工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

準備万端!?

2007年10月15日 19時46分15秒 | 鍼灸師会・学会・勉強会
先ほど坊主の治療をしておりましたらね、突然坊主の両目から涙がポロンとこぼれ落ちたの。あれっ!?痛かった!?
「ううん、死んだじいちゃんの事思い出してた」
ああ、そうか。じいちゃんの事、いつまでも忘れるんじゃないぞ。
突然泣き出すからびっくりしましたけどね、そういう理由ならしゃーない。この子はこの子なりにいろんな事考えて生きてるんだろうし。

・・・そうは見えない損なツラ(はっきり言えばアホ面)してるのが惜しい(^^;)

はい、院長でございます。
昨日は久しぶりにやらかしてしまいました(笑)。
僕よりも会場の事務のお兄さんの方がびっくりしてましたけど(^^;)

まぁね、すぐに帰るのも何だし、上野の国立博物館を観て参りましたよ。前から一度行ってみたかった場所でしたが、こういう形で実現するとは思わなんだ(・_・;)
3時間ほどかけてじっくり拝見して参りましたが、入ってすぐの場所に土偶が展示してありましてね。説明書きには『栃木県真岡市出土品』と記入してありました。
「おお、おまえさん、実は私もそこから来たんだよ。真岡はあんたが留守にしている間にずいぶん暮らしやすい町に発展して来たよ。」
土偶に世間話をぶちかましてやりました。何でしょうねぇ、ただの土偶なのに「おまえも真岡なのか!!俺も俺も!!」っていう親近感が沸いて来るのね、ああいう異国(?)の地で同郷の人(物だけど)と出会った時って。すると奴は「あんた、真岡から来たのか?そうかなのか。どうだい、亀山あたりの景色も変わっちまったのか?」何て・・・事は一切申しませんで、無言のまま数千年変わらぬ足を組んだスタイルで私の話を聞き流しておりました。全くもって冷たい奴でございます。東京に住むようになって、すでに気分は都会人なのでありましょうか。生粋の田舎者のくせに。この東京かぶれめ。

お昼は上野のアメ横や御徒町商店街でお買い物しておりましたが、昨日さ、御徒町で殺人事件があったんだって?ちょうどその頃私、事件現場から50mほどしか離れていないジュエンっていうお店におりましてね。事件の事は全く知らなかったのですが、あれよあれよという間に大勢の警察官は来るし、報道各社も集まってくるしで御徒町はえらい騒ぎになっておりましたよ。



テレビで観た事あるレポーターが大集結しておりまして、「あっ!!フジの春日アナだ!!特ダネかしら!?」とかね、ちょっぴりミーハー気分で事件現場を横目に買い物してました(^^;)

それにしても怖いねぇ。東京は怖いねぇ。

午後は同じ関東支部の講師の先生とお会いしまして、平成19年度経絡治療学会関東支部講習会の講義内容について打ち合わせを致しました。わざわざ上野まで来て頂いてありがとうございます。先生はスーツ姿の私を見て「ばーかばーか(笑)」と指差して大笑いしておりましたが(^^;)
私は基礎科の担当なのですが、第1回目(来週ね・笑)は2時間半の会長講義だけで終わる予定ですので、2回目以降の実技に関する講義からが私の本番でございます。おそらく私が担当するのは鍼灸学校へ通う1年生が中心となるグループになると思いますけれど、1年生となると東洋医学概論の授業だってそんなに進んでいないはず。ですからね、講義内容は本当に基礎的な部分から入らなければならないのですが、どこまで教えるか、またどこまでなら理解してもらえるのか・・・。その辺に関する打ち合わせを致しまして、ようやく概要は固まって参りましたよ。下っ端講師ですからね、準備だけはしっかりしておかなければ。短時間でしたが非常に有意義なお時間でございました。
受講生の皆さんには1年間で基礎的な知識と治療技術を身につけ、しっかりと診断して治療するという、ある程度のレベルにまで到達できるようにご指導しなければなりません。我々講師陣も1年間、気合を入れてがんばりますよ(^^)ノシ
コメント
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