この処分は妥当なのか？

昨晩の中国戦、いやーシビレました！
なでしこの精神力は本当にすごい！恐れ入りました。



先制ゴールの澤選手、勝ち越しゴールの岩清水選手、そして両方をアシストした宮間選手が素晴らしかった事は間違いありませんが、ピッチに立っていた選手全員が本当に素晴らしい活躍をした試合でした。
その中でも私は川澄選手の試合後のこのコメントに感動を覚えました。



「疲れた」「しんどかった」「厳しい戦い」など、男子ではありふれた無難なコメントに終始する選手が多い中、なでしこの選手達は誰もが自分の言葉で素直にインタビューに答えているという印象です。しかもそのどれもが前向きなコメントばかりです。
120分間走り切ってもなお「楽しかった」とコメントできる川澄選手。子ども達にはぜひプレーだけではなく、こういう面から多くの事を感じ取って欲しいです。



さて。



愛媛サポーターによる讃岐中傷ゲーフラの件に対する処分内容が発表されました。皆さんはこの件に関するこの処分、どうお考えでしょうか？個人的には今回の処分内容にちょっと疑問を感じています。



『5月18日J2第14節 カマタマーレ讃岐戦でのトラブルについて』（愛媛FC公式）

【処分内容】
1. カマタマーレ讃岐選手バスの通行妨害行為のみに関わった人物5名
ホームゲームへの入場禁止10試合
期間：5月24日（土） ～ 9月14日（日）
※入場禁止期間中のアウェイゲームも入場禁止とする。

2. カマタマーレ讃岐選手バスの通行妨害行為、および不適切なゲートフラッグをスタジアム内外で掲げた人物1名
クラブのホームゲームおよびアウェイゲームへの無期限入場禁止



バスの通行妨害行為に対する処分は妥当なものだという認識です。これに関しては当該サポーターは甘んじて受け入れるべきだと、個人的にはそう思います。ですが、ゲーフラの件に関しては率直に「重過ぎるのでは？」と思っています。

確かに今回の愛媛サポーターのゲーフラは決して正しい行いではないですし、褒められた行為ではありません。しかしチェアマンも今回の件が浦和の件とは明確に違う事を認識しています。浦和の件では当該サポーターズクラブのメンバー全員に対し無期限の入場禁止処分という判断でした。今回は個人とはいえ、同じように無期限入場禁止処分。例えバス通行妨害との抱き合わせ処分だったとしても、人種差別問題と同等の処分はあまりにも重過ぎるような気がします。

あくまでも個人的な見解です。