『なつかしの店と家並みに、想いを馳せる。
ポケットの小銭あつめて、あの街へ…』
過去に何度も足を運んでいるはずなのに、実はこのえにっきに登場していない場所がありました。それが今回の横浜港シンボルタワーです。そうなると8年ぶり以上ということか。
横浜駅東口バスターミナルから26系統に。バスは全曜日とも毎時1本で、他は手前の海づり桟橋か、本牧車庫行きです。以前は20~40分間隔くらいあったように思いますけど利用がないのでしょうか。
1405時発の便は僅かばかりの乗客で発車。桜木町でも数人が乗っただけ。それも観光客は見たところ2名と雨模様とはいえ寂しいものです。そしてとうとう本降りに。本牧地区へ入ると停留所ごとにひとりまたひとりと降りていき、ついに拙者ひとり。雨のせいもあって寂しさが倍増します。
バスを降りると、休憩所からぞろぞろと10人くらいやってくる。1448時発の折り返しを待っていた人たちで、賑わう時間がずれてただけか。もっとも冬季ならこれが最終便になるのだけど。
芝桜を植えたらしい
駐車場にはかなりの車がいるけれど、これは隣接のドッグラン利用者のものか。休憩所に入り、崎陽軒の横濱チャーハンを買っておいたので昼食にする。冷凍食品を温めて出す自販機もあるけれど、これは“おやつ”程度だろう。
さて展望台へ。付け根まではエレベータがあるものの、その先は階段だけ。バリアフリー化しても無駄遣いなだけかも。最初が10+8段である以外は9段ごとに踊り場があり、展望台までは144段ある。見物客は年配の夫婦が1組だけ。ふたりが降りると別の年配夫婦が来た以外は静かなもの。雨で視界が悪いし仕方ないか。それでもかすかに房総半島が見える。
ベイブリッジを望む
休憩所方向
適当に退出して休憩所でお土産を買い(後述)、1548時のバスで戻ります。この便の乗客は拙者だけ。でも海づり桟橋で2名、その後もぼちぼち乗車がある。山下橋で降りて元町・中華街駅へ。5番(元町口)から入り、地下4階のホームまで階段で降りてみる。うっかり段数を数えるのを忘れた。節電なのか所々電気が消えていて薄暗く、陰鬱な雰囲気が漂う。
そしてここから遥か飯能を目指します。土休日のみ上下計4本だけ存在する各駅停車で2時間13分の“耐久レース”をやろうというわけ。乗車時間だけなら東上線の森林公園行きというのがありますが、設定時間が遅く帰りに難があるため見送り。
長い旅(笑)の起点
元町・中華街発は1606時と1636時の2本、その後者に乗ります。担当車輌は東急か横浜高速ですが来たのは後者のY500系でした。(1606時発はトーチカ)31分の6という確率ですからラッキーなのかどうなのか。
横浜で「よこりん」氏が合流。飯能まで同行してくださいます。代官山までは通い慣れた道。先週、同期や先輩と飲んでたため2回目となる渋谷から沖縄氏も合流し、実は初乗りとなる副都心線へと入ります。
長大編成のワンマン運転を信用していないのと、開業時のそれを隠すような態度にいっそうの不信感を抱いていたので乗るのを避けていたのです。
駅ごとに「ホームドアにご注意を」と放送が流れるけど、その前にホームがあるのか、8両編成ならその心配はないか。でも車内がガラガラで負傷者が出なかったというだけで、拙者は重大事故だと思ってます。安全基準の策定も利権や思惑でも絡むのか遅々として進んでいないし、これで事故が起これば現場の責任ではやりきれないでしょう。
ところで朝日や讀賣の記事を見ようとしたらすでにリンク切れになっている。朝日は3月29日付夕刊に写真入りで出てますけど削除には早すぎるんじゃないか?よほど不都合なのかとまた勘繰りたくなります。
西武線に入って練馬駅の手前で停車。前がつかえているらしい。数分後に動き出し、池袋からの準急と接続を取って出発。こちらが先発とあってけっこう乗り移ってくる。各駅停車といっても西武線内は快速なので5駅通過します。ひばりが丘から再び“各駅停車”になるものの、ずっと乗客は多いまま。沖縄氏は秋津で降りていった。
所沢で特急に抜かれ、ようやく空席が目立つほどに。すっかり周囲が暗くなり練馬での遅れを引きずって4分ほどの遅れで飯能到着。よこりん氏はさすがに疲れたよう。待避が菊名、自由が丘、所沢の3回しかなく、常にそこそこ混んでいたためホームへ出て気分転換できなかったせいもあろう。拙者もいささか疲れた。
飯能駅にて
折り返しも同じ種別で横浜を目指す
拙者の乗車券は、事前に横浜駅近くの“秘密のキップ売り場”で購入していたもの。精算機にみみ線の回数券(200円区間)を投入すると、窓口へと突っ返された。有人改札へ行き、みみ線のと、東急線260円区間とトーチカ190円区間を並べ、トーチカが40円不足なはずなのと、西武線の分とを支払って駅を出た。
遥かなる旅(笑)の終着
さてせっかく来たのにとんぼ返りでは面白くない。どこかで一献と思うも初めての街でもあり、なんとなく雰囲気のよさげな店へ。北口から目抜き通りを進んだところにある「花可」の暖簾をくぐります。(例によって下調べは一切していません)
飯能の「花可」(はなか)
店内はカウンターと奥に座敷があるよう。ビールはサッポロ、よこりん氏は寒いこともあって焼酎のお湯割りを。串焼きは100円から。料理も酒も全体的に良心的な価格だ。そのぶん品によって量が少なめなものもあるのだが、これならひとりで入ってもあれこれ楽しめそう。串焼きの味噌ダレがなかなかだったり、鳥刺しに鳥豆腐鍋に軟骨揚げに、って思い返せば鶏ばっかだったなメンチカツも食べたか。でも満悦して店を後にしました
最後に“お土産”を。
「よこはまHONMOKUカレー」
シンボルタワー休憩所の管理事務室で売ってます。525円といいお値段。賞味期限が今年の10月と、レトルトにしては短い気がするけどあまり売れていないのでしょうか。
製造者は誠晃産業株式会社埼玉工場とあり、なるほどここでも埼玉との直通をPRと(違
ポケットの小銭あつめて、あの街へ…』
過去に何度も足を運んでいるはずなのに、実はこのえにっきに登場していない場所がありました。それが今回の横浜港シンボルタワーです。そうなると8年ぶり以上ということか。
横浜駅東口バスターミナルから26系統に。バスは全曜日とも毎時1本で、他は手前の海づり桟橋か、本牧車庫行きです。以前は20~40分間隔くらいあったように思いますけど利用がないのでしょうか。
1405時発の便は僅かばかりの乗客で発車。桜木町でも数人が乗っただけ。それも観光客は見たところ2名と雨模様とはいえ寂しいものです。そしてとうとう本降りに。本牧地区へ入ると停留所ごとにひとりまたひとりと降りていき、ついに拙者ひとり。雨のせいもあって寂しさが倍増します。
バスを降りると、休憩所からぞろぞろと10人くらいやってくる。1448時発の折り返しを待っていた人たちで、賑わう時間がずれてただけか。もっとも冬季ならこれが最終便になるのだけど。
芝桜を植えたらしい
駐車場にはかなりの車がいるけれど、これは隣接のドッグラン利用者のものか。休憩所に入り、崎陽軒の横濱チャーハンを買っておいたので昼食にする。冷凍食品を温めて出す自販機もあるけれど、これは“おやつ”程度だろう。
さて展望台へ。付け根まではエレベータがあるものの、その先は階段だけ。バリアフリー化しても無駄遣いなだけかも。最初が10+8段である以外は9段ごとに踊り場があり、展望台までは144段ある。見物客は年配の夫婦が1組だけ。ふたりが降りると別の年配夫婦が来た以外は静かなもの。雨で視界が悪いし仕方ないか。それでもかすかに房総半島が見える。
ベイブリッジを望む
休憩所方向
適当に退出して休憩所でお土産を買い(後述)、1548時のバスで戻ります。この便の乗客は拙者だけ。でも海づり桟橋で2名、その後もぼちぼち乗車がある。山下橋で降りて元町・中華街駅へ。5番(元町口)から入り、地下4階のホームまで階段で降りてみる。うっかり段数を数えるのを忘れた。節電なのか所々電気が消えていて薄暗く、陰鬱な雰囲気が漂う。
そしてここから遥か飯能を目指します。土休日のみ上下計4本だけ存在する各駅停車で2時間13分の“耐久レース”をやろうというわけ。乗車時間だけなら東上線の森林公園行きというのがありますが、設定時間が遅く帰りに難があるため見送り。
長い旅(笑)の起点
元町・中華街発は1606時と1636時の2本、その後者に乗ります。担当車輌は東急か横浜高速ですが来たのは後者のY500系でした。(1606時発はトーチカ)31分の6という確率ですからラッキーなのかどうなのか。
横浜で「よこりん」氏が合流。飯能まで同行してくださいます。代官山までは通い慣れた道。先週、同期や先輩と飲んでたため2回目となる渋谷から沖縄氏も合流し、実は初乗りとなる副都心線へと入ります。
長大編成のワンマン運転を信用していないのと、開業時のそれを隠すような態度にいっそうの不信感を抱いていたので乗るのを避けていたのです。
駅ごとに「ホームドアにご注意を」と放送が流れるけど、その前にホームがあるのか、8両編成ならその心配はないか。でも車内がガラガラで負傷者が出なかったというだけで、拙者は重大事故だと思ってます。安全基準の策定も利権や思惑でも絡むのか遅々として進んでいないし、これで事故が起これば現場の責任ではやりきれないでしょう。
ところで朝日や讀賣の記事を見ようとしたらすでにリンク切れになっている。朝日は3月29日付夕刊に写真入りで出てますけど削除には早すぎるんじゃないか?よほど不都合なのかとまた勘繰りたくなります。
西武線に入って練馬駅の手前で停車。前がつかえているらしい。数分後に動き出し、池袋からの準急と接続を取って出発。こちらが先発とあってけっこう乗り移ってくる。各駅停車といっても西武線内は快速なので5駅通過します。ひばりが丘から再び“各駅停車”になるものの、ずっと乗客は多いまま。沖縄氏は秋津で降りていった。
所沢で特急に抜かれ、ようやく空席が目立つほどに。すっかり周囲が暗くなり練馬での遅れを引きずって4分ほどの遅れで飯能到着。よこりん氏はさすがに疲れたよう。待避が菊名、自由が丘、所沢の3回しかなく、常にそこそこ混んでいたためホームへ出て気分転換できなかったせいもあろう。拙者もいささか疲れた。
飯能駅にて
折り返しも同じ種別で横浜を目指す
拙者の乗車券は、事前に横浜駅近くの“秘密のキップ売り場”で購入していたもの。精算機にみみ線の回数券(200円区間)を投入すると、窓口へと突っ返された。有人改札へ行き、みみ線のと、東急線260円区間とトーチカ190円区間を並べ、トーチカが40円不足なはずなのと、西武線の分とを支払って駅を出た。
遥かなる旅(笑)の終着
さてせっかく来たのにとんぼ返りでは面白くない。どこかで一献と思うも初めての街でもあり、なんとなく雰囲気のよさげな店へ。北口から目抜き通りを進んだところにある「花可」の暖簾をくぐります。(例によって下調べは一切していません)
飯能の「花可」(はなか)
店内はカウンターと奥に座敷があるよう。ビールはサッポロ、よこりん氏は寒いこともあって焼酎のお湯割りを。串焼きは100円から。料理も酒も全体的に良心的な価格だ。そのぶん品によって量が少なめなものもあるのだが、これならひとりで入ってもあれこれ楽しめそう。串焼きの味噌ダレがなかなかだったり、鳥刺しに鳥豆腐鍋に軟骨揚げに、って思い返せば鶏ばっかだったなメンチカツも食べたか。でも満悦して店を後にしました
最後に“お土産”を。
「よこはまHONMOKUカレー」
シンボルタワー休憩所の管理事務室で売ってます。525円といいお値段。賞味期限が今年の10月と、レトルトにしては短い気がするけどあまり売れていないのでしょうか。
製造者は誠晃産業株式会社埼玉工場とあり、なるほどここでも埼玉との直通をPRと(違
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