccとして10リットルなら25杯分を1~2割引(例えば1杯500円で提供しているケースなら@400~450円×25=10000~11250円)ならいかが?

  それなら回数券スタイルの方がいいか

近くて遠い元住吉

2013年07月20日 | 酔いどれとのさま
  馴染みの居酒屋さんが元住吉でリニューアルオープンすることになり、それに先立って内覧会が開催され、ご招待をいただいたので喜び勇んで行ってきました。

  我が家から元住吉は便利なようで不便です。自転車なら10分程度でも歩けば30分以上かかる。電車は国電東急が1駅ずつで、乗継割引ながらも計240円と割高。定期があればそこまではかかりませんが。

  それではとそういえば乗ったことがない臨港バス原62系統で向かいます。朝夕のみの運行で夕方は各曜日とも3回だけ。中原駅発1652時の新川崎駅入口行きに乗客は3名、中原駅入口、大戸小学校前で1人2人と乗ります。

  見慣れた景色の中でもバスの視点だといささか違うものですな。途中の「下小田中」バス停の読みは「しもおだなか」で町名(しもこだなか)とは異なります。南武沿線通り上の「上小田中」は「かみこだなか」ですけど、こういう細かい違いは気にし始めたらキリがありません。

  むしろキニナルなら、綱島街道と尻手黒川道が交差する通称“焼肉交差点”こと木月4丁目交差点や、同名のバス停でしょう。ブレーメン通りには「木月3丁目」バス停もあります。(現在は休止中)

  川崎市:区別町名一覧表によれば、中原区木月が住居表示化されて1丁目から4丁目までが誕生したのは平成16~18年(2004~2006年)にかけて。そして木月4丁目は平成18年11月4日実施となっています。

  しかしそれより遥か以前からその交差点やバス停は「木月4丁目」を名乗っていたのです。少なくとも手許にあるニューエスト神奈川県都市地図(昭文社)1994年1月発行の版にも記されています。現在ではその交差点から南東一帯が木月4丁目となったためなんの不思議もないように見えます。

  かつて戸塚駅西口には「戸塚一丁目」という存在しない町名のバス停がありましたし、こういうのは行政上の表記とは別に地域で古くから用いられてきたものなのでしょう。

  さて、元住吉でバスを降りて東横線の車庫へ。3月に同線から退いた1000系とHikarie号が並んでいました(冒頭写真=公道から撮影)。できれば本線上で見たかったですな。もはや叶わぬ夢です

  少し角度を変えて

  約束の時間まで間があったので駅へも。展望デッキのベンチで腰を下ろすと、4月20日に乗った各駅停車飯能行きが出て行くのが見えました。その日と同じ横浜高速の車輌でした。それを目にした隣の母娘連れが「飯能って埼玉のずーーーっと奥だよ。何時間かかるんだろうね」と話してます。元住吉からなら2時間かからないと言ったら意外と近いと思うのだろうか

  時間になりお店へ。懐かしい顔ぶれが並んでいます。

野川居酒屋探訪第二弾

2013年07月09日 | 酔いどれとのさま
  すすき野湯けむりの里を後にした水戸老公一行、というか拙者ひとりですが

  先月来たときにクーポンをあれこれもらいました。定食500円券やらドリンクサービスやら。夏休みの混雑が始まる前に来て疲れを落とします。

  そして夕刻、鷺沼で電車を降りてバス(鷺02系統)に乗り、野川で入ってみたかった居酒屋の暖簾をくぐります。(写真

  「野川くぬぎ坂」バス停を降りて目の前の小さな交差点を西方向へ。第三京浜をくぐって徒歩5分ほどの場所にある小さなお店です。


  これが店名

  17時を20分ほど過ぎたころに入ると先客なし。店主らしい親父さんが小上がりに腰掛け寛いでました。ややあって女将さんも姿を現します。

  平日なのでメニューは少ないとのこと。土日なら本マグロの刺身やら炭火焼の串焼きなども楽しめるそう。平日も串焼きはあるけれど、品数が限られ、炭ではなくグリル焼きと。後に頼んだがそれでもじゅうぶん美味しかった。

  ビールは神奈川県内広域麦酒企業団(笑)で、生400円、中瓶500円なり。ホッピーの文字もあるので(400円、中おかわり300円)いただく。冷や奴200円、ギョウザ300円など良心的な価格だ。麺類やチャーハンなども充実しており、食事だけでもよさそう。ただし昼は営業しておらず、定休日も無く不定休の由。(ラストオーダー22時)

  ちびちび飲んで女将さんと歓談するうち、ご常連さんがひとりまたひとりとやってきます。キープされているボトルも多く、近隣の人に親しまれている店なのだろう。

  ここは昨秋、近くの知人に不幸があり、お悔やみを言いに行ったときに通りかかった。そのときは店頭に「女性おひとりでもお気軽に」との看板が出ていたのだが、男の団体でも勇気がいりそう

  近ごろ奇をてらったような看板や構えで“入りづらさ”を装い、隠れ家的な店を演出するケースが目立つけど、こういう自然の味わいを持つ隠れ家もまたいいのではなかろうか。しかもネット検索してもなんの情報もないときたもんだ。(この記事も簡易な検索対策を施しています)

  1時間少々楽しみ、さほど飲み食いしなかったこともあり安い勘定で店を後に。ということで、このあたりには実はまだまだありますからね~。あと2~3軒は行きましょうか。では

  電飾も

ぼっちり

2013年06月02日 | 酔いどれとのさま
  先月、近所の「武くん」で呑んだ土佐しらぎく 特別純米酒 ぼっちり」をネットで取り寄せました。

  価格は1升2310円、他のお酒も頼んだので送料は無料、ただし箱代がかかります。「武くん」では1合500円だったので良心的な価格といえるのではないでしょうか。

  度数は15~16度と、日本酒としてはスタンダード。口当たりが良く、わりとどんな料理にも合うように思います。昨夜はギョウザと焼いた豚肉で楽しみました。

  今の季節なら台所などに置いといても“冷や酒”ですけど、盛夏だと常温=ぬる燗になってしまいますからなぁ 保存には気を遣います。

ご近所探訪 ~「きらら」

2013年05月22日 | 酔いどれとのさま
  呑みに行く話ばかりのような

  嫁はんとの地元探訪、昨年12月19日に訪れた「市川」の隣のお店です。もちろんというか初入店です。

  18時近くに先客はご常連らしき男性1名だけ。L字型のカウンターに小上がりという作りです。はこの界隈では珍しいかもしれない神奈川県内広域麦酒企業団(笑)ということでハイボールを。嫁はんはライムサワー(各400円)にしました。

  今日のお通しはポテトサラダ(250or300円?)、串焼きは100円から。600円の盛り合わせもありそれを。手羽先から鶉の卵など5種類が盛られ、これはお値打ちかも。

  おススメの中にこしあぶらの天ぷらなる珍しいものがあり、煮込みと頼むとどちらも品切れの由。代わりに山菜やらゴーヤなど野菜の天ぷら盛り合わせが来た。悪くはないけど揚げ加減がいまひとつだったのは残念 付けダレではなくゴマなどを合わせた塩でいただきます。豚レバーの唐揚げに鳥刺しと注文、こちらはなかなかでした。

  ぼちぼちとお客さんも増えてきたところで撤収、次いで2011年7月26日以来となる「武くん」へと転進します。

  まずは、ここは蛇口からというわけではありませんが(笑)生麦酒造場のもの。お通しは蕗の煮物。さっきも食べたのにまた串焼きを。1串70円からと相変わらず安い。並びにある精肉店と同じ経営らしいので当たり前だろうけど味も同じ。先ほど食べそこねた煮込みにスズキの刺身も。

  日本酒を見ると土佐の「ぼっちり」という銘柄がある。正確には「土佐しらぎく 特別純米酒 ぼっちり」らしい。安芸の仙頭酒造場なる蔵で、拙者としたことが初耳であります。

  口当たりが良く、喉越しでカァーっとなってくる。1合500円という値段からも、格段にうまいというわけでなく平凡な味わい。ネットでも買えるようなので改めて試してみよう。

  新丸子を含めた、南武線の“武蔵四駅”間はいいお店が並んでいます。それぞれが競って楽しませてくださるなら嬉しいことではないでしょうか。これからもまた、あちこち探してみようと思います。では

ご近所探訪 ~「三吉」

2013年04月30日 | 酔いどれとのさま
  マルエツ側から(は駅側から)

  先週に続いて嫁はんと呑みに。そう飲み食いするわけでないので極めて低予算です

  場所は中原駅から中原街道をマルエツ方向へ行ったところの小さなお店です。

  店内は5席ほどのカウンターと奥に座敷が。19時過ぎに入ると先客はカウンターに男性ひとりだけで、座敷の電気は消えてました。実直そうなおやじさんが独りで切り盛りしてます。

  生ビール(550円)はサントリー、この界隈には多いですな。なにせ南武線を上ってくるタンク車の中身は、府中で作られたビールという話ですし

  冗談はともかく、近くに同社の商品開発センターや研修センターがあるのですから、営業も力が入るでしょう。(そのサイトの地図で、「南部沿線道路」はまだしも「網島街道」とあるのはいかがなものか)

  料理は二つ折りメニューのほかにホワイトボードや壁の貼り紙におススメが。「長野名物ジンギスカン」が目に入り、それとサラダを1品頼みます。お通し(300円?)にはピリ辛コンニャクと出汁巻き卵。卵はさほど甘くなく拙者好み。

  野菜と一緒に炒められて出てきたジンギスは、嫁はんが口にするなり「○○屋さんかな」 タレの味でわかるという。なぜ北海道でなく長野なのかも気になるし、メニューには(頼まなかったけど)馬刺しの文字も。店主氏は長野と縁のある方なのでしょうか。

  カウンターには「田酒」や司牡丹の「船中八策」、さらには「赤霧島」もあるけれど、こういうのは予算にもっと余裕があるときにしましょう。

  ランチもあるようですし、また訪れることにしましょう。なお月曜定休とのことです。

野川居酒屋探訪

2013年01月29日 | 酔いどれとのさま
  今日は嫁はんと高津区の野川に来ています。しばしば自転車で通りかかりながら気になっていたお店があったのですが、ついに鉄道も断念された街に(讀賣新聞1月29日付)いったいどんなディープなお店なんでしょうかね。では行ってきます!

  南武線武蔵中原駅からバスで約20分の野川は、駅から遠いとはとても思えないほど拓けた場所。付近にはスーパーも2軒あって住宅も建ち並び交通量も多い。ちなみに今回はバスで来ました。念のため

  そして暖簾をくぐったのは、その名も「大将」という店(冒頭写真)。明るい店内ながら18時過ぎというのに先客なし。実は1時間半ほどの在店で他のお客はついに見えませんでした。駅から遠いという場所柄、賑わうのはもっと遅い時間なのでしょうか。火曜日というのもあるのでしょうが。

  カウンターに座り、耳が遠いんで大声で注文してくれと言う陽気な大将だがテレビの音などは聞こえるよう。ある周波数帯が聞き取りにくいのだろうか。

  お通しは里芋の煮物(200円か?)。野菜が高い時節柄、サラダは頼みたくなる。黒板にある本日のおススメに従い牛すじ煮込み(500円)と刺身3点盛り(1500円)を。カウンターのネタケースには3種類しか入ってなく、メニューには5点盛りもあるけど却下されそう。厚く切られたマグロやタコに舌鼓を打つ。

  串焼きはないものの、揚げだし豆腐に300円と格安のイカ下足の炒め煮と堪能して退出したのでした。

  いや~、こんなステキなお店があったとは意外でしたね~。ということでもう1軒くらい探してみようと思います。

  そして来たのは「大将」から歩いて5分ほどの「はづき」という店

  店舗入口

  所在地は高津区千年になります。暖簾をくぐるとまず鼻を突く猫のにおい。見ると3~4匹が目に入ります。知らない人を警戒するのもいれば愛想のいいのも。話によると最盛期には二十数匹いたらしい。

  ここも他にお客はなし。ビールを頼むと、何も言わずおでんが2人分出された。これがお通しか。還暦をとうに過ぎたであろうマスターは話好きで退屈しない。店内も雑然としているがカウンターには様々な洋酒が並ぶ。中には電氣ブランも。マスターが「知ってるかい?」と聞いてくるけど、いつも飲んでると答えると驚いていた。中原の○エツで売っているのは知らなかった様子だ。

  メニューはそう多くなく、なぜか天井に麺類が並ぶ。値段は高めと思いきや、量が3~6人分あるとのこと。さすがにそんなに食べられない。興味のある大食漢の方は試してはいかがか。

  そんなマスターが「あんたお酒強そうだね。これ飲んでみるか?」とショットグラスに液体を注ぐ。口に含んだ瞬間、口内がただれるような感じだ。まさかと思ったが果たしてスピリタスウォッカの96度だった。学生の頃に渋谷の店で飲んで以来だと思う。

  それはサービスだったのか、意外なほど良心的な勘定で店を後にしました。

  側面にはなぜかささやかながらもイルミネーション

ご近所探訪 「市川」

2012年12月19日 | 酔いどれとのさま


  嫁はんと呑みに。近所で行ったことのない店をと思い、「市川」の暖簾をくぐりました。ちなみにこの近くには「若菜(わか菜)」、その隣には「田代」という店もあり、どこの大洋ホエールズだよ

  中央にテーブル席、両サイドに小上がりというレイアウトで、そう広いお店ではないけど落ち着いた雰囲気です。店内は背広姿ばかり。テーブル席にいた建築会社の作業服姿の若い男性が異彩を放つ。

  お通しはイカと里芋の煮物。おそらく250円か? 生ビールは550円なれどジョッキは大きめ。地酒も何種類かあり、越乃寒梅が大徳利なれど大幅な“関税”がかかっているよう。やはり大徳利で司牡丹があり(700円)そちらを。

  特筆ものはおでん(580円)で、値段から想像がつかない量が出てきた。平皿に何種類あったろうか。出汁の効いた汁もおいしく、嫁はんも気に入った様子でした。

  他も料理自体の単価は高めでも量がそこそこあり、カウンター席がないことからも独り飲みには向かなそう。嫁はんと一緒でよかったと思ったのでした。

  例によって食べるときはそれに専念したため写真はありません、あしからず。

ご近所探訪 ~「ちゃこーる」

2012年09月25日 | 酔いどれとのさま
  今日は嫁はんが不在なので夜はどこかでと目論みました。夜勤明けで少し昼寝して…、ところが気がつけば20時半

  そのため遠くは控えて近所で行ってみたかった「ちゃこーる」へ足を運びました(冒頭写真=別の日に撮影)。場所はというと武蔵中原駅南口を出てまっすぐ。信号をふたつ超えた先にあります。

  道路を隔てたスリーエフ跡は、まだテナントが決まらないよう。用途としてはオフィスか店舗だろうけど、コンビニはもはや過剰気味だしスーパーには狭い。

  さて、暖簾をくぐると先客はカウンターにご常連らしき男女一組のみ。そのカウンターに拙者も腰を下ろします。

  ビールは神奈川県内広域麦酒企業団(笑)によるものなのでホッピーを。大580円で黒もあるというのであれうれしや。お通しはなし。串焼きは100円からだがひと串が大きめ。「まくら焼き」なるものが気になったので尋ねると、軟骨や大葉などをペースト状にしたものらしい。店によっては「つくね」と言うだろうが、それはまた別にあり、団子を3個刺したものだった。

  次の飲みものはと品書きを見ると、レモンサワーと酎ハイレモンとがある。どちらも370円なり。おおよその見当はつくので後者を。果たして焼酎を単なる炭酸水で割ったものにレモンスライスが乗って出てきた。個人的にこちらが好みである。

  鮮魚はなく焼き物や煮物がメイン。煮込みもいただき、これもなかなか。

  店内にはドラゴンズvsベイスターズのラヂオ中継が流れる。試合は延長戦に入ってるよう。21時半になって10回裏が終了し、実況のアナウンサーが「ああこれで試合終了…、待ってくださいよ。審判団が集まって協議してます」

  どうやら厳密には試合開始から3時間29分何秒かだったようで、11回突入が宣言された。

  おいしい料理に野球中継まで楽しみ、時刻は22時近くなったので今日はこれにて帰宅しました。

近くて遠かった街 ~武蔵新城

2012年09月18日 | 酔いどれとのさま
  約2か月前、武蔵新城に「串かつでんがな」という店がオープンし、新聞にクーポン付きのチラシが折り込まれてました。それが今月末まで有効ということなので、満を持して嫁はんと出かけてきました。(冒頭写真

  ところがこの店、調べてみると嫁はんが働く近所の宅配ピザ店と同じ会社が運営しているらしい。ずいぶんと手広く展開しているものだ。でもそれなら味に間違いはなかろう。嫁はんの勤め先にも、あちこち食べ比べて一番おいしかったと仰ってくださるご贔屓さんがいるとのことだし。

  新城駅を降りて溝ノ口方向へ。高架下なのでわかりやすい。店内にお客は3~4組というところ。火曜日の18時ならこんなものか。さっそくクーポンを出して生ビールを。すると以前嫁はんの勤め先でバイトいていたという女の子が、こんどはここで働いていた。まさか本人も、辞めて次に選んだバイト先が、また同じ会社とは夢にも思わなかったようだ。拙者は初対面だがなかなか器量の良い子に見える。

  突き出しにキャベツが出るがこれは無料の由。串揚げのお味はなかなか。ホッピーは黒もありあれうれしや。例によって飲み食いするときはそれに専念するので写真はありません。あしからず。

  会計はクーポンの威力もあって安いもの。昼(12時)から開いているので“大人のおやつ”にも適当かもしれません。

  さて、せっかく来たのだし1軒で帰るのはもったいない。そこで溝の口の「かとりや」が新城にもあるというので探してみました。大まかな場所は聞いていたので見当をつけて歩を進めると簡単に見つかった。

  

  カウンターと立ち飲みスタイルの溝の口より店内は広く、座敷もあります。カウンターに落ち着いて、突き出しのキャベツの浅漬け(無料)は同じ。ビールの銘柄もサッポロラガー、そして串焼きの“5本縛り”も同じシステムです(野菜焼き除く)。ただ溝の口では冬季限定の煮込みがここでは食べられるのはあれうれしや。飲みもの食べものともメニューもこちらが豊富かな。もっとも働いてる人の数も多い。

  ここはチェーン店というのではなく暖簾分けか。となると本家となる店はどこなのだろう。

  中原に住んで10年というのに、隣町の新城に縁は遠かった。買い物というと小杉に行ってしまうし。これからまじめに探検してみようかな。

某高知県観光特使の本

2012年06月30日 | 酔いどれとのさま
  5月に高知へ行った母と妹がお土産にくれた、「吉田類の土佐酒note」という本です。やっと受け取れました。発行・発売は株式会社高知新聞総合印刷というところで価格は1000円(952円+消費税)です。

  今年の3月1日に発行、発売され、高知県内ではすでに完売だそう。ずいぶんとメジャーになったものです。例のテレビ番組も、我が家で視聴可能になった4年前にはまだ知る人ぞ知るだったでしょうし。

  内容はというと、飲んでばっかり 最後のほうの数ページで登山の話がある以外は。

  高知には18の酒蔵があるそうで、全蔵の代表銘柄を紹介するページもあれば、代表的といえる7つの蔵を詳しく紹介するページもあります。美丈夫、土佐鶴、酔鯨、亀泉、司牡丹、無手無冠、桂月(登場順)と、酒好きなら耳にしたことのある名前でしょう。

  ネットでも買えるようになったそうですがアマゾンは在庫稀少、ジュンク堂にはあるようです。

  興味があればこの本を片手に土佐のお酒なんぞいかがでしょう。ということで拙者は無手無冠の純米とダバダ火振をいただきま~す

むてむか

2012年05月13日 | 酔いどれとのさま
  高知へ行っているお袋からお土産が届きました。

  高岡郡四万十町(旧幡多郡大正町)は無手無冠の「鬼辛」と、おなじみ栗焼酎「ダバダ火振」です。

  鬼辛は初めてかな?純米や「おりざけ」は何度か飲んだことありますけど。とにかくここの酒はうまいので楽しみです

  飲み方は“冷や”でとあるけど要冷蔵とも。『冷や=常温』というのはもはや古語か。

  この鬼辛も「おりざけ」もアルコール度数は20度超で日本酒としては高い。純米でも18度あります。それでも口当たりがいいため、高知へ行くと調子に乗って飲んでしまい後悔することもありました

  さて、アテはなににしようかな

ご近所探訪 ~「武くん」

2011年07月26日 | 酔いどれとのさま
  今日は南武線の武蔵中原って近所なんですけど、ここは住宅街でもありますし、富士通沖電線、あるいは南武線の電車区といった企業町でもあるんですね。そういうところですから、労働者の疲れを癒してくれるいいお店があるんじゃないかと思います。では



  そういえば今週の放送は居眠りしていて見逃した…(´・ω・`)

  中原に住んで9年が経ったというのに近所で呑むという機会はほとんどなかった。そんなわけで嫁はんとおでかけ。駅の西側、大戸小学校方面へ足を向け、全く前調べもせず(いつもそうだけど)ふらりと入ったのが冒頭写真と地図の「武くん」です。結婚間もないころは近くで焼き鳥を買って帰ったこともあったのですが、いつしか足が遠のきました。

  カウンターに座ってまずはビール。銘柄はキリンラガーで中が580円でもジョッキは大きめ。嫁はんは小(480円)だけど、こちらはハイボール用のジョッキで出てきた。けっこうお値打ちではなかろうか。

  焼き鳥は1串70円からと安い。煮込みに鳥刺の文字が見えたので頼む。豚レバー刺もあるけど水~土曜のみの提供との由で残念至極であった。

  ブック型のメニューのほかに、ホワイトボードには本日のおススメも。その中からアジの磯辺揚げと米ナスの蕗味噌田楽を。海苔やタラコで巻かれた磯辺揚げはなかなか。田楽も絶品で、こういうのはなかなか家庭では食べられない。美味しい料理を奈良の地酒「往馬(いこま)」の純米で流す。値段も手ごろです。いつものことながら料理の写真はありません。飲み食いするときは楽しく専念したいもので、この間はツイッターにも書き込んでません。あしからず。

エンディング
  いや~、それにしても近所にこんないいお店があったんですね~。9年も住んでて知りませんでした。ということでもうすっかり満悦したんですけどね、でもやっぱりあと1~2軒は探したいところです。では

  
星眺め 電車流るる 家路かな(雲葉)


  今日も明日も、上を向いて歩きたい…(ひたパクる)

西小山の「まいどや」

2011年06月25日 | 酔いどれとのさま
  所用で武蔵小山の実家へ。妹も来ていたので帰りがけにどこかという話に。なかなかこれという店がなかったり、入ってみたい店は満員だったりでついには西小山まで歩いてしまいました。

  

  その途中で見かけたニャンコ。懐っこすぎてくっついてくるため撮影に苦労しました。子どもが来ると何もしないのに遠ざかってゆきます。やはり猫って小さい子が苦手なんでしょうか

  駅前に猫カフェができてたり、喫茶店に看板ニャンコがいたり、昔とは変わりました。妹が書店に寄りたいと言うので「にこま通り」へ。その後、路地の奥に赤提灯を見つけ、魅かれるように暖簾をくぐります。

  店の名は「まいどや」。カウンターとテーブル席がひとつの小さなお店です。19時(19時半?)まで生ビール、緑茶割り390円のサービスとあれうれしや。ハイッピーも250円と安い。さすがは博水社のお膝元か。おそらく蛇口を捻ればハイッピーが出るのであろう

  壁に目をやると、某高知県観光特使の色紙があり、出演するテレビ番組のポスターも貼られている。この店が登場したことはないけれど何か縁があるよう。

  さらには駅ホームの柱に掲出される「にしこやま」のホーロー板も。地上駅解体時に工事関係者が譲ってくれたそう。「○万円出すから譲ってほしい」と願い出る輩もいるそうだが、すぐに金の話をする輩にたいてい(すべてではないですよ)ロクなのはいない。転売目的という可能性も大きいわけで、それなら地元に残したほうがよかろう。

  料理も拙者好みの味で妹も気に入ったよう。仕事帰りにふらりと入ったという御仁とも歓談となり、今日のところは「もう一軒」はナシ!大人しく帰ります。

  なおホットペッパーにこの店のクーポンがありますが、サイト中にある道案内は間違っていますのでお気をつけを。

  『西小山駅出入口を出たら左(註:右です)。右に見えるampm(註:ファミリーマートに改装中)左の路地(註:にこま通りのこと)を入って次を右に曲がると(註:左です)見つかります』

  

  最後に東急小杉駅でこんなポスターを見かけました。エスカレータが再開するくらいで大袈裟なような…