工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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新田GMの講演会内容 ~経営計画編~

2012年02月23日 23時38分04秒 | サッカー馬鹿
<中期経営計画について>

・J入り後から「5年でJ1」という長期計画があったが、その途中で就任した中津社長とも「唱えているだけではどうにもならない」「(昨季までは)とにかく3位以内に入ればJ1行けるが、『J1に行く』っていうのはそういう事じゃないよね」と話していた。

・経営基盤を強化し、J1にふさわしいクラブになって行かないと、たまたま3位以内でJ1行ってもすぐ落ちてしまう。チーム強化だけではなく、クラブの経営基盤の強化が必要。

・昨年のJ1クラブ平均売り上げはおよそ30億円。J2は平均でおよそ10億円。売り上げの差は3倍もある。30億円規模でやって行くのがJ1の平均。売り上げだけではなくチーム人件費(選手年俸、アカデミーも含めた指導者年俸)のJ1平均は14億円。J2平均は4億円。これも3倍以上の開きがある。

・経営もJ1に近づくために、GM就任後から売り上げ目標を10億円に設定した(就任時の売り上げは5億円だった)。

・お金やモノでいただけるスポンサー収入(パートナー契約料)、これが現在は4億円。

・入場料収入の客単価は浦和が2800円なのに対し、栃木は1100円。これはJクラブでも下の方だし、同じ人数が入っても収入は浦和の3分の1以下になってしまう。

・昨年の栃木の1試合平均入場者数は4939人(一昨年は4157人)。震災のあった昨季、入場者数を伸ばしたクラブはJ2で5クラブくらいしかない。そんな中で栃木は入場者数を伸ばしたが、バックスタンドが完成したのでそこで一度観ていただきたいという事もあり、ゴール裏と同じ値段設定(前売りで1500円)にしたのもその要因。

・さいスタとグリスタの仕様の差を考えると同じ値段設定にするのは難しいが、年パスやチケット代金の値上げは、大変申し訳ないがJ1へ行くためにサポーターの皆さんにも負担していただきたいと考えた。そもそも昨年が安すぎたので、元に戻したという感じ。
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