さて、今季もやりますよ!スパイクマニアの院長が出場選手の着用スパイクをチェックいたします(^^)
スパイクは選手が唯一こだわりを持って選べるサッカー用具です。着用スパイクから、その選手のプレースタイルやサッカーに対するこだわり、試合運びの意図など様々な情報が読み取れます。
【ユ・ヒョン選手】
ナイキ・マーキュリアルヴェイパー12 360 エリート FG(MIXスタッド)
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
ユ・ヒョン選手はGKとしては珍しい攻撃的なスパイクを着用。ビルドアップにも参加するという意図があるのかも知れません。イエローっぽく見えますが蛍光グリーンです。
【森下選手】
ナイキ・ティエンポ レジェンド7 エリート HG-E(MIXソール仕様)
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
森下選手はナイキのフィッティングスパイクであるティエンポを着用。エリートに採用されているソールは旧モデルに比べ耐久性やグリップ力がUPし、軽量化にも成功。ソールがメッキ加工されており、前方には屈曲溝が新設されています。HG-EソールをMIXソールに加工したスパイクでした。
【藤原選手】
ミズノ・モレリアウェーブ
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
藤原選手はモレリアウェーブを愛用。モレリアのコンセプトである軽量・柔軟・素足感覚を備えつつ、ランニングシューズの衝撃吸収素材であるミズノウェーブを内蔵。アウトソールにはブレードスタッドを採用したモレリアの高機能モデルです。
2003年に発売されたモレリアウェーブは、残念ながら昨年で廃盤となりました。藤原選手は今も大事に使い続けているようです。
【温井選手】
プーマ・フューチャー 18.1 NETFIT FG/AG
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
温井選手は昨季と同じくボールコントロールに優れたプーマ・フューチャーを着用。次世代のサッカーシューズがコンセプトで、NETFITシステムによりシューレースの通し方は自由自在。温井選手は昨季同様、ほぼノーマルなシューレースの通し方でした。
近年の軽量化の流れに反したやや重めのスパイクなので、おそらくプレイスキックも重視してのチョイスなのだと思います。
【川田選手】
ナイキ・ティエンポ レジェンド7 エリート FG
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
川田選手、今季はティエンポのFGソールを着用。オールラウンダーなナイキのフィッティングスパイクです。
【枝村選手】
プーマ・プーマワン J1 HG(アウトソール別注仕様)
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
「究極のサッカーシューズ追求」がコンセプトのプーマワン。アッパーにはハイグレードカンガルーレザーを仕様した、日本人仕様の幅広ワイドフィットを採用したJのトップモデルです。
プーマの契約選手である枝村選手のプーマワンは、市販品とは違いソールに丸型スタッド11本、中央にブレードスタッド3本を配した特別仕様です。
【岩間選手】
アンダーアーマー・マグネティコ プロ FG
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
クラッチフィットフォースの後継モデルであるマグネティコ。アッパーには極めて薄い素足感覚の人工皮革を採用していますが、軽量化と柔軟性を併せ持つ極薄マイクロファイバー素材は耐久性に低く、試合用の上質な人工皮革モデルという割り切った使い方で本領を発揮するスパイクです。実際に岩間選手も練習では旧モデルのクラッチフィットフォース 2.0 HG JPを使用しているようです。
【福田選手】
ミズノ・モレリアNEO2
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
モレリアNEO2は軽量、柔軟、素足感覚のコンセプトで幅広い層に支持されているミズノのフィット系スパイク。Jリーグでも愛用者が多いスパイクです。モレリア2をより進化させたスパイクですが、基本的にブラックかホワイトの2色しかないクラシカルなモレリア2に比べ、限定カラーも含めるとカラーバリエーションが非常に豊富なのも魅力のひとつです。福田選手は2017年に2500足限定で販売された、藍色の着物にインスパイアされた限定カラー品である「indigo KIMONO」を着用していました。
【大黒選手】
ナイキ・マーキュリアル ヴェイパー12 360 エリート FG
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
ナイキの契約選手である大黒選手は今季もマーキュリアルを着用。J2通算102ゴールのすべてをマーキュリアルで奪っています。今季もこのスパイクでゴールを量産して欲しいですね。
【西谷和選手】
ナイキ・マーキュリアル スーパーフライ6 エリート FG
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
マーキュリアル スーパーフライ愛用者の西谷選手。足を包み込むようなぴったりのフィット感で抜群のボールタッチを実現。前足部のプレートがフィールドで爆発的な加速をサポートするスパイクです。
【浜下選手】
ナイキ・ティエンポ レジェンド7 エリート HG-E
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
柔軟なフィット感を提供し、短い芝のフィールドで圧倒的なボールタッチを実現したナイキのフィッティングスパイクです。浜下選手はHGソールを愛用。開幕戦は昨年10月に発売されたAlways Forward Packの限定カラーでした。
【寺田選手】
ナイキ・ティエンポ レジェンド7 FG
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
ティエンポ愛用者の寺田選手。試合前のアップではユニバーシティレッドでしたが、試合ではブラックを着用していました。ティエンポは様々なポジションに適したナイキのフィッティングスパイクです。
【平岡選手】
アシックス・DSライト X-FLY 4
(http://www.tochigisc.jp/game/2019022402)
平岡選手はアシックスのDSライトを着用。プラチナムカンガルーレザーにMOIS TECT加工をすることで、雨天使用後の手入れのしやすさを実現。コンディションに左右される事なく着用できる天然皮革モデルとして、部活生からプロまで幅広く愛用者がいるフィッティングスパイクです。
さて、私も今日のお昼は娘のスパイクのお手入れです(笑)。しばらく履かずにいたら革が硬くなってしまったのだとか。お手入れをサボっちゃダメですよ。
クリームを塗って徐々に柔らかくし、傷んだシューレースと中敷きは交換。仕上げに補色クリームで革の色を復元します。
こうしてお手入れをしていると、スパイクの痛み具合で選手のクセや足にかかる負荷を推測できますし、それを把握することでケガの予防にもつながります。
スパイク磨いてる時が一番楽しいわ(^^)