吹田マーヴィズが解散となりました・・・

これまでにも何度かこのブログでも取り上げて来ましたが、資金難に苦しむ社会人アメリカンフットボール・Xリーグ西地区２部に所属する吹田マーヴィーズの解散が発表されました。

『吹田マーヴィーズ解散のお知らせ』（吹田マーヴィーズ公式）

『吹田マーヴィーズが解散発表　資金難で２部降格中、代替でベアーズ昇格』（産経ニュース）

やっぱりというか、何というか・・・。
では、ここまでの経緯を簡単にまとめます。
題して『吹田マーヴィーズ転落への歴史』。



2009年、親会社の内外電機が撤退し、クラブチーム・吹田マーヴィーズとしてX1参戦。
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2シーズンともそこそこの成績を収める。
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ところが2年間でリーグ参加費など計1100万円の滞納が発覚（ほとんど全額支払っていなかった）。
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2011年2月10日までに500万円を払わなければ来年度の公式戦参加を認めない方針と通達。
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2月10日、吹田が何とか500万円を支払う。資金的にX1は厳しいため、X2自主降格を申し入れ。
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2月12日、臨時理事会で吹田の2部降格が承認される。
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2月14日、X2の名古屋サイクロンズがX1昇格となる。
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X2降格に選手が反発。約60名いた選手が大量離脱。何と2人にまで激減。
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5月6日、部員不足で西日本選手権ジュニアトーナメントの出場を辞退。
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本日、チーム解散を発表。X3からベアーズが昇格予定と発表される。



・・・とまぁこんな流れでした。吹田側の態度は無責任極まりないです。多くのチームを振り回し、多くのサポーターの期待を裏切り、多くの関係者に多大な迷惑をかける結果となりました。こんな事なら2月の時点で解散していた方が良かったとも思えます。
一番悲しんでいるのは吹田マーヴィーズを応援していた方々でしょう。彼らの心情を思うとかける言葉もありません。本当に残念でなりません。



アメフットの話題をもうひとつ。



明日はNHKサンデースポーツで日本人でNFLに最も近い男・木下典明選手の特集がございます。お暇なら観てくださいね。
今シーズンからオービックシーガルズでプレーする木下選手。当然ながら来月オーストリアで行われる世界選手権日本代表にも選ばれているわけですが、Xリーグで同じカンファレンスに所属する我らが日本ユニシスBULLSにとっては最大級の警戒が必要になる強敵でございます。

今シーズンのX1セントラルカンファレンスにはオービックシーガルズにＩＢＭビッグブルー、アサヒビールシルバースター、相模原ライズ・・・強敵がごっそり固まりました。何この無理ゲー（　-＿-）
我らが日本ユニシスBULLS、現実的に考えれば今シーズンはX1残留が最大の目標となります。実質的にはオール東京ガスクリエイターズとの一騎打ちとなるシーズンでございます。まずは東京ガスだけには絶対に勝って、何が何でも1勝した状態でセカンドステージに進出しましょう！

・・・はぁ、シーズン開幕前から弱気になるなぁ（；´д｀）